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第3章「仕掛けないと速攻負けちゃう」
暗いよ家族会議
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睦月が帰ってきた。
「睦月!あんた大丈夫だった?」
「うん。心配することは無いよ。獅童が止めてくれたから。」
「そうか。なら良かった。」
「ただ。今後はそいつらに狙われることになるぞ。」
時也がそう言うと、
「わかってるよお兄ちゃん。でも、私の味方だっているから、1人じゃないよ。」
そう言ったが、睦月はガクッと倒れた。
「睦月!」
「ごめん。お風呂行ってくる。」
そう言うと、時也と可憐の間を抜け、風呂場へ向かった。
「あいつ、かなり落ち込んでるな。」
「悲しみと怒りでしょ。そんぐらいはなるわよ。」
そして、睦月が風呂から上がってきた。
~家族会議~
睦月はその当時のことを二人に説明した。
「そういうことか。これはかなり問題になりそうだな。高校だったら場合によっては停学食らうな。」
「訴えればなんとかなるんじゃない?」
「いいよ。そこまでしなくても。」
「そうか。」
時也がそう言うと、可憐があることを言い出した。
「夏奈弥ちゃんとひょっとしたら危ないのよ。」
「は?どういう事だよ姉貴。」
「実は、私が帰ってる時、たまたま時と夏奈弥ちゃんを見かけた時、ナンパがなんやらって言ってた奴らがいたの。それも中学生。もしかしたら、と思って。」
「なるほどな。今度夏奈弥に言ってみる。」
「うん。」
「あいつら。ほんとバカだからなぁ。」
睦月がため息をつきながら言った。
「まぁ、しょうがないよ。こればかりは、睦月はなにも悪くないさ。」
「うん。ありがとう。」
いつもテンションが高い睦月も今回ばかりはテンションは低かった。
~時也部屋~
メールだとなかなか返信が来ないので、電話を夏奈弥にすることにした。
「もしもーし。時。どうしたの?」
「実はな。重大な話があって。」
「お。時也さんも遂に彼女ですか?」
「いや、そう言うとノリの話じゃ残念ながらないんだよね。」
「おっと。それは失礼。」
「実は、姉貴が言ってたんだけど。俺らが帰ってる時、お前をナンパしようとした奴らがいたらしい。」
「え?ほんと?まじ?」
「あぁ。今回ばかりは嘘じゃない。」
「なんかいつも時が嘘ついてるみたいだね。」
「あのなぁ。自分が今どう言う立場かわかって言ってるのか?」
「分かってるよ。どうせ変な人達でしょ?」
「しかも、今日学校で睦月がその目にあった。どうやら同級生らしくて、かなりやらかしてる連中らしい。」
「じゃぁ。明日からはあれが必要だな。」
「あぁ。」
二人は反撃の開始に火をつけた。
「睦月!あんた大丈夫だった?」
「うん。心配することは無いよ。獅童が止めてくれたから。」
「そうか。なら良かった。」
「ただ。今後はそいつらに狙われることになるぞ。」
時也がそう言うと、
「わかってるよお兄ちゃん。でも、私の味方だっているから、1人じゃないよ。」
そう言ったが、睦月はガクッと倒れた。
「睦月!」
「ごめん。お風呂行ってくる。」
そう言うと、時也と可憐の間を抜け、風呂場へ向かった。
「あいつ、かなり落ち込んでるな。」
「悲しみと怒りでしょ。そんぐらいはなるわよ。」
そして、睦月が風呂から上がってきた。
~家族会議~
睦月はその当時のことを二人に説明した。
「そういうことか。これはかなり問題になりそうだな。高校だったら場合によっては停学食らうな。」
「訴えればなんとかなるんじゃない?」
「いいよ。そこまでしなくても。」
「そうか。」
時也がそう言うと、可憐があることを言い出した。
「夏奈弥ちゃんとひょっとしたら危ないのよ。」
「は?どういう事だよ姉貴。」
「実は、私が帰ってる時、たまたま時と夏奈弥ちゃんを見かけた時、ナンパがなんやらって言ってた奴らがいたの。それも中学生。もしかしたら、と思って。」
「なるほどな。今度夏奈弥に言ってみる。」
「うん。」
「あいつら。ほんとバカだからなぁ。」
睦月がため息をつきながら言った。
「まぁ、しょうがないよ。こればかりは、睦月はなにも悪くないさ。」
「うん。ありがとう。」
いつもテンションが高い睦月も今回ばかりはテンションは低かった。
~時也部屋~
メールだとなかなか返信が来ないので、電話を夏奈弥にすることにした。
「もしもーし。時。どうしたの?」
「実はな。重大な話があって。」
「お。時也さんも遂に彼女ですか?」
「いや、そう言うとノリの話じゃ残念ながらないんだよね。」
「おっと。それは失礼。」
「実は、姉貴が言ってたんだけど。俺らが帰ってる時、お前をナンパしようとした奴らがいたらしい。」
「え?ほんと?まじ?」
「あぁ。今回ばかりは嘘じゃない。」
「なんかいつも時が嘘ついてるみたいだね。」
「あのなぁ。自分が今どう言う立場かわかって言ってるのか?」
「分かってるよ。どうせ変な人達でしょ?」
「しかも、今日学校で睦月がその目にあった。どうやら同級生らしくて、かなりやらかしてる連中らしい。」
「じゃぁ。明日からはあれが必要だな。」
「あぁ。」
二人は反撃の開始に火をつけた。
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