乙女ゲームの本編前に悪役令嬢を孕ませて破滅フラグを回避する!

yui

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10 リアのためならなんでもするよ(リアから言われたらエロゲのフラグだよね?)

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イケメンは1日してならず。俺の転生してからの格言だ。実際にイケメンに転生しても残念系のイケメンでは意味が無い。リアに少しでもカッコイイと思ってもらえるのが大切なのだ。

「うーん······違うなぁ」

鏡の前でキメ顔の練習とか、昔なら馬鹿にしてたかもだけどこれも案外大切だと気付いた。表情の練習というのは、色んな場面で役に立つ。イケメンヴィルヘルムさんをやる上では特にね。

まあ、客観的に見たらただのナルシストだけど·········俺はリアにカッコイイと思ってもらえて少しでも惚れられるならそんな恥も甘んじて受けるつもりだ。

「リアは多分優しい方面の笑みが好みだけど·······爽やかなのも悪くないんだよねぇ」

ここ暫くの研究でそういう事実が判明している。ただイチャイチャしてるだけじゃないのよ。俺は俺でリアのことをきちんと全て理解出来て把握出来るようになってきてるのだ。

え?なんかストーカーっぽいって?

あのね·······天然でイケメンやれればそりゃ確かにカッコイイと思うよ。うん。でも元が凡人以下のキモヲタがいきなりイケメンになったんだから相当の努力が必要なのよ。

よく、顔が良ければモテるみたいに勘違いしてる人がいるけど、顔が良くても行動がダメなら意味ないからね。

天然でそれをやれるのがイケメンの天才。出来ないで努力するのが凡人なのよ。俺はヴィルヘルムさんのイケメソな顔を最大限使ってリアを墜したいのだ。

「当面の課題はどんな状況でも爽やか&優しい笑みを作れるようにするのと·····あとは、歩き方と座り方をもう少しカッコよくしないと」

前世の時の感覚がまだ残ってるのでそれは捨てたい。こちらでヴィルヘルムさんが習っていたことを活かしつつ、臨機応変に対応しないとね。

「とりあえず、引き伸ばしにしてた毒耐性の件で頑張ってみるとするか·····あとは、剣術の稽古の後だな」

毎日結構頑張ってるから腹筋もそこそこ出てきた。もしこれでリアが何かの拍子に俺の脇腹を見てもセクシーさをアピール出来るだろう。

まあ、逆の場合俺は多分すぐにオオカミさんになるよね。だってリアの生肌だよ?想像しただけで昂ってくるぅ!

毒耐性は、王族の必須科目で、ある程度の量の毒を入れて慣らすというある意味拷問なのだが·····先延ばしにしていいことでもないしね。王族の暗部だし俺とリアの子供の頃には廃止する予定だ。だってこんな王族の闇を時代には残せないよ。

というか、毒味役いるんだしもう少しどうにかしたい。そんな感じで今日も俺は空いてる時間にイケメンの練習をするのだった。




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