もふもふ至上主義ですが、なにか?

犬丸大福

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道中、ばぁちゃん無双。いえ、孫もです

これは早めに教えて欲しかった

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「リヴァイアサンだろう?んー、なら、リーヴィでどうさね?」
ばぁちゃんが言うと

「リーはリーの名前だよ!」
リーが両手で大きくバツを作って抗議する。

「そういや某小袋怪獣に良く似た名前だったね…うん、却下しようか。
ユズリハはなんかあるかい?」

「んー?リーが使えないリヴァイアサン…ヴァーサン?」

「「却下!!」」
俺様幼児とリーに同時に却下された。

「幼児に〝ばーさん〞は無いだろう、〝ばーさん〞は」
ばぁちゃんにも呆れられる。

「違うよ!ヴァ!ヴァだよ!」
「「「却下!!」」」
皆に全力で拒否られるとへこむんだけど?!

「じゃぁさぁ、ユズリハが〝ヴァ〞にこだわるなら〝ヴァン〞でどうよ?」
ずっと腕を組んで考えてたウェルが顔を上げて言うと

「ほう!良いではないか!」
「ああ、呼びやすくて良いんじゃないかい?」
俺様幼児とばぁちゃんがうなずいていると

「ヴァヴァンヴァ ヴァンヴァンヴァン!強そう!」
「そりゃ風呂だよ」
「お風呂?」
「何でもない、こっちの話だ。…リーも無自覚転生者?」
なんか節をつけて歌いだしたリーにばぁちゃんがツッコミを入れるが、なんでお風呂?

「よし!俺様の名前はヴァンに決定!皆、これからは隠れた正義の味方になるのだぞ!」
「おーーー!!!」
俺様幼児改めヴァンとリーはノリノリだけれど

「二人でやってくれ」
ウェルは断固拒否。

「んー僕もあんまり強くないから、応援にまわるよ!」
エルフレンジャーの時も僕は応援団だったからね!

「そうか!ユズリハは応援か!俺様を褒め称えるんだな!」
「うん!良いことしたらいっぱい褒めるよ!」
そうだね、褒めて伸ばすスタイルで行こう!

「応援と称賛は意味が違うよ。

さて、名前も決まったことだし、まずはヴァン、この箱を壊さずに開けてみなよ。
店に入るにしてもまずは扉を開ける事からだろう?ドアノブは用意出来ないが、こう、物を開ける時の力加減を、って、繊細すぎるか?
まずはもうちょっと大ざっぱに行くか?」
ばぁちゃんが箱を出したけど、渡すかどうか考えている。

「ああ、そういやお前達の精霊が、箱を見つけてな、大喜びしてたから回収してやろうか?って言ったら、そっちの黒い方の精霊が踊り回って喜ぶんでな、片っ端から回収してやったぞ。
見るか?」
ヴァンが松雪の方を向くと、松雪もウンウンとうなずいている。
黒い方の精霊って、わびすけ?わびすけも褒めて褒めてって感じで、僕に頭をぐりぐり押し付けてくる。

「箱?海中に、箱?うん、見せとくれ」
ばぁちゃんが言うと

「よしきた、全部で20あったぞ」
ヴァンが手をかざすと、出てきたのは

おおぉ!宝箱!!!!

「宝箱かい?!なるほど海中は手付かずかい!
松雪!海中は全部で何階層あった?

…ふーん?10階あって、更にその下の階にヴァンが寝てたのかい。

ヴァンが寝てる階には入るの躊躇った?
普通の生物なら魔力暴走起こして死ぬって?

…あーー、RPG的に言うなら
ヴァンがラスボス扱い、報酬は魔力結晶、魔力結晶のどれかがダンジョンコアってところか…

さぁて、クマにどう報告するかねぇ」
ばぁちゃんが腕を組んで考え始めちゃったけど

「ねぇ!ばぁちゃん!!
これ、開けて良い?!開けても良い?!!」
僕は叫んで、ばぁちゃんの思考をこっちに戻す。

「ああ?あぁー…ダンジョンの宝箱なら頑丈か。せっかくだ、ヴァンに開ける練習をさせなよ」

「「「えええええぇぇ?!僕も!(リーも!)(俺も!)開けたい!!!」」」

こんなにあるんだよ!僕達だって開けたい!!

「お、おおぅ、それもそうか。お宝だしな。

じゃぁ、ヴァンを含め子供達は1人3個づつ選びな。
せっかくだ、アタシも、松雪達も侘助達も1つづつ選ぼう。

順番に1個づつ開けていこう。

さぁ、選んだのには何が入っているか、皆の運も試そうじゃないか!」


おおぉ!
大運試しの開催だね!!
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