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超有名種族
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地図によると、場所はこの辺のはずだよね。目標の大きな滝もあるし。
外はもう真っ暗だ。
暗視のスキルを覚えた。覚えたら、暗くても見えるようになった。不思議だね。
「にゃ!」
ん?滝の方?…道が続いている。滝の裏に行けそうだ。そういえば、近くの観光地にもあったな…裏見の滝。字が違うとホラーになる。
「マシロ?来ないの?」
「にゃ…にゃう」
あ、ついては来るんだ。確かに水飛沫で濡れそうだよね。
滝の裏は洞穴のようになっていて、驚いた事に、そこにはチョコ〇が!
「わー!凄い!流石異世界。チョコ〇がいるなんて!色は黒いけど、黒チョコ〇は飛べるんだよね!」
(何?…!聖女。この山を癒しに来て下さったのですか?)
え?え?頭の中に声が!
「これも魔法?凄いな…この世界のチョコ〇は魔法が使えるんだね!」
(スキルです。それよりも聖女、月光草の為にも、この地に癒しを)
「えっと、ごめんなさい。私は聖女じゃなくて…私の知り合いが聖女だけど、私が頼んでもお願いは聞いてくれないと思う…」
(えっ…聖女じゃない?でも、)
彼女の周囲には、沢山の精霊が集まっている。その清冽な魔力に惹かれたのだろう。
「その人には聖女の癒しってスキルがあったから、それの事だとは思うけど、私はただの引きこもりで」
(スキルがない?称号が違う?)
「もしかして、山に枯れ木が多いから、月光草も生えないの?」
(もう何年も生えない)
うーん…肥料を撒いても駄目なのかな?チョコ〇の力になってあげたいけど…私には何も出来ないもんな…
「うにゃ、にゃ?」
「そんな事言われても…あ、そうか。新しいスキル、試してみようか」
神様に祈ると、もしかすると願いを叶えてくれるかもしれないって効果の、微妙なスキル。
加護を与えて下さった創造神様…チョコ〇の為にも、おじいさんの薬を作る為にも、お力を貸して下さい。
魔力が抜ける…うわ。これが魔力切れってやつ?
気を失った私の身体は、マシロが受け止めてくれた。
(ねえ、その子が聖女じゃないって本当なの?)
「にゃ…」
(ふうん…良く分からないけど、ボクから見たら、大地を癒したこの力は、聖女の物で間違いないんだよね。それよりも、世界にとって大切な聖女を守る従魔が君だけなんて…)
「にゃ!にゃう」
(守る力は持っている?でも、まだまだ力不足だよね…なら、ボクも協力するよ。従魔になって、君も含めて鍛えてあげる)
「うわ…もしかして、これが月光草?神様が、力を貸して下さったんだね…良かった」
白く、淡く光る花は月の光のように神秘的だ。
(良かったら、ボクを従魔にしない?いや、守らせて欲しい。ボクはエンペラーバードアルク。ただ、ボクの種族を他の人間に知られると色々と厄介だから、種族はマウントバードとしてくれればいいよ)
「えっ…えええっ?!まさか、チョコ〇が従魔になってくれるなんて…」
(ねえ、そのチョコ〇って何?ボクの名前として付けてくれた訳じゃないよね?)
「うん…この世界には知られていない種族だよ…あ、なら名前はチョコでいい?羽根の色がチョコレート色だし」
(そのチョコレートが何か分からないけど、いいよ。マスターの名前は?)
「サヤカ…でも、マスターなんて、そんな大層な物じゃないし、サヤカでいいよ。マシロの時もだけど、テイムのスキルって私…使ってないよね?」
(無くても、双方同意の上でなら、契約は成立するよ。それと、言葉を伝えるこれは魔法じゃなくて、スキルだから)
「そっか…マシロの場合は、何となく言いたい事が分かるだけだから、言葉が伝わるっていいね!でも、チョコはこの山から離れても平気なの?山の主とかそういうのじゃないの?」
(一応管理はしてるけど、何かあればすぐに分かるから平気だよ)
「そっか…よろしく!チョコ」
滝の裏から出てみると、あちこちに白い花が見えた。
「そうだ!ポーションの為に採取しないと!…いいよね?チョコ」
(勿論。採りすぎたりしなければ、これからは普通に生えるからね)
一輪でポーション5本分になる。私に作れなくても、町には他に薬屋もあるし、製薬スキルを使って練習すれば、いつかは私も作れるかもしれない。
亜空間を開いて、チョコを招き入れる前に、チョコにクリーンをかける。
(無理しないで。まだそんなに魔力は回復してないでしょ)
チョコは自分で浄化を使って、亜空間に入る。
(ここは不思議な空間だね…中から外の様子は分かるのに、外から感知される事はないみたいだ)
チョコが入ったら、庭に水浴び出来そうな池が現れた。庭も広いから、走り回っても平気だろう。
「あの…お願いなんだけど、もふもふさせて貰っていい?」
(えっ…ボクの羽根が欲しいとかじゃなくて?)
「え?何で?」
(何でって…ボクの羽根は風の付与も付くし、素材としてかなりの価値があるよ?)
「へえ…でも、もふもふの方がいいな。内側の羽根は柔らかそうだし、暖かそう」
(…いいけど、そんな風に思われたのは初めてだ…)
暖かい…そしてふわふわだ。羽根の芯の所は硬いけど、もふもふすると幸せな気持ちになる。
(…まあ、サヤカが喜んでいるならいいか…複雑な気分だけど)
外はもう真っ暗だ。
暗視のスキルを覚えた。覚えたら、暗くても見えるようになった。不思議だね。
「にゃ!」
ん?滝の方?…道が続いている。滝の裏に行けそうだ。そういえば、近くの観光地にもあったな…裏見の滝。字が違うとホラーになる。
「マシロ?来ないの?」
「にゃ…にゃう」
あ、ついては来るんだ。確かに水飛沫で濡れそうだよね。
滝の裏は洞穴のようになっていて、驚いた事に、そこにはチョコ〇が!
「わー!凄い!流石異世界。チョコ〇がいるなんて!色は黒いけど、黒チョコ〇は飛べるんだよね!」
(何?…!聖女。この山を癒しに来て下さったのですか?)
え?え?頭の中に声が!
「これも魔法?凄いな…この世界のチョコ〇は魔法が使えるんだね!」
(スキルです。それよりも聖女、月光草の為にも、この地に癒しを)
「えっと、ごめんなさい。私は聖女じゃなくて…私の知り合いが聖女だけど、私が頼んでもお願いは聞いてくれないと思う…」
(えっ…聖女じゃない?でも、)
彼女の周囲には、沢山の精霊が集まっている。その清冽な魔力に惹かれたのだろう。
「その人には聖女の癒しってスキルがあったから、それの事だとは思うけど、私はただの引きこもりで」
(スキルがない?称号が違う?)
「もしかして、山に枯れ木が多いから、月光草も生えないの?」
(もう何年も生えない)
うーん…肥料を撒いても駄目なのかな?チョコ〇の力になってあげたいけど…私には何も出来ないもんな…
「うにゃ、にゃ?」
「そんな事言われても…あ、そうか。新しいスキル、試してみようか」
神様に祈ると、もしかすると願いを叶えてくれるかもしれないって効果の、微妙なスキル。
加護を与えて下さった創造神様…チョコ〇の為にも、おじいさんの薬を作る為にも、お力を貸して下さい。
魔力が抜ける…うわ。これが魔力切れってやつ?
気を失った私の身体は、マシロが受け止めてくれた。
(ねえ、その子が聖女じゃないって本当なの?)
「にゃ…」
(ふうん…良く分からないけど、ボクから見たら、大地を癒したこの力は、聖女の物で間違いないんだよね。それよりも、世界にとって大切な聖女を守る従魔が君だけなんて…)
「にゃ!にゃう」
(守る力は持っている?でも、まだまだ力不足だよね…なら、ボクも協力するよ。従魔になって、君も含めて鍛えてあげる)
「うわ…もしかして、これが月光草?神様が、力を貸して下さったんだね…良かった」
白く、淡く光る花は月の光のように神秘的だ。
(良かったら、ボクを従魔にしない?いや、守らせて欲しい。ボクはエンペラーバードアルク。ただ、ボクの種族を他の人間に知られると色々と厄介だから、種族はマウントバードとしてくれればいいよ)
「えっ…えええっ?!まさか、チョコ〇が従魔になってくれるなんて…」
(ねえ、そのチョコ〇って何?ボクの名前として付けてくれた訳じゃないよね?)
「うん…この世界には知られていない種族だよ…あ、なら名前はチョコでいい?羽根の色がチョコレート色だし」
(そのチョコレートが何か分からないけど、いいよ。マスターの名前は?)
「サヤカ…でも、マスターなんて、そんな大層な物じゃないし、サヤカでいいよ。マシロの時もだけど、テイムのスキルって私…使ってないよね?」
(無くても、双方同意の上でなら、契約は成立するよ。それと、言葉を伝えるこれは魔法じゃなくて、スキルだから)
「そっか…マシロの場合は、何となく言いたい事が分かるだけだから、言葉が伝わるっていいね!でも、チョコはこの山から離れても平気なの?山の主とかそういうのじゃないの?」
(一応管理はしてるけど、何かあればすぐに分かるから平気だよ)
「そっか…よろしく!チョコ」
滝の裏から出てみると、あちこちに白い花が見えた。
「そうだ!ポーションの為に採取しないと!…いいよね?チョコ」
(勿論。採りすぎたりしなければ、これからは普通に生えるからね)
一輪でポーション5本分になる。私に作れなくても、町には他に薬屋もあるし、製薬スキルを使って練習すれば、いつかは私も作れるかもしれない。
亜空間を開いて、チョコを招き入れる前に、チョコにクリーンをかける。
(無理しないで。まだそんなに魔力は回復してないでしょ)
チョコは自分で浄化を使って、亜空間に入る。
(ここは不思議な空間だね…中から外の様子は分かるのに、外から感知される事はないみたいだ)
チョコが入ったら、庭に水浴び出来そうな池が現れた。庭も広いから、走り回っても平気だろう。
「あの…お願いなんだけど、もふもふさせて貰っていい?」
(えっ…ボクの羽根が欲しいとかじゃなくて?)
「え?何で?」
(何でって…ボクの羽根は風の付与も付くし、素材としてかなりの価値があるよ?)
「へえ…でも、もふもふの方がいいな。内側の羽根は柔らかそうだし、暖かそう」
(…いいけど、そんな風に思われたのは初めてだ…)
暖かい…そしてふわふわだ。羽根の芯の所は硬いけど、もふもふすると幸せな気持ちになる。
(…まあ、サヤカが喜んでいるならいいか…複雑な気分だけど)
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