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二章
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しおりを挟む「ありがとう。引き続きお願いね」
「はい。誠心誠意お仕えいたします」
ドラゴニュート公爵家にある執務室。
丁寧に挨拶をしたメイドが部屋から出て行く姿を見届けたロラはふうと息をつく。
「少し休め。疲れただろう」
デスクの椅子に座っているロラに声をかけたのは当主。
応接机の上にことりと置かれたティーカップを見たロラは微笑して朝から座り通しだった椅子から立ち上がった。
「当主が煎れた紅茶をいただけるなんて贅沢ですわね」
「仕方がないだろう。まだ侍女も決まって居ないのだから」
「全員を解雇したのですから仕方がないですわ。貴重な機会に感謝してありがたく頂戴いたしますわね」
不満そうな表情の当主にロラはくすくす笑いながらティーカップが用意されている当主の隣に座る。
「思った以上に再雇用を希望する者が多かったな。前公爵に長らく仕えていた者たちがみな居なくなったと言うのに」
上品な仕草でティーカップを口に運ぶロラの長い黒髪を耳にかけながら話す当主。
「仕え先を変えることに不安があって再雇用を望む者も多かったのではないかしら」
今回の襲爵は使用人にとって青天の霹靂。
家族揃ってデビュタントボールに出掛けたと思えば屋敷に戻って来たのは当主と新公爵で、自分たちが仕えていた前公爵は当主から制裁を受け亡くなったと聞かされたんだから。
「それと朝の顔合わせの際に当主の口から大量解雇に至った理由を説明してくださったことも良かったのかと」
シャルロットが嫁いだ後に雇われた者が先に大ホールを出たあのあと以前から仕えていた者たちとは話し合いの場を設け、前公爵への忠誠心の高さから辞職を希望したためにそれを受け入れ解雇したというような内容のことを説明した。
「屋敷を出て行く前に本人から辞職することを聞いて既に知っていた者も居たが、自分が会話を交わしたその者が既にこの世の者ではないことに気付いた様子を見せた者は居なかった。たしか屍人創造と言ったか。誰一人としてあの世の者だと気付かないほど精巧な生きた屍とは、改めて恐ろしい魔法だな」
引き継ぎのために会話をした者。
同室で荷物を纏める本人から直接辞職することを聞いた者。
中には門番のように何も知らなかった者も居たけれど、数が多くて同室だったメイドたちは本人と話した者が多かった。
その誰一人として屍人だと気付かなかったのだから、容姿はもちろん性格や口調も生きてる頃そのままだったと言うこと。
「屍人は魂のない偽物。でも制裁を受けたことを知って怖がらせてしまうことにはならなかったのだから役には立ったでしょう?変わりに私の今の姿を見て驚ろかせて、大量解雇を知って驚かせてと、朝から慌ただしくさせてしまいましたけれど」
朝から大ホールに集まった使用人はまずロラの姿で驚いた。
眠る前に見た時には小柄で愛らしい姿の令嬢だったはずのシャルロットが、一目でドラゴニュートだと分かる容姿の別人に変わっていたのだから。
「驚かせはしたが、むしろこの姿を見せたことで内心お前の襲爵をよく思っていなかった者も何も言えなくなっただろう。孅そうなお前を舐めてかかる者が現れる前で良かった」
ドラゴニュートの特徴色は黒髪と赤目とは言うものの、実際は大抵の者が『黒に近い色』や『赤に近い色』をしていて、その色が漆黒や真紅に近いほど能力が高いと言われている。
前公爵は黒に近い髪と赤に近い瞳だったから、黒や赤どころか白銀のシャルロットを能力が低いと判断した者もいた。
当主は昨晩の時点でそれに気付いてロラに舐めた態度をとりそうな使用人は当主の権限で解雇するつもりだったけれど、それまで『能力の低い新公爵』と舐めていた者も、ドラゴニュートの象徴と言われる自分と同じ漆黒の髪と真紅の虹彩をしたロラの姿を見てすっかり縮こまったことを確認できた。
「私としてはその者を正す楽しみを奪われて残念ですわ」
そう言ってロラはふふっと笑う。
甲斐性なしの屋敷では全ての使用人から舐められていてそれを正してきたのだから、数人の駄々っ子など可愛いもの。
それもまたやり甲斐になるのだから舐めたままで居てくれて構わなかったのだけれど。
「そもそも守護者でもないのに戦力でしか人を判断できない者など愚の骨頂ですわ。光り輝く清らかな魂の麗しいシャルロット嬢の能力の高さは最強でしてよ?愛らしいお顔でニッコリと微笑まれるだけで私でしたらノックダウンされてますわ」
ぷくっと膨れるロラのお小言が始まって当主は苦笑する。
自分を蔑む者が居たことに怒っているのではなく、シャルロットを蔑む者が居たことがお怒りのポイントのようだ。
「シャルを大切に思っていることは十二分に伝わった」
そう言って当主が頬に口付けると、ぷくりと膨らんでいたロラの頬は空気が抜けた風船のように縮んだ。
「何にせよ使用人を募集する必要があるな」
「ええ。まだ若くて使用人歴の浅い者たちを上級使用人に任命するのは厳しいですし」
残ったのは使用人歴が浅い若者が殆ど。
以前に他の屋敷に仕えていた経験があって今はこの屋敷に仕えるようになった者も数名は居たものの、それでも上級使用人に任命できるほどの者は一人二人。
「全ての上級使用人が居なくなったからな。家令や執事すら居ないのでは使用人も困るだろう」
溜息をつく当主とロラ。
使用人と一言で言っても上は家令から下の洗濯メイドまで様々だけれど、その全ての使用人に長が居ない状況。
もちろん募集はかけるけれど、即戦力になるほど有能な人は他の屋敷に仕えているのだから簡単には集まらない。
「当主のお城の使用人はお借りできませんの?」
「私の城に仕える者が多いと思うか?最低限しか居ない」
居るのは有能な使用人たちではあるものの人数は少ない。
公爵家のことは二人で協力してやって行くという約束だったから一時的に借りられないかと提案してみたものの、当主の話を聞いて確かにそうなるかと納得した。
「もう私の城に移り住んだ方がいいのではないか?」
「新公爵が無能で屋敷が取り壊しになったと思われたくありません。私を新公爵に選んだ当主の名声にも影響しますもの」
「私は名声など何の興味もないがな」
それはロラにも分かっている。
脳筋の当主の興味は強さだけで身分や名声には興味がない。
王国の国王にすら平伏さない自由人なのだから、自分が他人からどう見られようとも意に介さない。
「はあ。サシャやピートを引き抜けたら良かったのに」
ティーカップを置いて溜息をつくロラ。
これがテネブルなら決闘で二人を貰うことが出来たのにと。
「昨日の従者か」
「ええ。あの二人は魔法を使えて戦えますし、使用人としても優秀ですから安心して上級使用人に任命できますもの」
家令のドミニクやバートを引き抜くのはさすがに甲斐性なしの屋敷が大変なことになるから無理でも、甲斐性なしの侍従兼執事のサシャや王都屋敷の執事のピートならまだ。
離縁していないのだから実際には引き抜きなどしないけれど、そう思ってしまうのはそれほどに人手が足りないから。
「さっさと離縁してしまえ。そうすれば雇える」
「もう。また言う」
ぷくっと膨らんだロラに当主はくすりと笑う。
ロラが二人の能力を買っていることは分かったけれど、夫の屋敷から妻の屋敷で勤めるようになるには夫の許可が必要。
「私が提督に二人を寄越せと言ってやろうか」
「当主から言われたらお願いも脅迫になりますわ」
当主から言われて断われる人など居ない。
甲斐性なしも高い身分の公爵家の人間ではあるけれど、当主は王家よりも強い権力を持っているのだから。
「ところでその提督というのはどういうことですの?」
当主は昨日も甲斐性なしを提督と呼んでいた。
その時の甲斐性なしとサシャの反応を見るに誰かと間違っている訳でもなさそうだった。
「まさか知らないのか?」
「何をですの?」
きょとんとした表情で大きく首を傾げたロラに当主は顳かみを押さえる。
「人の多いあの場では呼ばれたくないのかと思っていたが、なぜ嫁いだシャルが夫のことを知らないのだ。ロラはシャルが生きていた頃の記憶も共有しているのではなかったのか?」
「してますわ。シャルロット嬢の記憶も、シャルロット嬢が生まれてからどんな人生を生きたかの記録も」
神龍から記憶や記録といった知識を流し込まれた。
だから当主を見た時にもシャルロットの記録の中で見た当主の顔と一切変わっていないと分かった。
「ああ、でも思い出せていないだけの可能性もありますわ。宿る前にとある方からシャルロット嬢に関わることやこの星の知識を与えらたものの、最初は記憶が曖昧で幻魔獣が居ないというこの星の常識さえも共有できておりませんでしたもの」
「そうなのか」
ポンと手を叩いたロラ。
険しかった当主の表情が普通に戻ってホッとする。
「提督とは他国との戦や魔獣の氾濫の際の海上戦で幾度か会ったことがある。もっともその頃はまだ父親が提督で、あの者は父親の補佐を務めていたが。父親が亡くなってからは補佐だった息子が提督になったと聞いている」
話を聞きながらロラはティーカップを口元に運ぶ。
当主の表情が険しくなっていたから思い出せてない可能性もあると話したけれど、思い出せないのではなく最初から聞かされていなかったのだと本当は分かっていた。
「アレニエの表の顔は、巨大な貿易船を保有する王国最大の貿易商。それが戦では最大の戦艦と能力の高い海兵を抱えた軍人に変わる。祖父から父に、父から息子にと代替りしたが、海上では目許以外を隠しているからすぐには分からなかった」
それが顔を近付けて確認するという行動をとった理由。
ロラがシャルロットの記憶を思い出せていないだけと信じた当主は甲斐性なしの裏の顔を話してきかせた。
「ドラゴニュートのように特殊な種族ではないものの、シャルの夫のあの男は歴代の提督よりも強い。まだ幼い補佐の頃から魔法を使い戦艦の大砲を強化して撃っていたからな。情け容赦ないと思っていたあの少年の素顔が優男で拍子抜けしたが」
戦や魔獣の氾濫の最前線に立つ当主だから知っていること。
王国の長の国王や戦に立ったことのある一部の者以外はアレニエ公爵家の裏の顔を知らない。
「前公爵がシャルロット嬢をアレニエに嫁がせたのはそれが理由かしら。王国最大の貿易商が稼ぐ資産と武力欲しさに」
「無関係ではないだろうな」
政略結婚などそんなもの。
互いに何かしらの利があって縁を結ぶ。
ドラゴニュート公爵家はアレニエ公爵家のお金と武力、アレニエ公爵家はドラゴニュート公爵家の血筋と権力。
「お父さまは誰と話して成婚を決めたのかご存知?」
「提督を好いたシャルの願いを叶えるために、夫婦で提督の祖父に会いに行って成婚の約束を交わしたと聞いている」
「そう」
パキっと音がして隣を見るとロラが持っていたティーカップの持ち手が折れていて、中身の紅茶とティーカップの残骸が魔法でふわふわと浮いていた。
「よろしいのよ?私も貴族として生まれ育ったのですから、政略結婚をすること自体は理解しておりますわ」
でもシャルロット嬢が何一つ聞かされていなかった事は別。
アレニエ公爵家が貿易商であることを知ったのもロラが宿って帳簿を管理するようになってからだったし、裏の顔があることを知らせないまま追い出すように嫁がせたのもシャルロット嬢を金や武力を得るための生贄としか思っていなかったから。
しかもシャルロット嬢が甲斐性なしを好きになったから?
お顔どころか存在さえも知らない相手でしたけれど?
シャルロット嬢の願いを叶えてあげるために?
願いどころか誕生日すら祝ったこともなく暴力を奮っていたのに、娘のために自分たちが成婚を取りつけてやったかのように当主に話すなんて、どんな分厚い面の皮をしておりますの?
ロラからぶわっと漏れている魔力を眺める当主。
シャルロットが家族から虐げられていたことは昨日のロラと前公爵の会話で知ったけれど、成婚に関して聞かされたあの話もどうやら嘘だったようだとロラの怒りで察した。
「シャルは提督を好いていると言わなかったか?」
「ええ。地獄のような生家から自分を救い出してくれた救世主に対しての好意ですけれど。当主が聞いたお話の通り成婚を決めたのが旦那さまのお祖父さまというのが事実であれば、救い出した救世主もお祖父さまと言うことになりますけれど」
シャルロットが甲斐性なしに好意があったことは事実。
顔も見せたことのないろくでなしでもそう思ってしまうほどにシャルロットの人生は辛く厳しいものだった。
「……そうか」
ぽつりとそれだけ呟いた当主をチラリと見たロラ。
怒りのあまりつらつらと話してしまったけれど、この人はシャルロット嬢の番になるはずだった人だと思い出して。
「残りの面談をしてしまおう。募集も出さなければ」
何の感情も見せず壊れたティーカップを魔法で片付けている当主の姿を見たロラは深く反省した。
・
・
・
面談を終えて一休みしていたロラ。
これから要項を考えて早々に募集を出す必要があるけれど、ひとまず再雇用した使用人の中でリーダーを決めて上級使用人が決まるまでの間は繋いでくれるよう話した。
再雇用したメイドの一人が早速煎れてくれた紅茶を口に運んだと同時に扉をノックされる。
「どうぞ。お入りになって」
扉の外の気配は男性使用人。
それを確認して入室を許可する。
「対面を希望するお客さまがお見えになりました」
「前公爵ではなく私に?」
「はい」
シャルロットが襲爵したのは昨晩のこと。
しかも陞爵式をした訳ではないから関係者以外は知らない。
以前から手続きを踏んで謁見を申し出た人が知らず前公爵に会いに来たなら分かるけれど、先触れもなく訪問している。
男性使用人が『謁見』と言わず『対面』という言葉で伝えてきたのはそれが理由だろう。
「お名前は?」
「前公爵閣下の第二夫人ノーラさまです」
「ああ、それでそのような表情をしているのね?気を使わせたようでごめんなさいね。ありがとう」
「勿体ないお言葉を」
前公爵の第二夫人。
挨拶になどという平和な要件の訪問ではないことは分かっているから表情が曇っていたのだと理解したロラはフフと笑う。
「いいわ。お会いしましょう」
ロラは椅子から立ち上がると指を鳴らし、長時間座ってできた衣装の皺を一瞬で直した。
知らせに来た男性使用人とエントランスホールに向かう。
まだ若い男性使用人は、自分の前を歩くロラのスラリと高い背の後ろ姿と長く美しい黒髪に見惚れてしまったものの、すぐに気持ちを切り替えて表情を引き締めた。
エントランスホールには数名の使用人。
扉の前には数名の女性や男性を連れて立っている女性。
お高そうな毛皮のファーコートを着ているその女性が第二夫人だろうと察して階段を降りた。
「ありがとう。もう下がっていいわ」
夫人の前に居た男性使用人はロラの声で振り返り丁寧に頭を下げるとスっと下がる。
「貴女が前公爵の第二夫人かしら。今朝お屋敷へ報せを出したばかりですのに突然の訪問で驚きましたわ」
今の今まで男性使用人に文句を言っていた第二夫人ノーラはロラの姿を見て驚きのあまり唖然としている。
「……シャルロット嬢ですの?」
シャルロットはドラゴニュートの能力がない灰色の髪と瞳の竜のなり損ないと聞いたのに、目の前に居るのは長く艶やかな漆黒の髪と燃えるような真紅の瞳をした背の高い絶世の美女。
胸は豊満でウエストは細く、色気の溢れ出るその姿は同性から見ても文句のつけようがないほど美しい。
「「…………」」
聞いたのにどうして答えないのか。
そう思うノーラの隣に侍女だろう女性がスっと近づく。
「シャルロットさまはドラゴニュート公爵にございます。こちらからのご挨拶をお待ちになっているのかと」
侍女の進言を聞いてムッとするノーラ。
まだ襲爵したばかりの小娘が生意気に、と。
したばかりであろうと襲爵した時点でシャルロットの方が身分が高くなったことが事実なのだけれど。
「御無礼を。前公爵の第二夫人、ノーラですわ」
「現ドラゴニュート公爵、シャルロット・ロラ・アレニエですわ。まだ別姓の手続きが済んでおりませんので今回は旦那さまのアレニエを名乗ってのご挨拶とさせていただきます」
慣れた仕草のカーテシーで挨拶をしたロラ。
その美しさに侍女や従者はつい見惚れる。
「無礼な質問なのを承知でお聞きしますが、本当に貴女が閣下の娘のシャルロット嬢なのかしら。閣下からお聞きしていた容姿とあまりに違うものだから疑ってごめんなさいね」
本当に無礼な質問だと第二夫人にムッとする使用人たち。
再雇用されたばかりではあるけれど、自分たちの主人に対する無礼な発言にムッとするくらいには忠誠心が芽生えている。
「お父さまからではなく噂で聞いたのでしょう?灰色の髪と瞳のみすぼらしい竜のなり損ないだと。実際にはその姿の時の色は灰色ではなく白銀ですし、この姿は特定のドラゴニュートの能力を使った時になりますの。どちらも私の姿ですわ」
前公爵にとってシャルロット嬢は人前に出したくない恥。
隙間風が吹き込む小屋で生活させるほど隠しておきたかったシャルロット嬢のことを話したとは思えない。
甲斐性なしがあまりシャルロット嬢のことを知らなかった理由もそれと同じく、前公爵がわざと最低限の情報しか与えなかったのではないかと思っている。
「多いですわね。自分の目で確認をしたわけでもないのに真偽も分からない噂話を信じてしまう単純な方。そのうち取り返しがつかない詐欺被害にあいそうで心配ですわ」
呆れた表情をするロラにノーラの顔が引き攣る。
昨日の雪の精のようなシャルロットの姿も見て知っている使用人たちは澄まし顔の裏で『こんな失礼な奴にはもっと言ってやれ』とファイティングポーズでロラを応援している。
反対にノーラの従者や侍女は冷や汗。
新ドラゴニュート公爵に会いに行くと聞き、今朝の報せで屋敷に足を運ぶよう言われたのかと思っていれば無断だったし、こんなにも鮮やかにドラゴニュートの特徴が見てとれる能力の高い新公爵に喧嘩を売っている状況に生きた心地がしない。
私たちなど一捻りで殺されるだろうに。
そんな命の危機をひしひしと感じていた。
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