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第二章
間に合ってま~す
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「それで今日来たのは父さんから聞いたと思うけど、今年から父さんの所で働く事になったので、あらためてよろしくお願いします」
サクラばあちゃんの家に着いた俺達は、目的である挨拶を済ませた。
父さんからの連絡で分かっていると思うが、やっぱり顔を合わせて挨拶するのがやっぱり礼儀だと思う。
「ハル、これから大変だと思いますけど、おばあちゃんは応援してますからね」
「ありがとうサクラばあちゃん……とりあえず離してくれないかな?」
「久しぶりに会ったのに、ハルは冷たい事を言いますね……」
「そんなつもりじゃ……」
「なら、このままでもいいではないですか♪」
着いてすぐにサクラばあちゃんに抱き締められた俺は、そのまま膝枕をされて、さらにそのままの状態で就職の挨拶をさせられた。
俺が挨拶してる間も、頭を撫でながら優しい笑顔で聞いていた。
サクラばあちゃんは今年60歳になったが、孫の俺から見てもかなり若々しい。
俺と親子と言われても違和感がないくらいだ。
父さんの家族も母さんの家族も、不思議に思うくらいみんな歳より若く見える人が多い。
「ハルの銀髪を撫でていると、昔に戻ったみたいな気分になりますね……」
「ハルの髪はお父さん似だからね~♪」
サクラばあちゃんとルナおばさんは、ニコニコしながらこっちを見ている。
俺の銀髪はギンジローじいちゃん譲りみたいなので、サクラばあちゃんの家に来たら必ず1回は撫でられる。
さすがに18歳にもなって、膝枕で頭を撫でられても恥ずかしいだけだが、サクラばあちゃんにされると不思議と抵抗出来ない。
「ハル、本当にサクラちゃんの前だとおとなしいわね♪」
「あら、そうなんですか? そんなところもギンちゃんに似てますね」
「あっ! そうそう、これから私達ギンジローのお墓に行って手を合わせにいくから」
「そうですか、ギンちゃんも喜びますね♪ それじゃあ私達は、その間に晩御飯の準備をしてますね」
そして俺達はギンジローじいちゃんのお墓に向かった。
「着いたわね……」
そして2人揃って手を合わせる。
ギンジローじいちゃん……父さんの所で働く事になったよ、俺達を見守ってて下さい……
俺が手を合わせ終わって目を開くと、ソフィアはまだ手を合わせていた。
それからしばらくしてソフィアが顔を上げたので、俺達は帰る事にした。
「ソフィア、ずいぶん長い間手を合わせてたけど、何を報告してたんだ?」
「ハルが働き始めても、バカやらないように見張っててね! ってお願いしてたのよ♪」
「そんな事を長々とお願いしてたのかよ!」
「ふふふっ、冗談よ♪」
そしてサクラばあちゃんの家へ帰り、今日は泊めてもらうので、晩御飯を食べ、風呂に入り、眠る事にした。
『……ハル、おい! ハル!』
何だよ? 人が寝てる時に……
『ハル! 聞こえてんだろ!』
うるさいなー! 眠たいけど、目を開くとそこには……
『よっ! 起きたなハル! じいちゃんだぞ♪』
じいちゃんって……新手の詐欺か?
「俺のじいちゃんは死んでるんで、間に合ってま~す」
『おい! あんまりふざけてるとソフィアにあの事言っちまうぞ! お前が机の3番目の引き出しに隠してある、新たに仕入れた銀髪ボイン姉ちゃんの……』
再び眠ろうとした俺に向かって、とんでもない事を言ってきた!
この詐欺師どこでそんな事を……
「って、ええっ! お、お化け!」
『お化けじゃねぇよ! 俺はお前のじいちゃんのギンジローだ!』
いやいや、ギンジローじいちゃんは俺が生まれる前に死んでるし……
でも俺の前にいたのは銀髪のおじさんだった。
父さんと同じくらいかそれより若い、でも確かそれくらいで……
『何固まってるんだよ! 時間もないし手短に言うぞ』
「待って! その前に何でギンジローじいちゃんが? しかもこんなしっかりと受け答えして……」
『話せば長くなるから簡単に言うと、ソフィアのおかげだ! あいつは気付いてないが、あいつは今は力を失ってるけど、昔は聖剣になるぐらい凄い力があったんだぜ?』
「それはそうだろうけど……」
『それでソフィアが俺の墓で必死に願ってるから、俺が出て来ちまったわけだ! さすが神の遣いだの聖女だの、言われてただけあるぜ!』
「それで俺に何の用なの? 眠いんだけど……」
『何でそんなに冷めてるんだよ! もっとじいちゃんに会えたんだから喜べよ!』
「じゃあこんな夜中じゃなくて、もっと早く出てきてよ!」
『それは俺だって分からねぇよ! ……もう時間なくなるから、用件を言うぞ?』
「それで何?」
『うぅっ、孫が冷たい……それで話ってのはソフィアの事だ』
「ソフィア?」
『ああ、あいつ俺の墓来るたび、ごめんなさいばっかだからよ、気にすんなって言っといてくれ』
「……」
『それと、せっかく封印解けたんだから、勇者一族とか関係なく好きに生きろって』
『俺がいなくなってから、サクラやユート、ルナの事ありがとうって』
『あとハルの事は……お前なら大丈夫だからまかせた、それから心配しなくても、お前の教育通りになってるから後はグイグイ行けって言っとけ! 余計な事言わないで、このまま言えばソフィアに伝わるから大丈夫だ』
「……最後はよくわかんないけど、分かったよ」
『頼んだぞ! あと、ハル……よくやった、俺が解けなかった封印あっさり解いちまうんだ、お前は俺の自慢の孫だ!』
「……ギンジローじいちゃん……」
『ソフィアの事、支えてやってくれ……あいつ長い間、俺達の為に頑張ってくれたんだ』
「それはまかせといて……」
『じゃあ、頑張れよ! お前は最高の…………』
「ギンジローじいちゃん!」
何だよ……最後気になるだろ……
隣の布団で眠るソフィアの寝顔を見て、俺はまた眠りについた。
その頃マリーは……
「今日はハルちゃんの大好きなシチューにしようかしら~♪」
「ただいま~♪ ……あら? 誰もいないのかしら?」
「おかえりマリー!」
「ただいまユート♪ あれ? ハルちゃんは?」
「ああ、ハルはね…………」
サクラばあちゃんの家に着いた俺達は、目的である挨拶を済ませた。
父さんからの連絡で分かっていると思うが、やっぱり顔を合わせて挨拶するのがやっぱり礼儀だと思う。
「ハル、これから大変だと思いますけど、おばあちゃんは応援してますからね」
「ありがとうサクラばあちゃん……とりあえず離してくれないかな?」
「久しぶりに会ったのに、ハルは冷たい事を言いますね……」
「そんなつもりじゃ……」
「なら、このままでもいいではないですか♪」
着いてすぐにサクラばあちゃんに抱き締められた俺は、そのまま膝枕をされて、さらにそのままの状態で就職の挨拶をさせられた。
俺が挨拶してる間も、頭を撫でながら優しい笑顔で聞いていた。
サクラばあちゃんは今年60歳になったが、孫の俺から見てもかなり若々しい。
俺と親子と言われても違和感がないくらいだ。
父さんの家族も母さんの家族も、不思議に思うくらいみんな歳より若く見える人が多い。
「ハルの銀髪を撫でていると、昔に戻ったみたいな気分になりますね……」
「ハルの髪はお父さん似だからね~♪」
サクラばあちゃんとルナおばさんは、ニコニコしながらこっちを見ている。
俺の銀髪はギンジローじいちゃん譲りみたいなので、サクラばあちゃんの家に来たら必ず1回は撫でられる。
さすがに18歳にもなって、膝枕で頭を撫でられても恥ずかしいだけだが、サクラばあちゃんにされると不思議と抵抗出来ない。
「ハル、本当にサクラちゃんの前だとおとなしいわね♪」
「あら、そうなんですか? そんなところもギンちゃんに似てますね」
「あっ! そうそう、これから私達ギンジローのお墓に行って手を合わせにいくから」
「そうですか、ギンちゃんも喜びますね♪ それじゃあ私達は、その間に晩御飯の準備をしてますね」
そして俺達はギンジローじいちゃんのお墓に向かった。
「着いたわね……」
そして2人揃って手を合わせる。
ギンジローじいちゃん……父さんの所で働く事になったよ、俺達を見守ってて下さい……
俺が手を合わせ終わって目を開くと、ソフィアはまだ手を合わせていた。
それからしばらくしてソフィアが顔を上げたので、俺達は帰る事にした。
「ソフィア、ずいぶん長い間手を合わせてたけど、何を報告してたんだ?」
「ハルが働き始めても、バカやらないように見張っててね! ってお願いしてたのよ♪」
「そんな事を長々とお願いしてたのかよ!」
「ふふふっ、冗談よ♪」
そしてサクラばあちゃんの家へ帰り、今日は泊めてもらうので、晩御飯を食べ、風呂に入り、眠る事にした。
『……ハル、おい! ハル!』
何だよ? 人が寝てる時に……
『ハル! 聞こえてんだろ!』
うるさいなー! 眠たいけど、目を開くとそこには……
『よっ! 起きたなハル! じいちゃんだぞ♪』
じいちゃんって……新手の詐欺か?
「俺のじいちゃんは死んでるんで、間に合ってま~す」
『おい! あんまりふざけてるとソフィアにあの事言っちまうぞ! お前が机の3番目の引き出しに隠してある、新たに仕入れた銀髪ボイン姉ちゃんの……』
再び眠ろうとした俺に向かって、とんでもない事を言ってきた!
この詐欺師どこでそんな事を……
「って、ええっ! お、お化け!」
『お化けじゃねぇよ! 俺はお前のじいちゃんのギンジローだ!』
いやいや、ギンジローじいちゃんは俺が生まれる前に死んでるし……
でも俺の前にいたのは銀髪のおじさんだった。
父さんと同じくらいかそれより若い、でも確かそれくらいで……
『何固まってるんだよ! 時間もないし手短に言うぞ』
「待って! その前に何でギンジローじいちゃんが? しかもこんなしっかりと受け答えして……」
『話せば長くなるから簡単に言うと、ソフィアのおかげだ! あいつは気付いてないが、あいつは今は力を失ってるけど、昔は聖剣になるぐらい凄い力があったんだぜ?』
「それはそうだろうけど……」
『それでソフィアが俺の墓で必死に願ってるから、俺が出て来ちまったわけだ! さすが神の遣いだの聖女だの、言われてただけあるぜ!』
「それで俺に何の用なの? 眠いんだけど……」
『何でそんなに冷めてるんだよ! もっとじいちゃんに会えたんだから喜べよ!』
「じゃあこんな夜中じゃなくて、もっと早く出てきてよ!」
『それは俺だって分からねぇよ! ……もう時間なくなるから、用件を言うぞ?』
「それで何?」
『うぅっ、孫が冷たい……それで話ってのはソフィアの事だ』
「ソフィア?」
『ああ、あいつ俺の墓来るたび、ごめんなさいばっかだからよ、気にすんなって言っといてくれ』
「……」
『それと、せっかく封印解けたんだから、勇者一族とか関係なく好きに生きろって』
『俺がいなくなってから、サクラやユート、ルナの事ありがとうって』
『あとハルの事は……お前なら大丈夫だからまかせた、それから心配しなくても、お前の教育通りになってるから後はグイグイ行けって言っとけ! 余計な事言わないで、このまま言えばソフィアに伝わるから大丈夫だ』
「……最後はよくわかんないけど、分かったよ」
『頼んだぞ! あと、ハル……よくやった、俺が解けなかった封印あっさり解いちまうんだ、お前は俺の自慢の孫だ!』
「……ギンジローじいちゃん……」
『ソフィアの事、支えてやってくれ……あいつ長い間、俺達の為に頑張ってくれたんだ』
「それはまかせといて……」
『じゃあ、頑張れよ! お前は最高の…………』
「ギンジローじいちゃん!」
何だよ……最後気になるだろ……
隣の布団で眠るソフィアの寝顔を見て、俺はまた眠りについた。
その頃マリーは……
「今日はハルちゃんの大好きなシチューにしようかしら~♪」
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「ただいまユート♪ あれ? ハルちゃんは?」
「ああ、ハルはね…………」
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