もふもふ至上主義ですが、なにか?

犬丸大福

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道中、ばぁちゃん無双。いえ、孫もです

ジャングルゾーン踏破

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夜のジャングルを駆け抜けて、階段前までたどり着く。

「すごいじゃないか、ユズリハ!小さいながらもずっと竜巻を出し続けても魔力切れ起こさなかったじゃないか!」
あ、確かに!

「にゃ♪」『アタクシの技術も褒めてよくってよ!』
「うん、かえでもありがとうね!!」
桜子の頭の上にいたかえでを抱き締める。

「さぁて、今回の侘助が狩ってきたのは…なんだいこりゃ?氷漬けのままかい?」
ぶっとい何かが、ぐるぐる巻きの状態。編み物の毛糸玉みたいになってるのを見上げる。直径3メートルぐらいの巨大な氷玉。

「ワン!ワン?ワン!」『バジリスク!毒蛇って、血は使う?要るかと思ってそのままだよ!』

「こんなでかいバジリスクがいたのかい?!そりゃ猛毒だ。タチバナに丸投げだ!」

「わん!わんわんわん♪」『もみじ見つけたわ!バジリスクが大事に隠してたのよ、だから宝物よ♪』

もみじが宝箱を蹴飛ばしてくる。これ、蹴飛ばしながら来たの?本体の宝箱、めっちゃ頑丈じゃない?!

「うん、紅葉。中身だけで良かったよ。宝箱ってことは、バジリスクは中ボス扱いってことだったのか?
あ、宝箱自体もお宝になるか?開けたら宝箱は消えるのか?ダンジョンの不思議だよな。よし、開けずにこのまま持ってって、タチバナの前で開けてやろう!収納!」
そう言ってばぁちゃんはノリノリで収納していく。氷漬けのバジリスクもそのまま収納。

「さぁ、夜のジャングルゾーン終了だ。次はまた昼のジャングルだが、ジャングルゾーンだけは突き抜けて、今日は終いにしよう。
それで10階層まで来たってことだからね、もうちょっとだ、頑張ろう!」
「「「おおぉ!!!」」」

次の昼ジャングルでは、わびすけがコカトリスを狩ってて、それを狙ってるジャガーとムクの攻防の場面で僕達が来ちゃって、リーがジャガーを一太刀でやっつけちゃった。

「メェ…」『狩って良かったの…』
「あ、ムクの安全が一番大事よ!追っ払えるなら一番いいけど、あまりしつこくてムクが危ないなら実力出して!」
ムクを撫でて慰める。

「ムクは土で、どうやって倒すの?」
ウェルが何気に聞いてくる。

「メェ!」『落とし穴、からの、生き埋め!』
「おおぅ、えげつないな…」
ウェルが若干引いてる。僕も初めて聞いた。うん、ヤバいね!

次の夜ジャングルでも、かえでを頭に乗せた桜子の先導で突っ走り、
階段前では、わびすけ、ムク、もみじがキラキラした顔で待っていた。

「ワン!ワン!」『タランチュラ!群れ!』
「メェ♪」『うざいの、やってやった♪』
「わん?!」『布、綺麗な布、ユズリハ嬉しい?!』

「山だな?!1匹がデカイのか?!見たくない見たくない。夜で良かったよ!大量のでかいタランチュラの死骸なんて、明るい所で見たいもんじゃない。ってか、毒生物、多いな?!収納!」
ばぁちゃんは目を背けて収納する。

「もみじ、布見つけたの?…綺麗な布、綺麗なまま持ってこれた?」
「わん♪わん!」『わびすけの氷玉、転がしたら、楽しかったの♪ユズリハに布あげるわ!』
「あ、なるほど。ありがとうもみじ。じゃ、これは僕が収納するよ。わびすけもムクもお手柄だったね!」

わびすけがしっぽをブンブンふり、もみじと一緒に抱きしめる。

「メェ?」『ムクがヤったのも、要る?』
ムクの目の前の地面がモコモコと盛り上がり、そこから出てきた巨大な、巨大な、なにこれ?

「アルマジロじゃないかね?また珍しいもん捕まえたね。売れるんじゃないかね?持っていこう。ユズリハが収納するかい?」
「うん!ムクありがとう!収納!」

「さぁ、次がジャングルの最後だ。階段前でキャンプするから、侘助達には、アタシらが寝ている間の警戒をお願いしたいんだよ。狩るなら寝ている間だ。静かに頼むよ。だから皆で突き進むよ!」
「「「おおぉ!!」」」
「ワン!」「メェ!」「にゃ♪」「わん!」


最後のジャングル階層は、皆で一緒に突き進んだ。
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