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第15話:境界線の蕎麦と、約束破りのツインルーム
しおりを挟む高崎駅のホームに降り立つと、まだ少し冷たい早朝の空気に、食欲をそそる濃厚な出汁の香りが混じっていた。 私たちは吸い寄せられるように、在来線改札内と新幹線改札内の両方から入店できる不思議な蕎麦屋へと向かった。中央を仕切られたその店内で、私はいつものように「境界線」の向こう側を眺める。
鈍行を選んだ私は、区切られた向こう側で、新幹線に乗って効率よく移動していく「今日の流れ」の住人たちを妄想するのが好きだ。
(向こう側の人からは、私はどう見えてるんだろう。まさか、今から普通列車を乗り継いで新潟まで行こうとしてるなんて、夢にも思わないだろうな・・・)
この店の個人的な特等席は、改札が見えるカウンターだ。 電車が見えるのももちろんいいけれど、この席に座れば、蕎麦を啜っている間だけは「合法」で改札の目の前に居座り続けることができる。しかも、改札の出入口に正対して立つ向きとは角度が違い、斜め横から人の奔流を観察できる。これはマジで特等席なのだ。
そんな私のマニアックな特等席へ、迷わず向かう男がいた。壮大だ。
私のYouTubeを隅々までチェックしている壮大は、一瞬の迷いもなく改札が見えるカウンターの前を陣取った。 鉄オタがみんな好むわけではない、私の「鉄オタ応用編」のような嗜好を、推しが喜んで実践している。その姿を見ているだけで、胸の奥が温かくなる。
熱い蕎麦を一気に啜り終え、お店を出ると、壮大が少しいたずらっぽく聞いてきた。 「ブラックコーヒー、飲まなくていい?」
(あ、あれだ・・・)
新木場の夜は「動物に餌?」「赤ちゃんにミルク?」なんて思ったけれど、今のこれは、重度のタバコ依存症の人に「一服しなくていい?」と気遣っているようにも聞こえた。
(壮大、あんた分かってて言ってるでしょ。からかってるんだ・・・)
「・・・からかってますよね?」 私は少しだけいじけたふりをしたけれど、本当は、彼が私の「ルーティン」を自分の一部のように理解してくれていることが、たまらなく嬉しかった。
数時間の揺れの果て、ついに新潟駅に降り立つ。 そこは、壮大にとっては『民鉄チャンネル』で何度も特集されてきた「聖地」そのものだった。 マスクと帽子で顔を隠していてもわかるほど、壮大ははしゃいでいた。その姿が、信じられないくらいかわいい。
私は、完全高架化される前の工事中だった頃の情景を説明し、バスが後ろ向きに入庫するスイッチバックが見られた、今はなきバスセンター跡地周辺を案内した。かつての新潟駅の賑わい、ディーゼル音と排気ガスの匂い。私の記憶にある情景を言葉にして伝えると、壮大は一つひとつを宝物のように頷きながら聞いていた。
新潟駅をざっくり紹介した後、有名な「バスセンターのカレー」がある市街地は、スケジュールの都合で泣く泣く割愛した。私たちは、今回の最大の目的地である「新新潟駅」へと向かった。
移動手段は、連接バス。 これもまた、民鉄チャンネルの影響を色濃く受けた壮大のチョイスだ。 (どこまでかわいいんだ、まったく。私の動画、本当に台本みたいに頭に入ってるんだ・・・)
そして到着した「新新潟駅」前のバスターミナル。 そこのスイッチバックは、想像を絶する光景だった。 まず、運転士さんの技術が凄まじい。あの長い連接バスを、バックで車庫に入れる繊細なハンドル捌きは、もはや芸術、感動の域だ。
さらに、バスの出発や入庫を、他のバスや一般車が当然のように譲り合う精神。信号が青になってからターミナル前で繰り広げられる、車たちの絶妙な連携。通(つう)ならきっと気づいているはずだ。その光景が、今はなきかつての新潟駅バスターミナルと、あまりに似すぎていることに。
(・・・誰か、国鉄の人に聞いてほしい。これは、あの伝説のスイッチバックを国宝級だと考え、ここに復元しよう
とした誰かの企みなんじゃないかって。そう確信してしまうくらい、ここにはあの頃の『新潟』が息づいている)
シャッターを切る私の横で、壮大もまた、言葉を失ってその光景に見入っていた。
陽が傾き、空が群青色に染まり始めた頃。 「・・・そろそろ、チェックインしよっか」 壮大の声に我に返る。 「そうですね。・・・あ、壮大さん、宿の手配ありがとうございます」 「あ、それについてお知らせ。部屋は、ツインルームを取っています!」
(・・・・・・はあ!?)
一瞬、思考がフリーズした。 「シングルって約束でしょ! 何考えてるんですか!」 「いや、聞いてよ! 自分だってそうしようと思ったんだ。でも、スイッチバック式バスターミナルに面した部屋に、シングルルームの設定がなかったんだよ! 仕方なくだって、本当に!」
壮大は必死に弁明する。その顔は真剣そのものだ。
(・・・嘘でしょ。どうして・・・どうしてそんなところまで同じなのよ!)
かつて、今はスイッチバック式バスターミナルはなくなってしまったけど、新潟駅前のホテルも、バスターミナルに面した部屋にはシングルルームが存在しなかったのだ。
鉄の神様が仕組んだいたずらか、それとも逃れられない宿命か。 私は、目の前で申し訳なさそうに、でもどこか必死に権利を主張する壮大を見つめながら、この旅がもう、引き返せない分岐点を超えてしまったことを悟った。
今夜、私はこの男と、一つの部屋でスイッチバックを眺めることになる。
窓の外では、連接バスが夕闇の中で、静かに、けれど力強くバックで入庫していく。 私の心臓の鼓動は、その巨大な車体のリズムに同期するように、激しく打ち鳴らされていた。
新新潟駅前のホテルの重い扉が開いた瞬間、私の視界に飛び込んできたのは、整然と並んだ二つのベッドだった。
「ツインルームなんて・・・聞いてない」
本当は「嫌だ」と言いたかった。けれど、胸の奥にある感情は決して拒絶ではないことを、自分自身が一番よく分かっていた。だから「嫌」という言葉を飲み込み、精一杯の防御線として「聞いてない」という無難な、けれど刺々しい言葉を投げつけた。
「ごめんって。でも、さっきも言っただろ? ターミナルに面した特等席の部屋、シングルがないんだよ。民亜にあのスイッチバックを見せてやりたくてさ」
壮大は困ったように眉を下げながらも、手際よく備え付けのポットを使い始めた。 「まあ、座れよ。ほら、いつもの」
差し出されたマグカップには、深い香りのブラックコーヒーが満ちていた。 それを一口啜り、窓の外に目を向ける。そこには、夕闇に沈み始めた「新新潟駅」のバスターミナルが、まるで精密なジオラマのように鎮座していた。バックで車庫に入っていくバスの誘導灯が、闇の中で規則正しく点滅している。
(・・・落ち着く。本当に、壮大の言う通りだ)
温かいコーヒーの苦味と、窓の外のスイッチバック。その二つが、私のささくれ立った心をゆっくりと解きほぐしていく。
「ほんと、スイッチバックが見える部屋だと出掛けらんないね。なあ、見てよ。ホテル内の割烹居酒屋が、ルームサービスならぬ『出前』をやってくれるって書いてある。このおつまみセットと地ビール、あと新潟の日本酒も頼まない?」
壮大は、出前のメニューを私の目の前に広げた。 「もうホテルから出ない。今夜はここにいようよ」
そう言って微笑む壮大に、私はもう「聞いてない」と返す言葉を持たなかった。
出前の到着を十九時に予約して、私たちはそれぞれホテル内のサウナ付き露天風呂へと向かった。 部屋にもバスルームはあるけれど、今はとにかく、広々とした空間でこの「あり得ない状況」を整理したかったのだ。
(推しと同じ部屋に泊まる。それだけでも異常事態なのに、同じ部屋の風呂になんて入れるわけないじゃない・・・。大浴場があって本当に助かった・・・)
火照った体を冷まし、備え付けのリラックスウェアに着替えて部屋に戻ると、そこには心臓を直接掴まれるような衝撃の光景が待っていた。
「おかえり、民亜」
湯上がり、ノーセットの髪。帽子を被っていない、プライベート中のプライベートの姿。 無防備に首筋を晒した壮大の色気が、狭い室内で爆発している。
「おお、湯上がり民鉄さん! さっぱりしたね」
(・・・壮大、あんた自分の破壊力を分かってないでしょ。心の中で喋ってることを、そのまま口に出さないでよ。照れるじゃない)
ピンポーン、というチャイムと共に、予約していた料理が届いた。 テーブルに並んだのは、地元の割烹が腕を振るった豪華なのどぐろや刺身の盛り合わせ。
「これ、のどぐろじゃない? ほら、食べてみなよ」
壮大が箸で身を持ち上げ、迷いなく私の口元へ運んでくる。 推しからの「あーん」。正直、旅の途中で少し慣れてきてしまった自分もいるけれど、私からやり返すなんて恥ずかしくて到底できない。
「・・・ん、美味しい」 「だろ? あ、次、俺も食べたい。あーんして?」
当然のような顔をして口を開ける壮大。確信犯だ。私が恥ずかしがるのを分かっていて、こうやって距離を詰めてくる。私は震える手で、彼の口に料理を運んだ。
「で、どれ飲む? 全部をちょっとずつ飲むよね!」
壮大お得意の、自分の中ではもう結論が出ているのにあえて聞いてくる質問が飛んでくる。 「えっ、そんなに飲めませんよ」 「ちょっとずつだってば。新潟まで来て、これを飲まない手はないよ」
実を言うと、私はお酒がそれほど得意ではない。普段は「雪下にんじんジュース」のような、地のソフトドリンク派だ。
けれど、壮大が「これ、さっき飲んだら美味しかったよ」と言って差し出してきた日本酒を一口含んだ瞬間、驚きが走った。
「・・・! なにこれ、全然辛くない。美味しい・・・」 「だろ? 新潟の酒は水みたいに綺麗なんだよ」
ん? 今、なんて言った? 「・・・壮大、さっき飲んだって言った?」 「あ、言っちゃった。露天風呂の後にさ、ロビーでやってた新潟地酒利き酒セットをくいっと・・・。いや、つい誘惑に負けて」
(もう飲んでたのかよ!)
そこからは、お酒の回りが速かった。 窓の外、夜のバスターミナルは街灯に照らされ、幻想的な舞台のように輝いている。バックする連接バスのテールランプが、赤い線を描いて闇に溶けていく。
「なあ、民亜・・・。あのスイッチバックの誘導、やっぱり最高だよな・・・」
酔っぱらった壮大は、あっという間に私の支えがないと座れない状態になった。
私の右肩に預けられた、壮大さんの頭の重み。 日本酒の火照りと、彼の首筋から漂う湯上がりの清潔な香りが混ざり合い、狭い客室の空気は甘く、重く停滞していた。
「・・・壮大さん、風邪ひいちゃいますよ。ベッドまで・・・」 小さく声をかけても、彼は「んん・・・」と微かな声を漏らすだけで、私の肩から離れようとしない。それどころか、無意識を装うように、彼の大きな手が私の腰をそっと引き寄せた。
窓の外では、最後の連接バスが青い光に照らされて、ゆっくりと、けれど確実な軌跡を描いてバックしている。 (・・・今、このまま時間が止まればいいのに) 推しである前に、一人の愛おしい男性として、私は彼の存在を抱きしめたかった。その願いが、私の指先を動かした。私は、彼の柔らかな髪にそっと触れ、その熱を感じる。
「・・・起きてるんでしょ?」 私の囁きに、壮大さんの肩が微かに揺れた。 彼はゆっくりと顔を上げると、濡れたような瞳で私を見つめた。そこにはスターとしての傲慢さはなく、ただ一人の女性を求める、ひたむきな熱量だけが宿っていた。
「・・・バレたか」 彼は掠れた声で笑うと、私の頬を包み込み、親指でゆっくりと私の唇をなぞった。 「民亜が・・・あんまり優しく触れるから。このまま夢の中にいたいって、本気で思ったよ」 壮大さんの顔が、月の光に照らされて近づいてくる。 「俺・・・ずっと、君をここに連れてきたかった。誰にも邪魔されない場所で、君を『民鉄』としてじゃなく、俺だけの『民亜』として・・・独り占めしたかったんだ」
重なる、唇。 それは驚くほど静かで、慈しみに満ちた口づけだった。お酒の苦味と、お互いを求め合う切実な吐息。 彼は、私の震える肩を包み込み、壊れ物を扱うように丁寧に、ツインルームの片方のベッドへと私を導いた。
暗闇の中で、リラックスウェアの衣擦れが重なる。 彼の指先が私の肌に触れるたび、そこから「愛おしい」という感情が熱となって染み込んでくる。それは、私がファインダー越しに追いかけ続けてきた光よりも、ずっと強く、優しく、私を溶かしていった。
「民亜・・・。見て。・・・最後のバスが、入庫した」 彼の腕に抱かれながら見た、窓の外の景色。 全てのスイッチバックを終えたバスが、車庫の中で静かにその光を消した。 静寂に包まれた部屋の中で、私たちの肌は密着し、鼓動は一つに重なっていく。
「・・・俺のこと、現像して。一生、消えないように」 囁きと共に、深い連結が訪れる。 それは、どんな特急列車よりも速く、どんな鈍行列車よりも深く、私たちの魂を一つの場所へと運んでいった。 夜の新潟、バスターミナルの静寂の中で。私たちは、自分たちだけの特別なダイヤを、初めて完走させたのだ。
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