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六日目
四
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長い沈黙が続いた。神々も生き物達も誰も口を開くものはなかった。
「地球で生きる私の息子達、娘達よ。他に意見はないだろうか。人間に寄生して生きる者達や深海に住む者達の声を聴いて、この者達の意見に反論や否定の言葉はあるか?」
創造主の問いかけに人間以外の生き物達はみんな口を閉ざしてしまった。
「それで、間に合うのでしょうか?」
天使達が不安げに口を開いた。
「私なら大丈夫。人間達が協力さえしてくれればマイナスエネルギーも減りますし、人間達が発信するプラスエネルギーが多くなれば物凄い力になります。人間達だけでなく、私の所に住んでいる皆さんの力を借りることができるのであれば、私ももう少し頑張ってみようと思います」
地球が喘ぎながら答えた。
その喘ぎ声を聞いて、人間達は地球がかなり弱っているということを改めて知らされたのであった。
「ごめんなさい」
「私も自分の生活のことしか考えていなかった」
「それで精一杯だったんだ」
「本当に知らなかったの」
「どうか許して・・・」
人々は地球に、周りの生き物達に謝り続けた。この言葉が心から発せられた言葉であると生き物達にも伝わり、罵声を浴びせていた生き物達も口をつぐんでいき、それぞれのすすり泣く声だけが世界を包んでいた。
みんなが創造主の答えを待った。人間達も創造主の答えを待った。
「人間に地球時間で一〇〇年の猶予を与えることにしよう。地球も再生しようと頑張っているところでもあるから、人間に授けた知恵と力で、地球が再び万物が豊かで暮らしやすい環境となるように。人間達は傲慢な気持ちや欲得を捨て、すべての命と種族を超えて、心から歓びを分かち合いながら、この星を守り、治めていかなければならない。私は、一〇〇年後の地球の姿によって、この決定を行なうことにしよう。人間達よ、最も小さな者、最も弱い者達によって、その命が救われたことを心に刻んでおきなさい。その身体は、自分一人だけの物ではないことを、そして、この地球は人間達だけの物ではないことをよくよく心に刻みなさい。助かったのではない。審判はすでに下っているのだ。これからの一〇〇年は心の目を開いて、周りにいる種族と共に助け合いの心を持って歩みなさい」
「あぁ、神様教えてください。私達はこれからどう生きていけば良いのでしょうか。具体的に何をすれば良いのでしょうか?」
一人の若い娘の問いに、創造主は答えた
「第一に、あなたの心の目を常に開いておきなさい。神々の光は天から降り注ぐものである。光に向かって進みなさい。そうすればあなたの見えるところに影ができることはないから、闇に惑わされずに進めるであろう。第二に、夜を照らすことを止めなさい。夜は大地が休む時間であるから、大地の眠りを妨げてはいけない。夜の闇を照らすことは、闇に住む者達の安らぎを奪ってしまうことになるから。暗闇に住む者達は、暗闇の中でしか生きられない者達である。闇に生きる者達にも、それぞれこの世界の一員として、果たすべき役割があるのだから。闇の中に安らぎがある限り、その者達は闇から出ることはないのだから。第三に、この世界に住むすべての者に慈しみの心を持って接しなさい。空を飛ぶ者、水を泳ぐ者、光の中と闇の中に生きる者達それぞれに神々の祝福があることを知りなさい。第四に、宗教に惑わされてはいけない。どの宗教にも優劣はないからである。真理は教祖を騙る者達の言葉の中にあるではなく、私や私の息子達の魂の中にあるのだから。あなたの生まれ育った国や地域、あなたと共に生きる家族や友人達を悲しませるものは宗教とは呼ばない。真理は、あなたの生まれ育った国や地域、あなたと共に生きる家族や友人達の歓びの中にあることを心に刻みなさい。第五に、あなた達の口から出る言葉には、実現するための想いと力が宿っていることを知りなさい。言葉を口に出す時は、よくよく考え、否定の言葉や相手を罵る言葉を使ってはいけない。一度口から出た負の言葉は波動となって宇宙に広がり、いくら撤回してもそれは二度と消えることはないからである。その言葉が相手だけではなく、あなたにとっても毒となり刃(やいば)となって、あなたの未来や来世、またはあなた達の子孫の未来において実現することになるからである。第六に、これからはあなた達一人ひとりが救世主であることを心に刻みなさい。あなた達はそれぞれの種族を代表して、今、私と対話しているからである。どんなに小さき者にも、どんなに弱き者にも、どんなに命が短き者にも、神々の愛と祝福が与えられていることを知りなさい。第七に、目に見えない者達に対して心を配りなさい。私が創造した神々、天使、精霊達があなた達の周りに存在し、あなた達を愛と慈しみをもって祝福していることを知りなさい。第八に、この世界は神々の愛と祝福であふれていることを知り、これから命をつないでいく者達に語り伝えていきなさい。どの宗教が優れているかではない。どの国が、どの民族が優れているかではない。また、男が優れている、女が優れているではない。スターシードだろうと一国の王だろうと一匹の小さなアリであろうと畑に生える雑草であろうと魂に優劣はない。みんな私から生まれた可愛い息子・娘達である。それは、たとえ闇に蠢く魔界の者達であっても同じである。私はこれから先も今までしてきたことと同じように全ての者に対して等しく愛情を注ぐであろう。であるから、あなたはどんな状況であっても安心して進みなさい。あなたがどう感じ、どう思い、社会や次の世代に伝えていくかが大切であり重要なのである。あなたの胸の内にある神の御心に従って生きなさい。第九に、宿命や運命に惑わされてはいけない。そのようなものは、元々あるはずがないのだから。生きる上で必要なものは、生まれる時に私と約束して決めた今生においての果たすべき課題だけだからである。宿命や運命という言葉に縛られずに、その課題を乗り越えるために一日一日を精一杯過ごしなさい。第十に、自分の御心を信じなさい。あなた達の魂の中に私がいることを感じなさい。周りの出来事や他人の言葉に惑わされず、頭で考えることを止め、御心が正しいと思うことを行ないなさい。常識だからではない。誰かに言われたから、命令されたから行なうのではない。頭で考えるということは、立ち止まるための理由を探すことであり、再び進むことができなくなるからである。考えることは他の者に任せて、あなた達は自分の決断にすべての責任と真心を持って、自由に物事を行ないなさい。」
人々の多くは涙を止められなかった。そして、誰も口を開く者はいなかった。
しばらく間をおいて、創造主は話しはじめた。その声は、微笑んでいるような優しさに溢れていた。
「これからの一〇〇年、私は再び口を開くことはないであろう。あなた達人間が、他の生き物達と力を合わせて、地球の再生に取り組む妨げにならないために。そして、私の創造した世界をあなた達人間が、自分達の愛と祝福で治めるために」
そして、光は消え、日常の音が周りに戻った。鳥や木々や昆虫達の声、創造主の声ももう聞こえない。
人々はお互いに顔を見合わせ、夢や幻ではなかったことを確認し合っていたが、誰も口を開くものはいなかった。現実に戻った時、神々の存在や目に見えない物達の存在を信じてこなかった者達の多くが、『神』という言葉や他の生き物達と共有した一連の出来事を、口に出すことを躊躇したためである。
やがて、人々は止めていた足を動かし、一人、また一人と日常の生活に戻って行った。
「地球で生きる私の息子達、娘達よ。他に意見はないだろうか。人間に寄生して生きる者達や深海に住む者達の声を聴いて、この者達の意見に反論や否定の言葉はあるか?」
創造主の問いかけに人間以外の生き物達はみんな口を閉ざしてしまった。
「それで、間に合うのでしょうか?」
天使達が不安げに口を開いた。
「私なら大丈夫。人間達が協力さえしてくれればマイナスエネルギーも減りますし、人間達が発信するプラスエネルギーが多くなれば物凄い力になります。人間達だけでなく、私の所に住んでいる皆さんの力を借りることができるのであれば、私ももう少し頑張ってみようと思います」
地球が喘ぎながら答えた。
その喘ぎ声を聞いて、人間達は地球がかなり弱っているということを改めて知らされたのであった。
「ごめんなさい」
「私も自分の生活のことしか考えていなかった」
「それで精一杯だったんだ」
「本当に知らなかったの」
「どうか許して・・・」
人々は地球に、周りの生き物達に謝り続けた。この言葉が心から発せられた言葉であると生き物達にも伝わり、罵声を浴びせていた生き物達も口をつぐんでいき、それぞれのすすり泣く声だけが世界を包んでいた。
みんなが創造主の答えを待った。人間達も創造主の答えを待った。
「人間に地球時間で一〇〇年の猶予を与えることにしよう。地球も再生しようと頑張っているところでもあるから、人間に授けた知恵と力で、地球が再び万物が豊かで暮らしやすい環境となるように。人間達は傲慢な気持ちや欲得を捨て、すべての命と種族を超えて、心から歓びを分かち合いながら、この星を守り、治めていかなければならない。私は、一〇〇年後の地球の姿によって、この決定を行なうことにしよう。人間達よ、最も小さな者、最も弱い者達によって、その命が救われたことを心に刻んでおきなさい。その身体は、自分一人だけの物ではないことを、そして、この地球は人間達だけの物ではないことをよくよく心に刻みなさい。助かったのではない。審判はすでに下っているのだ。これからの一〇〇年は心の目を開いて、周りにいる種族と共に助け合いの心を持って歩みなさい」
「あぁ、神様教えてください。私達はこれからどう生きていけば良いのでしょうか。具体的に何をすれば良いのでしょうか?」
一人の若い娘の問いに、創造主は答えた
「第一に、あなたの心の目を常に開いておきなさい。神々の光は天から降り注ぐものである。光に向かって進みなさい。そうすればあなたの見えるところに影ができることはないから、闇に惑わされずに進めるであろう。第二に、夜を照らすことを止めなさい。夜は大地が休む時間であるから、大地の眠りを妨げてはいけない。夜の闇を照らすことは、闇に住む者達の安らぎを奪ってしまうことになるから。暗闇に住む者達は、暗闇の中でしか生きられない者達である。闇に生きる者達にも、それぞれこの世界の一員として、果たすべき役割があるのだから。闇の中に安らぎがある限り、その者達は闇から出ることはないのだから。第三に、この世界に住むすべての者に慈しみの心を持って接しなさい。空を飛ぶ者、水を泳ぐ者、光の中と闇の中に生きる者達それぞれに神々の祝福があることを知りなさい。第四に、宗教に惑わされてはいけない。どの宗教にも優劣はないからである。真理は教祖を騙る者達の言葉の中にあるではなく、私や私の息子達の魂の中にあるのだから。あなたの生まれ育った国や地域、あなたと共に生きる家族や友人達を悲しませるものは宗教とは呼ばない。真理は、あなたの生まれ育った国や地域、あなたと共に生きる家族や友人達の歓びの中にあることを心に刻みなさい。第五に、あなた達の口から出る言葉には、実現するための想いと力が宿っていることを知りなさい。言葉を口に出す時は、よくよく考え、否定の言葉や相手を罵る言葉を使ってはいけない。一度口から出た負の言葉は波動となって宇宙に広がり、いくら撤回してもそれは二度と消えることはないからである。その言葉が相手だけではなく、あなたにとっても毒となり刃(やいば)となって、あなたの未来や来世、またはあなた達の子孫の未来において実現することになるからである。第六に、これからはあなた達一人ひとりが救世主であることを心に刻みなさい。あなた達はそれぞれの種族を代表して、今、私と対話しているからである。どんなに小さき者にも、どんなに弱き者にも、どんなに命が短き者にも、神々の愛と祝福が与えられていることを知りなさい。第七に、目に見えない者達に対して心を配りなさい。私が創造した神々、天使、精霊達があなた達の周りに存在し、あなた達を愛と慈しみをもって祝福していることを知りなさい。第八に、この世界は神々の愛と祝福であふれていることを知り、これから命をつないでいく者達に語り伝えていきなさい。どの宗教が優れているかではない。どの国が、どの民族が優れているかではない。また、男が優れている、女が優れているではない。スターシードだろうと一国の王だろうと一匹の小さなアリであろうと畑に生える雑草であろうと魂に優劣はない。みんな私から生まれた可愛い息子・娘達である。それは、たとえ闇に蠢く魔界の者達であっても同じである。私はこれから先も今までしてきたことと同じように全ての者に対して等しく愛情を注ぐであろう。であるから、あなたはどんな状況であっても安心して進みなさい。あなたがどう感じ、どう思い、社会や次の世代に伝えていくかが大切であり重要なのである。あなたの胸の内にある神の御心に従って生きなさい。第九に、宿命や運命に惑わされてはいけない。そのようなものは、元々あるはずがないのだから。生きる上で必要なものは、生まれる時に私と約束して決めた今生においての果たすべき課題だけだからである。宿命や運命という言葉に縛られずに、その課題を乗り越えるために一日一日を精一杯過ごしなさい。第十に、自分の御心を信じなさい。あなた達の魂の中に私がいることを感じなさい。周りの出来事や他人の言葉に惑わされず、頭で考えることを止め、御心が正しいと思うことを行ないなさい。常識だからではない。誰かに言われたから、命令されたから行なうのではない。頭で考えるということは、立ち止まるための理由を探すことであり、再び進むことができなくなるからである。考えることは他の者に任せて、あなた達は自分の決断にすべての責任と真心を持って、自由に物事を行ないなさい。」
人々の多くは涙を止められなかった。そして、誰も口を開く者はいなかった。
しばらく間をおいて、創造主は話しはじめた。その声は、微笑んでいるような優しさに溢れていた。
「これからの一〇〇年、私は再び口を開くことはないであろう。あなた達人間が、他の生き物達と力を合わせて、地球の再生に取り組む妨げにならないために。そして、私の創造した世界をあなた達人間が、自分達の愛と祝福で治めるために」
そして、光は消え、日常の音が周りに戻った。鳥や木々や昆虫達の声、創造主の声ももう聞こえない。
人々はお互いに顔を見合わせ、夢や幻ではなかったことを確認し合っていたが、誰も口を開くものはいなかった。現実に戻った時、神々の存在や目に見えない物達の存在を信じてこなかった者達の多くが、『神』という言葉や他の生き物達と共有した一連の出来事を、口に出すことを躊躇したためである。
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