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チィちゃん、夢のキラキラ学園生活
ナターリエの困り事
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センバのお屋敷に着くと、セリがすぐさまお茶を用意してくれます。
美味しいお茶を飲んで、お菓子を食べて、落ち着いた所で
「さて、何がどうしてどうなった?」
お兄様が口火を切ると
「リオくん!!ヘドロがヘドロのままだったわ!!王家もう要らなくない?!」
バーーーンと扉が開き、ヒサギ様とライ様が登場しました。
「お、おおぅ、ヒサギ様、ライ様。今日はお疲れ様でした?」
お兄様が疑問系で出迎えます。
「あらあら、ナターリエちゃんに、あら、新入生代表のブライン侯爵令嬢は、はじめましてだわね?
私、シラヌイの母で、センバ商会会頭、ヒサギ・センバと申しますわ。お見知りおき頂ければ幸いですわ。
で、作戦会議?」
「まぁ!あのセンバ商会の会頭様にご挨拶頂けるなんて光栄ですわ!是非ともお付き合いさせて頂きたいですわ!
で、そうなんですの。
殿下のやんちゃにも困ったものですわ。廃棄処分の場合、殿下は我が家で引き受けましてよ、フフ、フフフ…」
「オージー!!まだよ、まだ!!」「ッハ!!」
ナターリエがこちらに引き戻しますが、まだ、なんですのね?
「うん、なるほど。今のでわかったヘドロの未来。逆らっちゃダメなヤツね!」
ヒサギ様が御納得の表情です。受け入れるの早くないです?
「センバの唯一に対する執着と一緒じゃない?まぁ?方向性はちょっと違うかも?」
ベクトルの向きって大事ね!!!
「で、なんか、ナターリエが助けを求めて来たから皆で集まったんだけど、
フーティ様達は、殿下に聖女とのお茶会だって、連行されたんで居ないです。あっちはあっちで情報収集してくれてます。
とりあえず、ヒサギ様達も座って?
で、ナターリエ?何があったの?」
「はい。入学式が終わって、教室に入って、先生を待ってる時、聖女様をぶら下げた殿下がやって来て
〝ナターリエは居るか?〞って言うから仕方なく出て行ったら
〝これが私の婚約者候補のナターリエ・エアトルだ!
ナターリエ、入学式でも紹介したが彼女が聖女のエリカだ。彼女は素晴らしい女性だ。仲良くするように!
そのために機会を設ける。明日から昼食は私達と共に取るように。午前の授業が終わったら迎えに来なさい。遅れないようにな!〞
って、それだけ言って、さっさと帰って行ったんですぅ!!!
あまりに急で、反論も、オージーも一緒にっても言えず、どうしたらいいの?!
そんな胃が痛くなるご飯なんて、嫌だぁああ!!」
「昼休みに遅れずに迎えに来い、って、婚約者を従者かなにかと勘違いしてないかな?」
「婚約者候補です、こ・う・ほ!」
お兄様の言葉にすかさず反応するナターリエ。
「ナターリエだって授業があるのにねぇ?」
「遅れるな、って言ったって、ミツバみたいに一瞬で移動出来るわけじゃないし、そもそも淑女が走るなって教えられてるのに、どうしたらいいのぉ?」
ミツバの瞬間移動って。ちょっと見たいって思っちゃったじゃない。
「イチイも!イチイもリオリア様とご飯食べたいです!迎えに行けば良いですか!?」
「いやいや!!イチイが来てナターリエが来ないと、ヘドロの性格上、それはそれは面倒な事になるから!!
食堂で待ってて?待ち合わせもドキドキして楽しいよ?」「ハイ!!」
素直なチィちゃん、可愛い。
「早めに退出しろってこと?」
「先生に許可もらって?終了間際、1人でこそこそ教室出るの?やだぁ!!」
ヒサギ様の言葉に机に突っ伏して頭を抱えるナターリエ。
「うん、現実的じゃないな。考えなしな所も治ってないんだなぁ。
仕方がない、明日の朝、俺らの教室に来て、
〝自分も授業があるので殿下をお待たせしてしまう。お互い食堂で落ち合いたい、そして是非とも侯爵令嬢のオージー様にも聖女の素晴らしさをわかって欲しいので同行の許可が欲しい〞
とでも言うしかないんじゃね?」
お兄様が具体案を提示します。
「では、その際私も一緒に行って、是非ともご一緒に、って一言添えましょう」
オージー様も協力的です。
「殿下に近寄る聖女サマを見極めなければ、フフフ、フフフフ…」
別な意味で協力的だったみたいです。
美味しいお茶を飲んで、お菓子を食べて、落ち着いた所で
「さて、何がどうしてどうなった?」
お兄様が口火を切ると
「リオくん!!ヘドロがヘドロのままだったわ!!王家もう要らなくない?!」
バーーーンと扉が開き、ヒサギ様とライ様が登場しました。
「お、おおぅ、ヒサギ様、ライ様。今日はお疲れ様でした?」
お兄様が疑問系で出迎えます。
「あらあら、ナターリエちゃんに、あら、新入生代表のブライン侯爵令嬢は、はじめましてだわね?
私、シラヌイの母で、センバ商会会頭、ヒサギ・センバと申しますわ。お見知りおき頂ければ幸いですわ。
で、作戦会議?」
「まぁ!あのセンバ商会の会頭様にご挨拶頂けるなんて光栄ですわ!是非ともお付き合いさせて頂きたいですわ!
で、そうなんですの。
殿下のやんちゃにも困ったものですわ。廃棄処分の場合、殿下は我が家で引き受けましてよ、フフ、フフフ…」
「オージー!!まだよ、まだ!!」「ッハ!!」
ナターリエがこちらに引き戻しますが、まだ、なんですのね?
「うん、なるほど。今のでわかったヘドロの未来。逆らっちゃダメなヤツね!」
ヒサギ様が御納得の表情です。受け入れるの早くないです?
「センバの唯一に対する執着と一緒じゃない?まぁ?方向性はちょっと違うかも?」
ベクトルの向きって大事ね!!!
「で、なんか、ナターリエが助けを求めて来たから皆で集まったんだけど、
フーティ様達は、殿下に聖女とのお茶会だって、連行されたんで居ないです。あっちはあっちで情報収集してくれてます。
とりあえず、ヒサギ様達も座って?
で、ナターリエ?何があったの?」
「はい。入学式が終わって、教室に入って、先生を待ってる時、聖女様をぶら下げた殿下がやって来て
〝ナターリエは居るか?〞って言うから仕方なく出て行ったら
〝これが私の婚約者候補のナターリエ・エアトルだ!
ナターリエ、入学式でも紹介したが彼女が聖女のエリカだ。彼女は素晴らしい女性だ。仲良くするように!
そのために機会を設ける。明日から昼食は私達と共に取るように。午前の授業が終わったら迎えに来なさい。遅れないようにな!〞
って、それだけ言って、さっさと帰って行ったんですぅ!!!
あまりに急で、反論も、オージーも一緒にっても言えず、どうしたらいいの?!
そんな胃が痛くなるご飯なんて、嫌だぁああ!!」
「昼休みに遅れずに迎えに来い、って、婚約者を従者かなにかと勘違いしてないかな?」
「婚約者候補です、こ・う・ほ!」
お兄様の言葉にすかさず反応するナターリエ。
「ナターリエだって授業があるのにねぇ?」
「遅れるな、って言ったって、ミツバみたいに一瞬で移動出来るわけじゃないし、そもそも淑女が走るなって教えられてるのに、どうしたらいいのぉ?」
ミツバの瞬間移動って。ちょっと見たいって思っちゃったじゃない。
「イチイも!イチイもリオリア様とご飯食べたいです!迎えに行けば良いですか!?」
「いやいや!!イチイが来てナターリエが来ないと、ヘドロの性格上、それはそれは面倒な事になるから!!
食堂で待ってて?待ち合わせもドキドキして楽しいよ?」「ハイ!!」
素直なチィちゃん、可愛い。
「早めに退出しろってこと?」
「先生に許可もらって?終了間際、1人でこそこそ教室出るの?やだぁ!!」
ヒサギ様の言葉に机に突っ伏して頭を抱えるナターリエ。
「うん、現実的じゃないな。考えなしな所も治ってないんだなぁ。
仕方がない、明日の朝、俺らの教室に来て、
〝自分も授業があるので殿下をお待たせしてしまう。お互い食堂で落ち合いたい、そして是非とも侯爵令嬢のオージー様にも聖女の素晴らしさをわかって欲しいので同行の許可が欲しい〞
とでも言うしかないんじゃね?」
お兄様が具体案を提示します。
「では、その際私も一緒に行って、是非ともご一緒に、って一言添えましょう」
オージー様も協力的です。
「殿下に近寄る聖女サマを見極めなければ、フフフ、フフフフ…」
別な意味で協力的だったみたいです。
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