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第4章
ある老騎士から見た婚約発表 2
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「今日ここに集まってもらったのは、皆に急ぎ報告すべきことができたためだ。重要なことゆえ、皆には最後まできちんと記憶してもらいたい。」
国王は初めにこう言って全員の注目を再確認する。
朝早くにこれほど大規模に集められることなどそうあるはずもなく、また、前もって予定していなかった緊急の招集ということで、どうしても注意が散漫になるものが多かった。
特に貴族たちは重い瞼が閉じないように苦心しているものや、体がふらふらと揺れているものさえいる。もう日も昇って時間がたつが、それでも貴族にとっては朝早いと思うものも多いのだ。
しかし、そうやって眠気にさいなまれ、欠伸を掻かずにおられない者の中に多くの騎士がいるのは、何とも頭の痛いことであった。
朝食を終え、しばらくしてから団体での訓練及び任務につくという時間帯で、まだ眠気を覚ますことができずにいるこの現状が、何より、それを国王やディラン王子に見られるということが、私の持つ騎士の誇りを容赦なく傷つけていく。
しかし、国王の言った初めの言葉に対して、注意を向ける以上の反応を見せる者たちもいた。
私は左前方にいる集団。特にその中心にいる男に目を向ける。
後姿しか見えなくとも、その焦りは明らかであり、しきりに顔を動かして味方のほうを見ている。
味方。つまりはクライフ王子に協力した者たちの顔を。
クライフ王子すり寄り、金銭と将来の地位を約束してもらった者の中には、ただすり寄るだけではなく、完全にクライフ王子の派閥に入り込んでいる者も少数ながらいる。
その筆頭が騎士団長なのだが、騎士団の幹部にも存在し、その他の重要な役職についているもの数名がクライフ王子の派閥に入った、もしくは派閥からねじ込まれた者である。
その中の一人が今私の左前方にいる男である。
大方何かミスを犯して状況が変わってしまったのではないかとか、誰かが裏切ったのではないかと肝を冷やしているのだろう。
私も何か騎士団のことについて、またはディラン王子が継承権争いに舞い戻るというような知らせが来ると予感し、一層国王の言葉の続きに耳を傾ける。
「先日、我が息子、ディランが城に帰還した。そのことはこの場におる皆の耳にも入っていることと思う。」
この言葉に満足げな表情をしたり、声をあげて称賛している者が右側に立ち並ぶ貴族たちの中から見受けられた。
貴族の多くがこの知らせを喜んでいるのがわかる。もっとも、その他の王子や姫を支援している者たちは苦い表情を隠しきれていないようだが。
さて、ここでディラン王子の名を出すということは、やはり本命はディラン王子に関する何か。そしてここまで人を集めて大々的に発表することとなれば話は限られてくる。
即ち、ディラン王子の復帰。ディラン王子が王宮に返り咲き、国王に即位するために行動を開始する。
言わばこの集会はそのデモンストレーション。ここで多くの人間の注目を集め、強く印象付けることによって、今後人気や後ろ盾を得ることも行動しやすくすることもできる。
国王もわざわざそれに協力するということも、周りは国王もディラン王子を押しているという考えを持つことだろう。そうなれば非常に有利に動くに違いない。
そうなれば、クライフ王子にすり寄っているだけの騎士たちはたちまち自分の行動に疑問を抱くことになるだろう。このままクライフ王子の側にいて、本当に自分たちはやっていけるのか。そう考えだしてしまったら、ディラン王子の側につけるのはたやすい。少なくとも、騎士団の動きが止まっている現状は打破できるだろう。
ただ、クライフ王子の派閥に入り込んでいる者たちが幹部にいるせいで、ドラゴン討伐後の動きが気になるところではあるが、それもディラン王子が活動していくうちに切り崩すこともできよう。
私はそう思って次の国王の言葉を待った。
私は国王の言葉を聞いて絶句した。
「そして、そのディランから、正式に婚約を結びたいという申し出が出た。」
・・・なんだと。
予想外の方向に話が行ったことで、ほんの少しだけ頭が止まってしまったが、今、国王は何と言ったのだろうか。
「ディランが我らの下に戻り、婚約の許しを得に来たということ、皆にもそれが何を意味するのかは分かるであろう。されど、一度城を出て、冒険者となったディランを認めることはそうたやすいことではない。」
私などよりもずっと頭を使ってきたであろう貴族たちの幾人かは早々に様々な表情を見せている。
ある者は歓喜し、ある者は悲壮感を浮かべている。恐怖に震える者もいれば、喜びを近くのものと分かち合う者もいる。
その全員の頭をよぎったものは、先ほど私が考えていたものとほぼ同じものだろう。
だが、これは似ているようでまた違う意味合いを持つ。
王族の世界において、いや、貴族や平民に関していっても婚約というのは大きな意味を持つ。とりわけ王族においての婚約はのちの世に大きな影響を与えることも少なくないために、婚約する際はその相手を慎重に見極めねばならないのだ。
生まれや地位だけにとどまらず、才能、容姿、性格、果ては占星術などという魔法の中でも貴重な力にまで頼り、相手を選別するため、結婚相手はなかなか決まらない。
だというのに、今回、まったく予定を入れずに緊急で招集をかけ、その発表をするという。
あらかじめ話が進んでいたということはほぼありえないことから、本当に急に話が上がり、そしてその話に国王は即断したということになる。
国王が即断するほどの相手と婚約を結ぶということは、疑うべくもなく何もかもを備えた神に愛されたようなお方。そのようなお方と婚約するディラン王子の力は語るべくもないほどに強まることになる。
これはディラン王子の継承権争いへの布石などではない。事実上の即位発表と同義である。
国王は婚約を認めるのは難しいというが、この婚約の話を持ち込むくらいだ。内心ではもう決まっているのだろう。
「だが、私の一存にて全てを決するのは、この国の慣習からも、何より私自身の思いからも外れるものである。故に、この場にて皆の意思を確認したい。」
そう言って、国王は舞台袖の騎士に合図を送り、騎士もすぐに舞台裏にいる誰かに合図を送る。
そしてしばらくしてから、ようやく今回の主役が顔を見せた。
まずはディラン王子。この王都を去ってからもう何年経っただろうか。私の知る少し幼げな顔は今はどこにもなく。たくましく成長した姿がそこにあった。
感動に打ち震え、目端に涙が込み上げてくるのを感じ、私も老いたものだと実感させられる。
あの若い王子が巷で英雄とうわさされるのを、私は誇らしさと同じだけ疑わしく思っていた。最後に見たディラン王子の姿からは想像もできないような偉業を成しているのだ。実際に目の当たりにしていない私がそう思うのも無理からぬことだろう。
だが、その考えは今、粉々に粉砕されて消え失せた。顔つきも体つきも、あのころからは想像もつかないほどに立派になられ、風格はまさに英雄そのものであった。
ご立派になられた。
そう思って、今度は隣を歩き、腕を組んで寄り添う少女に目を向けた。
女神だ。
私は真っ先にそう思い、再び思考が停止した。
まさに完璧と言わざるを得ないほどに、彼女の容姿は優れていたのだから。
大きく輝くピンクの瞳。透き通るほどに美しい艶のある肌。長く整えられた睫毛や細く美しいラインを描く眉。美しい金髪は緩やかな波を作り、豪奢でいて清楚な印象を与える見事なものであり、ほんのりと浮き出る弧の字を描いた唇など夢に出てきそうなほどだ。身長は少し低めだが、体のプロポーションは男の視線をくぎ付けにするほど美しく、歩いている姿を見るだけで胸が躍るようだ。
その愛らしくも美しい姿によく合う可愛らしい白と青のドレスは、可愛らしさだけでなくしっかりと品格のある素晴らしいものであり、それだけでどれだけの財力と地位があるのかを明確にするほどである。
天上人、雲の上の存在、女神。彼女を表す言葉がいくつか頭に浮かんでは、どうにも当てはまらないと消えていく。
まさに至上なのだ。これほどの美少女、おそらく他国にも、いや、歴史上でもいたかどうかわからないほどだ。
もう少し年を経れば、その美しさはより昇華され、すべての者を魅了してしまうだろうことがうかがえた。
「ああ、女神さまだ。」
「王子はどこであれほどの方と知り合いに。」
「見たことも聞いたこともないぞ。あれほどの美少女がこの世に存在するなど。」
周りの人間からも口々に彼女への感想を述べる。男も女も関係なく、そのすべてが彼女を称賛するものだった。
姿でさえこれほど魅了するのだ。きっと、彼女の肩書を知れば、間違いなく大きく状況が動くことになる。
その後、私を含めて、彼女の素性を知ったものすべてが驚きに固まることとなるのだった。
国王は初めにこう言って全員の注目を再確認する。
朝早くにこれほど大規模に集められることなどそうあるはずもなく、また、前もって予定していなかった緊急の招集ということで、どうしても注意が散漫になるものが多かった。
特に貴族たちは重い瞼が閉じないように苦心しているものや、体がふらふらと揺れているものさえいる。もう日も昇って時間がたつが、それでも貴族にとっては朝早いと思うものも多いのだ。
しかし、そうやって眠気にさいなまれ、欠伸を掻かずにおられない者の中に多くの騎士がいるのは、何とも頭の痛いことであった。
朝食を終え、しばらくしてから団体での訓練及び任務につくという時間帯で、まだ眠気を覚ますことができずにいるこの現状が、何より、それを国王やディラン王子に見られるということが、私の持つ騎士の誇りを容赦なく傷つけていく。
しかし、国王の言った初めの言葉に対して、注意を向ける以上の反応を見せる者たちもいた。
私は左前方にいる集団。特にその中心にいる男に目を向ける。
後姿しか見えなくとも、その焦りは明らかであり、しきりに顔を動かして味方のほうを見ている。
味方。つまりはクライフ王子に協力した者たちの顔を。
クライフ王子すり寄り、金銭と将来の地位を約束してもらった者の中には、ただすり寄るだけではなく、完全にクライフ王子の派閥に入り込んでいる者も少数ながらいる。
その筆頭が騎士団長なのだが、騎士団の幹部にも存在し、その他の重要な役職についているもの数名がクライフ王子の派閥に入った、もしくは派閥からねじ込まれた者である。
その中の一人が今私の左前方にいる男である。
大方何かミスを犯して状況が変わってしまったのではないかとか、誰かが裏切ったのではないかと肝を冷やしているのだろう。
私も何か騎士団のことについて、またはディラン王子が継承権争いに舞い戻るというような知らせが来ると予感し、一層国王の言葉の続きに耳を傾ける。
「先日、我が息子、ディランが城に帰還した。そのことはこの場におる皆の耳にも入っていることと思う。」
この言葉に満足げな表情をしたり、声をあげて称賛している者が右側に立ち並ぶ貴族たちの中から見受けられた。
貴族の多くがこの知らせを喜んでいるのがわかる。もっとも、その他の王子や姫を支援している者たちは苦い表情を隠しきれていないようだが。
さて、ここでディラン王子の名を出すということは、やはり本命はディラン王子に関する何か。そしてここまで人を集めて大々的に発表することとなれば話は限られてくる。
即ち、ディラン王子の復帰。ディラン王子が王宮に返り咲き、国王に即位するために行動を開始する。
言わばこの集会はそのデモンストレーション。ここで多くの人間の注目を集め、強く印象付けることによって、今後人気や後ろ盾を得ることも行動しやすくすることもできる。
国王もわざわざそれに協力するということも、周りは国王もディラン王子を押しているという考えを持つことだろう。そうなれば非常に有利に動くに違いない。
そうなれば、クライフ王子にすり寄っているだけの騎士たちはたちまち自分の行動に疑問を抱くことになるだろう。このままクライフ王子の側にいて、本当に自分たちはやっていけるのか。そう考えだしてしまったら、ディラン王子の側につけるのはたやすい。少なくとも、騎士団の動きが止まっている現状は打破できるだろう。
ただ、クライフ王子の派閥に入り込んでいる者たちが幹部にいるせいで、ドラゴン討伐後の動きが気になるところではあるが、それもディラン王子が活動していくうちに切り崩すこともできよう。
私はそう思って次の国王の言葉を待った。
私は国王の言葉を聞いて絶句した。
「そして、そのディランから、正式に婚約を結びたいという申し出が出た。」
・・・なんだと。
予想外の方向に話が行ったことで、ほんの少しだけ頭が止まってしまったが、今、国王は何と言ったのだろうか。
「ディランが我らの下に戻り、婚約の許しを得に来たということ、皆にもそれが何を意味するのかは分かるであろう。されど、一度城を出て、冒険者となったディランを認めることはそうたやすいことではない。」
私などよりもずっと頭を使ってきたであろう貴族たちの幾人かは早々に様々な表情を見せている。
ある者は歓喜し、ある者は悲壮感を浮かべている。恐怖に震える者もいれば、喜びを近くのものと分かち合う者もいる。
その全員の頭をよぎったものは、先ほど私が考えていたものとほぼ同じものだろう。
だが、これは似ているようでまた違う意味合いを持つ。
王族の世界において、いや、貴族や平民に関していっても婚約というのは大きな意味を持つ。とりわけ王族においての婚約はのちの世に大きな影響を与えることも少なくないために、婚約する際はその相手を慎重に見極めねばならないのだ。
生まれや地位だけにとどまらず、才能、容姿、性格、果ては占星術などという魔法の中でも貴重な力にまで頼り、相手を選別するため、結婚相手はなかなか決まらない。
だというのに、今回、まったく予定を入れずに緊急で招集をかけ、その発表をするという。
あらかじめ話が進んでいたということはほぼありえないことから、本当に急に話が上がり、そしてその話に国王は即断したということになる。
国王が即断するほどの相手と婚約を結ぶということは、疑うべくもなく何もかもを備えた神に愛されたようなお方。そのようなお方と婚約するディラン王子の力は語るべくもないほどに強まることになる。
これはディラン王子の継承権争いへの布石などではない。事実上の即位発表と同義である。
国王は婚約を認めるのは難しいというが、この婚約の話を持ち込むくらいだ。内心ではもう決まっているのだろう。
「だが、私の一存にて全てを決するのは、この国の慣習からも、何より私自身の思いからも外れるものである。故に、この場にて皆の意思を確認したい。」
そう言って、国王は舞台袖の騎士に合図を送り、騎士もすぐに舞台裏にいる誰かに合図を送る。
そしてしばらくしてから、ようやく今回の主役が顔を見せた。
まずはディラン王子。この王都を去ってからもう何年経っただろうか。私の知る少し幼げな顔は今はどこにもなく。たくましく成長した姿がそこにあった。
感動に打ち震え、目端に涙が込み上げてくるのを感じ、私も老いたものだと実感させられる。
あの若い王子が巷で英雄とうわさされるのを、私は誇らしさと同じだけ疑わしく思っていた。最後に見たディラン王子の姿からは想像もできないような偉業を成しているのだ。実際に目の当たりにしていない私がそう思うのも無理からぬことだろう。
だが、その考えは今、粉々に粉砕されて消え失せた。顔つきも体つきも、あのころからは想像もつかないほどに立派になられ、風格はまさに英雄そのものであった。
ご立派になられた。
そう思って、今度は隣を歩き、腕を組んで寄り添う少女に目を向けた。
女神だ。
私は真っ先にそう思い、再び思考が停止した。
まさに完璧と言わざるを得ないほどに、彼女の容姿は優れていたのだから。
大きく輝くピンクの瞳。透き通るほどに美しい艶のある肌。長く整えられた睫毛や細く美しいラインを描く眉。美しい金髪は緩やかな波を作り、豪奢でいて清楚な印象を与える見事なものであり、ほんのりと浮き出る弧の字を描いた唇など夢に出てきそうなほどだ。身長は少し低めだが、体のプロポーションは男の視線をくぎ付けにするほど美しく、歩いている姿を見るだけで胸が躍るようだ。
その愛らしくも美しい姿によく合う可愛らしい白と青のドレスは、可愛らしさだけでなくしっかりと品格のある素晴らしいものであり、それだけでどれだけの財力と地位があるのかを明確にするほどである。
天上人、雲の上の存在、女神。彼女を表す言葉がいくつか頭に浮かんでは、どうにも当てはまらないと消えていく。
まさに至上なのだ。これほどの美少女、おそらく他国にも、いや、歴史上でもいたかどうかわからないほどだ。
もう少し年を経れば、その美しさはより昇華され、すべての者を魅了してしまうだろうことがうかがえた。
「ああ、女神さまだ。」
「王子はどこであれほどの方と知り合いに。」
「見たことも聞いたこともないぞ。あれほどの美少女がこの世に存在するなど。」
周りの人間からも口々に彼女への感想を述べる。男も女も関係なく、そのすべてが彼女を称賛するものだった。
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