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復活と後悔
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私…死んだのかな。頭がぼんやりして、よく思い出せない。
ふと目を開けると、亜空間よりも暗いけど、所々にぼうっとした灯りが見える。
ああ…そうだ。結界さえ貫く破壊光線で、半身を貫かれた。
…!眷属達は…無事?…ああ…これは、パスが途切れているな…
それにしても、ここはどこなんだろう…水の音?
音に惹かれて近付くと、暗い川に白くぼんやりと光る玉が流れていた。
もしかして、三途の川?
そっか…私、死んだんだもんね…
ふらふらと川に近付き、入ろうとした所で止められた。
「もう…金色魂のあなたは、来る場所が違うのですよ…それにまだ、死んでないじゃないですかぁ」
小さい、5歳位の美ショタ様…当然初対面だ。
「もう…困ったなぁ。取り敢えずアルミネア様の所に行きましょう!いらっしゃるといいんだけど」
少年はメイの手を取り、転移した。
「まあ…メイ!良かったわ。アレンの所にいたのね!」
「もう。びっくりしちゃいましたよぉ。新神さんですか?」
「その予定よ。連れてきてくれてありがとう」
「いいえ!良かったです」
アレンはちょっと頭を下げて転移した。
メイはまだ、ぼんやりとしている。
「肉体は眷属の力で甦ったけど、ショックで魂が離れてしまったのね。もう…ラスカームがいたのに!」
アルミネアはメイの側に寄り、そっと抱き締めた。
「大きくなったわね…メイ。邪竜と戦わせてしまってごめんなさいね…でもメイが足止めしてくれて、助かったわ」
お陰でラスカームが間に合った。
「それと、エルフ族達の事…本当にありがとう」
名残惜しそうにしていたが、アルミネアはそっと手を放した。
「メイ…待っているわ」
メイの姿が消えたそこに、ネリーが慌てて入ってきた。
「…もう少し待っててくれても良かったじゃない」
「どうせ、そう待たずに会えるわよ」
「分かっているけど…意地悪だわ」
「そうかしら?教会に来てくれたメイに一番多く会っていたのも、ネリーじゃない」
「そんなに子供みたいな我が儘ばかり言ってると、呆れられてしまうんだから」
「メイは優しいもの!大丈夫よ!」
「主神としては問題ありだわ」
呟いて、さっさと行ってしまった。
目が覚めたのは、亜空間の中。
辺り一面血の海で、それを見て少し思い出した。
シュガーが空間支配の力で私の亜空間と繋げて入れたけど、その時には私の体に穴が開いていたんだよね…
酷く頭が痛い。貧血だろう。
それにしてもこの出血で生きているなんて。
違う…私、眷属達の命を吸って、甦ったんだ。今まで心を満たしていた眷属達との繋がりが感じられない…!
復活は、しているかもしれない。そういうスキルを持っていたし、アロカシアには魔道具を作ってある。
私は…シャーロットに貰った腕輪と変えてしまったんだ。
もうみんな…私を受け容れてくれないかもしれない。後衛で魔法を使っていただけなのに、あっさり死んでしまって…自分を殺してしまうような主になんて、きっと仕えてくれない。
これから…どうしよう?亜空間から出ても、誰もいないかもしれない…だめ…どうしても悪い方向にしか考えられない。
あの怖い竜はラスカームが倒してくれたと思う。
確かめてみよう。
外に出ると、激しい戦闘の跡が残っている。なぎ倒された木々。焼け落ちたものもある…ん?あれは…
石像?だいぶ古い物だけど、ラスカーム?…邪竜を倒した英雄ラスカームの像…そういえば元は人だって言ってた。
死骸は消滅させたんだろうな…もう気配も何もない。
みんなはどこかな…考えるまでもないかな…多分湖の聖域だ。
うん。帰ろう。認めてくれなくて、アロカシアにぱっくんされてもいいや…元眷属達になら、命を取られても文句は言えない。
湖の畔。みんな元の姿でいたけど、パスが繋がっていないから、どんな気持ちか分からない。
「うにゃっ…にゃー!」
シュガーの絞扼。爪が食い込んで痛い…走り寄ってきたランスに押し倒されて、ペロペロ舐められる。
空を飛んできたフレイムは、アロカシアの突進を避けて、そのアロカシアは…大きな口を開けて、ランスを押しのけて舐めてきた。…ぱっくんされなかったけど、涎でべちょべちょだ。
(メイー!信じて待ってて良かったの…ずっと見つからなくて…でも、メイならここに帰ってくると思ってたの!)
(ごめんなさいにゃ。にゃーがもうちょっと早くメイを避難できたら、死なずに済んだのにゃ…)
(主は死んでいない。我ら眷属がいたからな)
(それよりメイ、ボク達を眷属に戻して欲しいの)
「でも…私でいいの?」
(俺はメイじゃなきゃ嫌だ)
(ボクもなの)
(主以外、考えられない)
(メイが大好きにゃー!)
「うっ…みんな…ありがとう…」
みんな優しい…分かってたのに、攻撃されるかもしれないって思うなんて…
みんな人化して、一塊になって泣いた。
取り敢えず、みんなと従魔契約を結んだ。やっぱり眷属の時と感覚が全然違う。
同意だけで結べる従魔契約とは違って、眷属にするのはちょっと難しい。特にみんな、進化してるからね。
「にゃーが一番にゃ!」
リーダーはアロカシアに譲っても、そこは譲れないらしい。
シュガーの事だけを考えながら、眷属にしていく。
「やったにゃー!」
「ふう…成功して良かった」
神様にゃんこ、神様わんこ、神様鳥さん…神様竜は…
「…難しい」
「な…!何故だ!我だけ仲間外れなのか?!」
「そうじゃなくて…おかしいな?回復し切れてないのかな?」
「あの日から一週間余り…そういえば、主はどうされていたのだ?」
「え…?そんなに経ってたの?…そういえば、亜空間の中の血は固まっていたな」
「覚えがない?邪竜と戦ったのは…」
「それはさすがに覚えてるよ…一週間記憶が飛んでるみたい?えっと…邪竜は」
「ラスカーム様も居られたから、すぐに倒す事が出来た。何やら急いでいたようで、すぐに消えてしまわれたが」
「お礼を言うひまもなかったにゃ」
「そっか…良く覚えてないけど、アルミネアに会った気がする」
「神のみもとに…」
うーん?一週間もあったなら、自動回復しててもおかしくないんだけどな…
まあいいや。加護が消えた訳じゃないし、何しろ死んだみたいだから、色々あるんだろうな…
うーん…私、大丈夫だよね?
ふと目を開けると、亜空間よりも暗いけど、所々にぼうっとした灯りが見える。
ああ…そうだ。結界さえ貫く破壊光線で、半身を貫かれた。
…!眷属達は…無事?…ああ…これは、パスが途切れているな…
それにしても、ここはどこなんだろう…水の音?
音に惹かれて近付くと、暗い川に白くぼんやりと光る玉が流れていた。
もしかして、三途の川?
そっか…私、死んだんだもんね…
ふらふらと川に近付き、入ろうとした所で止められた。
「もう…金色魂のあなたは、来る場所が違うのですよ…それにまだ、死んでないじゃないですかぁ」
小さい、5歳位の美ショタ様…当然初対面だ。
「もう…困ったなぁ。取り敢えずアルミネア様の所に行きましょう!いらっしゃるといいんだけど」
少年はメイの手を取り、転移した。
「まあ…メイ!良かったわ。アレンの所にいたのね!」
「もう。びっくりしちゃいましたよぉ。新神さんですか?」
「その予定よ。連れてきてくれてありがとう」
「いいえ!良かったです」
アレンはちょっと頭を下げて転移した。
メイはまだ、ぼんやりとしている。
「肉体は眷属の力で甦ったけど、ショックで魂が離れてしまったのね。もう…ラスカームがいたのに!」
アルミネアはメイの側に寄り、そっと抱き締めた。
「大きくなったわね…メイ。邪竜と戦わせてしまってごめんなさいね…でもメイが足止めしてくれて、助かったわ」
お陰でラスカームが間に合った。
「それと、エルフ族達の事…本当にありがとう」
名残惜しそうにしていたが、アルミネアはそっと手を放した。
「メイ…待っているわ」
メイの姿が消えたそこに、ネリーが慌てて入ってきた。
「…もう少し待っててくれても良かったじゃない」
「どうせ、そう待たずに会えるわよ」
「分かっているけど…意地悪だわ」
「そうかしら?教会に来てくれたメイに一番多く会っていたのも、ネリーじゃない」
「そんなに子供みたいな我が儘ばかり言ってると、呆れられてしまうんだから」
「メイは優しいもの!大丈夫よ!」
「主神としては問題ありだわ」
呟いて、さっさと行ってしまった。
目が覚めたのは、亜空間の中。
辺り一面血の海で、それを見て少し思い出した。
シュガーが空間支配の力で私の亜空間と繋げて入れたけど、その時には私の体に穴が開いていたんだよね…
酷く頭が痛い。貧血だろう。
それにしてもこの出血で生きているなんて。
違う…私、眷属達の命を吸って、甦ったんだ。今まで心を満たしていた眷属達との繋がりが感じられない…!
復活は、しているかもしれない。そういうスキルを持っていたし、アロカシアには魔道具を作ってある。
私は…シャーロットに貰った腕輪と変えてしまったんだ。
もうみんな…私を受け容れてくれないかもしれない。後衛で魔法を使っていただけなのに、あっさり死んでしまって…自分を殺してしまうような主になんて、きっと仕えてくれない。
これから…どうしよう?亜空間から出ても、誰もいないかもしれない…だめ…どうしても悪い方向にしか考えられない。
あの怖い竜はラスカームが倒してくれたと思う。
確かめてみよう。
外に出ると、激しい戦闘の跡が残っている。なぎ倒された木々。焼け落ちたものもある…ん?あれは…
石像?だいぶ古い物だけど、ラスカーム?…邪竜を倒した英雄ラスカームの像…そういえば元は人だって言ってた。
死骸は消滅させたんだろうな…もう気配も何もない。
みんなはどこかな…考えるまでもないかな…多分湖の聖域だ。
うん。帰ろう。認めてくれなくて、アロカシアにぱっくんされてもいいや…元眷属達になら、命を取られても文句は言えない。
湖の畔。みんな元の姿でいたけど、パスが繋がっていないから、どんな気持ちか分からない。
「うにゃっ…にゃー!」
シュガーの絞扼。爪が食い込んで痛い…走り寄ってきたランスに押し倒されて、ペロペロ舐められる。
空を飛んできたフレイムは、アロカシアの突進を避けて、そのアロカシアは…大きな口を開けて、ランスを押しのけて舐めてきた。…ぱっくんされなかったけど、涎でべちょべちょだ。
(メイー!信じて待ってて良かったの…ずっと見つからなくて…でも、メイならここに帰ってくると思ってたの!)
(ごめんなさいにゃ。にゃーがもうちょっと早くメイを避難できたら、死なずに済んだのにゃ…)
(主は死んでいない。我ら眷属がいたからな)
(それよりメイ、ボク達を眷属に戻して欲しいの)
「でも…私でいいの?」
(俺はメイじゃなきゃ嫌だ)
(ボクもなの)
(主以外、考えられない)
(メイが大好きにゃー!)
「うっ…みんな…ありがとう…」
みんな優しい…分かってたのに、攻撃されるかもしれないって思うなんて…
みんな人化して、一塊になって泣いた。
取り敢えず、みんなと従魔契約を結んだ。やっぱり眷属の時と感覚が全然違う。
同意だけで結べる従魔契約とは違って、眷属にするのはちょっと難しい。特にみんな、進化してるからね。
「にゃーが一番にゃ!」
リーダーはアロカシアに譲っても、そこは譲れないらしい。
シュガーの事だけを考えながら、眷属にしていく。
「やったにゃー!」
「ふう…成功して良かった」
神様にゃんこ、神様わんこ、神様鳥さん…神様竜は…
「…難しい」
「な…!何故だ!我だけ仲間外れなのか?!」
「そうじゃなくて…おかしいな?回復し切れてないのかな?」
「あの日から一週間余り…そういえば、主はどうされていたのだ?」
「え…?そんなに経ってたの?…そういえば、亜空間の中の血は固まっていたな」
「覚えがない?邪竜と戦ったのは…」
「それはさすがに覚えてるよ…一週間記憶が飛んでるみたい?えっと…邪竜は」
「ラスカーム様も居られたから、すぐに倒す事が出来た。何やら急いでいたようで、すぐに消えてしまわれたが」
「お礼を言うひまもなかったにゃ」
「そっか…良く覚えてないけど、アルミネアに会った気がする」
「神のみもとに…」
うーん?一週間もあったなら、自動回復しててもおかしくないんだけどな…
まあいいや。加護が消えた訳じゃないし、何しろ死んだみたいだから、色々あるんだろうな…
うーん…私、大丈夫だよね?
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