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第一章
俺達もう行きますので……
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最後に両親が毎日のようにケンカをしていて嫌になり家出をした女の子を送り届ける事になった。
「すいませ~ん! 娘さんを無事発見したので連れて来ました!」
家を訪ねて声を掛けると、女の子の両親が慌てて出てきた。
「ああ! マーセ! 無事でよかった……心配したんだぞ!」
「マーセ! 大丈夫!? ケガはない!?」
「うん! 迷子になって泣いてたらリーロお兄ちゃんがたすけてくれたの! そしてハルお兄ちゃん達がおうちまでつれてきてくれたんだよ!」
「娘を助けてくれてありがとうございます!」
泣いて娘の無事を喜ぶ両親、よかったよかった! でも家出の原因は両親のケンカだったよな?
「それでは僕達はこれで、マーセちゃんが家を飛び出したのはお父さんとお母さんのケンカが理由だったみたいなのでお二人とも仲良くして下さいね?」
するとマーセちゃんの両親は
「私達はケンカなどしてないのですが?」
「全く心当たりがないですね……」
んっ? ケンカしてない? じゃあ何でマーセちゃんは家出したんだ?
「パパとママ、ケンカしてたもん!」
「マーセ、パパとママはケンカなんてしてないよ?」
「そうよ? いっつも仲良しじゃない?」
「でもパパがママをたたいてたもん!」
「そんな事してないよ? 見間違いじゃない?」
「わたし見たもん! 夜にパパのへやからママのおっきな声がしてびっくりしてのぞいたら、パパがママのおしりたたいてた!」
「……マーセ?」
「パパがママにこのめすぶたが! って言っていっぱいたたいてた!」
……んっ?
「ママが、ごめんなさい! めすぶたにおしおきして! もうだめ! って言ってるのにパパいっぱいママをたたいてた!」
…………んんっ?
「そしたらこんどはママがおこって、パパの上に乗っかってドンドンしてたもん! ママがおっきな声でなにか叫んでた!」
…………
「パパが、はげしすぎる! もうだめだ! って言ったらママもっとドンドンしてた! パパとママのケンカが怖くてすぐおへやにもどったけど、まいにち夜にパパのへやからケンカする声がきこえるから、わたし家からにげたの!」
「「…………」」
……ケンカじゃあないよね……逆にめちゃくちゃ仲良しだろ? 毎日って……
「このあいだなんてパパがママにめかくし……もごっ!」
「マーセ! もうやめて!」
「大丈夫! パパとママ、ケンカしてないから大丈夫!」
2人とも顔真っ赤にしてマーセちゃんの口を塞いでるよ……
「……あー、その……俺達もう行きますので……」
「……はい、……ご迷惑おかけしました……ありがとうございました」
とりあえずマーセちゃんを送り届けて今回の事件は無事解決かな?あとは村長達がどうなるかはネイトさん達に任せよう。
「ソフィア、とりあえずもうそろそろ家に帰るか? コン太達はどうするんだ? 街に帰るんだったら一緒に帰ろうぜ?」
「僕は師匠が戻って来るまでこの村にいるでござる」
「うちもママが見つかるまでここに居ようかな~? 多分ここで待ってたらママ来そうだし」
「そうか、じゃあソフィア帰るか!」
「そうね、その前に……カーマ、あなた達の仲間を傷付けてごめんなさい」
カーマ達に向かって頭を下げるソフィア。
「もういいのよ♪ それに盗みを働いたのは間違いじゃないし……それよりこれからどうしようかしら? 今までは皆日雇いで働いたり、たまに悪いことしてお金を溜め込んでいる人からバレないようにお金を取り返して報酬を貰ったりしてたんだけど、ここまで事が大きくなるともう何も出来ないわね……」
悪い奴らじゃないんだけど確かに悪い事したんだよな……でもこれで何も出来なくなって路頭に迷うのは可哀想だし……
「なぁ、カーマ達さえよかったら一緒に街に来ないか? 何か仕事がないか父さんに聞いてみるよ!」
「ハルちゃん……嬉しいけどやっぱりダメよ、ワタシ達はどう頑張っても犯罪者な訳だし……」
「……ハル? こればっかりはユートに聞いてもダメだと思うわ……」
「……」
そうだよなー、いくらいい人達でも犯罪者をそのまま何事なかったように働かせるなんて父さんは許さないよな…………んっ? 待てよ?
「そうだ! それなら俺はお前達を捕まえるぞ! それで罪を償うために街のために働いてもらうからな! それがカーマ達への罰だ!」
「ハル!」
「もちろん罪を償った後も働きたかったら働けるよう声を掛けておくよ!」
「……ハルちゃん、それでいいの? ワタシ達は行く宛がないからそうしてもらえたらすごく助かるわ」
「ひどい扱いはしないよう言っておくけど、犯罪者だから優遇されて働ける訳じゃないぞ?でものたれ死ぬよりはマシだろ?俺はそれでもいいなら構わないよ!」
「……ハルちゃん、ありがとう♪ お言葉に甘えてそうさせてもらうわ♪」
「よし!それじゃあ街に戻るか!……ってカーマ達の準備がまだだったな? ……じゃあソフィア、とりあえず今日はオズク村に泊まって帰るか?」
「そうしましょうか、今夜どこか泊まれる場所がないかネイトさんに聞きに行ってみない?」
「そうだな、それじゃあカーマ、明日の昼にここを出発で大丈夫?」
「ええ、そのくらい時間があれば充分よ♪ じゃあまた明日この場所で!」
カーマ達と別れて俺達は今日泊まる場所がないかネイトさんに聞きに行くことにした。
「すいませんネイトさん、実は今日はオズク村に泊まる事になったんですが肝心の泊まる場所がなくて……どこかありませんか?」
「そうなんですか! 家でもよかったんですが、今日は妻をゆっくり休ませたいので……酒場の上の宿屋が空いてないか聞いてみますか?」
「奥さん大変でしたもんね……すいません、聞いてもらっていいですか?」
「それじゃあちょっと聞いてきますね!」
そしてネイトさんが帰ってくると宿屋は空いてたみたいで泊まれる手配をしてくれたみたいだ。
「ハルさん、宿屋に行くついでにぜひ酒場に顔出してみて下さい、面白い事になってますよ!」
面白い事ってなんだ? 疑問に思い言われた通り酒場に行くと……
「ありがとう! お前達のおかげであの村長達を追い出す事が出来そうだよ! よくやってくれた!」
「アイツら急に税金を上げたと思ったら自分たちの懐に入れてやがったんだよ!」
「俺の嫁さんは村長にセクハラされたって言ってたぞ!」
住民達が次々と喜びの声を掛ける。
その先にいるのは……
「あら~? ワタシ達はネイトちゃん達が困ってたからちょっと手助けしただけよ~?」
「女の人にあんな事やらせてお金を稼ぐなんて最低よ! やっぱり男なんて……」
「……小さい子達にはあんな大人はただ教育に悪いだけで必要なかったってだけさ……」
住民に囲まれお礼を言われるのはカーマ達だった。
「カーマ!? 何でここにいるんだよ?荷物をまとめるんじゃなかったのか?」
「あ~! ハルちゃんやっと来た♪ その事で話があってここで待ってたらみんなに囲まれてこんな感じになっちゃった♪」
「何だよ話って?」
「そうだったわ! 実際荷物まとめたはいいけど、この大人数でハルちゃんの街に行くとかなり迷惑だろうし、全員の仕事を探すのはとても大変だと思うの、それでどうしようか相談するつもりでここに来たんだけど……」
「それならみんな、この村の警備をしてくれ! って勧誘してたんだよ!」
「あのバカ村長がいなくなったらあいつらが雇ってた警備兵もいなくなっちまうからな、かなりの金をもらってたみたいだからまた雇うと金がかかる、でも居なければ村が襲われたりしたらひとたまりもない、だからカーマ達に警備をしてもらいたかったんだ! もちろん給料は払うから安心してほしい!」
「そういう訳で仲間たちはこの村の警備に残してあげたいのよ、だからハルちゃんの街に行くのはワタシとリーロとミヅキだけになるけど、もし仲間がまた悪い事したら容赦なくワタシ達を罰してもらって構わないわ」
確かに大人数で行っても急にみんなの分の仕事なんてないだろう、それなら必要としてくれるこの村で働いた方がいいか。
「分かったよ、それなら後は村の人とよく話し合って決めてくれ!」
「ありがとうハルちゃん♪ みんな~、村の人と仲良くしてね♪ それから悪い事しちゃダメよ?」
「大丈夫だリーダー! こんなに必要としてくれるこの村の人のために頑張るから、リーダー達も街に行って頑張ってくれよ!」
「あなた達……」
何とかみんな路頭に迷わなさそうでよかった。
「それじゃあみんな! 今日は朝まで飲むぞ~!」
「みんな~! ここのお代は元村長のおごりよ~♪」
「「「いゃっほ~ぃ!」」」
それから村人とカーマ達の宴会は朝まで続いた。
俺? 俺は宿屋に行ってすぐ寝たよ。
「すいませ~ん! 娘さんを無事発見したので連れて来ました!」
家を訪ねて声を掛けると、女の子の両親が慌てて出てきた。
「ああ! マーセ! 無事でよかった……心配したんだぞ!」
「マーセ! 大丈夫!? ケガはない!?」
「うん! 迷子になって泣いてたらリーロお兄ちゃんがたすけてくれたの! そしてハルお兄ちゃん達がおうちまでつれてきてくれたんだよ!」
「娘を助けてくれてありがとうございます!」
泣いて娘の無事を喜ぶ両親、よかったよかった! でも家出の原因は両親のケンカだったよな?
「それでは僕達はこれで、マーセちゃんが家を飛び出したのはお父さんとお母さんのケンカが理由だったみたいなのでお二人とも仲良くして下さいね?」
するとマーセちゃんの両親は
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「マーセ、パパとママはケンカなんてしてないよ?」
「そうよ? いっつも仲良しじゃない?」
「でもパパがママをたたいてたもん!」
「そんな事してないよ? 見間違いじゃない?」
「わたし見たもん! 夜にパパのへやからママのおっきな声がしてびっくりしてのぞいたら、パパがママのおしりたたいてた!」
「……マーセ?」
「パパがママにこのめすぶたが! って言っていっぱいたたいてた!」
……んっ?
「ママが、ごめんなさい! めすぶたにおしおきして! もうだめ! って言ってるのにパパいっぱいママをたたいてた!」
…………んんっ?
「そしたらこんどはママがおこって、パパの上に乗っかってドンドンしてたもん! ママがおっきな声でなにか叫んでた!」
…………
「パパが、はげしすぎる! もうだめだ! って言ったらママもっとドンドンしてた! パパとママのケンカが怖くてすぐおへやにもどったけど、まいにち夜にパパのへやからケンカする声がきこえるから、わたし家からにげたの!」
「「…………」」
……ケンカじゃあないよね……逆にめちゃくちゃ仲良しだろ? 毎日って……
「このあいだなんてパパがママにめかくし……もごっ!」
「マーセ! もうやめて!」
「大丈夫! パパとママ、ケンカしてないから大丈夫!」
2人とも顔真っ赤にしてマーセちゃんの口を塞いでるよ……
「……あー、その……俺達もう行きますので……」
「……はい、……ご迷惑おかけしました……ありがとうございました」
とりあえずマーセちゃんを送り届けて今回の事件は無事解決かな?あとは村長達がどうなるかはネイトさん達に任せよう。
「ソフィア、とりあえずもうそろそろ家に帰るか? コン太達はどうするんだ? 街に帰るんだったら一緒に帰ろうぜ?」
「僕は師匠が戻って来るまでこの村にいるでござる」
「うちもママが見つかるまでここに居ようかな~? 多分ここで待ってたらママ来そうだし」
「そうか、じゃあソフィア帰るか!」
「そうね、その前に……カーマ、あなた達の仲間を傷付けてごめんなさい」
カーマ達に向かって頭を下げるソフィア。
「もういいのよ♪ それに盗みを働いたのは間違いじゃないし……それよりこれからどうしようかしら? 今までは皆日雇いで働いたり、たまに悪いことしてお金を溜め込んでいる人からバレないようにお金を取り返して報酬を貰ったりしてたんだけど、ここまで事が大きくなるともう何も出来ないわね……」
悪い奴らじゃないんだけど確かに悪い事したんだよな……でもこれで何も出来なくなって路頭に迷うのは可哀想だし……
「なぁ、カーマ達さえよかったら一緒に街に来ないか? 何か仕事がないか父さんに聞いてみるよ!」
「ハルちゃん……嬉しいけどやっぱりダメよ、ワタシ達はどう頑張っても犯罪者な訳だし……」
「……ハル? こればっかりはユートに聞いてもダメだと思うわ……」
「……」
そうだよなー、いくらいい人達でも犯罪者をそのまま何事なかったように働かせるなんて父さんは許さないよな…………んっ? 待てよ?
「そうだ! それなら俺はお前達を捕まえるぞ! それで罪を償うために街のために働いてもらうからな! それがカーマ達への罰だ!」
「ハル!」
「もちろん罪を償った後も働きたかったら働けるよう声を掛けておくよ!」
「……ハルちゃん、それでいいの? ワタシ達は行く宛がないからそうしてもらえたらすごく助かるわ」
「ひどい扱いはしないよう言っておくけど、犯罪者だから優遇されて働ける訳じゃないぞ?でものたれ死ぬよりはマシだろ?俺はそれでもいいなら構わないよ!」
「……ハルちゃん、ありがとう♪ お言葉に甘えてそうさせてもらうわ♪」
「よし!それじゃあ街に戻るか!……ってカーマ達の準備がまだだったな? ……じゃあソフィア、とりあえず今日はオズク村に泊まって帰るか?」
「そうしましょうか、今夜どこか泊まれる場所がないかネイトさんに聞きに行ってみない?」
「そうだな、それじゃあカーマ、明日の昼にここを出発で大丈夫?」
「ええ、そのくらい時間があれば充分よ♪ じゃあまた明日この場所で!」
カーマ達と別れて俺達は今日泊まる場所がないかネイトさんに聞きに行くことにした。
「すいませんネイトさん、実は今日はオズク村に泊まる事になったんですが肝心の泊まる場所がなくて……どこかありませんか?」
「そうなんですか! 家でもよかったんですが、今日は妻をゆっくり休ませたいので……酒場の上の宿屋が空いてないか聞いてみますか?」
「奥さん大変でしたもんね……すいません、聞いてもらっていいですか?」
「それじゃあちょっと聞いてきますね!」
そしてネイトさんが帰ってくると宿屋は空いてたみたいで泊まれる手配をしてくれたみたいだ。
「ハルさん、宿屋に行くついでにぜひ酒場に顔出してみて下さい、面白い事になってますよ!」
面白い事ってなんだ? 疑問に思い言われた通り酒場に行くと……
「ありがとう! お前達のおかげであの村長達を追い出す事が出来そうだよ! よくやってくれた!」
「アイツら急に税金を上げたと思ったら自分たちの懐に入れてやがったんだよ!」
「俺の嫁さんは村長にセクハラされたって言ってたぞ!」
住民達が次々と喜びの声を掛ける。
その先にいるのは……
「あら~? ワタシ達はネイトちゃん達が困ってたからちょっと手助けしただけよ~?」
「女の人にあんな事やらせてお金を稼ぐなんて最低よ! やっぱり男なんて……」
「……小さい子達にはあんな大人はただ教育に悪いだけで必要なかったってだけさ……」
住民に囲まれお礼を言われるのはカーマ達だった。
「カーマ!? 何でここにいるんだよ?荷物をまとめるんじゃなかったのか?」
「あ~! ハルちゃんやっと来た♪ その事で話があってここで待ってたらみんなに囲まれてこんな感じになっちゃった♪」
「何だよ話って?」
「そうだったわ! 実際荷物まとめたはいいけど、この大人数でハルちゃんの街に行くとかなり迷惑だろうし、全員の仕事を探すのはとても大変だと思うの、それでどうしようか相談するつもりでここに来たんだけど……」
「それならみんな、この村の警備をしてくれ! って勧誘してたんだよ!」
「あのバカ村長がいなくなったらあいつらが雇ってた警備兵もいなくなっちまうからな、かなりの金をもらってたみたいだからまた雇うと金がかかる、でも居なければ村が襲われたりしたらひとたまりもない、だからカーマ達に警備をしてもらいたかったんだ! もちろん給料は払うから安心してほしい!」
「そういう訳で仲間たちはこの村の警備に残してあげたいのよ、だからハルちゃんの街に行くのはワタシとリーロとミヅキだけになるけど、もし仲間がまた悪い事したら容赦なくワタシ達を罰してもらって構わないわ」
確かに大人数で行っても急にみんなの分の仕事なんてないだろう、それなら必要としてくれるこの村で働いた方がいいか。
「分かったよ、それなら後は村の人とよく話し合って決めてくれ!」
「ありがとうハルちゃん♪ みんな~、村の人と仲良くしてね♪ それから悪い事しちゃダメよ?」
「大丈夫だリーダー! こんなに必要としてくれるこの村の人のために頑張るから、リーダー達も街に行って頑張ってくれよ!」
「あなた達……」
何とかみんな路頭に迷わなさそうでよかった。
「それじゃあみんな! 今日は朝まで飲むぞ~!」
「みんな~! ここのお代は元村長のおごりよ~♪」
「「「いゃっほ~ぃ!」」」
それから村人とカーマ達の宴会は朝まで続いた。
俺? 俺は宿屋に行ってすぐ寝たよ。
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