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月の魔性に堕ちる
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満月の夜、遠吠えが聞こえたら直ぐ様逃げろ
狼男が現れるぞ…と、大人は子供に言い聞かせる
長閑な田舎町に伝わる物騒な噂話
最近の子供達は真に受けてはいない
しかし、大人達は本気で恐れていた
信心深い子供であった晶は、素直に大人達の言葉を信じていた
16歳になった晶は教会の修道女として神に仕えている
ある日、晶は教会の近くの森に薬草を摘みに来ていた
「あ、もうこんなに暗くなってしまった…」
晶はランタンに火を灯して暗い夜の森を歩く
雲の合間から満月が覗く
すると、そう遠くはない場所から遠吠えが聞こえてきた
「…!はやく帰らなきゃ…!」
晶は慌てて教会を目指して駆け出した
この時、晶は自身を見つめる双眸に気付かなかった
「ほっ…なんとか教会に着いた…」
教会の敷地内に入り、晶は心の底から安堵した
しかし、晶は気付かなかった
まだあの双眸が自身を見つめている事に…
翌朝、教会を訪れた1人の男に晶は目を奪われた
海色の髪と不思議な色の瞳が印象的な男に、晶は神に仕える身でありながら強く惹かれてしまう
「やあ、初めましてシスター。俺はフィガロ・ガルシア。よろしくね」
「あ…わ、私は…晶、です…」
思わずぎこちない挨拶になってしまい、晶は恥じらう
「へえ…可愛いね」
「かわ…っ!」
晶は首から下げたロザリオを握りしめた
初な晶は、フィガロの纏う色気にたじろぐ
フィガロは晶に近づくと、すん…と匂いを嗅いだ
「うん…やっぱりイイ匂い…」
「ニオイ!?わ、私…そんなに臭いですか!?」
「ううん。俺の好きな匂いだよ」
「好き…!?」
フィガロはさらに晶に近づくと、晶の首筋の匂いを嗅ぐ
「あ、あの…!フィガロさん!」
「?」
「ち、近いです…!」
「ふふっ…何を想像したのかな?」
「…っ///」
「清らかなはずのシスターなのに、イケナイ想像をしちゃったのかい?」
「はわわ…///」
晶はフィガロのペースに呑まれてしまう
しかし、晶はそれを厭う気にはなれなかった
フィガロは何度も教会を訪れ、晶の心を惑わせる
神に身を捧げているシスターは清らかな処女でなくてはならないのに…と、晶は葛藤した
「ねえ、晶。もし、俺が人ならざる者だったら…どうする?」
「人ならざる者…?」
「例えば、突然異形の姿に変化する怪物だったら、きみはそれでも俺の事を好きでいてくれる?」
「好きですよ。フィガロは優しい人だから…」
「そう…ありがとう、晶。俺も大好きだよ」
再びの満月の日…
晶は木の実や山菜を集め、バスケットに詰めていた
「わ、もう月が昇ってきた…」
晶はランタンに火を灯して暗い森を歩む
すると、以前と同じように遠吠えが聞こえた
晶は駆け足で教会を目指す
しかし、樹の根に足を取られて転んでしまった
すぐ近くの茂みがガサガサと揺れた
「ひっ…!」
晶は恐怖で顔が引き攣る
茂みから狐が現れて晶の前を通り過ぎた
「な、なんだ…狐か…」
しゃがみ込んだ晶は安堵した
しかし次の瞬間、晶の表情が凍りつく
背後に何者かの気配がする
晶は自身を覆う大きな影に息を呑む
背後の何者かは晶の首筋の匂いを嗅いだ
獣の気配と同時に覚えのある匂いを感じた
「…フィガロ?」
晶は振り返って背後の存在を確認する
そこには噂に聞く特徴と同じ獣人がいた
癖のある被毛は見覚えのある海色…
纏う衣服はフィガロが着用していたものと一致している
晶はランタンを翳して獣人の顔を窺う
瞳はフィガロと同じ灰と榛の不思議な色…
「フィガロ…ですよね…?」
晶の言葉を肯定するかのように獣人は晶に頬擦りした
「フィガロ、言葉は話せますか?」
「うん。よく気付いたね、俺だって」
フィガロは獣の鼻先を晶の鼻先につん、とくっつけた
まるでキスをするかのように
晶はフィガロの頭を撫でる
「匂いも瞳もフィガロですし、間違うわけないですよ」
「ふっ…怖がらないの?」
「フィガロは優しいから、怖くないです」
「そんな事言うと…襲っちゃうよ…?」
「…いいですよ」
「…本当に?きみはシスターだろう?」
「今夜は、満月だから…」
「Lunatic、ね…」
フィガロはそっと晶を押し倒す
晶は無抵抗でフィガロを受け入れる
生々しい獣の気配と普段のフィガロが纏う清潔感のある匂いが混ざり合い、晶は狂気と安堵と興奮に高揚した
赤黒く露出した雄々しい陰茎で未開の膣が拓かれていく
「フィガロ、っ…!わたし…こんな…っ!」
「大丈夫だよ…おかしくなったのは、月のせいだから…」
陰茎の根元にある亀頭球が雌を逃がすまいと陰茎が抜けるのを防ぐ
修道服から覗く晶の白い脚がぴん、と伸びて絶頂を伝える
子宮に放たれる夥しい量の精子が生娘の清らかな身体を穢す
「ふぃがろ…もっと、して…?」
「いいよ…ほら、お尻向けて?」
律動の度に晶の胸元のロザリオが揺れる
真っ暗な森の夜道で獣のような体勢で交わる雄と雌を、白い満月だけが見ていた
狼男が現れるぞ…と、大人は子供に言い聞かせる
長閑な田舎町に伝わる物騒な噂話
最近の子供達は真に受けてはいない
しかし、大人達は本気で恐れていた
信心深い子供であった晶は、素直に大人達の言葉を信じていた
16歳になった晶は教会の修道女として神に仕えている
ある日、晶は教会の近くの森に薬草を摘みに来ていた
「あ、もうこんなに暗くなってしまった…」
晶はランタンに火を灯して暗い夜の森を歩く
雲の合間から満月が覗く
すると、そう遠くはない場所から遠吠えが聞こえてきた
「…!はやく帰らなきゃ…!」
晶は慌てて教会を目指して駆け出した
この時、晶は自身を見つめる双眸に気付かなかった
「ほっ…なんとか教会に着いた…」
教会の敷地内に入り、晶は心の底から安堵した
しかし、晶は気付かなかった
まだあの双眸が自身を見つめている事に…
翌朝、教会を訪れた1人の男に晶は目を奪われた
海色の髪と不思議な色の瞳が印象的な男に、晶は神に仕える身でありながら強く惹かれてしまう
「やあ、初めましてシスター。俺はフィガロ・ガルシア。よろしくね」
「あ…わ、私は…晶、です…」
思わずぎこちない挨拶になってしまい、晶は恥じらう
「へえ…可愛いね」
「かわ…っ!」
晶は首から下げたロザリオを握りしめた
初な晶は、フィガロの纏う色気にたじろぐ
フィガロは晶に近づくと、すん…と匂いを嗅いだ
「うん…やっぱりイイ匂い…」
「ニオイ!?わ、私…そんなに臭いですか!?」
「ううん。俺の好きな匂いだよ」
「好き…!?」
フィガロはさらに晶に近づくと、晶の首筋の匂いを嗅ぐ
「あ、あの…!フィガロさん!」
「?」
「ち、近いです…!」
「ふふっ…何を想像したのかな?」
「…っ///」
「清らかなはずのシスターなのに、イケナイ想像をしちゃったのかい?」
「はわわ…///」
晶はフィガロのペースに呑まれてしまう
しかし、晶はそれを厭う気にはなれなかった
フィガロは何度も教会を訪れ、晶の心を惑わせる
神に身を捧げているシスターは清らかな処女でなくてはならないのに…と、晶は葛藤した
「ねえ、晶。もし、俺が人ならざる者だったら…どうする?」
「人ならざる者…?」
「例えば、突然異形の姿に変化する怪物だったら、きみはそれでも俺の事を好きでいてくれる?」
「好きですよ。フィガロは優しい人だから…」
「そう…ありがとう、晶。俺も大好きだよ」
再びの満月の日…
晶は木の実や山菜を集め、バスケットに詰めていた
「わ、もう月が昇ってきた…」
晶はランタンに火を灯して暗い森を歩む
すると、以前と同じように遠吠えが聞こえた
晶は駆け足で教会を目指す
しかし、樹の根に足を取られて転んでしまった
すぐ近くの茂みがガサガサと揺れた
「ひっ…!」
晶は恐怖で顔が引き攣る
茂みから狐が現れて晶の前を通り過ぎた
「な、なんだ…狐か…」
しゃがみ込んだ晶は安堵した
しかし次の瞬間、晶の表情が凍りつく
背後に何者かの気配がする
晶は自身を覆う大きな影に息を呑む
背後の何者かは晶の首筋の匂いを嗅いだ
獣の気配と同時に覚えのある匂いを感じた
「…フィガロ?」
晶は振り返って背後の存在を確認する
そこには噂に聞く特徴と同じ獣人がいた
癖のある被毛は見覚えのある海色…
纏う衣服はフィガロが着用していたものと一致している
晶はランタンを翳して獣人の顔を窺う
瞳はフィガロと同じ灰と榛の不思議な色…
「フィガロ…ですよね…?」
晶の言葉を肯定するかのように獣人は晶に頬擦りした
「フィガロ、言葉は話せますか?」
「うん。よく気付いたね、俺だって」
フィガロは獣の鼻先を晶の鼻先につん、とくっつけた
まるでキスをするかのように
晶はフィガロの頭を撫でる
「匂いも瞳もフィガロですし、間違うわけないですよ」
「ふっ…怖がらないの?」
「フィガロは優しいから、怖くないです」
「そんな事言うと…襲っちゃうよ…?」
「…いいですよ」
「…本当に?きみはシスターだろう?」
「今夜は、満月だから…」
「Lunatic、ね…」
フィガロはそっと晶を押し倒す
晶は無抵抗でフィガロを受け入れる
生々しい獣の気配と普段のフィガロが纏う清潔感のある匂いが混ざり合い、晶は狂気と安堵と興奮に高揚した
赤黒く露出した雄々しい陰茎で未開の膣が拓かれていく
「フィガロ、っ…!わたし…こんな…っ!」
「大丈夫だよ…おかしくなったのは、月のせいだから…」
陰茎の根元にある亀頭球が雌を逃がすまいと陰茎が抜けるのを防ぐ
修道服から覗く晶の白い脚がぴん、と伸びて絶頂を伝える
子宮に放たれる夥しい量の精子が生娘の清らかな身体を穢す
「ふぃがろ…もっと、して…?」
「いいよ…ほら、お尻向けて?」
律動の度に晶の胸元のロザリオが揺れる
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