血がつながっていなくてもGeoff様とMegお嬢様はまるで兄妹のようでしたよ。~Catalina Rercaro~

園田美栞

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Margaretがいない

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 あちこち屋敷の中を探し回り広い建物をあちこち歩き回った。今日までこの屋敷の中を歩き回ったのは初めてだった。召使に聞いてもMargaretの居場所がわからないといった。

「私も探しているんです」

と困った顔をしていた。Geoffに気を取られ、やはり昨日は1人で部屋にいるのではなく、一緒にいるべきだった。

「ん~」

微かにだが奥の方から声が聞こえた。

(Margaret…?)と声がするほうへ走りながらも周りに注意しながら向かった。

 長い階段を降り、ピチャ…と音が聞こえ、思わず立ち止まると足ものと濡れていた。慌てて濡れた靴を見ると水で、天井を見上げても雨漏りがしているわけでもなさそうだった。その奥はやけに寒く、近くの壁もなぜか濡れていた。まだ階段は続き、地上の光は届かない。その時になってNicolasを連れてくればよかったと後悔した。

「んん…」

再び声がし、女の声だと分かった。近くにいることもわかり、Edwardは大声でMargaretの名前を呼んだ。その声に反応するかのように女の声もし、手掛かりが少しつかめほっとした。

 部屋は鍵が開いていた。両手首を上にあげ、足は閉じた恰好で鎖で拘束されMargaretはEdwardの顔を見ると半泣きの顔でタオルで何も話せない口で何かを訴えていた。

「今助けてやる」

近くを見渡してもカギになるものはなかった。

「Margaret、どこに鍵があるのかわかるか?」

そうEdwardはタオルを外しながら聞いたがMargaretは首を横に振った。怖がるMargaretをそっと抱きしめ落ち着かせた時、Edwardの後方を見て目を見開き、口をパクパクさせた。

「ん?」

何を言っているのかと耳を傾けたとき、後頭部に衝撃が走った。
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