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学園へ
そして、お茶か…ウソぉ?!
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フロスティ様達とのお茶会が大成功に終わり、私達の仲が良くなった事を殿下に悟らせないように、これまでと同じように過ごし、
放課後の訓練では、夫人が参加、だけでなく、
辺境伯様の愛情表現、過剰な護衛達も一緒に参加したことで、ハジカミ達がより一層ボロボロになってるのに、
なんか、良い笑顔なのは何故でしょう?
高等学園の噂ですが、夫人がサクラも潜ませてくれたらしく、
「センバの唯一のため、シラヌイが暴走した結果」
って事に収まって来たようです。
お茶会を来週末に控えたある日。
驚くような結果を持って辺境伯様のお屋敷にやって来た人物が1人、いや2人?
夫人とチィちゃん、シラヌイ様と私達でのんびりお茶をしていたら
バーン!と扉が開き
「リオくん!リアちゃん!会いたかったわぁ!!!」
ヒサギ様が突撃して、ギュウギュウと私達を抱き締めます。
「いきなり来たわね?
とりあえず、リアちゃんが苦しそうだから離れなさい?センバの力加減おかしいの、気づいて?
で、どうしたの?」
「セイラー義姉さんも居てちょうど良かったわ!
リオくん、リアちゃん、貴方達、とんでもない子拾って来たわね!!!」
「「え??」」
「イチイ、シラヌイ!貴方達は席を外しなさい。
知らなければ、漏れないのよ」
「私は!これからのための勉強として!」
チィちゃんが食い下がりますが
「もうすぐ王家の茶会でしょう?
貴女は何気なく聞かれた事に答えてしまう。王家で漏らしたら、誰かが聞いてるのよ。
だから、ダメ」
そう言って、部屋から追い出された2人。
そして、2人が居なくなってから入って来たのが、
センバの従業員の格好してますが、あら?シュロス??
固まってるわ。
あれ、触って壊しでもしたら恐ろしいと、そっちの緊張でガチガチなんじゃないかしら?
「バレないように、センバの従業員と見分けがつかないようにさせてるわ。
この子、とんでもないわよ?」
ヒサギ様が語り出します。
「まず、初対面のセイラー義姉さんのために説明すると、
リオくん達が保護してきた学園に通ってる平民の子。
マンドル家の先祖返りで、植物が育てられるけど、その育つ植物が、
毒草限定。「は??」
それで、リオくんに、うちに育てられる土地はないか、育ったら買い取って欲しいって相談されて
放課後、うちで預かって実験してたのよね。
しかも、土で生えるモノが変わる、って言うから、
今回、セイラー義姉さんに、試しに魔の森の土持ってきてって、荷馬車一台分持ってきて貰ったでしょう?
それで、試したの。
そしたら、とんでもない事になったのよ!!それ…」「ちょっと待って、情報が多すぎる!!」
夫人が怒涛の勢いのヒサギ様を止めます。
「まず、貴方は平民なのね?」「ハイ!!」
「私はセンバ辺境伯の妻でセイラー・センバよ。貴方のお名前をお聞きしても?」「ハイ!シュロスと申します!!」
「なぜ、マンドル家ではなく、エミリオくん達に保護を求めたの?」
「最初にお声がけ頂いたのがセリさんで、お二人にお会いしたらお優しいお貴族様だったので!!
あと、マンドルご令息様は常に肉食令嬢に囲まれ、自分のような平民が庇護下に入ったら、身の危険を感じたからです!」
「す、素直な子ね?」
「ハイ、ばぁちゃ、祖母に、自分の信じたお貴族様には正直に答えなさい、と教わりました!」
「あら、私達を信じてくれるの?」
「ハイ!エミリオ様達を信じています!!」
「ウフフフフ、ですって、リオくん?」
そう言って夫人は私達を振り返りました。
「餌付けに成功したんです」
お兄様がプイっとそっぽを向きながら答えます。
「あらあらあら、素直じゃない子も居るわ?
餌付けって言っても、信用出来ない人から貰った食べ物なんて、怖くて口に出来ないわよね?
貴方、自分の価値が分かって居るものね?
誘拐の危険があるものなんて食べないでしょう?」
「ハイ!ば、祖母に叩き込まれました!」
「素敵なおばあ様だったのね?」
「おっかなかったけど、間違った事は言わないし、自分を大事にしてくれました!」
「貴方がこんなに素直でここまで無事に成長出来た事に感謝を。
さぁ、リオくん達と一緒にお菓子を食べて、楽になさいな。「ありがとうございます!!」
ヒサギ、説明の続きを」
「そうなの、とても良い子なのよ、たまに心の声が駄々漏れみたいだけど。
でね、2週間位で毒草が育つのよ。
ただ、続けては収穫できなかったわ。インターバルがどのくらいなのかは、まだ分かってないわ。
で、義姉さんに持ってきて貰った魔の森の土。
これのお世話をさせてみたら、
なんと」
ここで、ヒサギ様が全員の顔を見回します。
タメますね!!
「いっちばん貴重な万能薬!
その原料の薬草が生えたわ!!!」
うっそでしょう?!!
放課後の訓練では、夫人が参加、だけでなく、
辺境伯様の愛情表現、過剰な護衛達も一緒に参加したことで、ハジカミ達がより一層ボロボロになってるのに、
なんか、良い笑顔なのは何故でしょう?
高等学園の噂ですが、夫人がサクラも潜ませてくれたらしく、
「センバの唯一のため、シラヌイが暴走した結果」
って事に収まって来たようです。
お茶会を来週末に控えたある日。
驚くような結果を持って辺境伯様のお屋敷にやって来た人物が1人、いや2人?
夫人とチィちゃん、シラヌイ様と私達でのんびりお茶をしていたら
バーン!と扉が開き
「リオくん!リアちゃん!会いたかったわぁ!!!」
ヒサギ様が突撃して、ギュウギュウと私達を抱き締めます。
「いきなり来たわね?
とりあえず、リアちゃんが苦しそうだから離れなさい?センバの力加減おかしいの、気づいて?
で、どうしたの?」
「セイラー義姉さんも居てちょうど良かったわ!
リオくん、リアちゃん、貴方達、とんでもない子拾って来たわね!!!」
「「え??」」
「イチイ、シラヌイ!貴方達は席を外しなさい。
知らなければ、漏れないのよ」
「私は!これからのための勉強として!」
チィちゃんが食い下がりますが
「もうすぐ王家の茶会でしょう?
貴女は何気なく聞かれた事に答えてしまう。王家で漏らしたら、誰かが聞いてるのよ。
だから、ダメ」
そう言って、部屋から追い出された2人。
そして、2人が居なくなってから入って来たのが、
センバの従業員の格好してますが、あら?シュロス??
固まってるわ。
あれ、触って壊しでもしたら恐ろしいと、そっちの緊張でガチガチなんじゃないかしら?
「バレないように、センバの従業員と見分けがつかないようにさせてるわ。
この子、とんでもないわよ?」
ヒサギ様が語り出します。
「まず、初対面のセイラー義姉さんのために説明すると、
リオくん達が保護してきた学園に通ってる平民の子。
マンドル家の先祖返りで、植物が育てられるけど、その育つ植物が、
毒草限定。「は??」
それで、リオくんに、うちに育てられる土地はないか、育ったら買い取って欲しいって相談されて
放課後、うちで預かって実験してたのよね。
しかも、土で生えるモノが変わる、って言うから、
今回、セイラー義姉さんに、試しに魔の森の土持ってきてって、荷馬車一台分持ってきて貰ったでしょう?
それで、試したの。
そしたら、とんでもない事になったのよ!!それ…」「ちょっと待って、情報が多すぎる!!」
夫人が怒涛の勢いのヒサギ様を止めます。
「まず、貴方は平民なのね?」「ハイ!!」
「私はセンバ辺境伯の妻でセイラー・センバよ。貴方のお名前をお聞きしても?」「ハイ!シュロスと申します!!」
「なぜ、マンドル家ではなく、エミリオくん達に保護を求めたの?」
「最初にお声がけ頂いたのがセリさんで、お二人にお会いしたらお優しいお貴族様だったので!!
あと、マンドルご令息様は常に肉食令嬢に囲まれ、自分のような平民が庇護下に入ったら、身の危険を感じたからです!」
「す、素直な子ね?」
「ハイ、ばぁちゃ、祖母に、自分の信じたお貴族様には正直に答えなさい、と教わりました!」
「あら、私達を信じてくれるの?」
「ハイ!エミリオ様達を信じています!!」
「ウフフフフ、ですって、リオくん?」
そう言って夫人は私達を振り返りました。
「餌付けに成功したんです」
お兄様がプイっとそっぽを向きながら答えます。
「あらあらあら、素直じゃない子も居るわ?
餌付けって言っても、信用出来ない人から貰った食べ物なんて、怖くて口に出来ないわよね?
貴方、自分の価値が分かって居るものね?
誘拐の危険があるものなんて食べないでしょう?」
「ハイ!ば、祖母に叩き込まれました!」
「素敵なおばあ様だったのね?」
「おっかなかったけど、間違った事は言わないし、自分を大事にしてくれました!」
「貴方がこんなに素直でここまで無事に成長出来た事に感謝を。
さぁ、リオくん達と一緒にお菓子を食べて、楽になさいな。「ありがとうございます!!」
ヒサギ、説明の続きを」
「そうなの、とても良い子なのよ、たまに心の声が駄々漏れみたいだけど。
でね、2週間位で毒草が育つのよ。
ただ、続けては収穫できなかったわ。インターバルがどのくらいなのかは、まだ分かってないわ。
で、義姉さんに持ってきて貰った魔の森の土。
これのお世話をさせてみたら、
なんと」
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うっそでしょう?!!
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