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山とレベルアップ!
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スキル習得難易度は神様の加護のお陰で覚えやすくなっているから、視力も強化された事で、鑑定も覚えたのだろう。後は、聴力とかも良くなってる気がする。
スキルの鑑定があるって事は本を読んで知っていたから余計に覚えやすかったのかも?
耐性…精神耐性があれば、魔物を倒すのも楽かもしれない。
そして、自動回復。良く見るチートスキルだね。
それにしても、時計を付けてからだよね?もしかして、薬屋のおじいさんは神様だった?
…うわ…でも、だとしたらどうして?考えても分からないけど、おじいさんがポーションの材料を欲しがっていた事は確かだから、頑張って見つけよう!
とりあえずヒーリング草も必要だし、薬の材料になる物は探しながら行きたいな。
もしかして、検索で調べられないかな?
ポーションの材料になる草…あ、結構出た。写真付きで出てきたから、分かりやすい。
ざっと見渡せる限りで鑑定を使って見ると、毒消しポーションになる物や、ハーブの類いも名前付きで見られる。
形が分かっている事が、鑑定をやり易くするのかも。私が薬草を見つけている間に、マシロがまたウサギを狩ってきた。
辺りが暗くなってきた。
折角なので、解体の仕方も分かったので、実践してみる。
これは食料品。しかももう死んでるから、お肉にして食べないと勿体ないし、マシロの努力も無駄になる。
解体用の刃がついたナイフで切り、ズルリと皮を剥ぐ。
あ…精神耐性が付いたら、ちょっと楽になった。
内臓をマシロが掘ってくれた穴に落として、血を…そうか。動脈から抜けるように血を水に見立てて操作…よし!
終わったら、マシロが土をかけてくれた。
水で綺麗にして、飛び散った血はクリーンで落とす。
適当に切って、調味料を揉み混んで串に刺す。
薪になりそうな木はドライで乾燥させてから、種火の魔法で火をつける。
流石に一匹分は多いので、アイテムボックスに入れておく。
水分を操作出来る…確かに水魔法とは全然別物みたいだな。
上手く行けば息が出来ないように水で鼻や口を覆って倒す事も出来そうだ。
明日はいよいよ山に入っていく。
今日はゆっくり休もう。
「それにしても、驚いたよね…今まで神様なんて信じてなかったけど、こちらの世界では神様って割と身近な存在なのかも。神様、加護とスキルをありがとうございます」
ブラッシングの手を止めて、祈る。本当は教会等で祈れれば一番いいのかもしれないけど、今は心の中でだけ、祈る。
「マシロ、明日も頑張ろうね!」
翌朝、山の手前で赤い牛が草を食べていた。
鑑定 ファイアーバッファロー
物凄く強そうだ。気配隠蔽がどこまで通じるか…!見付かった!
昨日出来るようになった、顔を水で覆うスキルを試してみよう!
「ギニャッ!」
牛の喉元が赤く光る…マシロも危険を察知して、私に避難を促すけど、下手に動いたらスキルが解けてしまう。
爆発!…そうか。水蒸気爆発だ!
マシロの結界が、私を守ってくれた。
止まらない、レベルアップのコール。いや…私が倒したというより、自爆に近いけど、私のレベルは一気に32に上がった。
「マシロ、守ってくれてありがとうね!」
マシロのスキルがなかったら、私達も無事じゃ済まなかっただろう。
大きな牛だし、自分で解体するのは無理だろう。
牛はアイテムボックスにスルリと入った…でも、まだまだ余裕はありそうだ。どれ位容量があるかは分からないけど、とても助かる。
気配隠蔽を上手く使い、魔物を避けつつ進む。
レベルが上がったからか、自分でも驚く程の体力がある。具体的に言うと、あまり疲れない。
魔物感知や遠視、魔力視等のスキルも習得出来た。多分感覚強化のお陰。目が良くなったからね。
これも加護のお陰だ。私みたいな一般人がこんな凄い加護を頂いていいものかと思うけど、これは異世界から召喚された人につくのかな?マシロも魔法神様の加護があるから魔法の扱いがすごく上手だし…なら、聖女のゆかりにはどんな凄い加護がついたのか。それに大魔法使いの愛理がいたんだから、ガリオン王国の情勢もすぐに回復してしまっただろう。
只働きはしない二人だから、お金はたくさんかかっただろうけど、復興は早い筈だ。
それにしても、寂しい山だ。枯れ木が多い。こんな所に本当に貴重な薬草があるんだろうか?
「ね、マシロ…ここでいいんだよね?」
「うにゃ!」
自信満々だな…マシロが私より地図が読めるのも凄い事だけど。
「時間は…もう少しあるね。先に夕ごはんにしようか」
亜空間に入って、スマホを見る。
おお…買い物出来る種類が増えたな。食事メニューも増えてる!
システムキッチン?お風呂!うわ…水洗トイレもある!
…ん?畑?
別空間にある畑で野菜等を育てる事が出来ます…管理は妖精がするので、私は魔力供給と、作る野菜を選ぶだけ…ソシャゲ?
でも、育てた野菜は取り出せて食べる事も可能…ポイント的には足りてるな。ならインストール!…って、それは必要ないのか。
ポイントはほぼ空で、お金もかなり減ったけど、後悔はしてない。
まずはじゃがいもか…これにもレベルがあって、私のレベルとは連動していない。
まずは四面分の畑。2面はじゃがいもにして、あとは蕪とほうれん草。
物によって収穫出来る時間が変わるのか…芋は一時間、蕪は10分、ほうれん草は30分か…ヤバイな、これ…はまったら時間を忘れて亜空間に引きこもりそう。スマホでの操作がここでしか出来ないからね。
本当に引きこもり用のスキルだな…
とりあえずお風呂に入ろう。極一般的なユニットバスだ。
魔力を流してお湯を出せるんだ…スキルで出してもいいな。
「マシロもお風呂入ろ!」
「にゃー…」
あ、やっぱり嫌なんだね。時間がないから採取が終わってからになるけど…本当に生えるのかな?
スキルの鑑定があるって事は本を読んで知っていたから余計に覚えやすかったのかも?
耐性…精神耐性があれば、魔物を倒すのも楽かもしれない。
そして、自動回復。良く見るチートスキルだね。
それにしても、時計を付けてからだよね?もしかして、薬屋のおじいさんは神様だった?
…うわ…でも、だとしたらどうして?考えても分からないけど、おじいさんがポーションの材料を欲しがっていた事は確かだから、頑張って見つけよう!
とりあえずヒーリング草も必要だし、薬の材料になる物は探しながら行きたいな。
もしかして、検索で調べられないかな?
ポーションの材料になる草…あ、結構出た。写真付きで出てきたから、分かりやすい。
ざっと見渡せる限りで鑑定を使って見ると、毒消しポーションになる物や、ハーブの類いも名前付きで見られる。
形が分かっている事が、鑑定をやり易くするのかも。私が薬草を見つけている間に、マシロがまたウサギを狩ってきた。
辺りが暗くなってきた。
折角なので、解体の仕方も分かったので、実践してみる。
これは食料品。しかももう死んでるから、お肉にして食べないと勿体ないし、マシロの努力も無駄になる。
解体用の刃がついたナイフで切り、ズルリと皮を剥ぐ。
あ…精神耐性が付いたら、ちょっと楽になった。
内臓をマシロが掘ってくれた穴に落として、血を…そうか。動脈から抜けるように血を水に見立てて操作…よし!
終わったら、マシロが土をかけてくれた。
水で綺麗にして、飛び散った血はクリーンで落とす。
適当に切って、調味料を揉み混んで串に刺す。
薪になりそうな木はドライで乾燥させてから、種火の魔法で火をつける。
流石に一匹分は多いので、アイテムボックスに入れておく。
水分を操作出来る…確かに水魔法とは全然別物みたいだな。
上手く行けば息が出来ないように水で鼻や口を覆って倒す事も出来そうだ。
明日はいよいよ山に入っていく。
今日はゆっくり休もう。
「それにしても、驚いたよね…今まで神様なんて信じてなかったけど、こちらの世界では神様って割と身近な存在なのかも。神様、加護とスキルをありがとうございます」
ブラッシングの手を止めて、祈る。本当は教会等で祈れれば一番いいのかもしれないけど、今は心の中でだけ、祈る。
「マシロ、明日も頑張ろうね!」
翌朝、山の手前で赤い牛が草を食べていた。
鑑定 ファイアーバッファロー
物凄く強そうだ。気配隠蔽がどこまで通じるか…!見付かった!
昨日出来るようになった、顔を水で覆うスキルを試してみよう!
「ギニャッ!」
牛の喉元が赤く光る…マシロも危険を察知して、私に避難を促すけど、下手に動いたらスキルが解けてしまう。
爆発!…そうか。水蒸気爆発だ!
マシロの結界が、私を守ってくれた。
止まらない、レベルアップのコール。いや…私が倒したというより、自爆に近いけど、私のレベルは一気に32に上がった。
「マシロ、守ってくれてありがとうね!」
マシロのスキルがなかったら、私達も無事じゃ済まなかっただろう。
大きな牛だし、自分で解体するのは無理だろう。
牛はアイテムボックスにスルリと入った…でも、まだまだ余裕はありそうだ。どれ位容量があるかは分からないけど、とても助かる。
気配隠蔽を上手く使い、魔物を避けつつ進む。
レベルが上がったからか、自分でも驚く程の体力がある。具体的に言うと、あまり疲れない。
魔物感知や遠視、魔力視等のスキルも習得出来た。多分感覚強化のお陰。目が良くなったからね。
これも加護のお陰だ。私みたいな一般人がこんな凄い加護を頂いていいものかと思うけど、これは異世界から召喚された人につくのかな?マシロも魔法神様の加護があるから魔法の扱いがすごく上手だし…なら、聖女のゆかりにはどんな凄い加護がついたのか。それに大魔法使いの愛理がいたんだから、ガリオン王国の情勢もすぐに回復してしまっただろう。
只働きはしない二人だから、お金はたくさんかかっただろうけど、復興は早い筈だ。
それにしても、寂しい山だ。枯れ木が多い。こんな所に本当に貴重な薬草があるんだろうか?
「ね、マシロ…ここでいいんだよね?」
「うにゃ!」
自信満々だな…マシロが私より地図が読めるのも凄い事だけど。
「時間は…もう少しあるね。先に夕ごはんにしようか」
亜空間に入って、スマホを見る。
おお…買い物出来る種類が増えたな。食事メニューも増えてる!
システムキッチン?お風呂!うわ…水洗トイレもある!
…ん?畑?
別空間にある畑で野菜等を育てる事が出来ます…管理は妖精がするので、私は魔力供給と、作る野菜を選ぶだけ…ソシャゲ?
でも、育てた野菜は取り出せて食べる事も可能…ポイント的には足りてるな。ならインストール!…って、それは必要ないのか。
ポイントはほぼ空で、お金もかなり減ったけど、後悔はしてない。
まずはじゃがいもか…これにもレベルがあって、私のレベルとは連動していない。
まずは四面分の畑。2面はじゃがいもにして、あとは蕪とほうれん草。
物によって収穫出来る時間が変わるのか…芋は一時間、蕪は10分、ほうれん草は30分か…ヤバイな、これ…はまったら時間を忘れて亜空間に引きこもりそう。スマホでの操作がここでしか出来ないからね。
本当に引きこもり用のスキルだな…
とりあえずお風呂に入ろう。極一般的なユニットバスだ。
魔力を流してお湯を出せるんだ…スキルで出してもいいな。
「マシロもお風呂入ろ!」
「にゃー…」
あ、やっぱり嫌なんだね。時間がないから採取が終わってからになるけど…本当に生えるのかな?
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