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道中、ばぁちゃん無双。いえ、孫もです
カエルやワニは普通の食材ではない
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そして次の日の朝。
タチバナさんとカヤさんが、フエゴさんを連れて、そして大量の食材を積んだ荷馬車でやって来た。
「「おはようございます!」」
「よう、大王ブルーメ!くたばっちゃいねぇな!チビすけも生きてるな!!」
「…フエゴ、死にたいのかい?」
綺麗に45度でお辞儀するタチバナさん達の後ろから、陽気な挨拶をしたフエゴさんが顔を出すと、ばぁちゃんが氷の槍を出現させた。
「ぬおぅ!悪かったよ!ダンジョン最短攻略をするだか、しただか聞いたからよ、ちょっとジョークを飛ばしてみただけじゃねぇか!!」
タチバナさんを楯に後ろに隠れるフエゴさん。
勢いの割に小心者なのは相変わらずなのね。
「ブルーメ様!収納があるならば出来上がった料理を沢山お持ちになれるかと、フエゴにたんまり作らせようと食材も今日作れそうな分お持ちしました。明日は明日の分でまたご用意致します!
そのために、家庭用コンロでは心もとないかと、お庭に竈を設置しようかと思い準備もしてきたのですが…
あのぉ…、…斬新なオブジェはどうなさいました?」
タチバナさんが苦笑いで聞いてくる。
「斬新か!!スゴいだろう!俺様が作ったんだ!!」
ヴァンが玄関に飛び出し、胸を張る。
「ヴァン、庭で大量の料理を作るんだと。このドワーフがユズリハにうまい飯の作り方教えてくれるのさ。
だから竈を沢山作りたいんだよ。飯のためだ、更地に戻して良いかい?良いよな?」
ばぁちゃんが、自称リヴァイアサンのしっぽを指差して言う。
「ぐぬぬぬぬ、俺様の超大作を…しかし、うまいご飯、うまいご飯のため…」
ヴァンが頭を抱えて悩んでいる。
「あ、じゃぁさぁ、庭で料理するなら、アレより小さめの食材を置いておく氷のお部屋を作ってよ!
そのお部屋の屋根に作品作れば良いんじゃない?ヴァンは氷の方が得意なんでしょ?お庭でお料理も出来るし、ヴァンの作品も役立って見てもらえる。一石四鳥ぐらいじゃない?」
僕はパンっと手を叩いて提案する。
「ふむ!俺様の作品がうまいご飯の役に立つのだな!よし!氷ならちょちょいのちょいだ!作ってやろう!!」
ヴァンは大喜びで、自称リヴァイアサンのしっぽをあっけなく崩し、氷の小屋を一瞬で作りあげた。
「「「はっや!!」」」
僕とタチバナさんとフエゴさんが驚愕していると
「素晴らしい!早速この中に食材をいれますね!!」
カヤさんはさっさと食材を詰め込み
「では、荷馬車も空きましたので、ウェル君が解体するものを乗せ、ウェル君、私と一緒に倉庫へ向かいましょう!」
ウキウキして言うカヤさん。
「あー、それなんだがねぇ、カエルがいっぱい有るんだよ。カエルは食えるよな?」
ポリポリと頬をかきながら言うばぁちゃん。
「まぁ!!沼地地帯のですか?!あまり出回らない希少価値の有る食材、かつ素材、解毒剤の原料にもなりますよ!!
こちらとしては大変助かります!!
が、あまり一般的ではないので、解体方法を覚えても、今後の道中で実践する機会も無いような?」
カヤさんが小首をかしげる。
「えっと…今後を考えるなら、鹿や猪などを先に覚えられてはどうでしょう?」
タチバナさんも提案してくれるけど
「…そういや、ダンジョンにゃ、山のエリアってのはなかったね。鹿や猪…そんな一般的な獲物は無いね?
ワニも目茶苦茶あるんだが…」
ばぁちゃんが苦笑いしながら言うと
「「ワニ!!!!!是非とも当商会へ!!!」」
タチバナさんとカヤさんが、ギュンっと一瞬で駆け寄り、ばぁちゃんの両手を取ってブンブン上下に振っている。
「あぁ、ワニはうまいな」
フエゴさんも腕を組んで大きくうなずいている。
「僕もワニめっちゃ有る。ウェルがワニを捌けるようになったら、道中食べれるじゃん。フエゴさん、ワニ美味しいなら、ワニ料理も教えて!」
僕もフエゴさんに詰め寄る。
「じゃ、ワニ優先だな!!!」
ばぁちゃんが荷馬車にワニをどかどかと乗せると
「「うひょー!!!」」
タチバナさんとカヤさんが、文字通り小躍りする。
「5匹しか乗らないね?」
「「5匹もよろしいので?!!」」
タチバナさんとカヤさんは、互いに両手を握りあい、ばぁちゃんの方を向く。
「あぁ?2匹ぐらいはウェルの練習用になるだろう?その分の肉はこっちに寄越しな。
肉以外の素材と、残り3匹はタチバナ達が自由に使ったらいい」
「「ありがとうございます!!!!」」
きっちり90度にお辞儀をするタチバナさんとカヤさん。
「じゃ、ワニ肉が手に入るのは明日だな。明日、チビすけにワニ肉の料理を教えよう。
しっかしまぁ、ワニだのカエルだの、道中の食材がこれでもかっつーぐらい高級なのは大王だからなんだろうな」
フエゴさんが頭をガシガシかきながら言ってから、ばぁちゃんを見て、ハタと気づく。
「そのくせ自分は食えねぇのな」
「フエゴ!!やっぱりお前、死にたいのかい?!!」
「うひょぉぉ!!」
ばぁちゃんが手のひらサイズの竜巻をフエゴさんに投げつけ、フエゴさんは慌てて逃げ出していた。
タチバナさんとカヤさんが、フエゴさんを連れて、そして大量の食材を積んだ荷馬車でやって来た。
「「おはようございます!」」
「よう、大王ブルーメ!くたばっちゃいねぇな!チビすけも生きてるな!!」
「…フエゴ、死にたいのかい?」
綺麗に45度でお辞儀するタチバナさん達の後ろから、陽気な挨拶をしたフエゴさんが顔を出すと、ばぁちゃんが氷の槍を出現させた。
「ぬおぅ!悪かったよ!ダンジョン最短攻略をするだか、しただか聞いたからよ、ちょっとジョークを飛ばしてみただけじゃねぇか!!」
タチバナさんを楯に後ろに隠れるフエゴさん。
勢いの割に小心者なのは相変わらずなのね。
「ブルーメ様!収納があるならば出来上がった料理を沢山お持ちになれるかと、フエゴにたんまり作らせようと食材も今日作れそうな分お持ちしました。明日は明日の分でまたご用意致します!
そのために、家庭用コンロでは心もとないかと、お庭に竈を設置しようかと思い準備もしてきたのですが…
あのぉ…、…斬新なオブジェはどうなさいました?」
タチバナさんが苦笑いで聞いてくる。
「斬新か!!スゴいだろう!俺様が作ったんだ!!」
ヴァンが玄関に飛び出し、胸を張る。
「ヴァン、庭で大量の料理を作るんだと。このドワーフがユズリハにうまい飯の作り方教えてくれるのさ。
だから竈を沢山作りたいんだよ。飯のためだ、更地に戻して良いかい?良いよな?」
ばぁちゃんが、自称リヴァイアサンのしっぽを指差して言う。
「ぐぬぬぬぬ、俺様の超大作を…しかし、うまいご飯、うまいご飯のため…」
ヴァンが頭を抱えて悩んでいる。
「あ、じゃぁさぁ、庭で料理するなら、アレより小さめの食材を置いておく氷のお部屋を作ってよ!
そのお部屋の屋根に作品作れば良いんじゃない?ヴァンは氷の方が得意なんでしょ?お庭でお料理も出来るし、ヴァンの作品も役立って見てもらえる。一石四鳥ぐらいじゃない?」
僕はパンっと手を叩いて提案する。
「ふむ!俺様の作品がうまいご飯の役に立つのだな!よし!氷ならちょちょいのちょいだ!作ってやろう!!」
ヴァンは大喜びで、自称リヴァイアサンのしっぽをあっけなく崩し、氷の小屋を一瞬で作りあげた。
「「「はっや!!」」」
僕とタチバナさんとフエゴさんが驚愕していると
「素晴らしい!早速この中に食材をいれますね!!」
カヤさんはさっさと食材を詰め込み
「では、荷馬車も空きましたので、ウェル君が解体するものを乗せ、ウェル君、私と一緒に倉庫へ向かいましょう!」
ウキウキして言うカヤさん。
「あー、それなんだがねぇ、カエルがいっぱい有るんだよ。カエルは食えるよな?」
ポリポリと頬をかきながら言うばぁちゃん。
「まぁ!!沼地地帯のですか?!あまり出回らない希少価値の有る食材、かつ素材、解毒剤の原料にもなりますよ!!
こちらとしては大変助かります!!
が、あまり一般的ではないので、解体方法を覚えても、今後の道中で実践する機会も無いような?」
カヤさんが小首をかしげる。
「えっと…今後を考えるなら、鹿や猪などを先に覚えられてはどうでしょう?」
タチバナさんも提案してくれるけど
「…そういや、ダンジョンにゃ、山のエリアってのはなかったね。鹿や猪…そんな一般的な獲物は無いね?
ワニも目茶苦茶あるんだが…」
ばぁちゃんが苦笑いしながら言うと
「「ワニ!!!!!是非とも当商会へ!!!」」
タチバナさんとカヤさんが、ギュンっと一瞬で駆け寄り、ばぁちゃんの両手を取ってブンブン上下に振っている。
「あぁ、ワニはうまいな」
フエゴさんも腕を組んで大きくうなずいている。
「僕もワニめっちゃ有る。ウェルがワニを捌けるようになったら、道中食べれるじゃん。フエゴさん、ワニ美味しいなら、ワニ料理も教えて!」
僕もフエゴさんに詰め寄る。
「じゃ、ワニ優先だな!!!」
ばぁちゃんが荷馬車にワニをどかどかと乗せると
「「うひょー!!!」」
タチバナさんとカヤさんが、文字通り小躍りする。
「5匹しか乗らないね?」
「「5匹もよろしいので?!!」」
タチバナさんとカヤさんは、互いに両手を握りあい、ばぁちゃんの方を向く。
「あぁ?2匹ぐらいはウェルの練習用になるだろう?その分の肉はこっちに寄越しな。
肉以外の素材と、残り3匹はタチバナ達が自由に使ったらいい」
「「ありがとうございます!!!!」」
きっちり90度にお辞儀をするタチバナさんとカヤさん。
「じゃ、ワニ肉が手に入るのは明日だな。明日、チビすけにワニ肉の料理を教えよう。
しっかしまぁ、ワニだのカエルだの、道中の食材がこれでもかっつーぐらい高級なのは大王だからなんだろうな」
フエゴさんが頭をガシガシかきながら言ってから、ばぁちゃんを見て、ハタと気づく。
「そのくせ自分は食えねぇのな」
「フエゴ!!やっぱりお前、死にたいのかい?!!」
「うひょぉぉ!!」
ばぁちゃんが手のひらサイズの竜巻をフエゴさんに投げつけ、フエゴさんは慌てて逃げ出していた。
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