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第四話

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「ふふっ、お母様見ていて下さい、ポチ、『お手』ですわ!」

 はい! 

「『おかわり』!」

 はい! 

「よしよし、ポチよくできましたわ! ふふふっ」

 えへへ、それほどでも…… 

「あらあら! メロディ、素晴らしいですわぁ! ポチも賢いですわねぇ」

 お嬢様は奥様に褒められ、ご満悦な様子で俺を撫でている。
 ああ、奥様まで撫でて下さるんですか? えへっ、へへへっ…… 

 お嬢様と一緒に奥様の寝室へと招かれ、お嬢様が俺へのしつけの成果を披露していた。
 就寝前の母子の語らいを邪魔しないように大人しくしていたら、お嬢様がどうやら俺の事を自慢したくなったみたいだ。

「お母様! ポチは本当に賢くて良い子で自慢のペットですわ!」

「そうね、うふふっ、ところで他にもしつけはしていないんですの?」

「えっ!? え、ええ…… ま、まだこれから…… ですわ」

 お嬢様が俺の方をチラリと見て顔を赤くしている…… きっと『ちんちん』を思い出したんだろうな。

 あの後はさすがにお嬢様も疲れたのか満足したのかは分からないが、『ちんちん』をさせられなかった。

 ただ、いつもより密着して丁寧に身体を洗ってくれたから、お嬢様は今日の『ちんちん』に満足したんだろうと勝手に思っている。

「そうですか…… では新しくしつけができたら是非見せて下さいね? うふふっ」

「わ、分かりましたわ、お母様……」

 うっ! 俺を見る奥様の視線でまたゾクッとしてしまった…… どうしてだか分からないがすべてを見透かされていそうな目で、ほんの少し怖い。

 ただ、目線を反らすように下に向けるとお嬢様にはない豊満なおパーイが!

 母子ともにちょっぴりセクシーなネグリジェを着ているもんだから目のやり場に困るんだよ…… チラッ。

 うひょ、すんげぇー! 胸元がガバッと開いて谷間が凄い! しかもノーブラで大きめな乳首がうっすら見える! あっ、絶景かなぁ!

「ポチ?」

 お、お嬢様! どうしたんですか!? ど、ど、どこも見ていませんよ? 

「ボーッとしてますわね…… そろそろおねむかしら? ふふっ、じゃあお母様、わたくし達もそろそろ寝ましょうか」

「うふふっ、そうですわね、ではベッドに入りましょう」

 えっ? 寝るのはいいんですけど…… 俺が真ん中ですか!? 

「ポチ? いつものように寝ますわよ」

 わ、分かりました…… 失礼します…… 

 俺が横になるとお嬢様はいつものように俺に抱き着いてきた。

「こうしているとぐっすり眠れるんですの……」

「あらあら…… 相変わらずメロディは甘えん坊さんですわね」

「そ、そんな事ありませんわ! ただ…… ポチはポカポカして温かいんですのよ?」

「そうですの? うふふっ、じゃあわたくしも……」

 えっ? あぁっ! せ、背中に凄い弾力のあるものが当たって…… 目の前にはお嬢様の綺麗なお顔に柔らかい身体の感触…… このまま寝るの!? 無理無理!

「ポチ…… おやすみなさい……」

 あぁ…… お嬢様、ふぅ、別の事を考えてないとボッキッキしちゃう! うーん……

 ちなみに母子の時間を邪魔しないようにするため、監視のランさんはいない。
 ただ、反対側には奥様もいるし、こっそりお嬢様にイタズラなんてできる状況じゃない…… いかんいかん、別の事…… 爆散した俺を想像しよう。

 しばらくするとお嬢様の寝息が聞こえてきた、だが俺は全然眠れない、だって背中にドでかい肉の塊が当たったままだもの!

「うふふっ、本当…… ポチは温かいんですのね……」

 お、奥様!? 後ろから抱き締められ、俺の身体をさわさわ…… 耳元で囁かれるとゾクゾクしちゃいます! 

「それに…… うふっ」

 はぅっ! 手が俺の股間に…… 奥様に勃起してるのがバレた!

「大丈夫ですわ…… メロディは一度寝たらなかなか起きないですから」

 それは知ってますが…… あぁっ! ズボンの中に手を入れないで下さい! 

「はぁっ、熱くて硬いですわね…… ポチのココ……」

 うぅっ、ゆっくり撫でられると更に熱く硬くなっちゃう! 

「ペットのココを触るのは久しぶりですわ…… メロディを身籠って以来かもしれませんわね…… あぁ、思い出してしまいますわぁ」

 首筋に吐息がかかって、ひぁぁっ!

「ポチは優秀ですわね、しつけもきちんと理解していますし…… 特に『ちんちん』なんて…… うふふっ」

 へっ!? 奥様? 何で『ちんちん』の事を…… お嬢様は隠していたのに。

「それくらい分かりますわ、母親ですもの…… ポチの『ちんちん』はとても上手でしたわ、メロディが羨ましいくらいに……」

 もしかして見られた!? でも、必ずお嬢様の部屋でしか『ちんちん』はしていないのに…… まさか覗いていたの!? 

「うふふっ、ですから…… わたくしにも『ちんちん』の成果、披露してもらってもよろしくて? ねっ、ポチ……」

 くぅーん、奥様、耳をはむはむしないで下さいまし…… 『ちんちん』だからきっとご褒美も…… でもお嬢様に悪い気が、でも俺はペットだし奥様もご主人様のようなものだし、でも…… でも…… 

「ポチはお胸を赤子のように吸うのがお好きでしたわよね? ご褒美にわたくしのお胸を吸っても…… いいんですのよ?」

 わん!? わんわんわん!! お、奥様ー!! 

「あらあら…… うふふっ、ポチも甘えん坊さんですわね? でもメロディが隣にいますから…… 静かに、ですわよ?」

 はい! ゆっくりと奥様の方に身体の向きを変えて…… っ!? おぉっ!! 

 薄暗い部屋、だが間接照明と窓から入る月明かりで…… 奥様の豊満なお胸が見える!!

「どうぞポチ…… わたくしのお胸ですわよ?」

 ネグリジェの大きく開いた胸元からお胸ポロリン! わぁ…… 一児の母とは思えない綺麗で大きなお胸だ。
 失礼のないよう恐る恐るお胸を触る、そして乳首を口に含み…… 

「んっ…… ポチ…… あん、メロディが小さな頃を思い出しますわ……」

 ちゅぱちゅぱ、れろれろっ 略してちゅぱれろ、んー、若干甘いミルクのような味がする…… 柔らかくて美味しい。

「んんっ…… メロディが頭を撫でたくなるのが分かりますわ、可愛いですわね……」

 奥さ…… あぁ、ママぁ…… んっ、美味し、美味し…… んんっ!? 

「あぁん、硬いですわ…… 久しぶりの…… 『ちんちん』の時間、ですわぁ」

 あっ、俺のチンコを奥様が掴んで、ゆっくりとしごいてる! 経験があるからこその手つきって感じがして気持ち良い……

「わたくしの命令もちゃんと聞けますかしら? ポチ」

 は、はいぃぃ…… 

「うふふっ、良い子ですわね…… では、『ちんちん』ですわ」

 うぅっ! 奥様、さっきから触られて、ほぼ『ちんちん』してますけど…… 

「……偉いですわ、ではわたくしもちゃんとご褒美をあげないと、でも、メロディに気付かれないようにするんですのよ? 分かりましたか、ポチ?」

 あぁん…… 奥様の囁きが心地良い…… はい、ポチは良い子なので大丈夫です。
 そしてゆっくり奥様に覆い被さると

「うふふっ、では…… んっ、ここ、ですわよ…… いらっしゃい、ポチ?」

 あぅっ! 奥様にチンコを持たれて導かれている! 先っぽにフサフサとした感触が…… あっ、ヌルッとした所に辿り着いた! 奥様、ご褒美いただきます! 

「ふぅっ、んっ! ……はぁん、久しぶりの『ちんちん』、ですわぁ」

 おふっ、お嬢様に負けないくらいキツキツ…… だけどお嬢様とはまた違う気持ち良さだ! チンコが優しく包み込まれる…… あぁっ、お胸に吸い付きたい! 

「んんっ! ポチ、とても上手、ですわぁ…… んっ! それに、大きいですわ…… んんっ、ん、ん、んっ」

 横を見るとすやすや眠るお嬢様、そして目の前には豊満なお胸…… 何だかポチ、いけないコトをしている気分でございまーす!

 奥様は俺を逃がさないようにか足を俺の腰に絡めながら、艶かしい声を漏らしている。
 俺はお胸を交互に吸ったり揉んだりしながらあまり音を立てないように腰を押し付けるように動かす。

「ふっ、んっ、ん、ん、はぁ…… んっ、ポチ、とても、上手…… こんなの、初めてですわ…… あぁ、メロディがクセになるのが分かりますわぁ! んっ、んん、ポ、チぃぃ、んっ」

 おぉぉっ! すごっ、奥様のヌルヌルがどんどん溢れて、より気持ち良くなってきた! これは、マズイですねぇ。

「んと、遠慮せずに、ん、いいんですのよ? ちゃんと、出し切るまでが…… ご褒美ですもの、あぁん、ポチ、いいですわぁ」

 奥様、いいんですか!? ポチはそう言われると我慢できないですよ? あぁ、奥様の中がさっきよりキツく締まってきたぁっ! 

「……いいですわ! んっ、ポチ、わたくしも、あっ、もう、久々に、あぁ、きて、しまいますわ……」

 あぁ、奥様! 奥様ぁ! んぐっ、ちゅぱちゅぱ

「んんー!! あっ、だめ、ですわ! はやく、はやく、うごかして、くださいましっ!」

 あぁ、出ます! 奥様の中に出しちゃいますよ! 

「あんっ、ポチ、ポチぃ…… んんー!」 

 うぅっっ!!! あぁっ、出ちゃう…… 気持ち、良い…… 

「んんっ…… ふぅ、ふぅ、ふぅ…… すごかった、ですわ…… こんな、気持ち良い『ちんちん』をされたら、クセになってしまいますわぁ……」

 あっ、あぁ…… めっちゃ、出たぁ…… あっ…… 

「……偉いですわポチ、よしよし、うふふっ」

 お嬢様は…… 大丈夫そう、むぐっ、抱き締められてお胸が顔に! 柔らかくてちょっとしっとりしている。

「ポチ? わたくしの口はペロペロしなくてよろしいんですの?」

 口…… キスの事か? そこまで見られていたのか。
 いいんですか、奥様? じゃあ……

「んっ…… うふっ、口をペロペロも不思議な気分ですわ…… ポチ、もっとしてもいいですわよ?」

 しばらく繋がったまま奥様と互いの口をペロペロしていると、チンコが縮み奥様の中から抜けてしまった。

「はぁ…… わたくしのご褒美はどうでしたか?」

 凄く気持ち良くて、嬉しかったです!

「あらあら…… 素直な所も本当に可愛いですわね、ねぇ、ポチ?」

 ……何でしょうか?

「メロディの事を大切にしてあげて欲しいのだけれども…… たまにはわたくしにも『ちんちん』させて欲しいですわ…… いいかしら?」

 えっ? 奥様にも『ちんちん』させられる!?
でも俺はお嬢様のペット……
 
 ふにふに…… さわさわ…… うっ! あぁん、はい! 喜んでぇぇっ!

「良かったですわぁ、断られていたらまた寝込みを襲っちゃうところでしたわ、うふふっ」

 ……どっちにしても拒否権なかった! 

 うん、でも俺は…… この家のペットとして大切にしてもらっているから、『ちんちん』ぐらい幾らでもしますよ! ……ただ、一日何回もはできないですけど。

「大丈夫ですわ、メロディの後でわたくしは構いませんので…… うふふっ、これからもよろしくお願いしますわ…… ポチ」

 そして、俺は心地の良い疲労感の中、奥様の胸の中で抱かれながら眠りについた。
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