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13話
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少し話が逸れてしまいましたが、お父様とお母様が昨日の睡眠時間を削って書き上げた書類の内容を説明しますわね。
えーっと....まず一番最初には、私とフレグリッド様が婚約することになった経緯のようなことが書かれていますわね。
実は私自身しっかりと内容を知っているわけではなかったので、これが知ることが出来るのは嬉しいですわ。
そう思いながら、最初の文を読み進めていると、どうやら私とフレグリッド様の婚約は先々代の当主様の遺言も関係していますが、一番は陛下が我が家に頼み込んできたから、というのが理由みたいですわね。
というのも、陛下は我が家が独立しようとしていることを噂に聞いて、辺境の、しかも我が家のような国の中でも相当な武力のある領地を手放すのは国にとって痛手すぎる、と考えたみたいですわ。
なので、ちょうどフレグリッド様と私の年齢が同じだ、ということに目をつけ、婚約させてしまえば下手に独立することもできないだろう、と思っていたみたいです。
ちなみに、私とフレグリッド様が婚約した時の誓約書ではしっかりと私が嫁いでいる間、独立しないことを約束させられていましたわ。
先々代の遺言ついては、サラッと書いているくらいで内容はわかりませんが.........そもそも、この婚約は断ることが出来たはずなのに、なぜ受けてしまったんでしょう?
そう思った私は、お父様に
「なぜ私とフレグリッド様の婚約を断れなかったんですの?」
と聞いてみましたわ。
だって、私だってこの家の娘なのに、ずっと聞かないままなのもおかしい話ですもの。
今までは私がまだ教えてもらえるような年齢ではないから、だと思っていましたが、今年で成人するのに教えてもらっていないのはおかしいですわよね?
なんて思っていると、お父様は私の質問に一瞬言うか言わないか悩んだのか固まっていましたが、私が相当知りたがっている、というのは雰囲気で伝わったんでしょう。
小さくため息をついた後に、渋々、という様子でしたが
「まぁ、簡単に言うと国にいるなら王族との婚約を申し込まれたら断るな、と言われていたんだよ。先々代と当時の陛下は幼馴染だったからね......国にいるなら王族と、何かしらの繋がりを作りたかった、とのことだ」
と教えてくれましたわ。
聞いてみても
「そうなんですのね」
という感想でしたが、もしかしたらお父様なりに私に気を遣って言わなかった、とかでしょうか?
だって、私の意思とは関係なしに遺言のせいで、王族と婚約させられるという内容ですものね。
そう考えると、いくら遺言でも残して良い言葉と悪い言葉、というものがありますわよね。
なんて思っていると、お兄様がお父様の言葉に補足するような形で
「ただ、先々代から今まで、我が家で誕生した令嬢はアリスティアただ1人だったからね。今回初めて約束は守ったけど、それも王族のせいで無駄になった、という.....なんとも皮肉な話だよ」
苦笑しながらそう教えてくれましたわ。
あら......そういえば、前に聞いたことがありますわね。
フージュリン辺境で令嬢が産まれるのは本当に稀で、30年に一度くらいの確率でしかない、と。
なぜ男しか生まれないのか、原因はわかっていませんが、私が誕生した時は令嬢だと聞いて領地内で大騒ぎだった、とお母様が教えてくれましたわ。
先々代は数少ない王族と繋がれるチャンスだ、と思って言葉を残したんでしょうか?
.......なんだか納得できませんわね。
えーっと....まず一番最初には、私とフレグリッド様が婚約することになった経緯のようなことが書かれていますわね。
実は私自身しっかりと内容を知っているわけではなかったので、これが知ることが出来るのは嬉しいですわ。
そう思いながら、最初の文を読み進めていると、どうやら私とフレグリッド様の婚約は先々代の当主様の遺言も関係していますが、一番は陛下が我が家に頼み込んできたから、というのが理由みたいですわね。
というのも、陛下は我が家が独立しようとしていることを噂に聞いて、辺境の、しかも我が家のような国の中でも相当な武力のある領地を手放すのは国にとって痛手すぎる、と考えたみたいですわ。
なので、ちょうどフレグリッド様と私の年齢が同じだ、ということに目をつけ、婚約させてしまえば下手に独立することもできないだろう、と思っていたみたいです。
ちなみに、私とフレグリッド様が婚約した時の誓約書ではしっかりと私が嫁いでいる間、独立しないことを約束させられていましたわ。
先々代の遺言ついては、サラッと書いているくらいで内容はわかりませんが.........そもそも、この婚約は断ることが出来たはずなのに、なぜ受けてしまったんでしょう?
そう思った私は、お父様に
「なぜ私とフレグリッド様の婚約を断れなかったんですの?」
と聞いてみましたわ。
だって、私だってこの家の娘なのに、ずっと聞かないままなのもおかしい話ですもの。
今までは私がまだ教えてもらえるような年齢ではないから、だと思っていましたが、今年で成人するのに教えてもらっていないのはおかしいですわよね?
なんて思っていると、お父様は私の質問に一瞬言うか言わないか悩んだのか固まっていましたが、私が相当知りたがっている、というのは雰囲気で伝わったんでしょう。
小さくため息をついた後に、渋々、という様子でしたが
「まぁ、簡単に言うと国にいるなら王族との婚約を申し込まれたら断るな、と言われていたんだよ。先々代と当時の陛下は幼馴染だったからね......国にいるなら王族と、何かしらの繋がりを作りたかった、とのことだ」
と教えてくれましたわ。
聞いてみても
「そうなんですのね」
という感想でしたが、もしかしたらお父様なりに私に気を遣って言わなかった、とかでしょうか?
だって、私の意思とは関係なしに遺言のせいで、王族と婚約させられるという内容ですものね。
そう考えると、いくら遺言でも残して良い言葉と悪い言葉、というものがありますわよね。
なんて思っていると、お兄様がお父様の言葉に補足するような形で
「ただ、先々代から今まで、我が家で誕生した令嬢はアリスティアただ1人だったからね。今回初めて約束は守ったけど、それも王族のせいで無駄になった、という.....なんとも皮肉な話だよ」
苦笑しながらそう教えてくれましたわ。
あら......そういえば、前に聞いたことがありますわね。
フージュリン辺境で令嬢が産まれるのは本当に稀で、30年に一度くらいの確率でしかない、と。
なぜ男しか生まれないのか、原因はわかっていませんが、私が誕生した時は令嬢だと聞いて領地内で大騒ぎだった、とお母様が教えてくれましたわ。
先々代は数少ない王族と繋がれるチャンスだ、と思って言葉を残したんでしょうか?
.......なんだか納得できませんわね。
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