189 / 190
道中、ばぁちゃん無双。いえ、孫もです
ウニザル
しおりを挟む
フエゴさん特製あら汁を飲みながら、ほっこりしていた時
「ヒヒーーーーン!!!」
リーパーのけたたましい叫び声が上がった。
「おぉ!!俺様の出番が来たか!!」
「あら汁でほっこりしてる場合じゃなかったの!リーも出動なのよ!兄ちゃんマント!!」
「そうだった!正義の味方はマントを翻して颯爽と登場せねばな!行くぞ、リー!!」
「うん!!」
マントというかローブだけどね?
「いいか、生け捕りだからな!加減が大事だぞ!」
ウェルがリーにローブを渡しながら念を押す。
「うん!でも既にリーパーが暴れてない?」
「俺様も負けてられないな!暴れるぞ、リー!!行け!」
「うん!!」
そう言うと、ヴァンはリーの背中に飛び乗り、おんぶ状態でリビングを飛び出していった。
「「え??」」
僕とウェルは同時に固まる。
うん、リーはヴァンをおんぶして戦うの?
両手使えないじゃん?!
「オイお前ら!固まってないで見に行くぞ!」
フエゴさんの叫び声で我に返って3人で慌てて庭に出る。
と。
「わん♪」
「ダーーーーーッハッハッハッハ!!ひれ伏すがいい!!」
「どぉりゃぁ!!」
「ヒヒーーーン!!」
「んにゃ!にゃにゃにゃにゃ!!!」
もみじがファイアボールを空に浮かせて庭を明るく照らし
ヴァンは空中に高く放り出され、落ちながら上からウォーターショットを連発。
リーは地上にいるお猿さんを蹴散らしながら、ヴァンの落下点に来ると、再びヴァンを高ぁく放り投げる。
リーパーは縦横無尽に走り回りお猿さんをはね飛ばし
かえでが、リーがヴァンを放り投げるのを邪魔しようとするお猿さんに向けて雷を落としてる。
え、かえでまで混ざってるの?
ってことは…
「わっふぅ!」「わんわん♪」「カー♪」「ウォーーン!」
『『『『僕達も遊びたい!!!』』』』
わびすけ、もみじだけじゃなく、ドーラとアズまで僕の前でキラキラした目で整列してる。
おぉぉう、これはどうしたもんか…
「オイオイオイオイ、猿、多すぎねぇか?!!」
フエゴさんが驚いてるけど、確かに。
今まで捕まえたお猿さんと同じくらいか、ちょっと多い?
「なんか、生け捕りで加減しろ、って言ったせいか、猿たちが攻撃受けても立ち上がって来てるんだよなぁ。
捕縛しないと減らないぞ、これは」
ウェルも腕を組んで悩んでいる。
捕縛…つまり、1か所に捕まえておけば良いんだよね?
よし!!
「作戦変更!!!
わびすけとヴァンは巨大な水球を1個づつ作成維持!!
うちのもふもふはわびすけの水球に、
リー、ドーラ、アズ、リーパーはヴァンの作った水球に向けてお猿さんを投げ入れる!!
わびすけとヴァンは捕まえたお猿さんが溺れないように頭だけ出す!
でも頭を出してうるさかったら、たまに水球の中に激流を作成!もみくちゃにする!
今日来たお猿さん、全部捕まえたら、どっちが多かったか数を数えよう!
多くお猿さんを捕獲出来たチームの勝ちだよ!
もふもふが勝てばポーション、ヴァンのチームが勝てばチョコレートが貰えるよ!
行くよ!よーーーーい、どん!!」
「「チョコ!!!」」「カー♪」「ウォーーン!」「ヒヒン?」
『『『『イヤッホーーー!!』』』』
リーパーがちょっと怪訝な顔をした以外は、皆大喜びで駆け回り始め、ヴァンとわびすけは、そりゃぁ大きな水球を作る。
リーはお猿さんを掴んでは投げ、掴んでは投げて、もう全力の力技。
ドーラが頭に火を付けチリチリなったお猿さんの逃げ道をアズが誘導、自ら水球に飛び込むお猿さん。
リーパーは後ろ足で蹴りあげ、ゴールを決めるように、お猿さんを水球へ一直線。
ヴァンは新しいお猿さんが入る度に、楽しそうに、水球を一回もみくちゃに回す。
そしてうちのもふもふは。
もみじがお尻に火をつけて追い回し、
ムクは足をがっちり地面に沈ませると、そのまま水球へ一直線に高速移動、
かえでは竜巻でお猿さんを巻き上げ、水球の上に落っことす。
なんて優秀!!
あー、でも、捕まえるってなると、リーとリーパーの力技の方が早いんだねぇ。
30分もすると
庭には、
ぐったりしたお猿さんの頭が大量に突き出た水球が、2つだけになり、
それぞれのチームの水球の前で胸を張る、ちみっこともふもふが整列している。
「後ろにウニのように猿の頭が出た変な水球がなきゃ、微笑ましい光景なんだがなぁ?」
頬を搔きながら苦笑いしてるフエゴさんと反対に
「我が妹ながら、リーの力技がハンパねぇな!良くやったリー!それからドーラ!」
大喜びのウェル。
「うちのもふもふも頑張ったねぇ!
でも、ごめんね、勝負だからね。ヴァンチームの勝ちだったよ!
すごかったよ!皆の活躍見てたからね!カッコ良かったよ!ヴァンの水球の制御もすごかったよ!」
「そうだろう、そうだろう!まぁ、俺様にかかればあの程度と、ちょいちょいだ!!」
皆で皆を褒めまくる。
さぁ、お家に入ってまったりしよう!!
「オイ!!あのウニザルどうすんだよ!」
フエゴさんが焦って聞いてくるけど
ちゃんと生け捕りにしたもの、ばぁちゃんが帰って来るまであのままだよ?
「ヒヒーーーーン!!!」
リーパーのけたたましい叫び声が上がった。
「おぉ!!俺様の出番が来たか!!」
「あら汁でほっこりしてる場合じゃなかったの!リーも出動なのよ!兄ちゃんマント!!」
「そうだった!正義の味方はマントを翻して颯爽と登場せねばな!行くぞ、リー!!」
「うん!!」
マントというかローブだけどね?
「いいか、生け捕りだからな!加減が大事だぞ!」
ウェルがリーにローブを渡しながら念を押す。
「うん!でも既にリーパーが暴れてない?」
「俺様も負けてられないな!暴れるぞ、リー!!行け!」
「うん!!」
そう言うと、ヴァンはリーの背中に飛び乗り、おんぶ状態でリビングを飛び出していった。
「「え??」」
僕とウェルは同時に固まる。
うん、リーはヴァンをおんぶして戦うの?
両手使えないじゃん?!
「オイお前ら!固まってないで見に行くぞ!」
フエゴさんの叫び声で我に返って3人で慌てて庭に出る。
と。
「わん♪」
「ダーーーーーッハッハッハッハ!!ひれ伏すがいい!!」
「どぉりゃぁ!!」
「ヒヒーーーン!!」
「んにゃ!にゃにゃにゃにゃ!!!」
もみじがファイアボールを空に浮かせて庭を明るく照らし
ヴァンは空中に高く放り出され、落ちながら上からウォーターショットを連発。
リーは地上にいるお猿さんを蹴散らしながら、ヴァンの落下点に来ると、再びヴァンを高ぁく放り投げる。
リーパーは縦横無尽に走り回りお猿さんをはね飛ばし
かえでが、リーがヴァンを放り投げるのを邪魔しようとするお猿さんに向けて雷を落としてる。
え、かえでまで混ざってるの?
ってことは…
「わっふぅ!」「わんわん♪」「カー♪」「ウォーーン!」
『『『『僕達も遊びたい!!!』』』』
わびすけ、もみじだけじゃなく、ドーラとアズまで僕の前でキラキラした目で整列してる。
おぉぉう、これはどうしたもんか…
「オイオイオイオイ、猿、多すぎねぇか?!!」
フエゴさんが驚いてるけど、確かに。
今まで捕まえたお猿さんと同じくらいか、ちょっと多い?
「なんか、生け捕りで加減しろ、って言ったせいか、猿たちが攻撃受けても立ち上がって来てるんだよなぁ。
捕縛しないと減らないぞ、これは」
ウェルも腕を組んで悩んでいる。
捕縛…つまり、1か所に捕まえておけば良いんだよね?
よし!!
「作戦変更!!!
わびすけとヴァンは巨大な水球を1個づつ作成維持!!
うちのもふもふはわびすけの水球に、
リー、ドーラ、アズ、リーパーはヴァンの作った水球に向けてお猿さんを投げ入れる!!
わびすけとヴァンは捕まえたお猿さんが溺れないように頭だけ出す!
でも頭を出してうるさかったら、たまに水球の中に激流を作成!もみくちゃにする!
今日来たお猿さん、全部捕まえたら、どっちが多かったか数を数えよう!
多くお猿さんを捕獲出来たチームの勝ちだよ!
もふもふが勝てばポーション、ヴァンのチームが勝てばチョコレートが貰えるよ!
行くよ!よーーーーい、どん!!」
「「チョコ!!!」」「カー♪」「ウォーーン!」「ヒヒン?」
『『『『イヤッホーーー!!』』』』
リーパーがちょっと怪訝な顔をした以外は、皆大喜びで駆け回り始め、ヴァンとわびすけは、そりゃぁ大きな水球を作る。
リーはお猿さんを掴んでは投げ、掴んでは投げて、もう全力の力技。
ドーラが頭に火を付けチリチリなったお猿さんの逃げ道をアズが誘導、自ら水球に飛び込むお猿さん。
リーパーは後ろ足で蹴りあげ、ゴールを決めるように、お猿さんを水球へ一直線。
ヴァンは新しいお猿さんが入る度に、楽しそうに、水球を一回もみくちゃに回す。
そしてうちのもふもふは。
もみじがお尻に火をつけて追い回し、
ムクは足をがっちり地面に沈ませると、そのまま水球へ一直線に高速移動、
かえでは竜巻でお猿さんを巻き上げ、水球の上に落っことす。
なんて優秀!!
あー、でも、捕まえるってなると、リーとリーパーの力技の方が早いんだねぇ。
30分もすると
庭には、
ぐったりしたお猿さんの頭が大量に突き出た水球が、2つだけになり、
それぞれのチームの水球の前で胸を張る、ちみっこともふもふが整列している。
「後ろにウニのように猿の頭が出た変な水球がなきゃ、微笑ましい光景なんだがなぁ?」
頬を搔きながら苦笑いしてるフエゴさんと反対に
「我が妹ながら、リーの力技がハンパねぇな!良くやったリー!それからドーラ!」
大喜びのウェル。
「うちのもふもふも頑張ったねぇ!
でも、ごめんね、勝負だからね。ヴァンチームの勝ちだったよ!
すごかったよ!皆の活躍見てたからね!カッコ良かったよ!ヴァンの水球の制御もすごかったよ!」
「そうだろう、そうだろう!まぁ、俺様にかかればあの程度と、ちょいちょいだ!!」
皆で皆を褒めまくる。
さぁ、お家に入ってまったりしよう!!
「オイ!!あのウニザルどうすんだよ!」
フエゴさんが焦って聞いてくるけど
ちゃんと生け捕りにしたもの、ばぁちゃんが帰って来るまであのままだよ?
15
あなたにおすすめの小説
授かったスキルが【草】だったので家を勘当されたから悲しくてスキルに不満をぶつけたら国に恐怖が訪れて草
ラララキヲ
ファンタジー
(※[両性向け]と言いたい...)
10歳のグランは家族の見守る中でスキル鑑定を行った。グランのスキルは【草】。草一本だけを生やすスキルに親は失望しグランの為だと言ってグランを捨てた。
親を恨んだグランはどこにもぶつける事の出来ない気持ちを全て自分のスキルにぶつけた。
同時刻、グランを捨てた家族の居る王都では『謎の笑い声』が響き渡った。その笑い声に人々は恐怖し、グランを捨てた家族は……──
※確認していないので二番煎じだったらごめんなさい。急に思いついたので書きました!
※「妻」に対する暴言があります。嫌な方は御注意下さい※
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げています。
最弱白竜ですが、なぜか学園最強の銀竜に番認定されました
斉藤めめめ
恋愛
竜の血を引く者だけが貴族になれるこの世界で、白竜は最も格の低い竜の証。
白竜の男爵令嬢リーゼロッテは、特待生として国内最高峰の王立竜騎学園に入学する。待っていたのは上位貴族からの蔑みと、学園を支配する四人の御曹司「四竜」。
その筆頭、銀竜公爵家の嫡男ルシアンに初日から啖呵を切ったリーゼは、いじめと嫉妬の嵐に巻き込まれていく。
それでも彼女は媚びない、逃げない、折れない。
やがてルシアンはリーゼから目が離せなくなり――
白竜の少女が、学園と王国の運命を変える。
身分差×竜×学園ラブファンタジー、開幕。
悪役令嬢の慟哭
浜柔
ファンタジー
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。
だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。
※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。
※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。
「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。
「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。
不器量で可愛げが無くて僻みっぽくて小賢しい私の話
あんど もあ
ファンタジー
王太子が真実の愛とか言って婚約破棄を宣言。廃太子と決まりました。おかげで妹の私に王太子になれと言われたのですが、不器量で可愛げが無くて僻みっぽくて小賢しくて政略結婚の役にも立たないと言われていた私がですか?
とある中年男性の転生冒険記
うしのまるやき
ファンタジー
中年男性である郡元康(こおりもとやす)は、目が覚めたら見慣れない景色だったことに驚いていたところに、アマデウスと名乗る神が現れ、原因不明で死んでしまったと告げられたが、本人はあっさりと受け入れる。アマデウスの管理する世界はいわゆる定番のファンタジーあふれる世界だった。ひそかに持っていた厨二病の心をくすぐってしまい本人は転生に乗り気に。彼はその世界を楽しもうと期待に胸を膨らませていた。
【完結】勇者と国王は最悪。なので私が彼らを後悔させます。
凛 伊緒
ファンタジー
「お前はこのパーティーに相応しくない。今この場をもって、追放とする!それと、お前が持っている物は全て置いていってもらうぞ。」
「それは良いですわね、勇者様!」
勇者でありパーティーリーダーのゼイスに追放を宣言された。
隣にいる聖女メーシアも、大きく頷く。
毎日の暴行。
さらに報酬は平等に分けるはずが、いつも私だけかなり少なくされている。
最後の嫌味と言わんばかりに、今持っている物全てを奪われた。
今までの行いを、後悔させてあげる--
誰にも口外できない方法で父の借金を返済した令嬢にも諦めた幸せは訪れる
しゃーりん
恋愛
伯爵令嬢ジュゼットは、兄から父が背負った借金の金額を聞いて絶望した。
しかも返済期日が迫っており、家族全員が危険な仕事や売られることを覚悟しなければならない。
そんな時、借金を払う代わりに仕事を依頼したいと声をかけられた。
ジュゼットは自分と家族の将来のためにその依頼を受けたが、当然口外できないようなことだった。
その仕事を終えて実家に帰るジュゼットは、もう幸せな結婚は望めないために一人で生きていく決心をしていたけれど求婚してくれる人がいたというお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる