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俺だけが現実
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「ン…んぅ…?」
「よっ!目が覚めた?」
「……は?」
見知らぬ部屋のベッドで寝ていた晶の隣には、全裸の黒校生徒がいた
晶自身、服をなにも着ていない…
「キャッ///」
晶は、咄嗟に両腕で胸元を隠す
「なんなの、アンタ!」
「つれない事言わないでよ~。昨日まであーんなにセックスした仲じゃん、オレら♡」
「な、に…言ってんの…」
ベッドの上で身を縮こまらせる晶に、黒校生徒は携帯で、ある動画を見せた
「あっ、あんっ、フィガロ…、きもちい♡」
画面の中に映し出された晶が、フィガロの名を呼びながらフィガロではない、複数の男達とセックスしている…
晶は、この状況に覚えがあった
「(夢の中…!)」
晶は、夢の中で複数人のフィガロと乱交した
その状況と、そっくりだったのだ
「(どうして…!?あれは夢で…私は、ちゃんとフィガロと…!)」
気が動転している晶に、黒校の生徒が覆い被さってきた
「キミのまんこ、他の2人よりキモチヨカッタからさー。もっとヤろうよー♡」
「嫌ッ!!離して!!」
晶がどれだけ喧嘩が強くても、男にマウントを取られてしまっては抵抗できない
「助けて!フィガロ!」
晶の悲痛な叫びが部屋に反響する
すると…
「助けに来たよ、晶」
此処にいるはずのない…でも、今1番聞きたかった声が聞こえる…
晶を組み敷いている黒校の生徒が後方にある扉を振り返ると、突然1発の銃声が鳴り響いた…
トサッ…
「…えっ?」
脱力した黒校生徒が、晶の上に倒れ込んできた
晶は、ぬるっとした温かいものを感じて、自身の肩口に触れる
『なにか』で濡れた自身の手を見て、晶は悲鳴を上げた
「キャー!!なにこれ!?血!?」
パニック状態の晶の元に、先程の声の主が近づいて来た
「大丈夫、安心して。これは全部、悪い夢だから…」
声の主は、晶の顔に柔らかい布を当てた
「んぐっ…!………すぅ…すぅ…」
晶は、脱力し、意識を失った…
唇に、柔らかい『なにか』が触れている…
「ん、…っん…?」
晶が目を覚ますと、そこには…
「おはよう、晶。よく眠っていたね」
晶の身体の横に手をついて、上から覗き込むフィガロがいた
どうやら此処は、晶の自室…ベッドの上のようだ
「フィガロ…」
晶は彼の名を呟くと、ポロポロと、涙を流した
凄く…フカイで、キモチヨクて、コワイ夢を見ていた気がする…
晶は、自身を見下ろすフィガロに抱き着いた
「…怖い夢でも見た?」
「…うん」
いつになく素直な晶を、フィガロは抱き締め返してやる
「大丈夫。王子様の愛のキスで、お姫様は悪夢から醒めたんだよ」
「ふふっ…お姫様って柄じゃないよ…。でも…ありがとう…」
その日以来、晶は憑き物が落ちたように、素行の悪さが改善した
「死体は解体して、全てロシアの海に沈めなさい」
「承りました、フィガロ様」
射殺した男達の遺体の処理を部下のアイザック達に命じる
強姦された少女達は、既に保護した
フィガロは、自身の上着を着せた晶を姫抱きにして、不良達の『ヤリ部屋』から晶を救出する
「遅くなって、ごめんね…。晶…」
不良の血に塗れた晶を黒い高級車に乗せ、1度、フィガロが住む父の別宅へ連れて行く
クロロホルムで眠らせた晶の身体を浴室で清めてやる
「ちっ…」
膣だけでなく、アナルからも夥しい量の精液が溢れ出て、フィガロは苛立ちを抑え切れずに舌打ちした
すぐにでも陰茎を突き立て、カリ首で他の男の精液を掻き出したい衝動を堪える
晶と繋がるなら、心を通わせてからでなくては、意味が無い
制服を着せた晶を自宅まで送り届ける
フィガロは、行方不明の娘の安否を心配していた晶の父に事情を説明した
晶が不良少女達と共に性的暴行を受けた事…
全員救出した事…
犯人達の行方は分からない事…
晶は、今回の事件について詳しく覚えていないから、思い出さないように気を遣ってあげてほしい事…
娘と真剣に向き合ってあげてほしい事…
自身と晶の結婚を認めてほしい事…
フィガロは、未来の義父と様々な話をした
自室のベッドで眠る晶をフィガロは見守る
一向に目を覚まさない晶に、不安が募る
晶達が不良グループに投与されたのは、通称『夢の森』…
正式名称『毒林檎(ラ ポム アンポワゾネ)』と呼ばれる薬物だ
特殊な木から精製された『毒林檎』は、服用した者に幻覚を見せる
その幻は、服用者が最も望む者や光景を見せるのだという…
主に、意中の相手との叶わぬ逢瀬を叶え、一時の情欲を満たす目的で使用されるが、過剰に摂取すれば死に至る
血液検査の結果、少女達は致死量一歩手前まで『毒林檎』を摂取していた
救出が遅れていたら、取り返しがつかなかっただろう…
「目覚めておくれ、美しい人…」
昔、演技をした王子様の台詞を呟く
王子様を真似て、フィガロは、愛する『白雪姫』に口づけた…
「よっ!目が覚めた?」
「……は?」
見知らぬ部屋のベッドで寝ていた晶の隣には、全裸の黒校生徒がいた
晶自身、服をなにも着ていない…
「キャッ///」
晶は、咄嗟に両腕で胸元を隠す
「なんなの、アンタ!」
「つれない事言わないでよ~。昨日まであーんなにセックスした仲じゃん、オレら♡」
「な、に…言ってんの…」
ベッドの上で身を縮こまらせる晶に、黒校生徒は携帯で、ある動画を見せた
「あっ、あんっ、フィガロ…、きもちい♡」
画面の中に映し出された晶が、フィガロの名を呼びながらフィガロではない、複数の男達とセックスしている…
晶は、この状況に覚えがあった
「(夢の中…!)」
晶は、夢の中で複数人のフィガロと乱交した
その状況と、そっくりだったのだ
「(どうして…!?あれは夢で…私は、ちゃんとフィガロと…!)」
気が動転している晶に、黒校の生徒が覆い被さってきた
「キミのまんこ、他の2人よりキモチヨカッタからさー。もっとヤろうよー♡」
「嫌ッ!!離して!!」
晶がどれだけ喧嘩が強くても、男にマウントを取られてしまっては抵抗できない
「助けて!フィガロ!」
晶の悲痛な叫びが部屋に反響する
すると…
「助けに来たよ、晶」
此処にいるはずのない…でも、今1番聞きたかった声が聞こえる…
晶を組み敷いている黒校の生徒が後方にある扉を振り返ると、突然1発の銃声が鳴り響いた…
トサッ…
「…えっ?」
脱力した黒校生徒が、晶の上に倒れ込んできた
晶は、ぬるっとした温かいものを感じて、自身の肩口に触れる
『なにか』で濡れた自身の手を見て、晶は悲鳴を上げた
「キャー!!なにこれ!?血!?」
パニック状態の晶の元に、先程の声の主が近づいて来た
「大丈夫、安心して。これは全部、悪い夢だから…」
声の主は、晶の顔に柔らかい布を当てた
「んぐっ…!………すぅ…すぅ…」
晶は、脱力し、意識を失った…
唇に、柔らかい『なにか』が触れている…
「ん、…っん…?」
晶が目を覚ますと、そこには…
「おはよう、晶。よく眠っていたね」
晶の身体の横に手をついて、上から覗き込むフィガロがいた
どうやら此処は、晶の自室…ベッドの上のようだ
「フィガロ…」
晶は彼の名を呟くと、ポロポロと、涙を流した
凄く…フカイで、キモチヨクて、コワイ夢を見ていた気がする…
晶は、自身を見下ろすフィガロに抱き着いた
「…怖い夢でも見た?」
「…うん」
いつになく素直な晶を、フィガロは抱き締め返してやる
「大丈夫。王子様の愛のキスで、お姫様は悪夢から醒めたんだよ」
「ふふっ…お姫様って柄じゃないよ…。でも…ありがとう…」
その日以来、晶は憑き物が落ちたように、素行の悪さが改善した
「死体は解体して、全てロシアの海に沈めなさい」
「承りました、フィガロ様」
射殺した男達の遺体の処理を部下のアイザック達に命じる
強姦された少女達は、既に保護した
フィガロは、自身の上着を着せた晶を姫抱きにして、不良達の『ヤリ部屋』から晶を救出する
「遅くなって、ごめんね…。晶…」
不良の血に塗れた晶を黒い高級車に乗せ、1度、フィガロが住む父の別宅へ連れて行く
クロロホルムで眠らせた晶の身体を浴室で清めてやる
「ちっ…」
膣だけでなく、アナルからも夥しい量の精液が溢れ出て、フィガロは苛立ちを抑え切れずに舌打ちした
すぐにでも陰茎を突き立て、カリ首で他の男の精液を掻き出したい衝動を堪える
晶と繋がるなら、心を通わせてからでなくては、意味が無い
制服を着せた晶を自宅まで送り届ける
フィガロは、行方不明の娘の安否を心配していた晶の父に事情を説明した
晶が不良少女達と共に性的暴行を受けた事…
全員救出した事…
犯人達の行方は分からない事…
晶は、今回の事件について詳しく覚えていないから、思い出さないように気を遣ってあげてほしい事…
娘と真剣に向き合ってあげてほしい事…
自身と晶の結婚を認めてほしい事…
フィガロは、未来の義父と様々な話をした
自室のベッドで眠る晶をフィガロは見守る
一向に目を覚まさない晶に、不安が募る
晶達が不良グループに投与されたのは、通称『夢の森』…
正式名称『毒林檎(ラ ポム アンポワゾネ)』と呼ばれる薬物だ
特殊な木から精製された『毒林檎』は、服用した者に幻覚を見せる
その幻は、服用者が最も望む者や光景を見せるのだという…
主に、意中の相手との叶わぬ逢瀬を叶え、一時の情欲を満たす目的で使用されるが、過剰に摂取すれば死に至る
血液検査の結果、少女達は致死量一歩手前まで『毒林檎』を摂取していた
救出が遅れていたら、取り返しがつかなかっただろう…
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