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3章 王子サマの帰省
その頃の執務室 ⑧
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「オデも、オデも、行ぎだがっだのォォォォ!!」
焔矢が泣きながら机をバンバン叩いて八つ当たりしている。
「無理でしょう。アンタと炎乃香が会ったら、大火災が起きるでしょう。
北の大地を炎の大地に変えるつもり?」
樹魅が焔矢を諌めるも
「そのぐらい、制御でぎるもぉぉぉーーーー」
「「「「ぜっっっっっったい、無理じゃの」ですね!!!」」」
部下と菅公の声が揃った。
「びゃぁぁぁぁーーーんン」
「ほら、泣かないの。
いい?紀伊助が、剛磨だけじゃなくて柊路や篁さんに並男まで連れてったんだから、普通の業務が滞ってるんだよ。
焔矢はボクを見捨てるの?
優しい焔矢はそんな事しないよね?
紀伊助も最近の焔矢を見込んで仕事をお願いして行ったんだよ、皆の期待に応えてこそ、でしょう?」
そう言って樹魅は部下達に目配せする。
「そうです、焔矢サマ、頼りにしてます」
「カッコ良いとこ、見せつけましょう!」
「今こそ、真価を発揮する時です!!」
菅公も
「う、うむ。焔矢にしか任せられんからのぅ」
そう言われて焔矢は涙顔を上げると
「オデ、オデ、期待されてる?!
オデ、オレは、樹魅を見捨てるようなヒキョーな男じゃない!!」
焔矢は立ち上がり、天に向かって拳を掲げる。
((((チョロい)))のぅ)
部下達と菅公の心は一つになったが
「焔矢!!エライ!!素晴らしく成長しましたね!!
あぁ、ありがとうございます、マダム牛頭!!」
樹魅だけは本気で感動し、大焦熱地獄に向かって拝んでいた。
焔矢が泣きながら机をバンバン叩いて八つ当たりしている。
「無理でしょう。アンタと炎乃香が会ったら、大火災が起きるでしょう。
北の大地を炎の大地に変えるつもり?」
樹魅が焔矢を諌めるも
「そのぐらい、制御でぎるもぉぉぉーーーー」
「「「「ぜっっっっっったい、無理じゃの」ですね!!!」」」
部下と菅公の声が揃った。
「びゃぁぁぁぁーーーんン」
「ほら、泣かないの。
いい?紀伊助が、剛磨だけじゃなくて柊路や篁さんに並男まで連れてったんだから、普通の業務が滞ってるんだよ。
焔矢はボクを見捨てるの?
優しい焔矢はそんな事しないよね?
紀伊助も最近の焔矢を見込んで仕事をお願いして行ったんだよ、皆の期待に応えてこそ、でしょう?」
そう言って樹魅は部下達に目配せする。
「そうです、焔矢サマ、頼りにしてます」
「カッコ良いとこ、見せつけましょう!」
「今こそ、真価を発揮する時です!!」
菅公も
「う、うむ。焔矢にしか任せられんからのぅ」
そう言われて焔矢は涙顔を上げると
「オデ、オデ、期待されてる?!
オデ、オレは、樹魅を見捨てるようなヒキョーな男じゃない!!」
焔矢は立ち上がり、天に向かって拳を掲げる。
((((チョロい)))のぅ)
部下達と菅公の心は一つになったが
「焔矢!!エライ!!素晴らしく成長しましたね!!
あぁ、ありがとうございます、マダム牛頭!!」
樹魅だけは本気で感動し、大焦熱地獄に向かって拝んでいた。
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