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道中、ばぁちゃん無双。いえ、孫もです
大人買い 2
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そしてやって来たセンバ商会。
「ふむ、俺様に似合う服を選べということだな!」
ヴァンはふんすと胸を張る。
「素朴な疑問なんだけど、ヴァンはいきなり成人するんだよね?それまで今の大きさのままなの?」
普通の成長と違うの?
「ぬ?大きくなれというなら、なれない事もないが?」
こてん、と首をかしげるヴァン。
「いや!折角似合う洋服探すから、この大きさのままで居てくれて良いかな!」
食事でお口の周りベトベトとか、行動がお子ちゃまだからね!僕より大きな人の食事の世話とか、ちょっとためらうもの。
「よし、ユズリハ!仲良しはお揃いにするのだろう!俺様と同じものを選べよ!」
「え、ヤダ」
間髪入れずに断ると
「ナゼだ?!!」
ギュインと音がしそうな程の勢いで、驚愕の表情で振り向くヴァン。
「なんかヴァンって目立つキラキラしいもの選びそうだもん。僕、派手なの好きじゃない。服は自分の好きなの着たいよ」
「キラキラ!キラキラがあるのか?!俺様にぴったりだな!って、おおおぉ、これか!キラキラだな!!」
そう言ってヴァンが手に取ったのは、キラキラどころか、ものすごくギラギラした髪飾り。
「そちら、ガラス玉で出来た髪飾りすので、おすすめしません。さりげない所にこだわりを持たせるのがお洒落上級者かと」
カヤさんが気配もなくいきなり隣に来た。思わずビックゥってなった僕は悪くないと思う。
「そういえば、皆さん、ローブはお持ちで?夜営の際などの寒さしのぎに必要では?
ローブを止めるブローチなどを皆さんでお揃いにするのはいかがでしょう?」
なんと的確なアドバイスまでくれる。さすがです。
「おぉぉ!ローブはキラキラか?!」
えええぇ…どうしてもキラキラがいいの?
「………。
では、こんなのはいかがでしょう?光の加減でキラキラに見えるように、裾に金糸で刺繍をほどこします。
…まぁ、1週間ほどお時間はいただきたいですが」
「あ、それカッコいいかも」
カヤさんの提案に思わず賛成してしまった。
「そうか!カッコいいか!!正義の味方はカッコいいのがいいな!よし、それを所望する!!」
「待って!時間がかかるならばぁちゃんに相談だよ!!」
「ぬぅ…よし、ブルーーーーメぇ!!俺様はカッコいいローブとお揃いのブローチを所望だぁぁぁ!」
ドタドタと走るながら叫ぶヴァン。
「えぇっと…?回収して参りますか?」
カヤさんがヴァンを指差しながら言うけど
「うーん、回収したところで暴れそうだもん。ばぁちゃんの所に一緒に行こう。
リー、ウェル!ちょっと離れるけどココにいて、服を選んでて!」
「おー」「うん!!」
ウェル達に声をかけ、カヤさんを連れて、ばぁちゃんの所に行く。
「で?
カッコいいローブとブローチってのは、なんだい?」
ヴァンにすがり付かれて困ってたばぁちゃんが、僕達を見て安堵の息をつく。
「カヤさんが、夜営にローブは必要じゃないか、って。
そしたらヴァンが、キラキラが良いっていうからさぁ、光の加減でキラキラに見えるように、裾に金の糸?で刺繍出来るよ、って言われたんだけど、時間かかるって。
でもヴァンが欲しいって言うんだよ。
あと、ローブを止めるブローチを皆でお揃いにしたいんだって。
どうしたらいい?」
僕が説明すると
「あぁ、ローブね。有って良いもんだね。
こっから海方向へ向かって進んだら、大きめの街はどこで、どのくらいで着く?」
ばぁちゃんが隣にいたタチバナさんに尋ねると
「一番大きな街は獣人国の首都でございますね。ここからでしたら馬車で1ヶ月でしょうか。
首都から海までは、2ヶ月程度です」
「ふーん。なら、採集しながら歩いて3ヶ月って所か?考えたら長いな?
馬車…馬車、買うか?ワニ1体、出しゃ買えるか?」
「最新鋭の馬車、ご用意しますよ!馬もお付けします!」
タチバナさんがすぐに反応する。
「馬はリーパーが居るからいらん。
ってか、女子供しか乗ってない馬車が最新鋭、襲えと言ってるようなもんだろう。面倒ことは断る!やめとくれ!」
「襲われるとは、正義の味方の出番ではないか!!俺様は活躍するぞ!!」
ヴァンがやる気に満ち溢れ、拳を突き上げる。
「リーとウェルが大人しく馬車に乗ってると思えないよ?リーパーも街道走ったら通報されない?」
「「ああぁぁ…」」
ばぁちゃんとタチバナさんがものすごく納得した顔になる。
「俺様の活躍は?!」
ヴァンはまだ諦めてないらしい。
「とりあえず、荷馬車を1台貰おう。道中の寝床にもなりそうだ。
あと、ヴァン、盗賊ってのは出るときゃ出るもんだ。その時は期待してるよ。「任せろ!!」
獣人国の首都にもセンバ商会はあるんだろう?今ここで注文してって、そこでローブだのブローチだの受け取りゃいいんじゃないか?」
「「ご注文、ありがとうございます!!」」
タチバナさんとカヤさんがニッコニッコだ。
ばぁちゃん、見事に丸く納めたね!
「ふむ、俺様に似合う服を選べということだな!」
ヴァンはふんすと胸を張る。
「素朴な疑問なんだけど、ヴァンはいきなり成人するんだよね?それまで今の大きさのままなの?」
普通の成長と違うの?
「ぬ?大きくなれというなら、なれない事もないが?」
こてん、と首をかしげるヴァン。
「いや!折角似合う洋服探すから、この大きさのままで居てくれて良いかな!」
食事でお口の周りベトベトとか、行動がお子ちゃまだからね!僕より大きな人の食事の世話とか、ちょっとためらうもの。
「よし、ユズリハ!仲良しはお揃いにするのだろう!俺様と同じものを選べよ!」
「え、ヤダ」
間髪入れずに断ると
「ナゼだ?!!」
ギュインと音がしそうな程の勢いで、驚愕の表情で振り向くヴァン。
「なんかヴァンって目立つキラキラしいもの選びそうだもん。僕、派手なの好きじゃない。服は自分の好きなの着たいよ」
「キラキラ!キラキラがあるのか?!俺様にぴったりだな!って、おおおぉ、これか!キラキラだな!!」
そう言ってヴァンが手に取ったのは、キラキラどころか、ものすごくギラギラした髪飾り。
「そちら、ガラス玉で出来た髪飾りすので、おすすめしません。さりげない所にこだわりを持たせるのがお洒落上級者かと」
カヤさんが気配もなくいきなり隣に来た。思わずビックゥってなった僕は悪くないと思う。
「そういえば、皆さん、ローブはお持ちで?夜営の際などの寒さしのぎに必要では?
ローブを止めるブローチなどを皆さんでお揃いにするのはいかがでしょう?」
なんと的確なアドバイスまでくれる。さすがです。
「おぉぉ!ローブはキラキラか?!」
えええぇ…どうしてもキラキラがいいの?
「………。
では、こんなのはいかがでしょう?光の加減でキラキラに見えるように、裾に金糸で刺繍をほどこします。
…まぁ、1週間ほどお時間はいただきたいですが」
「あ、それカッコいいかも」
カヤさんの提案に思わず賛成してしまった。
「そうか!カッコいいか!!正義の味方はカッコいいのがいいな!よし、それを所望する!!」
「待って!時間がかかるならばぁちゃんに相談だよ!!」
「ぬぅ…よし、ブルーーーーメぇ!!俺様はカッコいいローブとお揃いのブローチを所望だぁぁぁ!」
ドタドタと走るながら叫ぶヴァン。
「えぇっと…?回収して参りますか?」
カヤさんがヴァンを指差しながら言うけど
「うーん、回収したところで暴れそうだもん。ばぁちゃんの所に一緒に行こう。
リー、ウェル!ちょっと離れるけどココにいて、服を選んでて!」
「おー」「うん!!」
ウェル達に声をかけ、カヤさんを連れて、ばぁちゃんの所に行く。
「で?
カッコいいローブとブローチってのは、なんだい?」
ヴァンにすがり付かれて困ってたばぁちゃんが、僕達を見て安堵の息をつく。
「カヤさんが、夜営にローブは必要じゃないか、って。
そしたらヴァンが、キラキラが良いっていうからさぁ、光の加減でキラキラに見えるように、裾に金の糸?で刺繍出来るよ、って言われたんだけど、時間かかるって。
でもヴァンが欲しいって言うんだよ。
あと、ローブを止めるブローチを皆でお揃いにしたいんだって。
どうしたらいい?」
僕が説明すると
「あぁ、ローブね。有って良いもんだね。
こっから海方向へ向かって進んだら、大きめの街はどこで、どのくらいで着く?」
ばぁちゃんが隣にいたタチバナさんに尋ねると
「一番大きな街は獣人国の首都でございますね。ここからでしたら馬車で1ヶ月でしょうか。
首都から海までは、2ヶ月程度です」
「ふーん。なら、採集しながら歩いて3ヶ月って所か?考えたら長いな?
馬車…馬車、買うか?ワニ1体、出しゃ買えるか?」
「最新鋭の馬車、ご用意しますよ!馬もお付けします!」
タチバナさんがすぐに反応する。
「馬はリーパーが居るからいらん。
ってか、女子供しか乗ってない馬車が最新鋭、襲えと言ってるようなもんだろう。面倒ことは断る!やめとくれ!」
「襲われるとは、正義の味方の出番ではないか!!俺様は活躍するぞ!!」
ヴァンがやる気に満ち溢れ、拳を突き上げる。
「リーとウェルが大人しく馬車に乗ってると思えないよ?リーパーも街道走ったら通報されない?」
「「ああぁぁ…」」
ばぁちゃんとタチバナさんがものすごく納得した顔になる。
「俺様の活躍は?!」
ヴァンはまだ諦めてないらしい。
「とりあえず、荷馬車を1台貰おう。道中の寝床にもなりそうだ。
あと、ヴァン、盗賊ってのは出るときゃ出るもんだ。その時は期待してるよ。「任せろ!!」
獣人国の首都にもセンバ商会はあるんだろう?今ここで注文してって、そこでローブだのブローチだの受け取りゃいいんじゃないか?」
「「ご注文、ありがとうございます!!」」
タチバナさんとカヤさんがニッコニッコだ。
ばぁちゃん、見事に丸く納めたね!
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