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第2章「可愛い笑顔は裏がある?」
日曜夜Ⅱ&月曜朝
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~橋本家~
橋本家では既に夕食を食べていた。食べていたのは家族全員で、家族ではなしながら食事をしている。勿論。食べているのは可憐ちゃん特製ラーメン。家族ウケはすごくいいらしい。
「可憐すごいねぇ。自分でスープ作れるなんて。」
母親がそう言うと。
「お母さんの料理よりはあれだけど、頑張ってるよ。」
可憐は笑顔でそういった。
すると父が、
「コホン。実は、3人に言わなきゃならないことがあってなぁ。」
それを聞いた時也、睦月、可憐、全員がもしかして離婚なのかと心配していた。しかし、三人の予想は遥かに外れていた。
「実は、水曜日から七月末まで出張なんだ。プロジェクトの代表で二人で行かなきゃならないことになった。すまん。」
それも少し残念な報告だったが、離婚話ではなかったため、3人は少しほっとしていた。
「そうなんだ。気をつけてね。」
睦月が2人に言うと、
「ありがとうな睦月ちゃん。」
父がそういった。
夕食を終えると、またいつも通りな感じになりこれといった変わったことはなかった。
~翌朝~
時也は起きると、リビングに行き、可憐が作った朝食の元へいった。
そして学校に行く。勝と秋と待ち合わせしていたところにまで行くと、既に秋はいた。
「おはよ秋。」
「うん。おはよ。」
二人はそう会話している間に、勝の姿が現れた。
「おぉ、待ったか?」
「いや、今来たところ。」
「そうか。」
そんな感じて会話は進んだ。
行く途中には昨日ゲームの話や、スイーツタワーの話をしていると、学校へと着いた。
勝と別れ、秋とともに教室に入ると、時也の隣に新たに席が設けられていた。たまたま時也のところだけ席の1番後なので一人席であったが、今日、新たにあるということは、転校生か、他の何かしか考えられない。
~八時半~
その時間にさしかかると、先生(田中)が言うと、いつもの朝礼ではなく、あの話になった。
「今日は、なんと転校生がいるんだ。父親がこのタイミングでの転勤となったから、でも、君達もまだ日がないから、一緒に仲良くして下さい。」
そう田中が言うと、スライドドアが開く音がした。
そこには、ショートカットの少し筋肉質なおてんば娘の様な少女がいた。
そうすると彼女はこういった。
「初めまして!東夏奈弥です!よろしく!
彼女の名前は東夏奈弥(あずまかなや)と言った。
「じゃぁ、指定の席に行くように。」
そう言うと、夏奈弥は俺の席にやってきた。
「よ!よろしく。名前は?」
「橋本時也。」
「へぇー。まぁ、仲良しようぜ。」
清楚系なのか運動系なのかまだよく分からないが、夏奈弥は時也にそう言った。
橋本家では既に夕食を食べていた。食べていたのは家族全員で、家族ではなしながら食事をしている。勿論。食べているのは可憐ちゃん特製ラーメン。家族ウケはすごくいいらしい。
「可憐すごいねぇ。自分でスープ作れるなんて。」
母親がそう言うと。
「お母さんの料理よりはあれだけど、頑張ってるよ。」
可憐は笑顔でそういった。
すると父が、
「コホン。実は、3人に言わなきゃならないことがあってなぁ。」
それを聞いた時也、睦月、可憐、全員がもしかして離婚なのかと心配していた。しかし、三人の予想は遥かに外れていた。
「実は、水曜日から七月末まで出張なんだ。プロジェクトの代表で二人で行かなきゃならないことになった。すまん。」
それも少し残念な報告だったが、離婚話ではなかったため、3人は少しほっとしていた。
「そうなんだ。気をつけてね。」
睦月が2人に言うと、
「ありがとうな睦月ちゃん。」
父がそういった。
夕食を終えると、またいつも通りな感じになりこれといった変わったことはなかった。
~翌朝~
時也は起きると、リビングに行き、可憐が作った朝食の元へいった。
そして学校に行く。勝と秋と待ち合わせしていたところにまで行くと、既に秋はいた。
「おはよ秋。」
「うん。おはよ。」
二人はそう会話している間に、勝の姿が現れた。
「おぉ、待ったか?」
「いや、今来たところ。」
「そうか。」
そんな感じて会話は進んだ。
行く途中には昨日ゲームの話や、スイーツタワーの話をしていると、学校へと着いた。
勝と別れ、秋とともに教室に入ると、時也の隣に新たに席が設けられていた。たまたま時也のところだけ席の1番後なので一人席であったが、今日、新たにあるということは、転校生か、他の何かしか考えられない。
~八時半~
その時間にさしかかると、先生(田中)が言うと、いつもの朝礼ではなく、あの話になった。
「今日は、なんと転校生がいるんだ。父親がこのタイミングでの転勤となったから、でも、君達もまだ日がないから、一緒に仲良くして下さい。」
そう田中が言うと、スライドドアが開く音がした。
そこには、ショートカットの少し筋肉質なおてんば娘の様な少女がいた。
そうすると彼女はこういった。
「初めまして!東夏奈弥です!よろしく!
彼女の名前は東夏奈弥(あずまかなや)と言った。
「じゃぁ、指定の席に行くように。」
そう言うと、夏奈弥は俺の席にやってきた。
「よ!よろしく。名前は?」
「橋本時也。」
「へぇー。まぁ、仲良しようぜ。」
清楚系なのか運動系なのかまだよく分からないが、夏奈弥は時也にそう言った。
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