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漆黒ノ章
来る災難
じぃぃぃぃぃぃぃぃ~~…
「ねぇねぇ~」
ひたすら見詰め、お願い!と言う顔をしたローブ姿の少女、カリナタの前でモチは困惑し固まっていた。
モチの右手には器用に肉球で掴んだスプーン。
左手にはジャガイモのニョッキが入ったトマトのスープが入ったお皿。
目の前にはモチが最近御気に入りのミニキャロットや二十日大根が多めに入った生野菜達が、綺麗に洗われて彩られている。
小さいながらもコリコリとした歯ごたえが中々いいんです、とモチは思っている。
「だめぇ?」
「嫌です」
モチとカタリナが居る場所は宿屋の食堂。
今の時間帯は宿の朝食の時間が過ぎ、宿泊客が居なくなったので従業員達の朝御飯の時間である。
とは言うものの、今モチの前には数名のカリナタ以外にも客が遠巻きにして居たり、少し離れて男性客まで居たりする。
ちなみにモチが何故嫌かと言うと…
「お願い!あなたのご主人のお見舞いに行かせてちょーだいっ!」
パンっとカリナタは両手を拝むようにモチの前に翳し、懇願する。
その姿をモチはチラッと見てスルー。
もぐもぐごっくん。
ジャガイモのニョッキが美味しいなーと、目の前に居るカリナタを視界から追いやり聞いてませんと無視。
我ながら酷いとは思うが、昨夜モチがケンネル流ブートキャンプから帰宅してからずっとこのやり取りを延々しているのだ、流石に嫌になる。
カリナタだけではない、街の自警団とか町長等人間の御偉いさん方までもが挙って押し掛けてきたのだ。
しかも全員「会わせろ」と、その一点張り。
………むぅ。
プクーとモチは頬を膨らます。
確かにご主人は先日の襲撃でモンスターを全滅させ、一躍この街の有名人になりました。
しかも街の皆に見せないように煙幕のように霧が発生、霧が晴れたと思ったらモンスターが全滅。
そして霧の中心部に、怪我をおって気を失い倒れている満身創痍のご主人と、比較的軽症の僕達。
当然街の皆は、僕やカリナタさんにどうして全滅させたのか、状況を詳しく教えろと聞いてきましたが、カリナタさんや僕はご主人の「他言無用」の言葉を忠実に実行し、"わかりません"と全員に話していた。
それはいい、いいんだけど…
何で皆、ご主人のこと詳しく聞こうとするのですか?
今はその時の件で怪我をして意識が回復しておらず、依然として眠ったままのご主人。
そのご主人の黒い髪の毛の色や瞳の色から東方の国から来たのかとか、モチと言う食べ物が東方にあるから、名前はそれからとったのか?とか、今東方の国は戦争が起こりそうだとかで情勢が良くないとか、色々色々色々…
テイムされたばかりなのに。
しかもこの土地で。
人間同士のことなんてわかるわけ無いじゃないですか。
…何だかムカムカします。
「ねえ、モチちゃん」
もぐもぐごっくん。
「モチくーん」
もぐもぐもぐもぐごっくん。
「モッチくぅーん」
もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐごっくん。
「ううう、酷いよモチ君」
プイッとカリナタさんの方から顔を反らすと、
「ワァアアアーーーンッ!こんな可愛い子からシカトされたーーーっ!」
どっと本気で泣き出したカリナタにギョッとする。
えと、えと、えーーと!
スプーンを持ったまま再度固まったモチに耐え兼ねたのか、様子をうかがって居た宿屋の女将、ディーネと旦那のキアフは顔を見合わせて苦笑する。
その息子のアレフ等は「俺しーらねっ」と、奥で黙々と食事を片付け聞いてないフリをしている。
キアフに場数が足りぬと女の子にモテないぞと、こそっと耳打ちされゲンナリした顔をしているのはまあ、関係無いことだ。
その後ろでこっそりと聞き耳を立てているらしい独身男性も数人いるが、様子を見るだけで男前な勇者は誰も居ない。
「カリナタちゃん、御免なさいね?モチちゃんもまだ面会してないのよ」
「え?」
「モチちゃん昨夜ブートキャンプから帰って来てね、朝起きてからカリナタちゃんがここに来るまで町長とか街の自警団とかに掴まって、ずっと話掛けられて今まで時間取られてね、ハクちゃんの様子まだ見てないのよ」
「ええっ!」
「お陰でモチちゃん、少々不機嫌でね。テイムされた子だから主人とある程度感覚的に意識の疎通があるから、ハクちゃんの状態はわかるらしいのだけど」
ディーネはモチの頭をクリクリと撫で、
「この様子だとまだハクちゃん目が覚めて無いわね」
目に見えてカリナタの前でモチが肩を落とす。
「もう嫌です、他の人の話聞きたくないです。ご主人に会いたいです」
ポソリっと小さく呟き、モチはぷるぷると震え、目に大粒の涙を浮かべる。
そのモチを慰めるようにディーネは更に頭を撫で、
「目が覚めてないとすると、あの薬師(悪魔)が面会させないでしょうし…」
「あの~、何故モチ君が会っちゃいけないんですか?主人の所に行くだけでは?」
「あの薬師(悪魔)だからね」
カリナタにとって聞き慣れない言葉が聞こえる。
「何か薬師って書いて悪魔って聞こえるのですが…」
薬師って癒しのエキスパートでは?
巫女とか女官とか神官に次いで、かなりの回復系統や身体強化特化系統だった筈。
勿論個々の能力差はあるだろうが。
「面会謝絶らしいからねぇ…」
「え?そんなに悪いの!?」
カリナタが驚くと、モチが更にピルピルと震え、ポロポロと涙を溢し「ご主人…」と鳴き出す。
「あ、えっとモチ君無神経なこと言っちゃってごめんね!」
慌てたカリナタがモチの側に寄り、ディーネに撫でられていたモチをきゅっと優しく抱き込む。
(その際「羨ましっ!」と聞こえたが、同時にティファーネの技が炸裂したらしく、背後で撲殺された音が聞こえた………。)
「よし、決めた!モチ君!モチ君の主人に会いに行こうっ!!」
「きゅ?」
「無理よカリナタちゃん、あの薬師が人の言うことなんて聞かないわ」
「でもモチ君はハクさんのテイムした子でしょ?少しくらい様子を聞くだけでも行くべきよっ!!」
床に置いてあったロッドを背負い、カリナタは「きゅ~」と吃驚した声を出しているモチを抱きよせ、疾風のように宿を出ていった。
背後から「カリナタちゃーん!アホの気付け薬良かったら貰ってきてー」と言う声が聞こえたような気がするが、アレフの「ほっときゃ治るでしょ」と冷静なツッコミが聞こえ、相変わらずぶれない男を思い起こし、モチは何と無く嫌な予感を覚え「ご主人…」と小さく呟いた。
「ねぇねぇ~」
ひたすら見詰め、お願い!と言う顔をしたローブ姿の少女、カリナタの前でモチは困惑し固まっていた。
モチの右手には器用に肉球で掴んだスプーン。
左手にはジャガイモのニョッキが入ったトマトのスープが入ったお皿。
目の前にはモチが最近御気に入りのミニキャロットや二十日大根が多めに入った生野菜達が、綺麗に洗われて彩られている。
小さいながらもコリコリとした歯ごたえが中々いいんです、とモチは思っている。
「だめぇ?」
「嫌です」
モチとカタリナが居る場所は宿屋の食堂。
今の時間帯は宿の朝食の時間が過ぎ、宿泊客が居なくなったので従業員達の朝御飯の時間である。
とは言うものの、今モチの前には数名のカリナタ以外にも客が遠巻きにして居たり、少し離れて男性客まで居たりする。
ちなみにモチが何故嫌かと言うと…
「お願い!あなたのご主人のお見舞いに行かせてちょーだいっ!」
パンっとカリナタは両手を拝むようにモチの前に翳し、懇願する。
その姿をモチはチラッと見てスルー。
もぐもぐごっくん。
ジャガイモのニョッキが美味しいなーと、目の前に居るカリナタを視界から追いやり聞いてませんと無視。
我ながら酷いとは思うが、昨夜モチがケンネル流ブートキャンプから帰宅してからずっとこのやり取りを延々しているのだ、流石に嫌になる。
カリナタだけではない、街の自警団とか町長等人間の御偉いさん方までもが挙って押し掛けてきたのだ。
しかも全員「会わせろ」と、その一点張り。
………むぅ。
プクーとモチは頬を膨らます。
確かにご主人は先日の襲撃でモンスターを全滅させ、一躍この街の有名人になりました。
しかも街の皆に見せないように煙幕のように霧が発生、霧が晴れたと思ったらモンスターが全滅。
そして霧の中心部に、怪我をおって気を失い倒れている満身創痍のご主人と、比較的軽症の僕達。
当然街の皆は、僕やカリナタさんにどうして全滅させたのか、状況を詳しく教えろと聞いてきましたが、カリナタさんや僕はご主人の「他言無用」の言葉を忠実に実行し、"わかりません"と全員に話していた。
それはいい、いいんだけど…
何で皆、ご主人のこと詳しく聞こうとするのですか?
今はその時の件で怪我をして意識が回復しておらず、依然として眠ったままのご主人。
そのご主人の黒い髪の毛の色や瞳の色から東方の国から来たのかとか、モチと言う食べ物が東方にあるから、名前はそれからとったのか?とか、今東方の国は戦争が起こりそうだとかで情勢が良くないとか、色々色々色々…
テイムされたばかりなのに。
しかもこの土地で。
人間同士のことなんてわかるわけ無いじゃないですか。
…何だかムカムカします。
「ねえ、モチちゃん」
もぐもぐごっくん。
「モチくーん」
もぐもぐもぐもぐごっくん。
「モッチくぅーん」
もぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐもぐごっくん。
「ううう、酷いよモチ君」
プイッとカリナタさんの方から顔を反らすと、
「ワァアアアーーーンッ!こんな可愛い子からシカトされたーーーっ!」
どっと本気で泣き出したカリナタにギョッとする。
えと、えと、えーーと!
スプーンを持ったまま再度固まったモチに耐え兼ねたのか、様子をうかがって居た宿屋の女将、ディーネと旦那のキアフは顔を見合わせて苦笑する。
その息子のアレフ等は「俺しーらねっ」と、奥で黙々と食事を片付け聞いてないフリをしている。
キアフに場数が足りぬと女の子にモテないぞと、こそっと耳打ちされゲンナリした顔をしているのはまあ、関係無いことだ。
その後ろでこっそりと聞き耳を立てているらしい独身男性も数人いるが、様子を見るだけで男前な勇者は誰も居ない。
「カリナタちゃん、御免なさいね?モチちゃんもまだ面会してないのよ」
「え?」
「モチちゃん昨夜ブートキャンプから帰って来てね、朝起きてからカリナタちゃんがここに来るまで町長とか街の自警団とかに掴まって、ずっと話掛けられて今まで時間取られてね、ハクちゃんの様子まだ見てないのよ」
「ええっ!」
「お陰でモチちゃん、少々不機嫌でね。テイムされた子だから主人とある程度感覚的に意識の疎通があるから、ハクちゃんの状態はわかるらしいのだけど」
ディーネはモチの頭をクリクリと撫で、
「この様子だとまだハクちゃん目が覚めて無いわね」
目に見えてカリナタの前でモチが肩を落とす。
「もう嫌です、他の人の話聞きたくないです。ご主人に会いたいです」
ポソリっと小さく呟き、モチはぷるぷると震え、目に大粒の涙を浮かべる。
そのモチを慰めるようにディーネは更に頭を撫で、
「目が覚めてないとすると、あの薬師(悪魔)が面会させないでしょうし…」
「あの~、何故モチ君が会っちゃいけないんですか?主人の所に行くだけでは?」
「あの薬師(悪魔)だからね」
カリナタにとって聞き慣れない言葉が聞こえる。
「何か薬師って書いて悪魔って聞こえるのですが…」
薬師って癒しのエキスパートでは?
巫女とか女官とか神官に次いで、かなりの回復系統や身体強化特化系統だった筈。
勿論個々の能力差はあるだろうが。
「面会謝絶らしいからねぇ…」
「え?そんなに悪いの!?」
カリナタが驚くと、モチが更にピルピルと震え、ポロポロと涙を溢し「ご主人…」と鳴き出す。
「あ、えっとモチ君無神経なこと言っちゃってごめんね!」
慌てたカリナタがモチの側に寄り、ディーネに撫でられていたモチをきゅっと優しく抱き込む。
(その際「羨ましっ!」と聞こえたが、同時にティファーネの技が炸裂したらしく、背後で撲殺された音が聞こえた………。)
「よし、決めた!モチ君!モチ君の主人に会いに行こうっ!!」
「きゅ?」
「無理よカリナタちゃん、あの薬師が人の言うことなんて聞かないわ」
「でもモチ君はハクさんのテイムした子でしょ?少しくらい様子を聞くだけでも行くべきよっ!!」
床に置いてあったロッドを背負い、カリナタは「きゅ~」と吃驚した声を出しているモチを抱きよせ、疾風のように宿を出ていった。
背後から「カリナタちゃーん!アホの気付け薬良かったら貰ってきてー」と言う声が聞こえたような気がするが、アレフの「ほっときゃ治るでしょ」と冷静なツッコミが聞こえ、相変わらずぶれない男を思い起こし、モチは何と無く嫌な予感を覚え「ご主人…」と小さく呟いた。
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