初めてはアイツと!?〜大嫌いなチャラ同期に、鉄壁の秘密を暴かれました〜

萩野詩音

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第9話

7

「自分でシてみる?」

 糸川は妖しく笑ったかと思うと、私の腕を引っ張って上半身を起き上がらせた。ベッドの上で後ろから糸川に抱き込まれる。糸川の足が私の足に絡められ、大きく開いたまま閉じられない。

「練習しような」

 そう言われて、右手の指を取られた。糸川が私の人差し指を口に含む。ちゅぱちゅぱと音がして、それだけでえも言われぬ快感が競り上がってきた。
 たっぷり唾液をつけたかと思うと、糸川は私の右手を秘部に持っていく。そのまま、秘裂を割って、自分の指を中に挿れられた。
 さっきまで糸川に広げられていたそこは、なんの抵抗もなく自分の指を飲み込んでいく。

「や、やだ、やめ……っ」
「大丈夫大丈夫」

 まるで子どもをあやすように、反対の手で頭を撫でられる。その隙に、糸川の指が、私の指をぐっと奥へ押し込んだ。

「んっああ……んっ」

 自分の指を深くまで咥え込んで、恥ずかしいはずなのに押さえきれない声が漏れる。

「ん、上手」

 糸川にまた頭を撫でられて、ぞわぞわと背筋を快感が走った。

「動かしてみて」

 言われるがまま、さっき糸川がしたように、大きく指を動かしてみる。記憶を辿って入り口のすぐ上や奥まで深く抜き差してみるけれど、
「ぜんぜん、気持ちよくな、いっ」
 見られている、と思うせいなのかもしれない。ただただ焦るだけで、糸川に触れられたときと全く違う。

「んー? じゃあこっちも触ってみる?」

 そう言われて、さらに親指で突起をくにくにといじるように指を動かされた。

「あ、あ……っ」

 さっきとは違う感覚に襲われて、呼吸が速くなる。糸川が背後から胸をやわやわと揉んできた。
 その分、私の手は先導者を失って、動きを止めてしまう。

「こら。ちゃんと動かせって」

 いつの間にかブラのホックを外されていた。背後から、こりこりと胸の先端を擦られる。痛いほどの快感に身を捩ったけれど、糸川はすぐに手を胸から離してしまう。

「自分でできたらこっちも触ってやる」

 意地悪な声に導かれるように、秘部に突き刺した自分の指を動かす。びちゃびちゃと卑猥な音が再び耳を打つ。

「ん、は、ああ……っ」
「はあ……相川っ」

 糸川が私の肩口に顔を伏せた。お尻のあたりに、硬い何かが当たっているのを感じる。これって――。そう思うと、自分の指をぎゅっと締め付けてしまった。

「糸川……っ。なんで、シない、のっ?」

 この前は痛かったけど、今日なら大丈夫かもしれないのに。
 止まらない指をずぽずぽと動かしながら、そう問うと、糸川が熱い息を吐いた。

「したい……けど、ゴム、ねーし」

 糸川は何かを耐えるように自分の頭を掻いた。

「まじで相川……覚えとけよ」
「え……?」
「我慢するって決めてたのに、お前がっ」

 糸川が再び胸の先端を引っ張った。ぴりりと走った痛みが、なぜか気持ちよくて、喉をさらす。

「っ……!」

 糸川の口からも吐息が漏れる。それを隠すように背後から首筋に吸いつかれた。
 糸川の口から溢れるせつなげな声が、私の脳内を狂わせていく。
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