僕の義姉妹の本性日記

桜田紅葉

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第3章「仕掛けないと速攻負けちゃう」

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帰った2人は、夕食にすることにした。
「今日、お母さん達は食事に行ってるの。だから私が作るね。」
「秋の料理は久しぶりだな。」
「家庭科部で鍛えた力を出すよ。」
「まだそんなに経ってないだろ。」
「そうだけど、そこは別にいいじゃん。」
5月の始まり、既に誕生日を迎えた人もいるしょう。(作者も4月産まれ)
まだ入部して時間はそんなに経っていなかったが、技術は学んでいたみたいだった秋は、自身に溢れていた。
順調な手さばきを見せる秋は、これならと言うほどの豪華なセットだった。
「ステーキじゃないか。よく出来なぁ。」
目の前のステーキを目にして言った。良い焼き具合で、ほかのものもまるでお店というクオリティであった。
「じゃぁ、いただきます。」
そのステーキをナイフで丁寧に切り、切ると肉汁が溢れだしていた。中まで調節されていた焼き加減は、そのまま口に放り出したかった。
それを丁寧に捉えた時也は、それを口に入れた。ジューシーとしか言いようがない、全てが完璧なステーキ、お嫁についた頃には、ここはミシュランのレストランか、という程の仕上がりになるだろう。
「おいしいよ。凄く。」
時也はそのままそれを言っただけだったが、秋にとってはそれは何者にも変えられない、最高の褒め言葉だった。家系が好き時也でも、そう言うなら認めるものだった。
「時也は家系で家庭的な味が好きだからどうかなーっと思ったんだけど、よかった。」
「お前そんな心配してたのかよ。」
時也はそこには心配していたのかとツッコミを入れた、無駄な味付けはなく、ちょうどいい感覚で味が整えられている。感激だ。と、時也は思った。そんなことを気にせずに、時也は美味しくいただいた。
「ご馳走さま。凄く美味かったー。」
「嫁の最終手段で使ってもええんやで?」
「はは。そうしよっかなー。」
秋は冗談交じりでそんなことを言ったが、後後思うとなんか恥ずかしかった。それに冗談で対応してくれた時也さんに感謝感謝。と心の中で繰り返した。










~橋本家~
「やっぱりお兄ちゃんいないとつまんないんだよなー。」
「そんなことを言わないの、明日には帰ってくるでしょ?」
「でも、休日が消えるのは辛いなぁー。」
そう言いながら睦月はリビングの窓をぼーっとしながら言っていた。
「確かに、遊び相手がいないのはちょっと残念、かな?」
それを言ったあとに可憐もそんなことを言いながら食器を洗っていた。
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