18 / 95
第一章
18話
しおりを挟む
イオリはゆっくりとヘッドホンを外し、軽く息を吐く。
指先で髪を整えてから、デスクの電源を落とし、ようやくこちらを振り向いた。
「……お待たせしました」
穏やかな声だった。
さっきまで画面越しに見せていた明るさとは違う、少し低くて落ち着いた声。
「ん」
短く返すと、イオリは少しだけ口元を緩めた。
その笑みが、なんだかくすぐったくて、俺は視線を逸らす。
数秒の沈黙のあと、イオリはぽつりと口を開いた。
「……長くなっちゃいましたね」
「別に」
「退屈じゃなかったですか?」
「してるの、見てるだけだったし」
軽く肩を竦めて答えると、イオリは柔らかく笑って「そうですか」とだけ返す。
静まり返った部屋には、機材の電源が落ちる音と、外の風の音だけが残っている。
さっきまで喧噪に包まれていた空間が、急に現実に戻ったようで、少しだけ居心地が悪くなる。
「……なんか、久しぶりに緊張しました」
不意にイオリが呟いた。
モニターの明かりを受けたその横顔は、どこか照れているようにも見える。
「なんか、変にシキ様のこと意識しちゃって」
「へぇ。あんな堂々としてたのに?」
茶化すように言うと、イオリは一瞬だけ目を瞬かせて、それから小さく笑った。けれどその笑いはどこか力が抜けていて、耳の先が少しだけ赤くなっている。
「だって、シキ様に見られてるって思うと……なんか、落ち着かなくて」
「なんで?」
「……なんで、ですかね」
言葉を濁して、イオリは視線をモニターの方へ逸らす。
モニターの明かりが彼の横顔を淡く照らして、その光の中で揺れるまつ毛の影が、妙に綺麗だった。
しばらくの沈黙のあと、イオリが小さく息を吐く。
「あの、シキ様」
「ん?」
「お腹、減ってませんか?」
不意に出たその言葉に、少しだけ目を瞬かせた。
「そういえば、今日、まだ何も食べてないか」
「今、家に食材ほとんどなくて。食べにいくか、出前頼もうかなって思ってるんですけど……シキ様、何か食べたいものあります?」
「んー。別に、なんでも」
そう答えると、イオリは小さく肩を落とした。
「なんでもって一番困るやつです」
そう言って微笑むイオリの声が、少し柔らかく響いた。スマホを操作する手つきも、どこか楽しそうで。俺は、そんな横顔を見ながらふと口を開く。
「お前、いつもそんな感じなのか?」
「え?」
「いや、楽しそうだなって思って」
イオリは少しだけ目を見開いて、それから照れたように笑った。
「シキ様が隣にいるからかもしれません」
その言葉を、笑いながら聞き流すふりをした。けれど、胸の奥では小さく音を立てて、何かが沈んでいく。
さっきもそうだ。「シキ様がいるから意識しちゃって」なんて、軽い調子で言っていた。
きっとこれも同じ類の言葉だ。ただの社交辞令か、モテる男が相手に自分を意識させるための手法。
(こういうの、慣れてるんだろうな)
そんなことを漠然と思ってしまう。イオリが笑えば、周囲は勝手に温度を上げる。俺だって例外じゃない。面がいい男に好意を向けられたらそりゃあ気分も良くなる。
でもさっき、こいつは自分で言ってたじゃないか。“俺とはただの知り合い”だって。間違いではない関係性ではあるが、ちゃんと言葉にされるとなんか虚しさが増した。
"好き"とは店で何度か言われたことがあるが、本当に俺のことを好きなのかなんて、わかるはずもない。そのわからなさが、急に現実に引き戻す。
だから、心が少しでも沸き立つたびに、自分でその熱を押しつぶすように、冷めたふりをする。
(こんなことで、心を沸かせてたらダメだな)
そう思って息を吐く。イオリは何事もなかったように笑って、スマホの画面を見せてくる。
「出前、頼みましょうか。ほら、ここの中華とかどうです?」
その明るさに、少しだけ遅れて笑って「いいじゃん」と返す。それだけのことが、どうしようもなく苦しかった。
「シキ様、辛いのって平気ですか?」
イオリはスマホを手に、画面をスクロールしながらこちらを覗いてくる。
「まあ、ほどほどならな」
「なるほど……じゃあ、麻婆豆腐はギリいけそうですね」
そう言って笑うその横顔が、キラキラして見える。同じ画面を見ているせいか近くなった距離にも少し鼓動が速くなるのを感じた。
「シキ様は何が食べたいですか?チャーハンとか、餃子とか……あ、酢豚とかもあります」
「なんでもいい。お前が食べたいもんで」
「え、それだと決まんないですよ」
笑いながらも、イオリは真剣にメニューを見ている。その姿がなんだか可笑しくて、つい「じゃあ、天津飯」と口に出してしまった。
「了解です。天津飯と餃子も頼みますね」
「食う気満々じゃねぇか」
「もちろんですよ。シキ様の分もちゃんと残しますから」
笑う声が部屋の空気を和らげていく。さっきまで胸の奥に沈んでいた痛みが、ほんの少しだけ、輪郭を失っていくようだった。
それからしばらくすると、ピンポーン、と玄関のチャイムが鳴った。
「来ましたね」
イオリが軽やかに立ち上がり、インターホンの画面を確認してピとエントランスの開錠ボタンを押して、玄関へ向かう。
その数分後、イオリが両手に袋を持ってリビングに戻ってきた。そのまま袋をテーブルに置くと、ふわりと中華の香りが部屋に広がる。
香ばしい油と湯気の混ざる匂いに、自然と腹が鳴りそうになった。
「熱いうちに食べましょう」
テーブルの上に容器を並べ、箸を二膳取り出す。
「シキ様、天津飯こっちですよ。餃子も半分こで」
「おう」
手渡された割り箸を折る音が、妙に静かな部屋に響く。もちろんスプーンも受け取り、黄金に光る餡と卵と対峙する。
スプーンをすくうたびに、餡の甘い匂いがふわりと立ちのぼる。
静かな部屋に、二人分の食事の音だけが響いていた。
「美味いな」
「でしょう!?ここの雲白肉もめちゃくちゃ美味しくて、担々麺も美味しかったですよ!」
テンション高めに語るイオリに、思わず口元が緩む。
「……中華料理、好きなのか?」
「はい。辛いのも味濃いのも大好きで、気づいたら中華率高いです」
「へぇ。意外だな。お前、もっと洋食とか食ってそうなのに」
「洋食も好きですけどね。中華はこう……元気出るっていうか」
そう言って、イオリは嬉しそうにまた一口食べる。そして、少しの沈黙のあと、イオリがふとこちらを見た。
「じゃあシキ様は、好きなご飯とかあるんですか?」
「俺?」
箸を止め、少し考える。
「……甘いものは好きだけど、料理だとなんだろ?」
しばらくして脳裏に浮かんだものを、ぽつりとつぶやく。
「天ぷら、かな」
「天ぷら?」
「うん、手間だから家では作らないけど、美味いじゃん?」
そう言いながら、なんとなく視線を落とした。別に特別な思い出があるわけじゃない。ただ、昔から好きなだけ。
イオリは少し驚いたように目を瞬かせ、それからゆるく笑った。
「意外です。なんか……大人っぽい」
「普通だろ」
そう返すと、イオリは少し驚いたように目を瞬かせ、それからゆるく笑った。
「俺、天ぷら美味いところ知ってるんで、よかったら今度一緒に行きませんか?」
「……考えとく」
「ぜひお願いします」
ほんの冗談半分のように笑うその声に、テーブルの空気が少し柔らかくなる。
指先で髪を整えてから、デスクの電源を落とし、ようやくこちらを振り向いた。
「……お待たせしました」
穏やかな声だった。
さっきまで画面越しに見せていた明るさとは違う、少し低くて落ち着いた声。
「ん」
短く返すと、イオリは少しだけ口元を緩めた。
その笑みが、なんだかくすぐったくて、俺は視線を逸らす。
数秒の沈黙のあと、イオリはぽつりと口を開いた。
「……長くなっちゃいましたね」
「別に」
「退屈じゃなかったですか?」
「してるの、見てるだけだったし」
軽く肩を竦めて答えると、イオリは柔らかく笑って「そうですか」とだけ返す。
静まり返った部屋には、機材の電源が落ちる音と、外の風の音だけが残っている。
さっきまで喧噪に包まれていた空間が、急に現実に戻ったようで、少しだけ居心地が悪くなる。
「……なんか、久しぶりに緊張しました」
不意にイオリが呟いた。
モニターの明かりを受けたその横顔は、どこか照れているようにも見える。
「なんか、変にシキ様のこと意識しちゃって」
「へぇ。あんな堂々としてたのに?」
茶化すように言うと、イオリは一瞬だけ目を瞬かせて、それから小さく笑った。けれどその笑いはどこか力が抜けていて、耳の先が少しだけ赤くなっている。
「だって、シキ様に見られてるって思うと……なんか、落ち着かなくて」
「なんで?」
「……なんで、ですかね」
言葉を濁して、イオリは視線をモニターの方へ逸らす。
モニターの明かりが彼の横顔を淡く照らして、その光の中で揺れるまつ毛の影が、妙に綺麗だった。
しばらくの沈黙のあと、イオリが小さく息を吐く。
「あの、シキ様」
「ん?」
「お腹、減ってませんか?」
不意に出たその言葉に、少しだけ目を瞬かせた。
「そういえば、今日、まだ何も食べてないか」
「今、家に食材ほとんどなくて。食べにいくか、出前頼もうかなって思ってるんですけど……シキ様、何か食べたいものあります?」
「んー。別に、なんでも」
そう答えると、イオリは小さく肩を落とした。
「なんでもって一番困るやつです」
そう言って微笑むイオリの声が、少し柔らかく響いた。スマホを操作する手つきも、どこか楽しそうで。俺は、そんな横顔を見ながらふと口を開く。
「お前、いつもそんな感じなのか?」
「え?」
「いや、楽しそうだなって思って」
イオリは少しだけ目を見開いて、それから照れたように笑った。
「シキ様が隣にいるからかもしれません」
その言葉を、笑いながら聞き流すふりをした。けれど、胸の奥では小さく音を立てて、何かが沈んでいく。
さっきもそうだ。「シキ様がいるから意識しちゃって」なんて、軽い調子で言っていた。
きっとこれも同じ類の言葉だ。ただの社交辞令か、モテる男が相手に自分を意識させるための手法。
(こういうの、慣れてるんだろうな)
そんなことを漠然と思ってしまう。イオリが笑えば、周囲は勝手に温度を上げる。俺だって例外じゃない。面がいい男に好意を向けられたらそりゃあ気分も良くなる。
でもさっき、こいつは自分で言ってたじゃないか。“俺とはただの知り合い”だって。間違いではない関係性ではあるが、ちゃんと言葉にされるとなんか虚しさが増した。
"好き"とは店で何度か言われたことがあるが、本当に俺のことを好きなのかなんて、わかるはずもない。そのわからなさが、急に現実に引き戻す。
だから、心が少しでも沸き立つたびに、自分でその熱を押しつぶすように、冷めたふりをする。
(こんなことで、心を沸かせてたらダメだな)
そう思って息を吐く。イオリは何事もなかったように笑って、スマホの画面を見せてくる。
「出前、頼みましょうか。ほら、ここの中華とかどうです?」
その明るさに、少しだけ遅れて笑って「いいじゃん」と返す。それだけのことが、どうしようもなく苦しかった。
「シキ様、辛いのって平気ですか?」
イオリはスマホを手に、画面をスクロールしながらこちらを覗いてくる。
「まあ、ほどほどならな」
「なるほど……じゃあ、麻婆豆腐はギリいけそうですね」
そう言って笑うその横顔が、キラキラして見える。同じ画面を見ているせいか近くなった距離にも少し鼓動が速くなるのを感じた。
「シキ様は何が食べたいですか?チャーハンとか、餃子とか……あ、酢豚とかもあります」
「なんでもいい。お前が食べたいもんで」
「え、それだと決まんないですよ」
笑いながらも、イオリは真剣にメニューを見ている。その姿がなんだか可笑しくて、つい「じゃあ、天津飯」と口に出してしまった。
「了解です。天津飯と餃子も頼みますね」
「食う気満々じゃねぇか」
「もちろんですよ。シキ様の分もちゃんと残しますから」
笑う声が部屋の空気を和らげていく。さっきまで胸の奥に沈んでいた痛みが、ほんの少しだけ、輪郭を失っていくようだった。
それからしばらくすると、ピンポーン、と玄関のチャイムが鳴った。
「来ましたね」
イオリが軽やかに立ち上がり、インターホンの画面を確認してピとエントランスの開錠ボタンを押して、玄関へ向かう。
その数分後、イオリが両手に袋を持ってリビングに戻ってきた。そのまま袋をテーブルに置くと、ふわりと中華の香りが部屋に広がる。
香ばしい油と湯気の混ざる匂いに、自然と腹が鳴りそうになった。
「熱いうちに食べましょう」
テーブルの上に容器を並べ、箸を二膳取り出す。
「シキ様、天津飯こっちですよ。餃子も半分こで」
「おう」
手渡された割り箸を折る音が、妙に静かな部屋に響く。もちろんスプーンも受け取り、黄金に光る餡と卵と対峙する。
スプーンをすくうたびに、餡の甘い匂いがふわりと立ちのぼる。
静かな部屋に、二人分の食事の音だけが響いていた。
「美味いな」
「でしょう!?ここの雲白肉もめちゃくちゃ美味しくて、担々麺も美味しかったですよ!」
テンション高めに語るイオリに、思わず口元が緩む。
「……中華料理、好きなのか?」
「はい。辛いのも味濃いのも大好きで、気づいたら中華率高いです」
「へぇ。意外だな。お前、もっと洋食とか食ってそうなのに」
「洋食も好きですけどね。中華はこう……元気出るっていうか」
そう言って、イオリは嬉しそうにまた一口食べる。そして、少しの沈黙のあと、イオリがふとこちらを見た。
「じゃあシキ様は、好きなご飯とかあるんですか?」
「俺?」
箸を止め、少し考える。
「……甘いものは好きだけど、料理だとなんだろ?」
しばらくして脳裏に浮かんだものを、ぽつりとつぶやく。
「天ぷら、かな」
「天ぷら?」
「うん、手間だから家では作らないけど、美味いじゃん?」
そう言いながら、なんとなく視線を落とした。別に特別な思い出があるわけじゃない。ただ、昔から好きなだけ。
イオリは少し驚いたように目を瞬かせ、それからゆるく笑った。
「意外です。なんか……大人っぽい」
「普通だろ」
そう返すと、イオリは少し驚いたように目を瞬かせ、それからゆるく笑った。
「俺、天ぷら美味いところ知ってるんで、よかったら今度一緒に行きませんか?」
「……考えとく」
「ぜひお願いします」
ほんの冗談半分のように笑うその声に、テーブルの空気が少し柔らかくなる。
0
あなたにおすすめの小説
タトゥーの甘い檻
マリ・シンジュ
BL
執着系わんこ攻(大学生)× 高潔な美形教授受(30代)
どのお話も単体でお楽しみいただけます。
「先生、ここ……僕の瞳を入れるから。ずっと、僕だけを見てて」
真面目な大学教授・新城が、大学生の・羽生にだけ許した、あまりにも淫らな「わがまま」。
それは、誰にも見えない内腿の奥深くに、消えないタトゥーを刻むこと。
「下書き」と称して肌を赤く染めるペン先の冷たさ。
アトリエの無機質なライトの下、四つん這いで晒される大人の矜持。
ずっと年下の青年の、必死で、残酷で、純粋な独占欲。
愚かだと知りながら、新城はその熱に絆され、ゆっくりと「聖域」を明け渡していく――。
「……お前のわがままには、最後まで付き合う」
針が通るその時、二人の関係は一生消えない「共犯」へと変わる。
執着攻め×年上受け、密やかに刻まれる秘め事のお話。
「大学一軍イケメンにいちご狩りに誘われた陰キャの俺、なぜかいちごじゃなくて俺が喰われたんだが(?)
子犬一 はぁて
BL
大学一軍イケメン×大学九軍陰キャ 喰われるなんて聞いてないんだが(?)
俺は いちご狩りに誘われただけだが。
何故か誘ってくれた大学一軍イケメンの海皇(21)に、突如襲われて喰われたのは俺だった?
ちょっと待ていっ! 意味不なんだが。
いちご狩りからはじまるケンカップルいちゃらぶ♡
※大人描写ありの話はタイトルに『※』あり
定時後、指先が覚えている
こさ
BL
職場で長く反目し合ってきた二人。
それでも定時後の時間だけは、少しずつ重なっていく。
触れるはずのなかった指先。
逸らさなかった視線。
何も始まっていないのに、
もう偶然とは呼べなくなった距離。
静かなオフィスでゆっくりと近づいていく、
等身大の社会人BL。
俺以外美形なバンドメンバー、なぜか全員俺のことが好き
toki
BL
美形揃いのバンドメンバーの中で唯一平凡な主人公・神崎。しかし突然メンバー全員から告白されてしまった!
※美形×平凡、総受けものです。激重美形バンドマン3人に平凡くんが愛されまくるお話。
pixiv/ムーンライトノベルズでも同タイトルで投稿しています。
もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿
感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_
Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109
素敵な表紙お借りしました!
https://www.pixiv.net/artworks/100148872
(完結)冷徹アルファを揺さぶるオメガの衝動
相沢蒼依
BL
名門・青陵高校に通う佐伯涼は、誰もが一目置く完璧なアルファ。冷静沈着で成績優秀、規律を重んじる彼は、常に自分を律して生きてきた。だがその裏には厳格な父と家の名に縛られ、感情を抑え込んできた孤独があった。
一方、クラスの問題児と呼ばれる榎本虎太郎は自由奔放で喧嘩っ早く、どこか影を抱えた青年。不良のような外見とは裏腹に、心はまっすぐで仲間思い。彼が強さを求めるのは、かつて“弱さ”ゆえに傷ついた過去がある。
青陵高校1年の秋。冷徹で完璧主義の委員長・佐伯涼(α)は、他校の生徒に絡まれたところを隣のクラスの榎本虎太郎(Ω)に助けられる。だがプライドを傷つけられた佐伯は「余計なことをするな」と突き放し、二人の関係は最悪の出会いから始まった。
《届かぬ調べに、心が響き合い》
https://estar.jp/novels/26414089
https://blove.jp/novel/265056/
https://www.neopage.com/book/32111833029792800
(ネオページが作品の連載がいちばん進んでおります)
白馬のプリンスくんには、どうやら好きな人がいるらしい
兎束作哉
BL
――これは幼馴染ニコイチが、幼馴染から一歩進んで恋人になるまでの物語。
白雪凛は188cmの高身長の高校2年生。しかし、授業の終わりには眠ってしまう生粋の居眠り魔であり、名前も相まって“白雪姫くん”や“凛ちゃん”と弄られる。
そんな凛を起こしてくれるのは、白馬燈司という155㎝の低身長の幼馴染男子。燈司は、低身長ながらも紳士的で名前を弄って”おうじくん“と呼ばれる文武両道の優等生。
いつも通りの光景、かわいい幼馴染の声によって起こされる凛は、当たり前の日常に満足していた。
二人はクラス内で、“白雪姫カップル“と呼ばれるニコイチな関係。
また、凛は、燈司を一番知っているのは自分だと自負していた。
だが、ある日、いつものように授業終わりに起こされた凛は、燈司の言葉に耳を疑うことになる。
「俺、恋人ができたんだ」
そう告白した燈司に凛は唖然。
いつもの光景、秘密もないニコイチの関係、よく知っているはずの幼馴染に恋人が!?
動揺する凛に追い打ちをかけるよう、燈司は「恋人とのデートを成功させたいから、デート練習の相手になってほしい」と頼み込んできて……?
【攻め】白雪凛×白馬燈司【受け】
鈍感高身長攻め(平凡)×王子さま系低身長受け(美形)
※毎日12:00更新です
※現代青春BLです
※視点は攻めです
[BL]憧れだった初恋相手と偶然再会したら、速攻で抱かれてしまった
ざびえる
BL
エリートリーマン×平凡リーマン
モデル事務所で
メンズモデルのマネージャーをしている牧野 亮(まきの りょう) 25才
中学時代の初恋相手
高瀬 優璃 (たかせ ゆうり)が
突然現れ、再会した初日に強引に抱かれてしまう。
昔、優璃に嫌われていたとばかり思っていた亮は優璃の本当の気持ちに気付いていき…
夏にピッタリな青春ラブストーリー💕
【完結】かわいい美形の後輩が、俺にだけメロい
日向汐
BL
続編・番外編はTwitter(べったー)に載せていきますので、よかったらぜひ🤲
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
過保護なかわいい系美形の後輩。
たまに見せる甘い言動が受けの心を揺する♡
そんなお話。
⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆
【攻め】
雨宮千冬(あめみや・ちふゆ)
大学1年。法学部。
淡いピンク髪、甘い顔立ちの砂糖系イケメン。
甘く切ないラブソングが人気の、歌い手「フユ」として匿名活動中。
【受け】
睦月伊織(むつき・いおり)
大学2年。工学部。
黒髪黒目の平凡大学生。ぶっきらぼうな口調と態度で、ちょっとずぼら。恋愛は初心。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる