バッドステータス『発情』を持つ女冒険者とパーティーを組んだ結果……

ぱぴっぷ

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美味しくない

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 ぐっ…… 身体中痛い…… 

 たしか……

 毒ワシが最後に突然僕に攻撃を仕掛けてきて、もう少しで食べられてしまうって所でクレアさんが毒ワシに剣を突き刺し助けてくれたんだ。

 食べられずに済んだけど勢いが止まらない毒ワシの巨体にぶつかった僕は吹っ飛ばされて……

 谷の方に落ちた所くらいまでは記憶があるけど…… 痛たっ…… と、とりあえず回復薬を飲まないと痛くて動けない。

 バッグ…… あ、あった! 良かった…… う、うぅっ! 

 這いつくばりながら何とかバッグに辿り着き、バッグの中から回復薬を……

「クレアさん……」

 これって高級回復薬だ…… そういえばこの間いっぱい備品を買い漁っていたよな。
 
 大量の回復薬や毒消し、携帯食、それは冒険に役立つからいいけど、大量の避妊具によく分からないヌルヌルした液体まで買ってきて……

 とりあえず今はそんな事を思い出している場合じゃない、この高級回復薬を……ありがとうございますクレアさん。

「ふっ、うぐっ……美味しくない……」

 凄い味だけど効果はあるな、痛みが引いていく。

 しばらく動けず横たわっていたが、段々と身体が動くようになってきた……

 そして改めて周りを見回してみると、かなり深い谷のようだ。
 かなり上に見える空はまだ明るいのに薄暗くて少し寒い。

「たしか着替え用の服が……」

 仕事中もそうだが、仕事終わりに色々と汚しちゃう事があるので着替えは常にバッグに入っているが……

「クレアさんのシャツか……ごめんなさい、借りますね?」

 ここにはいないクレアさんに詫びてクレアさんのシャツに袖を通した。

「……あっ」

 クレアさんの香りがする…… そういえばこれってクレアさんが家を出る直前まで着ていたやつだ!
 嗅ぎ慣れつつある甘い花のような落ち着く香りに包まれると不安な心が少し落ち着いた。

「んっ…… よっ、と…… あの高さから落ちてよく死ななかったな、あっ、あれか!」

 よく見ると崖には無数の木が生えていて、僕の落ちた場所には沢山の折れた枝などが落ちていた。
 木がクッションになって落ちたから助かったのかな? とりあえず生きていたんだ……良かったじゃないか。

「でもどうしよう、崖を登るのは無理だよな…… 仕方ない」

 近くに水の流れている音がするから川があるはず……その川沿いを下っていけばどこか出られる場所が見つかるだろう。

 さすが高級回復薬だ、身体の痛みもなくなってきたので歩き出す事にした。

「はぁ……クレアさん」

 心配しているかな? クレアさんはああ見えて寂しがり屋だから…… 早く帰ってクレアさんに会いたい。

 思った通り近くには川があったので、僕は下流に向かって進んでいく。

 歩きながら思うのはクレアさんの事ばかり……
 周囲にモンスターがいるかもしれないから注意しないといけないのに歩くペースが速くなってしまう。

「谷から出られそうな所はまだ見当たらないな」

 どこまで続いているのか…… ここらへんの地理はよく知らないし不安だ。
 ちょっと休憩しよう……

 水筒の残りも少ないし川の水を汲んで……おっ、綺麗な水だな! うん、飲んでも大丈夫そうだ。

 休憩しながら携帯食を少し食べながら、バッグの中身を再確認した。

 煙幕玉……あっ、割れてるからもう使えないな、投げナイフは使える……麻痺毒を仕込んで鞘に入れておこう。
 回復薬、毒消し、包帯はあるし…… 野営をするための道具もあるから最悪夜になっても大丈夫、でも夜になる前にはこの谷を出たいなぁ。

 そう思いながら再び歩き出すと……

「えっ!? な、何の音だ?」

 地鳴りのような大きな音が聞こえた! もしかして近くにモンスターがいるのか? 

 慌てて近くの岩陰に隠れ、息をひそめていると…… 

「うわぁぁぁぁーーん!」

 えっ?

「どこだぁぁーー! レオぉぉぉぉぉー!!」

 この声……もしかして……

「レオぉぉぉぉぉー! レオぉぉぉぉぉー!!」

 クレアさん!? えっ? 僕を探しにこの深い谷まで下りてきたの!? まさかそんな危ない事はしない…… いや、クレアさんならやりそう。

「クレアさーーん!」

 岩陰から出て声のする方に向かって叫ぶと、もの凄い勢いでクレアさんが走ってきた。
 あれ絶対に全力で能力使っているな……

「うわぁぁぁん! レオ! レオぉぉ!!」

 僕を発見したクレアさんは勢いそのままで僕に飛びついてきた。

「クレアさん……むぐぐっ……心配かけて……んぐ、すいません……」

「うぅぅ~! レオぉ、良かった…… ひぐっ、良かったぁぁー! ぐすっ……うわぁぁん!」

 号泣しながら抱き締めてくるクレアさん、顔にブラが当たって痛いけど僕もギュッとクレアさんを抱き締めた。

「クレアさん、こんな所まで助けに来てくれてありがとうございます、でも危ないじゃないですか!」

「だってレオがいなくなったら私……また1人ぼっちに……」

 クレアさん…… そうだよな、両親を早くに亡くしてずっと1人で頑張ってきたんだもんな……

「大丈夫ですよ、これからは僕がずっと一緒にいますから……だって僕はクレアさんの事……あっ、ぼ、僕達はパーティー……」

「レオ…… んんっ!!」

 恥ずかしさでごまかしてしまった…… いや、でも今言う事じゃないよね? うん、そういう事にしておこう…… はぁ、僕ってヘタレ……

 その前にクレアさんに唇を塞がれたから何も言えなかったんだけどね、んんっ……舌が吸われる!

「ぷはっ、良かったレオ、ケガはないか? どこか痛む所はないか?」

 心配そうな顔で僕の身体をあちこち触り確認している。
 大丈夫ですよ? クレアさんが買っておいてくれた回復薬のおかげでピンピンしてますから! だから……

「ここは大丈夫なのか? 腫れて大きくなってるんじゃないか?」

 僕の股間を心配そうにスリスリ…… いやいや、クレアさんの濃厚なハグとキスで大きくなっちゃっただけでケガでは……

「見せてみろ! ケガをしてたら大変だ!」

 うわぁ! ズボンを脱がされ丸出しに! うぅっ、そんなまじまじと見ないで下さい。

「大丈夫そうだな、いつも見ているのと変わらない…… あむっ」

「ちょっとクレアさん! 何で咥えるんですか!?」

「むぐももむぐんむむんもっ!」

 味も確認しないと!? そんな必要はありません! うぅ、咥えながらもごもごされるとちょっと気持ちいい……

「じゅるれろっ、ぐぽっ……味も変わらない、ちょっとしょっぱいかも……ちゅっぽっ!」

 そりゃ汗をかいたり……うぉっ! 味の確認とか関係ないですよね? 本気で搾り取ろうとしてませんか?

「んっぷ、んっぷ……」

 僕のモノをしゃぶりながらビキニアーマーのフックに手をかけ……あっ、脱いだ! ついでに
に下着も取ってるし!

「レオぉ……『発情』なんだ、これは『発情』で……お願いレオ……今すぐ抱いてくれ」

 僕がさっき隠れた岩に手をつき、お尻を左右に軽く振りながら解除のお願いをしてきた。

 これって『発情』のせいじゃないですよね? と口に出しそうになったが、クレアさんの履いているパンツの股部分がビッショリと濡れているのを見て、僕は何も言わずにクレアさんのパンツを下ろし…… あっ、避妊具……

「くっ……あぁぁぁん!! レオ…… そのままでも良かったのに……」

「えっ?」

「な、何でもない! 早く動いてくれ!」

 後ろからクレアさんに挿入し、言われた通り最初から激しく腰を振った。
 
 いつもより濡れているのか奥を突くたび温かい蜜が溢れ、僕の股間から足にかけてクレアさんの蜜が伝って垂れている。

「んはぁぁっ、レオの……すごい! あん、あっ……くぅ、やぁっ、あぁぁぁん!!」

 クレアさんの喘ぎが響いて聞こえる……谷だからか? うぉっ!?

「はぁ、はぁ、んはぁっ! れお、れおぉ……もっと……もっと突いてぇぇっ!!」

 そんな甘えた声でおねだりされたら……

 クレアさんの素敵なお尻のお肉が揺れてる……すごくエッチだ。
 背中越しに見え隠れする揺れる大きなおっぱいも……

 たまらず手を伸ばし、おっぱいを触りながら更に腰を打ち付けると、クレアさんの中が急に締め付けてきた。

「やぁぁ、いや、いぐっ、イきそう! やだやだやだぁ! イきたくない! れおともっとつながっていたいっ! イ、いやぁぁぁぁっ!!」

 身体を激しく震わせたクレアさんは膝から崩れ落ちてしまった…… 

「や、あ、ぁぁ……」

 こんな蕩けた顔をしているの初めて見たかも…… 『発情』とはやっぱり……

 そんな事を考えていると、クレアさんがふらふらしながらも僕の前に膝立ちをして、僕のモノに着いていた避妊具を取り、僕のモノをまた咥え始めた。

「じゅっぷっ、じゅるるっ!」

 僕も限界近かったから……うぅっ!

「クレア、さん! 離して下さい! く、口の中で出ちゃいますから!」

 そう言うとクレアさんの動きが更に激しくなって……も、もうダメだ!! うっ!

「んんっ!? ……んぐっ、んぐっ」

 ちょっと涙目になりながらも飲んでくれている…… 

「んっ…… んあっ…… ごちそうさま」

 口を開き全部飲み干したとアピール…… 僕のなんかを申し訳ない。

「ありがとうございますクレアさん」

「今度からレオのは全部私に……ゴニョゴニョ」

「えっ?」

「な、何でもないぞ! あははっ!」

 解除も終わったのでそろそろ出発の準備を……と思ったが

「あ、安心したら腰が抜けちゃった……あはは」

 クレアさんが動けなくなり、日も傾いてきたので僕達はその日野営をして一晩過ごす事となった。
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