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chapter.1
2
しおりを挟む子供と天虎が生活を始めて数日。
天虎はここ数日でヒトの子が暮らせるよう別の樹洞へ移って飲み水を貯めておく場所や食料を貯蔵する場所を作り、寝床も藁の上に布を敷いて改善したりトイレも作った。
全ては子供のため。
天虎は食事も排泄もしなければ睡眠さえ必要ないけれど、蔓のタマゴから外に出た子供には必要なもの。
それが分かっているから最優先で住処を整えた。
そして今日は数日前に約束していた魔法を教える日。
【魔法には自分の体内の魔力を使う通常魔法と自然のマナを使う精霊魔法の二種類があって、一般的に魔法と呼ばれているのは体内の魔力を使用した通常魔法のことをいう。通常魔法は個人の能力値で威力は変われど誰でも使えることが利点だが、授かった加護の属性しか使えないという欠点もある】
誰にでも使えるけれど、何でも使えるわけではない。
火のイグニスの加護を授かった者は火属性の魔法、水のアクアの加護を授かった者は水属性というように、授かった加護の属性魔法しか使うことができない。
『複数の加護を持ってる人は居るの?』
【二重の加護を授かったダブルは割と居るが、三重の加護を授かったトリプルになると数千人に一人、四重の加護を授かったクアドルプルとなると数えられるほどしか居ない】
『そうなんだ。四大精霊全ての加護があるって凄いね』
この世界で一番多いのは加護が一つのシングル。
加護を二つ授かっているダブルまでは特に珍しくないが、加護が三つのトリプルになると数千人に一人、加護が四つのクアドルプルに至っては数えられる程度しか居ない貴重な存在。
血筋も少なからず関係していて、血縁者にトリプルの者が居る家系にはトリプルの子が、クアドルプルの者が居る家系にはクアドルプルの子が生まれる可能性が他の家系より高い。
あくまで他の家系に比べての話で、大抵はシングルやダブルの子が生まれる。
【クアドルプルより貴重な存在が精霊魔法の使い手だ。精霊魔法は加護の種類は関係なく全ての属性を使える上に、威力も高い。欠点は使い手の数が極端に少ないことと、通常魔法より魔力の消費量が多いことだな】
一発の威力は高いが魔力の消費が多く連発はできない。
そしてなによりの欠点は使える者が少ないこと。
『天虎さんはどっちの魔法?』
【私が使うのは通常魔法と神聖魔法だ】
『神聖魔法?』
「ヒトの子にはない魔法だ」
『やっぱり天虎さんは凄いんだね』
天虎は笑顔で見上げている子供を見ながら思う。
祝い子の自分がクアドルプルや精霊魔法の使い手よりも遥かに貴重な存在ということは分かっていないのだろうと。
変に怯えさせないよう言葉にはしないが。
【能力は意識せずとも使えるだろうが、魔法は違う。精霊魔法も通常魔法も自分の魔力を感じ取ることが出来なければ使えない。まずは自分の体内にある魔力を探ってみろ】
『分かった』
祝い子の能力は十年の間に得られていて意識せずとも使うことが出来るが、魔法は祝い子ではないヒトの子と同じく本を読んだり人から教わることで使えるようになる。
とはいえ、人や本から学んで知識だけを詰め込んだところで魔力を感じ取ることが出来なければ宝の持ち腐れ。
『どうやれば魔力がわかるの?』
そう訊いた子供に天虎は大きく首を傾げる。
【あるだろう?体内に】
『分からない』
ますます首を傾げる天虎に釣られて子供も首を傾げる。
【魔力は魔力だ】
『魔力がどんなものなのか知らないから分からない』
天虎には魔力を感じ取れなかった経験がない。
子供が意識せず祝い子の能力を使っているのと同じく、天虎も意識せず魔法を使うことが出来るから。
『うーん。魔力どこ』
難しい顔で唸る子供。
唸るといっても実際に声に出して唸っている訳ではなく、天虎の念話能力で頭の中に聞こえてきているのだけれど。
だから互いに声にせずとも会話ができている。
【仕方がない。あまりやりたくはないが、私が少し手を貸して魔力を感じ取れるようにしてやろう】
相手の魔力に干渉して暴走させる天虎の固有能力。
本来なら攻撃魔法のそれを子供に対して使うのは気分のいいものではないが、教えるために仕方なく威力を最小限に抑えて子供の魔力に干渉する。
『……全身にサーッて流れてる温かいこれかな?』
【それだ。ヒトの子は大気中のマナを体内に取り込み魔力に変換して、心臓を使って全身へと循環させている】
大気中にあるマナは体内に取り込むと魔力に変わる。
その魔力を心臓の働きによって身体中へと循環させることで魔法を使うことが出来る。
【魔力が流れる場所を覚えろ。あまり長くできない】
『これは血管だね』
【もう分かったのか?】
『心臓を使って全身を循環するなら血液と同じだもの』
当然ながら教わったことはない。
けれど子供には前世の記憶がある。
心臓というポンプを使って身体中に運ばれるのは血液。
『流れる場所は分かったよ?』
【徐々に緩める。今流れている状態を覚えておけ】
『分かった』
今まで温かくて分かりやすかった魔力が徐々に不鮮明に。
それでも子供は瞼を閉じたままジッと動かず不鮮明になった魔力の形跡を探す。
『……分からなくなっちゃった』
完全に干渉されなくなるとさっぱり。
魔力を捉えられなくなった子供はがっかりする。
【魔力の流れる場所や動きは覚えられたか?】
『うん。温かいものが流れてた』
【身体は辛くないか?】
『大丈夫。なんともない』
【では毎日短時間に制限して今の方法で続けよう。お前と同じヒトの子なら身体の負担にならない別のやり方を知っているのかもしれないが、私はこの方法しか分からない】
『よろしくお願いします』
天虎にヒトのやり方は分からない。
魔力が分かるようになれば教えられることは山のようにあるけれど。
【魔力は使うことでも増える。お前は料理のたび魔力を使っているのだから、すぐに出来なくとも焦らないようにな】
『うん。ありがとう』
魔法の入りに焦りは禁物。
下手をすれば操れもしない魔力が暴走して死に至る。
祝い子だからこそ自衛手段として魔法も使えた方がいいから教えているけれど、感じ取れないことに焦って無理をするのではないかと、天虎にはそれが気がかり。
『今日はもうおしまい?』
【魔力に干渉し過ぎると肉体や精神を狂わせる】
『だから短時間だけに制限するんだね』
【そうだ】
魔力に干渉することで体内の働きや精神を狂わせる。
それを使って教えているのだから短時間しかできない。
天虎の魔法の威力や能力は強力だけになおさら。
【私は狩りをしてくる。湖から離れないようにな】
『うん。行ってらっしゃい』
狩りの目的は子供の食料調達。
子供のとは言っても天虎も一緒に食べているけれど。
栄養をとるためではなく美味いものを食べる目的で。
『私はその間に木の実を集めようかな』
水が綺麗な湖の周りは木の実や果物の宝庫。
中には料理に使える木の実も生っていて、まだ狩りができない子供は天虎が居ない間にそれを集めることが日課。
『あ。光さんたち。今日も教えてくれるの?』
天虎が湖から離れると現れたのは光の玉。
時々ふと姿を見せては食用の木の実や果物がある場所を教えてくれる。
『これ?いっぱい落ちてるね』
案内された木になっていたのは緑の実。
収穫時なのか下にも落ちている。
『ありがとう、鳥さん』
木の上の実をとってくれるのはいつも鳥の役目。
子供は鳥が落としたそれを拾うとポシェットから出したナイフで実に切り込みを入れる。
『これって胡桃?』
柔らかい実の中にあった核果を見て気づいた子供。
初めて見たはずのそれが知識の中にあった。
『実の方も食べられるんだ?』
子供の手に留まって実を啄む小鳥。
小さな身体が可愛い。
『みんなありがとう。天虎さんと食べさせてもらうね』
子供がそう口を動かすと鳥や光の玉はポロポロ実を落とす。
まるで話が通じているかのように。
それを子供は拾ってポシェットにしまっていった。
・
・
・
『お帰りなさい』
集めた実から核果を取り出していると天虎が狩りから戻ってきて、二本の角が生えた黒い鳥を地面に降ろす。
【たくさん集めたな】
『うん。今日も光さんと鳥さんがお手伝いしてくれたの』
【そうか】
子供が言う『光さん』は妖精で『鳥さん』は精霊。
四大精霊ほどの力はないものの魔法を使えて危機回避能力にも長けていて、気に入った者には力を貸す。
天虎が子供を置いて狩りに出かけられるのはその妖精や精霊たちが居るから。
【火を用意しておくぞ?】
『ありがとう』
子供は胡桃を取り出す作業、天虎は火の支度と鳥の解体。
天虎は狩りに出て肉や魚などの食材を用意するのが役目で、子供は天虎が狩った食材と自分が集めた木の実や果物を使い料理をするのが役目。そう役割分担をして生活している。
【それは何をしているんだ】
『殻を割りたいの。中身を食べるから』
台に並べた胡桃を麺棒で叩いていた子供。
非力な子供の力では割れず苦戦しているのを見た天虎は怪我をしないかとハラハラして口を挟む。
【殻を割ればいいんだな?】
『うん』
【私が割ってやろう】
そう言って天虎は風魔法で胡桃を空中に浮かせると、同じく風魔法を使って殻を割る
『わあ、凄い。綺麗に真っ二つ』
硬い殻も魔法ならあっという間。
スパッと半分に割れている胡桃の殻を見て子供は喜ぶ。
【これも料理に使うのか?】
『今回は数時間水に浸しておいて生のまま食べるつもり。くるみパンにしたりサラダと一緒に食べても美味しいけど、パン粉やお野菜はここにないから』
森の中は緑豊かだけど食用の野菜はない。
正確には〝食べられる葉っぱ〟くらいならあるけれど天虎の湖からは遠く、森に詳しい妖精も子供を案内できない。
『胡桃は栄養価が高いから適度に食べると身体にいいの』
【栄養価?】
『健康で居るために必要な栄養が入ってるってこと。お肉やお魚は美味しいけどそれだけじゃ栄養が偏るから。蔦のタマゴの中は天虎さんと同じで食事が要らなかったんだけどね』
肉や魚だけだと栄養が偏る。
子供は前世の知識でそのことを知っていたから木の実や果物で不足している栄養素を補っている。
『お肉は焼くからもう少し待っててね』
【ああ】
今の子供はヒトの子でありながら森で暮らす生き物と同じ野生のものを食べて生活している。
ヒトの子が口にするような野菜や穀物はヒトの子が暮らす場所まで行かなくては手に入らないから。
【やはり魔法は使えた方がいい】
『え?うん。頑張るね』
天虎の考えは天虎の中だけに。
天虎の固有能力の念話は相手が頭の中で考えたことを全て聞くことも出来るけれど、普段は『伝えようとした言葉』だけが聞こえるようにしてある。
相手が考えていることが常に聞こえるのは騒がしいし、知られたくないことまで聞かれるのは気分のよいものではない。
自分がそうだから子供もそうだろうという天虎なりの配慮。
【魔法が使えたら何がしたい】
『お料理』
【料理?】
『今は火をつけるのも水を出してもらうのも天虎さんにお願いしてるでしょ?それを自分で出来たらいいなって。天虎さんがお出かけから戻ったらすぐ食事できるように』
強くなりたいという欲ではなく料理がしたい。
子供が求めている力はむしろ簡単な生活魔法の方だと知って天虎は笑う。
【料理に関することが能力になった者だけある】
『変?』
【いや。好きなことが能力になって良かったな】
『うん。これからも作るから一緒に食べてね』
【ああ】
前世の自分の記憶を活用しながらも、今世は今世の自分としてたくさんの経験を重ねながら生きてほしい。
それが天虎の願い。
【いい香りがする】
『ソテーにしたの。バターがないから脂で焼いたけど』
脂は以前天虎が狩ってきた豚風の生き物で作ったもの。
いわゆるラード。
肉の臭みを消すため光の玉が教えてくれた香草を使い塩コショウで味つけをしてラードで焼いた。
『胡桃も食べてね』
【ああ】
皿の上に盛ってあるのは鶏肉のソテーと生胡桃。
色味を足せる野菜類は残念ながらない。
パンや米がないからおかずと数種類の果物だけではあるけれど、森の中で食べる食事とは思えないほど立派。
「ニャー」
『はい、召しあがれ』
食事の時だけ天虎は白猫の姿になる。
理由は天虎のままだと一口で食べ終わってしまうから。
子供と同じ速度で食事が出来るようあえてそうしている。
『美味しい?』
「ニャー」
『じゃあ良かった』
白猫の姿の時は天虎の声は聞こえない。
本当は聞こえるようにも話せるようにも出来るけれど、食事中は特に必要性を感じず鳴いて返事をする。
『うん。まあ合格かな』
料理は美味しい。
狩ったばかりの肉だから素材がいい。
ただ、限られた調味料を使った料理だけに単調になりがち。
『牛さんやニワトリさんが居ればミルクやタマゴを使った料理が出来るんだけどなぁ。それがあれば天虎さんにもっと色んな種類の料理を食べてもらえるのに』
ミルクがあればバターも作れるし料理の幅も広がる。
贅沢をいえばタマゴもほしい。
自分が食べたいというより天虎に食べさせたいという理由で。
子供の生活は天虎が全て。
・
・
・
『ごちそうさまでした』
食事を終えて子供が手を合わせると天虎も元の姿に戻る。
【乳を出す生き物ならこの森にも居る】
『え?』
【子の命を奪うことは出来ないが乳であればいい】
子の命を奪う?
どういう意味か考えた子供は気づいて手を叩く。
『私が言ったタマゴは無精卵。子供は生まれない』
【子にならないタマゴがあるということか?】
『私の記憶にある。有精卵の方は子供が生まれるけど、無精卵の方はどんなに温めても生まれないの。天虎さんが知らないってことは今世にはニワトリの雌鳥さんが居ないのかな?』
天虎にとってタマゴとは生き物の子供が生まれるもの。
自分が生きるために生命は生命を喰らうとはいえ、まだ生まれてもいない生き物の子供の命を奪うことは出来ないと思っていたけれど、そうではないと知って少し安心した。
【もしかしたらヒトの暮らす場所には居るのかもしれない。ヒトの生態についてもそれなりには知っているつもりだが、それでも全てを知っているわけではないからな】
『その可能性はあるね』
子供の記憶の知識でもニワトリを飼育している人が居てタマゴを売っている。
この森には居ないというだけで、ヒトの暮らす街では売られているのかもしれない。
【ヒトの街に行ってみるか?】
そう訊かれて子供は大きく首を横に振る。
『天虎さんと居る』
ヒトに会うのが怖いのかと察した天虎は子供に寄り添う。
呪い子と疎まれ家族に捨てられた子供。
神は呪い子など作らないが、ヒトの子が祝い子を祝福の子と呪い子に分けて呪い子を忌み嫌っていることも事実。
前世で得た知識があるだけに、何も知らない子供のように無頓着では居られないんだろう。
可哀想な祝い子。
今世ではヒトの子の姿を見たことがないというのに、転生者であったがばかりに見たことのない存在に怯えている。
【心配せずとも私はお前から離れるつもりはない。私が拾ったのだから私のものだ。お前が命尽きるまで共に居る】
『うん』
天虎は今まで誰かと生活をしたことがない。
森に妖精や生き物は居るもののずっと一匹で生きてきた。
ただただ長い刻をこの森で。
その天虎が子供を拾った。
愚かな魂を持つヒトの子がつけた炎の中に生命が居ることに気づいて炎を消すと、そこには焼け焦げた蔦のタマゴが。
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白く長い髪に白い肌。
白く輝く美しい魂の持ち主。
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【久しいな。天虎】
【────さま】
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