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新年
話し合い 仁志
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今日の話し合いが俺にとって良くない話なのはわかってた。
急に接近した富田と絵里。
パーティー、バイト休んでも行っていたら…何か違っていたんだろうか?
イヤ、ないな。
俺はあんなに強く森ってヤツとは闘えなかった。
頼られてもきっと何も出来なかったから、絵里が富田を頼ったのは正解だ。
それはいい。
仮装して富田の家に押しかけたとき、あの時からきっと絵里は富田の事が好きだった…はず。
それも良いんだ。
好きな人が強くて頼れる人だったら迷わずにそっちを頼る。
だから、絵里が富田を好きになるのはわかるし、頼ったのもわかるから。
俺じゃなかったってだけの話。
そんなのは慣れているし、あんな美人の絵里が、俺を友達として側にいさせてくれたから、ちょっと浮かれて夢を見ちゃっただけだ。
その後が解せないんだよ、富田!!
お前たち両思いだろ?
なのになんで急に距離をとり始めるんだ?
お前が絵里を、絵里の気持ちを知ってるくせに俺に譲ろうとしてくるから、俺はお前達から離れるしかなくなるだろう?
クラスメイトとして、贅沢を言えば親友として、絵里や富田の側にいたいのに、なんか当て馬っぽく利用しようとするから、イヤになるんだ。
「富田。お前まだ言わなきゃいけない事、あんだろう?」
何が?って顔をするんじゃねえ!!
「なんで富田は絵里をそこまでして守りたかったんだ?」
ってそんな怖い顔でおれを睨みつけてんじゃねぇ。
お前気付いているか?
それな、殺気って言うんだよ。
剣道やってるお前は慣れてるかもしんねぇけどな、バイト三昧の帰宅部の陰キャにそんなに殺気飛ばしてくるじゃねーよ!
「なあ、富田。ハッキリとさせろ。
お前、絵里のことどう思ってるんだ?」
急に接近した富田と絵里。
パーティー、バイト休んでも行っていたら…何か違っていたんだろうか?
イヤ、ないな。
俺はあんなに強く森ってヤツとは闘えなかった。
頼られてもきっと何も出来なかったから、絵里が富田を頼ったのは正解だ。
それはいい。
仮装して富田の家に押しかけたとき、あの時からきっと絵里は富田の事が好きだった…はず。
それも良いんだ。
好きな人が強くて頼れる人だったら迷わずにそっちを頼る。
だから、絵里が富田を好きになるのはわかるし、頼ったのもわかるから。
俺じゃなかったってだけの話。
そんなのは慣れているし、あんな美人の絵里が、俺を友達として側にいさせてくれたから、ちょっと浮かれて夢を見ちゃっただけだ。
その後が解せないんだよ、富田!!
お前たち両思いだろ?
なのになんで急に距離をとり始めるんだ?
お前が絵里を、絵里の気持ちを知ってるくせに俺に譲ろうとしてくるから、俺はお前達から離れるしかなくなるだろう?
クラスメイトとして、贅沢を言えば親友として、絵里や富田の側にいたいのに、なんか当て馬っぽく利用しようとするから、イヤになるんだ。
「富田。お前まだ言わなきゃいけない事、あんだろう?」
何が?って顔をするんじゃねえ!!
「なんで富田は絵里をそこまでして守りたかったんだ?」
ってそんな怖い顔でおれを睨みつけてんじゃねぇ。
お前気付いているか?
それな、殺気って言うんだよ。
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「なあ、富田。ハッキリとさせろ。
お前、絵里のことどう思ってるんだ?」
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