僕の義姉妹の本性日記

桜田紅葉

文字の大きさ
83 / 135
第3章「仕掛けないと速攻負けちゃう」

呼び出し

しおりを挟む
夏休み序盤、宿題も大してやる気がでない時期、睦月は部活。可憐は大学の用事ということで時也1人になっていた。睦月は部活に専門として加入はしていなかったが、体育のサッカーで顧問から支持を集め、助っ人として女子サッカー部の試合に出ていた。
そのため、時也は宿題を少しやってはごろごろして、また少し宿題をやってはを繰り返していた。すると、
てててててててん。ててててててん。とLIN⚫の着信音が鳴った。誰からかかってきたのか、検討は着いていた。
「おう夏奈弥。どうしたんだ?」
かかってきたのは夏奈弥からであった。
「おぉ時。いきなりすまんな。ちよっとすることがなくて、家に着てくれないかなーって。」
彼女の恋愛感情はない。彼女はただ面白がって時也と一緒にいる。お互いそう思っていた。夏奈弥はどうして時也がいつも一緒にいれくれるかは、なんとなく面白いという単純な理由だろうと思っていた。
「あぁ。今から行くよ。」
そう言って時也は身支度を始めると、鍵をかけ、夏奈弥の家に向かった。























ピンポーン!
ガチャ。と夏奈弥はドアを開くと、時也を家に入れた。
「ごめんごめん。いきなりだから無理だと思ってたよ。」
「そうか。まぁ、俺も暇してたから良かったよ。陸上はどう?」
「あぁ。順調だよ。いい感じにトレーニングも出来てる。」
「そうか。」
と時也は言った。
そうして夏奈弥は、
「あのさ、昼食べてかない?私、ちょっと練習したんだよね。」
その自身が溢れ出た表情をみると、時也はそれに承諾した。




















~昼~
それまでは色々話して時間は過ぎていった。
そして夏奈弥特性の昼ご飯の番である。
「さて、昼ご飯にするか。」
夏奈弥はそう言って台所に立つ。時也にはお楽しみといって別の部屋で待機させた。
「なんだろうな。」
時也はただそれを考えるだけだった。























「できたよ!」
そう自信満々でやってきた。












「おぉー。」
その言葉通り、前回の泊まりの料理とはまるで違う感じであった。
「よく練習したな。」
「まぁ、これを喜んで食べてくれる男は誰になるかな。」
「なんだその話。」
「うーん。なんとなく。このままだと、自炊の達人になっちゃうからな。」
「確かにな。」
そう言いながら和んだ時間が続いた。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。

true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。 それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。 これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。 日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。 彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。 ※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。 ※内部進行完結済みです。毎日連載です。

幼馴染

ざっく
恋愛
私にはすごくよくできた幼馴染がいる。格好良くて優しくて。だけど、彼らはもう一人の幼馴染の女の子に夢中なのだ。私だって、もう彼らの世話をさせられるのはうんざりした。

隣人の幼馴染にご飯を作るのは今日で終わり

鳥花風星
恋愛
高校二年生のひよりは、隣の家に住む幼馴染の高校三年生の蒼に片思いをしていた。蒼の両親が海外出張でいないため、ひよりは蒼のために毎日ご飯を作りに来ている。 でも、蒼とひよりにはもう一人、みさ姉という大学生の幼馴染がいた。蒼が好きなのはみさ姉だと思い、身を引くためにひよりはもうご飯を作りにこないと伝えるが……。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる

ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。 幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。 幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。 関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。

巨乳すぎる新入社員が社内で〇〇されちゃった件

なほ
恋愛
中高生の時から巨乳すぎることがコンプレックスで悩んでいる、相模るな子。新入社員として入った会社でるなを待ち受ける運命とは....。

処理中です...