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殺人事件編-4
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その後ナオコも文花も気分は上がらず、結局帰る事になった。
ナオコは亀戸に住んでいるので、途中まで一緒に電車に乗る事なった。
土曜日の午後の電車の中は、それほど混んでがなく座れたが、ナオコはやっぱりまだ具合が悪そうに見えた。
文花も少し心配になり亀戸駅で一緒に降りた。
ナオコはホームのベンチに座り、ペットボトルの水を飲んだ。ようやく少し元気が戻ったように見えたが。
「ナオコさん大丈夫?」
ナオコの隣に座りながら、文花は言った。
「だめね。私本当にメンタル弱いな」
「そんな事ないって。確かにミイのあの言いようはないわね」
自分の事を棚に上げて。
具合が悪くなったナオコを見て、あの場で不倫をバラしてやっても良かったと後悔する。あの様子では桜村糖子との炎上も全くこたえていないようだった。夫がミイの元へ行った事は、結果的に文花が傷ついただけだった。
「浅山ミイに、どうせ腰掛けで男に寄生したいから婚活しているんでしょって昔言われた事があるの」
「あら、私みたいに夫に不倫されてる専業主婦なんて悲惨なものよ。結婚に夢見てる女性なんて居るの?」
「文花さん、それ笑っていいか迷う冗談ですね…」
ナオコはそうは言ってもクスリと笑って再び水を飲んだ。
「私、仕事は非正規なの」
「そう」
ナオコは詳しい仕事内容は言わなかった。言いたくないのだろう。文花はそれ以上仕事の話はしなかった。
「でも実際バリキャリの女性ってそう多くないよねぇ。少なくとも私は夫と結婚する前、完全に腰掛けでしかもお局だったのよねぇ。はは、キャリアウーマンの女がカッコいいのって単なるテレビの洗脳よ」
文花は結婚前は書店で働いていた。編集者と営業にきた夫と何故か意気投合して出会って一ヶ月ぐらいで結婚が決まった。あの時はどうかしてた。
「私からすれば働いてるだけマシよ」
「そうですかねぇ……」
「そうよ。とにかくミイの言う事なんて気にしない方がいいわよ」
二人でこうして話していたら、ナオコもだんだん唇や頬に血の気が戻っていた。
今回のカフェへお茶する事は、ミイのせいで楽しめなかったが、次またカフェ行く約束をしてナオコと別れた。
ナオコや今日目撃したクライアントの様子からしてミイはかなりタチの悪い不倫相手だ。
でも絶対負けてなるものかと心に誓った。
ナオコは亀戸に住んでいるので、途中まで一緒に電車に乗る事なった。
土曜日の午後の電車の中は、それほど混んでがなく座れたが、ナオコはやっぱりまだ具合が悪そうに見えた。
文花も少し心配になり亀戸駅で一緒に降りた。
ナオコはホームのベンチに座り、ペットボトルの水を飲んだ。ようやく少し元気が戻ったように見えたが。
「ナオコさん大丈夫?」
ナオコの隣に座りながら、文花は言った。
「だめね。私本当にメンタル弱いな」
「そんな事ないって。確かにミイのあの言いようはないわね」
自分の事を棚に上げて。
具合が悪くなったナオコを見て、あの場で不倫をバラしてやっても良かったと後悔する。あの様子では桜村糖子との炎上も全くこたえていないようだった。夫がミイの元へ行った事は、結果的に文花が傷ついただけだった。
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「あら、私みたいに夫に不倫されてる専業主婦なんて悲惨なものよ。結婚に夢見てる女性なんて居るの?」
「文花さん、それ笑っていいか迷う冗談ですね…」
ナオコはそうは言ってもクスリと笑って再び水を飲んだ。
「私、仕事は非正規なの」
「そう」
ナオコは詳しい仕事内容は言わなかった。言いたくないのだろう。文花はそれ以上仕事の話はしなかった。
「でも実際バリキャリの女性ってそう多くないよねぇ。少なくとも私は夫と結婚する前、完全に腰掛けでしかもお局だったのよねぇ。はは、キャリアウーマンの女がカッコいいのって単なるテレビの洗脳よ」
文花は結婚前は書店で働いていた。編集者と営業にきた夫と何故か意気投合して出会って一ヶ月ぐらいで結婚が決まった。あの時はどうかしてた。
「私からすれば働いてるだけマシよ」
「そうですかねぇ……」
「そうよ。とにかくミイの言う事なんて気にしない方がいいわよ」
二人でこうして話していたら、ナオコもだんだん唇や頬に血の気が戻っていた。
今回のカフェへお茶する事は、ミイのせいで楽しめなかったが、次またカフェ行く約束をしてナオコと別れた。
ナオコや今日目撃したクライアントの様子からしてミイはかなりタチの悪い不倫相手だ。
でも絶対負けてなるものかと心に誓った。
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