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遂に出た。階段落ちイベント
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制服は、ケイトにも手伝ってもらい、タオルを当てて丁寧に水分を取ったからか、幸い、型崩れ等もしないで済みそうだ。
タオルもちゃんと洗ってふかふかだ。
でも、クラスも分からないし、もしかしたら上級生かもしれない。
はぁ…レニー様…窮地に助けられたからか、まだ何も分かっていないのに、恋してしまいそう…
タオルだって全然汗臭くなかったし、むしろ…
はっ。私ったらレニー様のタオルの匂いをかいでいるなんて、変態だわ。
でも、洗ったからセーフよね!
あと、どんなイベントがあったかな…階段落ちはありそう。しかも悪役令嬢全員に狙われているみたいだから、誰がやってくるか分からない。遂に命の危機だわ…しかも、誰とも好感度が上がってないから、誰も助けてくれない…
つい弱気になってしまったわ。でも酷くない?こっちはフラグ折りまくって誰とも仲良くなっていないのに、一方的に虐めてくるなんて。
あと、あの高笑いを必ずして…あれは恐怖だわ。
学園中央の大階段。イベントはここで起こる予定だ。だからなるべく遠回りしても他の階段を使うようにしている。
なのに何故にこうなった…
今私は、令嬢全員に高笑いされながら追いかけられている。
怖い怖い怖い!勘弁してよ…私にはあなた達の婚約者を奪おうなんて気はないんだから!
お待ちになって…なんて、待てる訳ないじゃない!こんな事なら誰でもいいから、好感度を上げておくんだった!
まずい…このまま行ったら大階段だ…っ!でも止まったら、何されるか分からない!
落ちなきゃいいんだわ!足をかけようにも、背中を押されようにも、追いつかれなければ出来ない。鍛えていたお陰で私の足が一番速い!
スカートを翻して走るなんてはしたないけど、高位令嬢達も皆同じだわ!
しっかりと階段を見据えて、早足で降りていく…!って、嘘でしょう!
踊り場の所に人がいる!避けなきや、巻き添えにしてしまうわ!
「オーッホッホッホ。逃げても無駄ですわ!」
「オーッホッホッホ、これだから野蛮な低位貴族は!」
「オーッホッホッホ。何もしませんわ!」
だったら追いかけて来ないでよ!
あっ…まずい!ぶつかる…!
横に飛んで、登ってきた誰かを避ける…
落ち、落ちる…!
その瞬間、ぐっと腕を引かれた。
腕を引いたその人は、手すりを掴んで力を込める。
私はどうにか落ちずに済んだけど、目標を失った令嬢達は、そのままの勢いで折り重なるようにして落ちていく…
「レニー様…!」
手を引いてくれた誰かは、レニー様だった。安心して気の抜けてしまった私は、お礼も忘れて気を失ってしまった…
気が付いたら保健室で、レニー様が付き添ってくれていた。
タオルもちゃんと洗ってふかふかだ。
でも、クラスも分からないし、もしかしたら上級生かもしれない。
はぁ…レニー様…窮地に助けられたからか、まだ何も分かっていないのに、恋してしまいそう…
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はっ。私ったらレニー様のタオルの匂いをかいでいるなんて、変態だわ。
でも、洗ったからセーフよね!
あと、どんなイベントがあったかな…階段落ちはありそう。しかも悪役令嬢全員に狙われているみたいだから、誰がやってくるか分からない。遂に命の危機だわ…しかも、誰とも好感度が上がってないから、誰も助けてくれない…
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怖い怖い怖い!勘弁してよ…私にはあなた達の婚約者を奪おうなんて気はないんだから!
お待ちになって…なんて、待てる訳ないじゃない!こんな事なら誰でもいいから、好感度を上げておくんだった!
まずい…このまま行ったら大階段だ…っ!でも止まったら、何されるか分からない!
落ちなきゃいいんだわ!足をかけようにも、背中を押されようにも、追いつかれなければ出来ない。鍛えていたお陰で私の足が一番速い!
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しっかりと階段を見据えて、早足で降りていく…!って、嘘でしょう!
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「オーッホッホッホ。逃げても無駄ですわ!」
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「オーッホッホッホ。何もしませんわ!」
だったら追いかけて来ないでよ!
あっ…まずい!ぶつかる…!
横に飛んで、登ってきた誰かを避ける…
落ち、落ちる…!
その瞬間、ぐっと腕を引かれた。
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