4 / 35
║04║料理は戦い!?騎士団長、いざ参戦
しおりを挟む
市場での買い物を終え、僕たちはようやく家に帰り着いた。
「ふぅ……帰ってこれた……」
玄関を開けた瞬間、ほっと息が漏れる。日差しも落ちてきて、もうすぐ夕方――夕飯を作るにはちょうどいいタイミングだ。
グレンが黙々と荷物を台所へ運ぶ。その所作は無駄が一切なく、姿勢も動きも完璧で、まるで訓練された精鋭のようだ。剣を扱うように鍋を扱えば、すさまじく様になるんだろうな、なんて思ってしまう。でも、それと料理の実力は、たぶん別問題だ。
「じゃあ、晩ごはん、作ってみるね。僕に任せて」
「危険を感じたら、すぐに止めますね」
「いや、料理で危険って……そんなに信用ないの?」
思わず苦笑しながら、エプロンの紐を締め直す。まあ、確かに王子のくせに料理なんて――って思われても仕方ない。でも――
(……昔から、なんとなく憧れてたんだよね。厨房の中でてきぱき動く料理人たち。ああいうの、かっこいいって思ってた)
だからこっそり扉の影から覗いたり、料理の本を読んだりしていた。実際に手を動かすのは今日が初めてだけど、最低限の知識はあるつもりだ。
「じゃあ、グレンは火をお願い。魔法で火加減の調節って、自信ないんだ」
「了解しました。炎属性の制御は得意です」
グレンはさらりと答え、鍋の下に手をかざした。
パチ、と音がして、魔法陣が浮かび上がり、ふんわりと火がともる。さすがの精度。無駄がなくて、美しい火加減だ。
「おお……完璧。ありがとう」
「では、火の調整係として控えています」
「いや、火の調整係って……他にもやれることがあったら手伝ってもいいんだよ?」
「では、野菜を……このまま鍋に入れればいいですか?」
「ち、ちがーう!せめて洗って!?できれば切って!」
慌てて手を止める。いや、今までいったいどんなものを食べていたんだろう……。
「ごめん、やっぱグレンは火の担当で」
「承知しました」
なんだか誇らしげなのは気のせいじゃない、と思う。
とはいえ、こうして台所に二人並んで作業するのは、妙に楽しい。
昔見た厨房の光景を思い出しながら、手際よく野菜を切っていく。火の調整はグレン任せ。切って、炒めて、味をつける。それだけなら――初めてでも、きっとできる。
「よし、野菜を炒めるよ。グレン、火、ちょっと強めで」
「了解。第一目標玉ねぎ、第二目標ピーマン。制圧を開始します」
「制圧って!?なんで戦場モードなの!?」
言葉の端々がいちいち物騒すぎて、料理中なのに緊張感がすごい。
けれど、そんなやりとりすら可笑しくて、僕は思わず笑ってしまう。
「……よし、ばっちり。次は味付け、っと……あ、そうだ、塩と胡椒しかないんだった」
調味料の棚を確認して、僕は小さく唸る。昨日見たはずなのに、調味料の補充までは頭が回ってなかった。
「殿下、これは?」
グレンが掲げてきたのは――なぜかミルク。
「……いや、それは調味料ではないよね」
「料理人が使うのを見たことがあります」
「それ、たぶんお菓子とかスープとかかな!?野菜炒めにはいらないからね!?」
とんでもない料理が爆誕してしまう。
暴走する彼をなんとか制止しつつ、塩胡椒だけで味を決めることを決意した。炒め物くらいなら、これでなんとかなる……はず!
「じゃあ……塩をふって、胡椒を……あれ、蓋が固い……」
カチカチと振ってみるけど、胡椒の瓶がうんともすんとも言わない。これ、もしかして詰まってる?
力を込めて、瓶の底をポン、と叩いた――その瞬間。
「……あ」
ごそっ、と瓶の中の胡椒が一気に噴き出し、目の前が黒い粉に覆われた。
「くしゅっ!……けほっ、けほけほっ!」
目と鼻にツンとくる刺激に、くしゃみと咳が止まらない。そのとき――ふわりと、視界を何かが覆った。
――グレンの上着の裾だ。気づいた瞬間、グレンが僕の前に立って、僕を庇うように腕を回してきた。
「殿下、下がってください。換気します」
すぐさま窓を開けて、魔法で空気を浄化する彼。視界がクリアになり、ようやく呼吸が落ち着いたころ、僕は気づいた。
グレンの腕の中にいる――という、現実に。
「……あ、あの、ありがと」
そう言うと、彼は少しだけ間を置いて答える。
「……苦しくないですか?」
その低く落ち着いた声に、ふっと胸が熱くなった。まっすぐ心配してくれているのが、言葉の端々から伝わってくる。
今にも離れようとする彼の袖を、僕は思わず掴んだ。
「うん。……助かった。ほんとに、ありがとう」
その顔を見上げた瞬間、少し驚いたようなグレンの瞳と目が合う。
普段はほとんど表情を崩さない彼の顔に、わずかな戸惑いと、ほんの少しだけ――優しさがにじんだ気がした。
鼓動が跳ねる。まるで、魔法でもかけられたみたいに、一瞬で胸が熱くなる。
「殿下?」
「な、なんでもない!」
慌てて背を向けて野菜をかき混ぜる。ああ、もう、胡椒のこととか、炒め加減がどうかとか、どうでもよくなってきた。
胸の高鳴りだけが、まだ静まらないままで。どうしてこんな気持ちになるんだろう。
ようやくすべての準備が整い、テーブルに料理を並べたころには、すっかり日が暮れていた。
メインの野菜炒めは、見た目は……まぁ、うん、ちょっと色が濃い気はする。でも香りは悪くない。むしろ、ちゃんと美味しそう。
「では、いただきます」
「……い、いただきます」
グレンと向かい合って、慎重に具材を口に運ぶ。――あ、思ったより、いける。塩胡椒しか使ってないのに、素材の甘みと相まって、なかなか奥深い味に仕上がってる。というか、胡椒がきいてて、なんならちょっと美味しい……かも。
「……想像していたより、ずっと美味しいですね」
「本当!?よかったぁ……!」
肩の力が抜けて、思わず笑みがこぼれる。グレンの評価が地味に心に響くのは、きっと彼がいつもほとんど感情を出さないからだ。だからこそ、たまに見せてくれるその変化が、嬉しくてたまらない。
二人だけの小さなテーブル。素朴な料理と、素朴な器。でも、不思議と心があたたかい。
こうして、グレンと並んで食事をするだけで、胸の奥がふわりと満たされるような気がする。
「……なんだか、幸せだなぁ」
思わずこぼした独り言に、グレンがふとこちらを見る。
「このような夕食で、幸せを感じられるのであれば、明日からも問題ありませんね」
「へ?」
「明日から、本格的に魔力訓練を開始いたします。まずは基本から徹底的に――」
「ちょっと待って!? 騎士団長の訓練って、地獄のやつじゃないよね!?」
僕の声がむなしく響く中、グレンは静かに口元を引き締め――ほんの少しだけ、満足そうに目を細めた。
そんな優しい顔、今じゃなくて、もっと別の時に見せてほしかったんですけど……。
二人の奇妙な共同生活は、まだまだ始まったばかり。
そして僕は、明日から待ち受ける訓練がどれほど過酷なものなのか、まだ全く分かっていなかった――。
「ふぅ……帰ってこれた……」
玄関を開けた瞬間、ほっと息が漏れる。日差しも落ちてきて、もうすぐ夕方――夕飯を作るにはちょうどいいタイミングだ。
グレンが黙々と荷物を台所へ運ぶ。その所作は無駄が一切なく、姿勢も動きも完璧で、まるで訓練された精鋭のようだ。剣を扱うように鍋を扱えば、すさまじく様になるんだろうな、なんて思ってしまう。でも、それと料理の実力は、たぶん別問題だ。
「じゃあ、晩ごはん、作ってみるね。僕に任せて」
「危険を感じたら、すぐに止めますね」
「いや、料理で危険って……そんなに信用ないの?」
思わず苦笑しながら、エプロンの紐を締め直す。まあ、確かに王子のくせに料理なんて――って思われても仕方ない。でも――
(……昔から、なんとなく憧れてたんだよね。厨房の中でてきぱき動く料理人たち。ああいうの、かっこいいって思ってた)
だからこっそり扉の影から覗いたり、料理の本を読んだりしていた。実際に手を動かすのは今日が初めてだけど、最低限の知識はあるつもりだ。
「じゃあ、グレンは火をお願い。魔法で火加減の調節って、自信ないんだ」
「了解しました。炎属性の制御は得意です」
グレンはさらりと答え、鍋の下に手をかざした。
パチ、と音がして、魔法陣が浮かび上がり、ふんわりと火がともる。さすがの精度。無駄がなくて、美しい火加減だ。
「おお……完璧。ありがとう」
「では、火の調整係として控えています」
「いや、火の調整係って……他にもやれることがあったら手伝ってもいいんだよ?」
「では、野菜を……このまま鍋に入れればいいですか?」
「ち、ちがーう!せめて洗って!?できれば切って!」
慌てて手を止める。いや、今までいったいどんなものを食べていたんだろう……。
「ごめん、やっぱグレンは火の担当で」
「承知しました」
なんだか誇らしげなのは気のせいじゃない、と思う。
とはいえ、こうして台所に二人並んで作業するのは、妙に楽しい。
昔見た厨房の光景を思い出しながら、手際よく野菜を切っていく。火の調整はグレン任せ。切って、炒めて、味をつける。それだけなら――初めてでも、きっとできる。
「よし、野菜を炒めるよ。グレン、火、ちょっと強めで」
「了解。第一目標玉ねぎ、第二目標ピーマン。制圧を開始します」
「制圧って!?なんで戦場モードなの!?」
言葉の端々がいちいち物騒すぎて、料理中なのに緊張感がすごい。
けれど、そんなやりとりすら可笑しくて、僕は思わず笑ってしまう。
「……よし、ばっちり。次は味付け、っと……あ、そうだ、塩と胡椒しかないんだった」
調味料の棚を確認して、僕は小さく唸る。昨日見たはずなのに、調味料の補充までは頭が回ってなかった。
「殿下、これは?」
グレンが掲げてきたのは――なぜかミルク。
「……いや、それは調味料ではないよね」
「料理人が使うのを見たことがあります」
「それ、たぶんお菓子とかスープとかかな!?野菜炒めにはいらないからね!?」
とんでもない料理が爆誕してしまう。
暴走する彼をなんとか制止しつつ、塩胡椒だけで味を決めることを決意した。炒め物くらいなら、これでなんとかなる……はず!
「じゃあ……塩をふって、胡椒を……あれ、蓋が固い……」
カチカチと振ってみるけど、胡椒の瓶がうんともすんとも言わない。これ、もしかして詰まってる?
力を込めて、瓶の底をポン、と叩いた――その瞬間。
「……あ」
ごそっ、と瓶の中の胡椒が一気に噴き出し、目の前が黒い粉に覆われた。
「くしゅっ!……けほっ、けほけほっ!」
目と鼻にツンとくる刺激に、くしゃみと咳が止まらない。そのとき――ふわりと、視界を何かが覆った。
――グレンの上着の裾だ。気づいた瞬間、グレンが僕の前に立って、僕を庇うように腕を回してきた。
「殿下、下がってください。換気します」
すぐさま窓を開けて、魔法で空気を浄化する彼。視界がクリアになり、ようやく呼吸が落ち着いたころ、僕は気づいた。
グレンの腕の中にいる――という、現実に。
「……あ、あの、ありがと」
そう言うと、彼は少しだけ間を置いて答える。
「……苦しくないですか?」
その低く落ち着いた声に、ふっと胸が熱くなった。まっすぐ心配してくれているのが、言葉の端々から伝わってくる。
今にも離れようとする彼の袖を、僕は思わず掴んだ。
「うん。……助かった。ほんとに、ありがとう」
その顔を見上げた瞬間、少し驚いたようなグレンの瞳と目が合う。
普段はほとんど表情を崩さない彼の顔に、わずかな戸惑いと、ほんの少しだけ――優しさがにじんだ気がした。
鼓動が跳ねる。まるで、魔法でもかけられたみたいに、一瞬で胸が熱くなる。
「殿下?」
「な、なんでもない!」
慌てて背を向けて野菜をかき混ぜる。ああ、もう、胡椒のこととか、炒め加減がどうかとか、どうでもよくなってきた。
胸の高鳴りだけが、まだ静まらないままで。どうしてこんな気持ちになるんだろう。
ようやくすべての準備が整い、テーブルに料理を並べたころには、すっかり日が暮れていた。
メインの野菜炒めは、見た目は……まぁ、うん、ちょっと色が濃い気はする。でも香りは悪くない。むしろ、ちゃんと美味しそう。
「では、いただきます」
「……い、いただきます」
グレンと向かい合って、慎重に具材を口に運ぶ。――あ、思ったより、いける。塩胡椒しか使ってないのに、素材の甘みと相まって、なかなか奥深い味に仕上がってる。というか、胡椒がきいてて、なんならちょっと美味しい……かも。
「……想像していたより、ずっと美味しいですね」
「本当!?よかったぁ……!」
肩の力が抜けて、思わず笑みがこぼれる。グレンの評価が地味に心に響くのは、きっと彼がいつもほとんど感情を出さないからだ。だからこそ、たまに見せてくれるその変化が、嬉しくてたまらない。
二人だけの小さなテーブル。素朴な料理と、素朴な器。でも、不思議と心があたたかい。
こうして、グレンと並んで食事をするだけで、胸の奥がふわりと満たされるような気がする。
「……なんだか、幸せだなぁ」
思わずこぼした独り言に、グレンがふとこちらを見る。
「このような夕食で、幸せを感じられるのであれば、明日からも問題ありませんね」
「へ?」
「明日から、本格的に魔力訓練を開始いたします。まずは基本から徹底的に――」
「ちょっと待って!? 騎士団長の訓練って、地獄のやつじゃないよね!?」
僕の声がむなしく響く中、グレンは静かに口元を引き締め――ほんの少しだけ、満足そうに目を細めた。
そんな優しい顔、今じゃなくて、もっと別の時に見せてほしかったんですけど……。
二人の奇妙な共同生活は、まだまだ始まったばかり。
そして僕は、明日から待ち受ける訓練がどれほど過酷なものなのか、まだ全く分かっていなかった――。
76
あなたにおすすめの小説
給餌行為が求愛行動だってなんで誰も教えてくれなかったんだ!
永川さき
BL
魔術教師で平民のマテウス・アージェルは、元教え子で現同僚のアイザック・ウェルズリー子爵と毎日食堂で昼食をともにしている。
ただ、その食事風景は特殊なもので……。
元教え子のスパダリ魔術教師×未亡人で成人した子持ちのおっさん魔術教師
まー様企画の「おっさん受けBL企画」参加作品です。
他サイトにも掲載しています。
竜帝陛下の愛が重すぎて身代わりの落ちこぼれ薬師は今日も腰が砕けそうです 〜呪いを解いたら一生離さないと宣言されました〜
レイ
BL
「死ぬ覚悟はできています。でも、その前に……お口、あーんしてください」
魔力を持たない「無能」として実家で虐げられていた薬師のエリアン。
彼に下されたのは、触れるものすべてを焼き尽くす「死の竜帝」ヴァレリウスへの、身代わりの婚姻だった。
傷跡傭兵の強制結婚-実子かどうかはどうでもいいので義理の息子を溺愛します-
同軸
BL
前の世界で凄惨な死を迎えた傭兵であった自分、シラー・イーグルズアイは神の使徒として異世界に転移してしまう。
現地の法令の元、有力貴族であるロアイト公爵との結婚を強引にも取り付けられ急な結婚生活が始まるが、傷んだ食事を出されたり冷遇されたりと歓迎されていない様子。でも誰も殺そうとしてこないし良いか。
義理の息子が成人するまではしっかり面倒をみてその後に家を出ようと画策するが、ロアイト公爵の様子がどうにもおかしくなってきて……?
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
生まれ変わったら知ってるモブだった
マロン
BL
僕はとある田舎に小さな領地を持つ貧乏男爵の3男として生まれた。
貧乏だけど一応貴族で本来なら王都の学園へ進学するんだけど、とある理由で進学していない。
毎日領民のお仕事のお手伝いをして平民の困り事を聞いて回るのが僕のしごとだ。
この日も牧場のお手伝いに向かっていたんだ。
その時そばに立っていた大きな樹に雷が落ちた。ビックリして転んで頭を打った。
その瞬間に思い出したんだ。
僕の前世のことを・・・この世界は僕の奥さんが描いてたBL漫画の世界でモーブル・テスカはその中に出てきたモブだったということを。
禁書庫の管理人は次期宰相様のお気に入り
結衣可
BL
オルフェリス王国の王立図書館で、禁書庫を預かる司書カミル・ローレンは、過去の傷を抱え、静かな孤独の中で生きていた。
そこへ次期宰相と目される若き貴族、セドリック・ヴァレンティスが訪れ、知識を求める名目で彼のもとに通い始める。
冷静で無表情なカミルに興味を惹かれたセドリックは、やがて彼の心の奥にある痛みに気づいていく。
愛されることへの恐れに縛られていたカミルは、彼の真っ直ぐな想いに少しずつ心を開き、初めて“痛みではない愛”を知る。
禁書庫という静寂の中で、カミルの孤独を、過去を癒し、共に歩む未来を誓う。
美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜
飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。
でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。
しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。
秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。
美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。
秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる