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3.紫水石。
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沢山並んでいるから、きっと人が多いんだと安直に考えてお店に並ぼうとした時、レムリアさんに確認を取っていないことを思い出した。
「少し時間がかかるみたいですけど、お時間は大丈夫ですか?」
「お気遣いありがとうございます。私は大丈夫ですよ」
列に並ぶと、女性の視線がレムリアさんに集中してしまった。
目の保養になるくらいに見た目が良いから、気になる気持ちもわかるけど……なんだろう、キツイ視線がたまにこちらに飛んでくる気がするけど、たぶん気のせいじゃない。
「うん……なんか、ごめんね」
「いえ、なれてますから……」
「そうなんですか。えっと……いつも食事ってどうしてるんですか?」
「街に滞在している間は、宿で頂いてますが……そうですね、お店で食べるのは久しぶりですね」
視線に耐えて話していると順番が回ってきて、ウェイトレスさんに席に案内される。メニューが出されるけど、この世界の文字が読めなかったのを忘れていた。
きっと正式に召喚された勇者なら、文字も読めるのかなと思いつつ、読めないことを誤魔化すようにレムリアさんに話かける。
「えっと、レムリアさんは何にするの?」
「そうですね。では天華さんと同じもので……」
意外な言葉に驚いたけど、さすがに誤魔化しきれなくなってしまい、申し訳ない気持ちで俯いた。
「……ごめん、あの私……文字が読めなくて」
「文字が読めない?では、私が読みますよ」
流暢に読んでくれるけど、単語がよくわからないから何の料理か想像もつかない。
もうなんでもいいやと思って、なんだか可愛いらしい名前のランチを選んだ。
「じゃあ、テムテムランチで……」
「では、私も同じものに」
レムリアさんは近くを歩いていたウェイトレスを呼び止めると、テムテムランチを注文した。ウェイトレスさんは嬉しそうに返事をすると、すぐに厨房へと向かった。
「そういえば、テムテムランチのテムテムってなんですか?」
「テムテムは、テムテムというモンスターですね。初心者用のモンスターですが、煮ても焼いても美味しいので人気なんですよ」
「そうなの?どんなのかしら……」
少ししてランチプレートを持ったウェイトレスがやってきた。
テーブルの上に置かれたランチプレートを見ると、美味しそうな焼き目がついたステーキがメインだった。お肉の香ばしい匂いと、彩のいい付け野菜がとても美味しそう。
ウェイトレスさんが、白くて小さなパンがいくつも入ったバスケットをテーブルの真ん中に置いていった。ちぎったパンに肉汁を付けて食べると、とても美味しいらしい。
「テムテムって名前なのに、すごく美味しそう……」
「あっさりしていて、美味しいですよ」
さっそく切ってお肉を食べてみると、コクのある肉汁たっぷりなのに後味を引かずに、あっさりしてる。
弾力があるのに、噛めば噛むほどお口の中でとろける感じがして、とても美味しい。思わず顔が緩くなってしまう。
「なにこれ、弾力があるのに、コクがあってあっさりしていてとても美味しい……」
「お口にあったようですね」
それにしても、レムリアさんの食べ方はすごく上品だ。動きが精錬されているというか、動作がすごく綺麗。
会った時から不思議に思っていたけど、穏やかで上品で物腰も柔らかい。
一言で言ったら、気品がある感じで、なんだか一般人じゃない気がする。もしかしてかなり良い家の出身なのかもしれない。
「……レムリアさんって、なんだかすごく品がありますよね。もしかしてかなり良いところの家ですか?」
「……そこそことしか……」
なんだか、すごく話を逸らしたがっているようだった。
でも上流階級だったりしたら、どうして旅に出る必要があったんだろうと気になってしまう。
「どうして、旅に出ているんですか?」
「そうですね……少し、考える時間が欲しかったとしか」
なんだか聞いてはいけないことが沢山あるみたいで、話しづらかった。
食べることに集中して食べていると、隣のテーブルが気になった。隣のテーブルは恋人同士らしくて、食べさせあってた。
周りを見ると、女性が多い中で恋人と来ている人が複数組いた。
恋人同士で来ている人たちは、どれも甘い雰囲気が駄々漏れで、周りの目を気にせずに食べさせ合ってる。
なんだろう、これはもしかして私も雰囲気的にした方がいいのかもと思い、ふとレムリアさんを見てしまう。
レムリアさんも気づいたらしく、気まずげにこちらを見てくる。
「なんだか、カップルが多いですね」
「まあ、女性に人気のお店ですからね……」
「勢いじゃなくて、ちゃんとお店を探せば良かったですね。ごめんなさい」
「あ、いえ。こういう場所は、来ることがないので……良い経験ですよ」
美神のような顔で微笑むから、心臓が煩いくらいの音を立てる。
外見も素晴らしいし、中身も素晴らしいなんて、非の打ち所が見当たらない。
そういえば、なんでこんな素敵な人と一緒に食事をしているんだろうと、ふと冷静になった。ああ、たまたま街角でぶつかって買い物に付き合ってくれたんだっけ。
「どうかしましたか?」
「あ、ううん。なんでもないの」
美味しいご飯を全て食べ終わると、会計を済ませてお店を出た。
1マルクで7ルビーと4ルクアがお釣りとして渡されたから、たぶんこの世界の通貨って、1マルクが金貨でルビーが銀貨、ルクアが銅貨。日本で言えば、たぶん1マルクが1万円でルビーが千円でルクアが100円みたいな感じだった。
それにしても、なかなか食べごたえがあったせいか、お腹がかなり満腹になってしまった。
お店を出てすぐに、レムリアさんに頭を下げた。
「今日は本当に、ありがとうございました」
「お役にたてて何よりです」
このまま別れて城に戻ろうとした時、レムリアさんに引き止められた。
不思議に思ってレムリアさんを見ると、レムリアさんは穏やかに微笑んだ。
「時間もありますし、もう少し、お店を見に行きませんか?」
「え、ええ。レムリアさんがよければ……」
なぜか反射的に返事をしてしまった。
本当に今日は、どうしてしまったんだろうと思い、レムリアさんに誘われるまま、色んな雑貨のお店を見て歩く。
この世界にも色んなアクセサリーがあって、見ているだけでも十分に楽しい。
ふと紫色の髪留めが目に止まった。組紐でできていて、中心に飾られている宝石が、なんとなくレムリアさんの瞳の色と似ているかもしれない。
「それが気に入りましたか?」
「気に入ったというか……なんだかレムリアさんの瞳の色に似てません?」
「私の?」
「うん、光に当てると……すごく似てる」
どこまでも澄んだ紫に引き込まれそうになる。見入っていると、お店のおっちゃんに声をかけられた。
「それは紫水石と呼ばれてるものだよ。少し特殊な石でな、魔力を吸収しちまうんだ」
「吸収するんですか?それって魔法も使えちゃうってことですか?」
「らしいね。けど一度発動すると壊れちまうらしいよ。見た目が綺麗だから、こうやって宝石に加工することが多いんだよ」
言われてみれば、透明感と輝度がすごく高くて、見れば見るほど吸い込まれそうなほど美しい。
「そうなんですか……おいくらなんですか?」
「7マルクだよ」
「……7マルクって、かなり高価な物なんですね」
「あはは、まあね。お兄ちゃん、プレゼントにどうかい?」
いくらなんでも高すぎて、買えない。レムリアさんも気になるらしく、紫水石を見ていた。
「プレゼントにですか……そうですね、上質な物みたいですし……では、1つ頂いても?」
「あいよ!7マルクね!」
「え、ちょっ……こんな高い物はいいですよ!」
「いえ、今日のお礼ですよ」
断ったのにお金を払って、購入してしまった。
レムリアさんは、商品を受け取るとこちらに上機嫌で近づいてくる。なぜか手渡しじゃなくて、近づいてきてそのまま耳の上あたりに髪飾りをつけてくれた。
「とても似合ってますよ。天華さん」
「あ、ありがとうございます」
なんだろう、すごく恥ずかしい。
まさかこんな展開になるなんて思ってなくて、どう反応していいのか解らなくて俯いてしまう。
お店の人にお礼を言って、お店を出た。少し歩いて日がずいぶんと傾いたとき、今日のお礼を言ってレムリアさんと別れようとすると、レムリアさんが真剣な顔でこちらを見ていた。
「天華さん、もし何かあった時に強く念じてください」
「念じる?」
レムリアさんは髪飾りに触れると、穏やかな笑みを浮かべた。
なんだか髪飾りが暖かいような気がするけど、目の前の顔に釘付けで動けない。これ、絶対に体に悪い。
「私が助けますよ」
「う、うん……」
雰囲気的に、どうやって助けるかなんて聞けなくて、なんとなくで頷いてしまう。
日が随分と傾いて、街が夕日の色に染まるのを見ながら、城門までの道のりを送ってもらった。
「少し時間がかかるみたいですけど、お時間は大丈夫ですか?」
「お気遣いありがとうございます。私は大丈夫ですよ」
列に並ぶと、女性の視線がレムリアさんに集中してしまった。
目の保養になるくらいに見た目が良いから、気になる気持ちもわかるけど……なんだろう、キツイ視線がたまにこちらに飛んでくる気がするけど、たぶん気のせいじゃない。
「うん……なんか、ごめんね」
「いえ、なれてますから……」
「そうなんですか。えっと……いつも食事ってどうしてるんですか?」
「街に滞在している間は、宿で頂いてますが……そうですね、お店で食べるのは久しぶりですね」
視線に耐えて話していると順番が回ってきて、ウェイトレスさんに席に案内される。メニューが出されるけど、この世界の文字が読めなかったのを忘れていた。
きっと正式に召喚された勇者なら、文字も読めるのかなと思いつつ、読めないことを誤魔化すようにレムリアさんに話かける。
「えっと、レムリアさんは何にするの?」
「そうですね。では天華さんと同じもので……」
意外な言葉に驚いたけど、さすがに誤魔化しきれなくなってしまい、申し訳ない気持ちで俯いた。
「……ごめん、あの私……文字が読めなくて」
「文字が読めない?では、私が読みますよ」
流暢に読んでくれるけど、単語がよくわからないから何の料理か想像もつかない。
もうなんでもいいやと思って、なんだか可愛いらしい名前のランチを選んだ。
「じゃあ、テムテムランチで……」
「では、私も同じものに」
レムリアさんは近くを歩いていたウェイトレスを呼び止めると、テムテムランチを注文した。ウェイトレスさんは嬉しそうに返事をすると、すぐに厨房へと向かった。
「そういえば、テムテムランチのテムテムってなんですか?」
「テムテムは、テムテムというモンスターですね。初心者用のモンスターですが、煮ても焼いても美味しいので人気なんですよ」
「そうなの?どんなのかしら……」
少ししてランチプレートを持ったウェイトレスがやってきた。
テーブルの上に置かれたランチプレートを見ると、美味しそうな焼き目がついたステーキがメインだった。お肉の香ばしい匂いと、彩のいい付け野菜がとても美味しそう。
ウェイトレスさんが、白くて小さなパンがいくつも入ったバスケットをテーブルの真ん中に置いていった。ちぎったパンに肉汁を付けて食べると、とても美味しいらしい。
「テムテムって名前なのに、すごく美味しそう……」
「あっさりしていて、美味しいですよ」
さっそく切ってお肉を食べてみると、コクのある肉汁たっぷりなのに後味を引かずに、あっさりしてる。
弾力があるのに、噛めば噛むほどお口の中でとろける感じがして、とても美味しい。思わず顔が緩くなってしまう。
「なにこれ、弾力があるのに、コクがあってあっさりしていてとても美味しい……」
「お口にあったようですね」
それにしても、レムリアさんの食べ方はすごく上品だ。動きが精錬されているというか、動作がすごく綺麗。
会った時から不思議に思っていたけど、穏やかで上品で物腰も柔らかい。
一言で言ったら、気品がある感じで、なんだか一般人じゃない気がする。もしかしてかなり良い家の出身なのかもしれない。
「……レムリアさんって、なんだかすごく品がありますよね。もしかしてかなり良いところの家ですか?」
「……そこそことしか……」
なんだか、すごく話を逸らしたがっているようだった。
でも上流階級だったりしたら、どうして旅に出る必要があったんだろうと気になってしまう。
「どうして、旅に出ているんですか?」
「そうですね……少し、考える時間が欲しかったとしか」
なんだか聞いてはいけないことが沢山あるみたいで、話しづらかった。
食べることに集中して食べていると、隣のテーブルが気になった。隣のテーブルは恋人同士らしくて、食べさせあってた。
周りを見ると、女性が多い中で恋人と来ている人が複数組いた。
恋人同士で来ている人たちは、どれも甘い雰囲気が駄々漏れで、周りの目を気にせずに食べさせ合ってる。
なんだろう、これはもしかして私も雰囲気的にした方がいいのかもと思い、ふとレムリアさんを見てしまう。
レムリアさんも気づいたらしく、気まずげにこちらを見てくる。
「なんだか、カップルが多いですね」
「まあ、女性に人気のお店ですからね……」
「勢いじゃなくて、ちゃんとお店を探せば良かったですね。ごめんなさい」
「あ、いえ。こういう場所は、来ることがないので……良い経験ですよ」
美神のような顔で微笑むから、心臓が煩いくらいの音を立てる。
外見も素晴らしいし、中身も素晴らしいなんて、非の打ち所が見当たらない。
そういえば、なんでこんな素敵な人と一緒に食事をしているんだろうと、ふと冷静になった。ああ、たまたま街角でぶつかって買い物に付き合ってくれたんだっけ。
「どうかしましたか?」
「あ、ううん。なんでもないの」
美味しいご飯を全て食べ終わると、会計を済ませてお店を出た。
1マルクで7ルビーと4ルクアがお釣りとして渡されたから、たぶんこの世界の通貨って、1マルクが金貨でルビーが銀貨、ルクアが銅貨。日本で言えば、たぶん1マルクが1万円でルビーが千円でルクアが100円みたいな感じだった。
それにしても、なかなか食べごたえがあったせいか、お腹がかなり満腹になってしまった。
お店を出てすぐに、レムリアさんに頭を下げた。
「今日は本当に、ありがとうございました」
「お役にたてて何よりです」
このまま別れて城に戻ろうとした時、レムリアさんに引き止められた。
不思議に思ってレムリアさんを見ると、レムリアさんは穏やかに微笑んだ。
「時間もありますし、もう少し、お店を見に行きませんか?」
「え、ええ。レムリアさんがよければ……」
なぜか反射的に返事をしてしまった。
本当に今日は、どうしてしまったんだろうと思い、レムリアさんに誘われるまま、色んな雑貨のお店を見て歩く。
この世界にも色んなアクセサリーがあって、見ているだけでも十分に楽しい。
ふと紫色の髪留めが目に止まった。組紐でできていて、中心に飾られている宝石が、なんとなくレムリアさんの瞳の色と似ているかもしれない。
「それが気に入りましたか?」
「気に入ったというか……なんだかレムリアさんの瞳の色に似てません?」
「私の?」
「うん、光に当てると……すごく似てる」
どこまでも澄んだ紫に引き込まれそうになる。見入っていると、お店のおっちゃんに声をかけられた。
「それは紫水石と呼ばれてるものだよ。少し特殊な石でな、魔力を吸収しちまうんだ」
「吸収するんですか?それって魔法も使えちゃうってことですか?」
「らしいね。けど一度発動すると壊れちまうらしいよ。見た目が綺麗だから、こうやって宝石に加工することが多いんだよ」
言われてみれば、透明感と輝度がすごく高くて、見れば見るほど吸い込まれそうなほど美しい。
「そうなんですか……おいくらなんですか?」
「7マルクだよ」
「……7マルクって、かなり高価な物なんですね」
「あはは、まあね。お兄ちゃん、プレゼントにどうかい?」
いくらなんでも高すぎて、買えない。レムリアさんも気になるらしく、紫水石を見ていた。
「プレゼントにですか……そうですね、上質な物みたいですし……では、1つ頂いても?」
「あいよ!7マルクね!」
「え、ちょっ……こんな高い物はいいですよ!」
「いえ、今日のお礼ですよ」
断ったのにお金を払って、購入してしまった。
レムリアさんは、商品を受け取るとこちらに上機嫌で近づいてくる。なぜか手渡しじゃなくて、近づいてきてそのまま耳の上あたりに髪飾りをつけてくれた。
「とても似合ってますよ。天華さん」
「あ、ありがとうございます」
なんだろう、すごく恥ずかしい。
まさかこんな展開になるなんて思ってなくて、どう反応していいのか解らなくて俯いてしまう。
お店の人にお礼を言って、お店を出た。少し歩いて日がずいぶんと傾いたとき、今日のお礼を言ってレムリアさんと別れようとすると、レムリアさんが真剣な顔でこちらを見ていた。
「天華さん、もし何かあった時に強く念じてください」
「念じる?」
レムリアさんは髪飾りに触れると、穏やかな笑みを浮かべた。
なんだか髪飾りが暖かいような気がするけど、目の前の顔に釘付けで動けない。これ、絶対に体に悪い。
「私が助けますよ」
「う、うん……」
雰囲気的に、どうやって助けるかなんて聞けなくて、なんとなくで頷いてしまう。
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