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67話 サイラスside
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アリスティアが隣国に向かった後、残った僕と父上、母上の3人は執務室で話し合いをしていた。
なぜアリスティアがいない時に、と思われるかもしれないけど、これは大人の話し合いだからね。
何も知らないアリスティアがこの話し合いに参加するのは早すぎる、ということで仕方のないことなんだ。
まぁ....とはいえ、ずっと除け者にしておくわけにもいかないからいずれは話さないといけないけどね。
なんて思いながら、メイドが用意してくれたお茶を口に含むと
「さて、早速だが王族の方からこのような手紙が届いた」
と言った父上が本当に早速王族の家紋が入った封筒を机の上に置いた。
そして、封筒の隣には既に中から出した便箋と、契約書と書かれた紙が。
これには思わず
「謝罪の手紙と契約書、ですか......」
と呟いてしまったが、謝罪と同時に契約書を送り付けて来るところ、陛下も必死ということなんだろうな。
ちなみに手紙には、今回のバカ王子がやらかしてしまったことに関する謝罪が長々と書かれている、という感じだ。
まぁ、3枚にもわたる手紙の内容を要約すると
『自分たちの教育の仕方が悪かった。バカ王子は王太子の座を下ろす。だから第二王子と婚約してくれないか?』
という感じだな。
それで契約書の内容は
『第二王子と婚約する代わりに国から出て行かない』
という、なんともふざけた内容だ。
はぁ.......流石にため息をついてしまいそうになる内容だが、
「そもそも、なぜ王子との婚約ということだけで我が家を繋ぎ留めれると思っているんでしょう」
ついそう呟くと、どうやら父上も同じことを思っていたみたいで
「本当にその通りだな。別に王子との婚約なんてなくてもこの国に居たいと思ったらいるし、出て行きたいと思ったから出て行くんだ」
と言って大きくため息をついていた。
普段は優しい母上までもが手紙を読んで苦笑しながら
「私たちはパーティーの会場にいたわけではないから何とも言えないけど、王太子には相当罵倒されたんでしょう?」
と言っているのを見ると、母上なりに怒っているみたいだね。
まぁ、当然かもしれないけど.......僕としても我が家がバカにされるようなことは何1つない、と思っているしね。
父上は、母上の質問に対して
「あー.....多分だが、陛下も王妃も、我が家がどのようなことをしていて、国にどれほどの利益をもたらしているのか何も伝えていないんだろうな」
と苦笑しながら言っているけど、これに関しては
「そうだとはいえ、貴族の間で辺境伯はただの田舎者だ、と広まっているのはやはり納得が出来ませんけどね」
そう言わずにはいられなかった。
だって、いくらここが辺境だとはいえ、僕としては王都に負けないくらい発展していると思っている。
いや.....王都よりも発展している、と言ってもいいくらいだ。
それなのに、辺境だ、というただそれだけの理由でバカにするこの国の貴族達にもうんざりだし、そんな奴らの為にわざわざ頑張ろうと思うことが出来ない。
それくらいに、こっちも限界を迎えている、ということだ。
まぁ、流石にこんな僕の汚い本音をアリスティアに見せるわけにはいかないから、父上たちの前でしか言わないけどね。
なぜアリスティアがいない時に、と思われるかもしれないけど、これは大人の話し合いだからね。
何も知らないアリスティアがこの話し合いに参加するのは早すぎる、ということで仕方のないことなんだ。
まぁ....とはいえ、ずっと除け者にしておくわけにもいかないからいずれは話さないといけないけどね。
なんて思いながら、メイドが用意してくれたお茶を口に含むと
「さて、早速だが王族の方からこのような手紙が届いた」
と言った父上が本当に早速王族の家紋が入った封筒を机の上に置いた。
そして、封筒の隣には既に中から出した便箋と、契約書と書かれた紙が。
これには思わず
「謝罪の手紙と契約書、ですか......」
と呟いてしまったが、謝罪と同時に契約書を送り付けて来るところ、陛下も必死ということなんだろうな。
ちなみに手紙には、今回のバカ王子がやらかしてしまったことに関する謝罪が長々と書かれている、という感じだ。
まぁ、3枚にもわたる手紙の内容を要約すると
『自分たちの教育の仕方が悪かった。バカ王子は王太子の座を下ろす。だから第二王子と婚約してくれないか?』
という感じだな。
それで契約書の内容は
『第二王子と婚約する代わりに国から出て行かない』
という、なんともふざけた内容だ。
はぁ.......流石にため息をついてしまいそうになる内容だが、
「そもそも、なぜ王子との婚約ということだけで我が家を繋ぎ留めれると思っているんでしょう」
ついそう呟くと、どうやら父上も同じことを思っていたみたいで
「本当にその通りだな。別に王子との婚約なんてなくてもこの国に居たいと思ったらいるし、出て行きたいと思ったから出て行くんだ」
と言って大きくため息をついていた。
普段は優しい母上までもが手紙を読んで苦笑しながら
「私たちはパーティーの会場にいたわけではないから何とも言えないけど、王太子には相当罵倒されたんでしょう?」
と言っているのを見ると、母上なりに怒っているみたいだね。
まぁ、当然かもしれないけど.......僕としても我が家がバカにされるようなことは何1つない、と思っているしね。
父上は、母上の質問に対して
「あー.....多分だが、陛下も王妃も、我が家がどのようなことをしていて、国にどれほどの利益をもたらしているのか何も伝えていないんだろうな」
と苦笑しながら言っているけど、これに関しては
「そうだとはいえ、貴族の間で辺境伯はただの田舎者だ、と広まっているのはやはり納得が出来ませんけどね」
そう言わずにはいられなかった。
だって、いくらここが辺境だとはいえ、僕としては王都に負けないくらい発展していると思っている。
いや.....王都よりも発展している、と言ってもいいくらいだ。
それなのに、辺境だ、というただそれだけの理由でバカにするこの国の貴族達にもうんざりだし、そんな奴らの為にわざわざ頑張ろうと思うことが出来ない。
それくらいに、こっちも限界を迎えている、ということだ。
まぁ、流石にこんな僕の汚い本音をアリスティアに見せるわけにはいかないから、父上たちの前でしか言わないけどね。
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