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第1章「スタートラインは不平等」
妄想では完璧なのにぃ
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私が彼を好きなったのは出会ってすぐなのことだった。たまたま家が近かったこともあり、毎日一緒に学校に行っているうちに、彼に惹かれていた。毎日一緒ということもあるだろうが、彼の優しさに惚れてしまった。
私は何回も告白を自分の中で宣言したのに、彼の周りにいる二人の儀姉妹を恐れて、振られて話せなくなるのが怖くて、告白なんて出来ていない。
しかし、何年もの仲だからと、友達以上の存在になれている。それだでも、私は幸せだ。
そして今日、彼に接近しようと試みる。付き合えなくても、でも、そばにいることならいくらでも出来る。
「さっき電車行っちゃったぽいねぇ。しょうがないなぁ。」
彼はそう呟いた。
「そうだね。まぁ、そのうちだよきっと。」
そう私は返した。少し待って電車は来て、私の目的とした場所へと着いた。
「ここー。行きたかったんだぁ、けど、一人じゃちょっと、ってね?」
「まぁ確かに、ここは一人じゃ無理だな。タワースイーツ。ね。」
私は元々果物や甘いものが好きだったので、ここは別に急接近したいとかイチャイチャを企む場所ではなかった。まぁ、本当は今回はそんな目的じゃなくて、本当に遊ぶだだったんだけど、すこし浮かれたかな?まぁ、しょうがないもん。
早速二人で店内に入ると、いらっしゃいませーと店員が言い。席へ案内された。
「どれにしよっかなー。」
私がそう呟くと、
「俺はこのメロンパーティーってのがいいと思うぞ。」
私と同じく、彼も果物が好きだ。そんなところでは趣味が合う。
そんな彼は、
「秋は何にするんだ?」
と聞いてきたので、
「私も時くんと同じので。」
わかったと言うと、彼は店員を呼び、彼と私分のメニューを読んだ。
そして何分か待つと、かなり大きいメロンのパフェのようなものが出てきた。
「おーすげぇ。」
と彼は言うと、
「ほんとだーおぉ~。」
と私が言った。
ここで普通のカップルならクリームなどをほっぺに付けて
「もーついてるょぉ~。」
なんて言うのが支流だろう。
しかし、彼の場合はそんなドジなことはしない。クリームなんてほっぺにつけたりはしない。うぅむ。難しいところだ。
しかし、一つだけその方法を成功させる技がある。
そう。私が付ければいいのだ。私はそんなことしちゃう人だし、例に何回かあったし。まぁその時は家で一人の時だけど。
もしここでやったとしたら、私の妄想ないでは彼が気づいてくれるはず。
さぁ、吉と出るか凶と出るか…
私は何回も告白を自分の中で宣言したのに、彼の周りにいる二人の儀姉妹を恐れて、振られて話せなくなるのが怖くて、告白なんて出来ていない。
しかし、何年もの仲だからと、友達以上の存在になれている。それだでも、私は幸せだ。
そして今日、彼に接近しようと試みる。付き合えなくても、でも、そばにいることならいくらでも出来る。
「さっき電車行っちゃったぽいねぇ。しょうがないなぁ。」
彼はそう呟いた。
「そうだね。まぁ、そのうちだよきっと。」
そう私は返した。少し待って電車は来て、私の目的とした場所へと着いた。
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「まぁ確かに、ここは一人じゃ無理だな。タワースイーツ。ね。」
私は元々果物や甘いものが好きだったので、ここは別に急接近したいとかイチャイチャを企む場所ではなかった。まぁ、本当は今回はそんな目的じゃなくて、本当に遊ぶだだったんだけど、すこし浮かれたかな?まぁ、しょうがないもん。
早速二人で店内に入ると、いらっしゃいませーと店員が言い。席へ案内された。
「どれにしよっかなー。」
私がそう呟くと、
「俺はこのメロンパーティーってのがいいと思うぞ。」
私と同じく、彼も果物が好きだ。そんなところでは趣味が合う。
そんな彼は、
「秋は何にするんだ?」
と聞いてきたので、
「私も時くんと同じので。」
わかったと言うと、彼は店員を呼び、彼と私分のメニューを読んだ。
そして何分か待つと、かなり大きいメロンのパフェのようなものが出てきた。
「おーすげぇ。」
と彼は言うと、
「ほんとだーおぉ~。」
と私が言った。
ここで普通のカップルならクリームなどをほっぺに付けて
「もーついてるょぉ~。」
なんて言うのが支流だろう。
しかし、彼の場合はそんなドジなことはしない。クリームなんてほっぺにつけたりはしない。うぅむ。難しいところだ。
しかし、一つだけその方法を成功させる技がある。
そう。私が付ければいいのだ。私はそんなことしちゃう人だし、例に何回かあったし。まぁその時は家で一人の時だけど。
もしここでやったとしたら、私の妄想ないでは彼が気づいてくれるはず。
さぁ、吉と出るか凶と出るか…
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