僕の義姉妹の本性日記

桜田紅葉

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第2章「可愛い笑顔は裏がある?」

呆れるほどのメンタル

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時也の入浴中に、スクール水着を着た睦月がやってきた。
「これで何回目なんだよ。」
「いいじゃん別に。」
睦月がお風呂に入ってくるのは、これが初めてではなかった。半年に1回ぐらい、何故かいきなり突撃してくる。いい加減やめて欲しいものだ。と時也は思った。
「お背中をお流ししましょう。」
「何故急に?まぁ、いいけど。」
「かしこまりやしたぁ!」
「男かお前は。」
「気にしない!気にしない!ほら、やるよ。」
「はいはい。」
そう言われながら、睦月を背にし始めた。
ちょうどいい感覚で洗ってくれるので、まぁたまにはいいかと、時也は思っている。
「これで終わりましたー。」
「ありがとな。睦月。」
「いいのいいのぉ。お兄ちゃん。」
そう言うと、時也は浴槽に浸かった。睦月も洗いを済ませ、隣にやってきた。
「ふぅー。」
睦月は気持ちよさそうな顔をしながら入ってきた。
「少し笠が上がったなぁ。」
「2人だからね。」
「睦月さんのせいじゃないんですか?」
「そんなことないよぉ。」
「冗談冗談。」
そんな会話をしながら時はたって言った。










~可憐思考~
睦月はまた一緒にお風呂入ってるのね。睦月は水着着てるけど、私の場合は全裸でゴーね。まぁ、そんなに気にしないと思うけど。
私は時に背中流して欲しいわねぇ。あぁもう。想像するだけで興奮するわ。はぁ。あん。
しかし、周りから見ると、1人ではぁはぁ言ってる変態である。
それを感じた可憐は。
おっといけない。そんなことしたら、本能がすごいことになってしまうわ。落ち着く落ち着く。










「ほら、あとは水着脱いでやれよ。」
しょうがなくお願いされたのは、睦月の体拭きであった。
「ありがとうお兄ちゃん。」
「あぁ。」
そう言いながら、時也はそこを後にした。
「さて、私も着替えるか。」
睦月は来ていたスクール水着を脱ぎ、下着を付け、服を着た。そして睦月もリビングへと向かった。
「お疲れだったね。時。」
「そこまで激しくはやってないよ。パスだけだし。」
「そうなの?時なら徹底的にやると思ったけど。」
「そこまではやらないよ。鬼コーチじゃないんだし。」
「時は、女の子には加減しまくりだからね。」
「聞こえの悪いこと言うなよ。まぁ、実際そうなんだけど。」
「あ、睦月も来たね。じゃ、ご飯にしますか。」
「そうだね。」
睦月はいつも通りの感じだったが、ものすごく興奮していた。
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