異世界で猫に拾われたので

REON

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【その約束を信じよう】

神の天虎に嘘は通じない。
口外しないという言葉に嘘がなかったことを確認した天虎は、嘘をつけば分かることは話さずそれだけ返した。

【この場で結論の出ない祝い子の話はここまで。お前たち一族の加護や少年と幼子の能力について話そう】

森の入口で少し触れたこと。
こちらはではなくに関わること。

【少年はイグニスとテッラの加護で間違いないか?】
「はい。十二歳で鑑定を行いました」
【十二歳?生まれた時ではないのか?】
「大聖堂で鑑定を受けられるのは十二歳からです」
【そのようなところも変わったのか。以前は子が生まれると教会へ連れて行き鑑定して貰うのが当たり前だったが】

ヒトの子の魔力が安定するのは五歳前後。
魔法の練習は安定したそれ以降に始めることになるが、誰の加護を授かっているかは生まれた時から鑑定できるとあって、子が生まれてすぐ連れて行くのが当たり前だった。

【まあいい。聖印を見せてみろ】
「聖印?父上が天虎さまより賜ったものですか?」
【私のでなくイグニスとテッラの聖印だ】
「……?」
【鑑定の際に身体のどこかに聖印が刻まれただろう?】
「いえ。加護の種類を書いたボードを受け取るだけです」

少年から話を聞いた天虎はパッと顔をあげて初老の男性や青年の顔を確認する。

「私も同じく。天虎さまより賜りご教授いただくまでは、聖印という言葉すらも知りませんでした」
「息子より前の代になる私も聞いたことがございません」
【なんだと?】

青年と初老の男性も知らないらしく天虎は驚く。

【鑑定を行えば加護に応じた聖印が刻まれる。聖印がなければ授かった加護の能力が使えないではないか】
「賜った加護の魔法は使えます」
【聖印なしに使える魔法など初歩の魔法だけだ。土の加護の最大の強みの身体強化も使えていないのではないか?】
「土の加護はそのようなことができるのですか?」

天虎も驚いているけれど、それは少年も同じ。
いや、一族も同じ。
土の加護で身体強化ができるなど聞いたこともない。

【そうか。どうやら正しく加護の力を使えてしまうと都合の悪い者が居るようだな。神に背くとは愚かな】

天虎が呟くと途端に青空が雨雲で陰り薄暗くなり、雷がゴロゴロと鳴る音が聞こえてくる。

「……天虎さまがお怒りに」

一族にも分からない何者かの行動が天虎の怒りに触れた。
そのことを全員が察する。
元より大きかった天虎の体躯はふた周りほど大きくなり光を帯びていて、バチバチと音をたて帯電し始めた。

「妖精さま!」

天虎の様子を見て少女の肩に乗っていた光の妖精はふわりと飛ぶと一族を光の守護壁で包む。

「天虎さま!どうかお鎮まりください!」

初老の男性は天虎に必死で訴える。
天虎の怒りに触れて生きて帰れる者などいない。
ここで自分たちの命は尽きるのだと、いや、ヒトが生きる場所がなくなるのだと理解していても、ただひたすらに。

「あっ!」

両親や護衛から守られる少女の視界に飛び込んだ人物。

「危ない!行っては駄目!」

大樹の裏から飛び出して来て我を忘れている天虎の元へ走る人物を見て、少女は必死に手を伸ばし大きな声で止める。

「…………」

鈍くバチバチと鳴る天虎の脚元に抱き着いた子供。
その周りにはたくさんの妖精が飛び回っている。

「……祝い子さま?」

白く長い髪と白い肌の少女。
瞼をあげると鮮やかな金色の虹彩で天虎を見上げる。

「…………」

誰だ、呪い子は醜く恐ろしい姿をしていると言ったのは。
まるで精巧に作られた人形のように美しい少女ではないか。
美し過ぎて浮世離れしていることは間違いないが。

一族には何が起きているのか分からない。
帯電している天虎に抱き着いている美しい子供は絶命するどころか痛がる様子もなく、ただジッと天虎を見上げている。
理解の及ばない目の前の光景を一族もただジッと見ていると雨雲は消え去り天虎も元の姿に戻った。

元の姿に戻った天虎は子供の方に顔を向けると長い尻尾で子供の身体を包んで顔をペロリと舐める。
そのあと子供は首を横に振ると笑顔に変わった。

【お前たちもすまないことをした。怪我はないか?】

天虎が一族に話しかけると子供もハッと一族の方を見て、慌てた様子で天虎の尻尾の中に身を丸め隠れる。

「問題ありません。光の妖精が守ってくれました」
【そうか。その幼子を気に入ったようだな】

天虎の声に応えているのか光の妖精は少女の周りをふわふわと飛んでいる。

【幼子はその妖精を連れて行くといい】
「妖精さまは天虎さまのお傍がいいのでは」
【私が妖精を呼んだのはお前から溢れる魔力を抑えるため。危険から守るようには言っていない。言われずとも守ったということは、お前たち一族を気に入ったということだ】

妖精は自分が気に入った者にしか手を貸さない。
少女や一族を気に入ったから守護を使い守ったということ。

「妖精さま。私と一緒に来てくださいますか?」

少女が問うと妖精は上下に飛んだあと少女の肩に乗る。
言葉は伝わらなくとも『行く』と答えてくれたんだろうことが伝わって、少女は嬉しそうに笑顔を浮かべる。

【その妖精が居ればもう魔力を制御できないということもなくなる。他の子供と同じく走り回れるようになるだろう】
「天虎さま……この御恩をどうお返しすればよいのか」
【私は呼び出しただけで、幼子に着いて行くと決めたのはその妖精だ。可愛がってやってくれ】
「ありがとうございます」

少女をギュッと抱きしめて涙を零す青年と青年の妻。
成長するまではいつ何がおきてもおかしくないと思っていた娘が他の子供と同じように走れるようになるなど、こんなにも幸せなことはない。

【さて、少年】
「はい」
【どうやら無理をしているようだな】
「無理と申しますと」
【祝い子の茶や菓子を口にして楽になっただろう】
「それは……」

口篭る少年に天虎はフッと笑う。

【お前は一族の中でも特に高い能力を秘めている。成長したことで幼かった頃より制御できるようになったのだろうが、その魔力を抑えるのは容易ではないだろう。祝い子の茶や菓子を口にして身体が楽になったことで実感したのではないか?】
「仰る通りにございます」

茶や菓子を口にしてから身体の重さが嘘のように消えた。
消えたことで初めて、それほどに自分の身体が健康とは言えない状態にあると実感させられたことは間違いない。

「私たちを気遣い隠していたのか?」
「心配をかけたくなかったことも事実ですが、以前よりも不調に気付きにくくなっていただけです」

青年から聞かれた少年はそう答える。
少女より年上の少年はそのぶん身体の不調にも慣れていて、不調だということにすら気付きにくくなっていた。

【精霊樹はあらゆる精霊の力を源に育つ大樹。祝い子が精霊樹の実で菓子を作ったのは偶然だったが、お前の根源の精霊の力を吸収したことで一時的に魔力が安定したのだろう】
「そうだったのですか。祝い子さまに深い感謝を」

少年が胸に手をあて感謝を伝えると、子供は天虎のフサフサの尻尾からほんの少し顔を覗かせすぐにまた隠れた。

「祝い子さまは天虎さまと似ておられますね」
【私と?】
「白い肌に白い髪。鮮やかで美しい金色の虹彩も」

ひょこと顔を見せた子供は天虎を見てふわりと笑う。
その愛らしさに少年は一瞬目を奪われたものの、あまり見ては怯えさせてしまうと思ってすぐに視線を外した。

【そうか。私と祝い子が似ているか】

顔を寄り添わせる天虎と子供。
天虎の身体を止まり木にしていた妖精たちもどこか嬉しそうにふわふわと飛び回る。

ヒトの子から恐れられる天虎。
先ほどの姿を見てヒトの力で適う存在でないと否が応でも理解したけれど、今の天虎と子供はまるで親子のよう。
子供は天虎を心から信頼していて、天虎もまた子供を大切にしているのだと見ているだけでも伝わった。

【お前たちは私が唯一約束を交わした彼奴の子孫であり、何百年と湖まで足を運んでは祈りを捧げ続けた一族。今までの捧げ物のぶん、そして祝い子に衣装を用意してくれたぶん、私も神としてお前たち光の一族に礼をせねばな】

天虎はゆっくりと身体を起こして魔法で浮かせた子供を背中に乗せると大きな湖の方を向く。

【火の大精霊イグニス。水の大精霊アクア。風の大精霊ウェントス。土の大精霊テッラ。そして光の大精霊リュミエールよ。我が声に応え今ここにその姿を現せ】

天虎の呼び声に応え湖の上に顕現した巨大な大精霊たち。
恐らくこの世界の誰一人として見たことのない大精霊の姿を見上げる一族は驚きのあまり声すらも出ないまま。

【私の後ろに居る一族は、かつて太陽神と光の大精霊の加護を授かり闇の大精霊の加護を悪用した祝い子と戦った祝い子の子孫だ。あの時の事はお前たちも覚えているだろう】

言葉が通じているらしく大精霊たちは頷く。

【彼奴が次世に旅立ち再びヒトの子と関わることがなくなった私にはまだ何が起きたのか理解できていないが、なぜなのか光の一族のこの者たちには聖印がない。いや、この一族だけでなく全てのヒトの子が聖印を持っていないようだ】

天虎の話を聞いた大精霊たちはふわりと一族の元に飛んでくると一人一人をじっくりと確認する。
一族にとっては生きた心地のしない瞬間とも言える。

【この一族は今まで私の住処のこの湖へ捧げ物を持って通い祈りを捧げ続けた。そして今回は私たちの大切な祝い子にたくさんの衣装を贈ってくれた。その礼として、授かった加護を使えるようお前たちの聖印をこの者たちに刻んでほしい】

話を聞いた大精霊たちがすぐさま水をすくう仕草のように両手を前に出すと、その両手からヒラヒラと花が降る。

「……綺麗」

大精霊の手から落ちてくる様々な色の美しい花々。
それを見上げて少女は呟く。

「あ!お父さまの手に模様が!」
「……これが聖印?」

青年の中指に指輪のように刻まれた模様。
草冠のようなそれは風のウェントスの聖印。

「お、大旦那さま、私にまで聖印が」
「なぜエミリオには刻まれて私には刻まれない」

執事の手首に刻まれた火の模様はイグニスの聖印。
執事には聖印が刻まれたのに自分には刻まれず、初老の男性は腕や脚を捲って確認する。

「大旦那さま、首です。首に聖印があります」
「本当か?」
「私と同じ火の模様ですのでイグニスさまの聖印かと」
「おお。私もイグニスさまのご加護を賜っているからな」

次々と聖印を発見する一族。
付き添いの侍女や侍従や護衛の騎士たちにも。

【終わったようだな】

それまで降っていた花が消えると水と風の大精霊はまたふわりと飛んで湖の上に戻る。

【やはり少年はリュミエールだけでなくイグニスとテッラの聖印も刻まれなかったか】

一族の傍に残っている火と土と光の大精霊。
他の者はかろうじて四大精霊の聖印は刻まれたものの、なぜか少年にだけは何一つ刻まれなかった。

【お前の能力は一族の中でも別格。最初は妹の幼子と同じトリプルかと思ったが、どうやら精霊使いでもあるようだ】
「わ、私は精霊使いなのですか?」
【ああ。だが、正しく力を扱うための聖印が刻まれないよう制限されている。今のままでは精霊魔法を使えないだけでなく、光の一族特有の魔力量を制御できるようにならない】

加護を複数授かっていても得手不得手はある。
少年に最も合った加護は光の大精霊の加護で、その威力は初代の祝い子に近しいものとなるだろう。
ただ、それだけの高い能力を秘めている事が仇となり、このまま聖印が刻まれなければ若くして命を落とす事になる。

【聖印とは大精霊にとって自分の加護を授けた愛し子の印であるとともに、小さきヒトの子が大精霊の加護の能力を使いこなせるよう神が与えた慈悲の印。それにも関わらず罪なき者の聖印を刻めないよう封じるなどあってはならないことだ】

聖印を封じる手段はある。
封じられた者は最低限の能力しか使えなくなるため、能力を悪用する者の聖印を封じることを悪いとは思わない。
だがこの少年や一族の者の魂に罪は刻まれていない。
それであれば封印を解くことを迷う必要はない。

【神の私は大精霊が授けた加護に干渉しないと決めているが、今回だけは手を貸そう。お前は以前にも見ず知らずの子供を心配して己の衣装を差し出した。そのお前が若くして命尽きることが分かっていながら見て見ぬふりはできない】

能力は使い方次第で薬にも毒にもなる。
神はもちろん大精霊もヒトの子がどう能力を使うかは個人に任せているが、今回のこれは封印の能力の源であるにも不本意な使い方には違いないだろう。

【人々を導く使命を持つ光の一族よ。今からお前たち一族にかけられている謂れなき枷を私の権限で外す。驚くだろうが身の危険はない。怯えずその場で大人しくしておくよう】

そう話した天虎の前に地面を這うように広がる闇。
その闇から姿を現したのは大鎌を手にした巨大な何か。
一族は禍々しい空気を漂わせるそれに驚きはしたものの、天虎の言葉を信じてジッと動かずにいる。

【破滅と再生の神の権限をもって聖寵を与える】

天虎の宣言のあと巨大な何かは大鎌を振りかざすと、一族に向かって躊躇なく振りおろした。

「…………!」

太く重い鎖が破壊されたような大きな金属音が響くと同時に美しい光の粒が辺りに舞い散り、それを見届けた禍々しい何かは空気中に溶けるようにスウっと姿を消した。

【イグニス、テッラ、リュミエール。聖印を】

再び両手をあげた火と土と光の大精霊。
その手からはまた様々な花が降り注ぐ。

「聖印が変わった?」

先ほど青年の中指に刻まれた風の聖印が、まるで草木が成長したかのように立派な草冠の模様に変化した。

【大精霊が授ける加護の中でも光と闇の加護は特別なもの。光か闇のシングルでも十分な加護ではあるが、他の大精霊の加護を授かっていればより加護の威力を高めることが出来る】

つまり青年は封じられていた光の加護も使えるようになったと同時に風の加護が光の加護によって強化された状態。

「小鳥?」

少年の周りをくるりと回ると肩に止まった黒鳥。
飼われている小鳥のようにヒトに懐いているらしく、どうして肩にと不思議がる少年が差し出した指にちょこと乗る。

【それは闇の精霊】
「精霊!?」
【お前への贈り物のようだ】
「私に?」

精霊は妖精が成長した姿。
この精霊は小鳥だけれどあらゆる生き物の姿形をしている。
ただ、ヒトの子が精霊を見る機会など無いに等しい。

【どうやら闇の大精霊テネブルも大切な祝い子へ衣装を贈ったお前たちに礼がしたかったようだ。今まで苦しめることになった詫びも含まれているのだろうが】

そう話して天虎は笑い、黒鳥は唄うように鳴く。
その美しい鳥の鳴き声と舞い散る美しい花々の共演に一族は自然と笑みを浮かべた。

先ほどと同じく花が消えると大精霊は湖の上に戻る。

【少年よ。背中を見せてみろ】
「背中を?」
【お前の聖印は背中に刻まれている】
「承知しました。では失礼して」

少年の侍従が行って脱いだローブやシャツを受け取る。

「これは凄い」
「このように大きく刻まれるものなのですか?」
「そんなにも大きいのですか?」

少年の背中に刻まれた聖印を見て唸る初老の男性と青年。
背中にあって見えない少年は何とか見ようと右に左にと首を向けるものの、やはり見えずに困り顔。
光の大精霊の聖印が刻まれた一族はみな四大精霊の聖印が成長した模様に変わったけれど、聖印の大きさはそれぞれ。

【それほどの聖印でなければ少年の高い能力は制御できないということだ。だが心配は要らない。聖印は長くても一日も経てば身体に馴染んで見えなくなる。例え見えなくなっても聖印自体がなくなったわけではないから安心していい】
「そうなのですか」

声には出さなかったものの密かに安心したのは青年の妻。
既婚の自分たちはまだしも、未婚の息子や娘に大きな聖印が刻まれては母親として心配になるのも当然のこと。
聖印が当然のように誰にでもあるものならまだしも、天虎から教わって初めて知ったようなものなのだから。
天虎も母が子を思うその気持ちが理解できないものではなかったから話して聞かせた。

【ん?】

突然天虎が疑問の声をあげたかと思えば子供の方を向き、子供も天虎の方を見ながら湖を指さしたり一族の方を指さしたりとしている。

【ああ。たしかに確認できるな】

どうやら二人で会話をしていたようだと一族も理解すると、天虎は湖から水の塊を浮かばせ大きな長方形にしたそれを三つカチコチに凍らせると風魔法で少年の周りに運ぶ。

【これなら自分でも見えるだろう】
「姿鏡の代わりを用意してくださったのですか」
「さすが天虎さまの魔法。本物の鏡のようだ」

所謂三面鏡。
少年の前に一つと背中側の左右に二つ置くことで背中を確認することが出来る。

【お前の聖印の内側の炎槍は火のイグニスの加護を表すもの。その外側を囲む門が土のテッラの加護。そしてその二つの加護を囲む丸が光のリュミエールの加護を表している】
「同じイグニスさまとリュミエールさまの加護を授かっている祖父と私でも聖印の形は違うのですね」

初老の男性の加護は火と光。
同じ火の加護を持つ執事は火の模様で、火の加護に光の加護が加わった初老の男性は火よりも大きな炎の模様。
光の加護で火の加護が強化されていることは同じなのに、少年の模様は炎の槍の模様になっている。

【お前は光の加護の適性が高いからだ。今聞かれた火の加護を例にすると、通常ならば火の形。光の加護を授かっているお前の祖父は炎の形。光の加護を授かっていて適性も高いお前は炎槍というように、明確なが刻まれる。私が物の形となっている聖印を見たのはお前たち一族の初代以来だ】

それを聞いて興味津々に少年の背中を見ていた初老の男性の動きが止まる。

「孫は、ヴァルフレードは初代さまのような高い才能を秘めているということですか?」
【彼奴は太陽神の加護を授かった特別な祝い子だった。祝い子ではない少年にそこまで求めるのは酷だが、怠けず鍛えれば通常魔法と精霊魔法を使いこなす強い戦士となるだろう】
「ヴァル凄いではないか!素晴らしい!」
「賜った加護に恥じぬよう精進いたします」
「ああ!私も鍛錬に協力するぞ!」

少年以上にやる気になっている初老の男性。
幼少期からの付き合いで見慣れている熱血漢を受け流した執事は侍従から受け取ったシャツを少年の肩にかける。

子供はそんな一族の仲の良さにくすりと笑みを零した。
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