裏の林にダンジョンが出来ました。~異世界からの転生幼女、もふもふペットと共に~

あかる

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何とか攻略!

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    いや…色々試したけど、こんな方法しかなかった。ボール状の結界の中で、転がしながら、歩く…凄く難しいんだよ、これが。真っ直ぐ行けないし、足場の所は避けないとならないし…中でもコロンと転がる。
    あって良かった自動回復。

    プールの中にボールを浮かせて遊ぶ、あれみたいな感じだ。ただし、結界なので滑るし、変形もしないけど。

    こんなに苦労した階層は別の意味で初めてだ。
    セーフティに辿りついたのは、夜になっていたと思う。海人君が驚いて、ヘロヘロになった私のテントを代わりに立ててくれた。
「何かね…疲れ過ぎて気持ち悪いから、夕飯無理」
「僕もパンだけで済ませちゃったけど…大丈夫?」

「一晩寝れば大丈夫だよ」

    海人君はいいよね。普通の方法で行けるから。
    私はまた、地獄のボールプールだ。揺れるし、転ぶし、ぶつけると当然痛いし…もう、二度と来たくない階層だと思った。
    地面に立ってもまだ揺れてる気がする…気持ち悪い気持ち悪い…これ程酷い乗り物酔いは初めてだ。

    それでもたどりついた私を褒めて欲しい。
    海人君に心配されるなんて、初めてじゃないかな?敢えてご飯抜きで挑んだのは間違いではないと思う。
    魔法石にタッチして、蹲る。
「海人君は次の階層行っていいよ」
「いや…さすがに心配だよ。外に出よう」

「うう…まだ揺れてる気がする…」
「酔い止めの薬、買ってこようか?」
「いい…吐く物なんて残ってないし」
「僕が亜空間開ければ良かったんだけどな」

    タマにも手伝って貰い、布団に横になる。
「役に立てなくて…ごめんね」
「気にしないで…大丈夫だから」

    前世でも今世でも、いつも助けてもらうのは僕で…前世ならまだ、薬を作るっていう方法で役に立てたけど…情けないな…

    翌朝、食欲をそそる香りで目を覚ました。
「ん…海人君?」
「気分どう?食欲は?」
「ん…大分いいよ何か作ってくれたの?」
「コンビニのお握りを崩して作ったお粥…これ位しか出来ないけど」
「ううん…嬉しい。ありがとう」
    優しい味の鮭粥に、心もほっこりと暖まる。

「今日は家に帰る?」
「んー…そうだね。夏休みも終わるし、学校の準備もしないと」

    美味しいハマアサリを集めつつ、最後の日を楽しんだ。

    
    そして始まる通常の日々。これからも美優達は、美味しい物を求めてダンジョン攻略を続けていくでしょう…
    続く冒険の日々を書くのは、これで一旦終わりにしたいと思います。
    こんな中途半端な終わり方しか出来なくて、申し訳ありません。
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感想 11

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みんなの感想(11件)

まりっか
2023.11.15 まりっか

読み返して。。。
カワイイなぁ
美味しそうだなぁ
いつかまた

解除
まりっか
2023.09.20 まりっか

終わらせてくれてありがとうございました。
私は楽しく読んです。

2023.09.23 あかる

いつも感想ありがとうございました。
二人の関係もいい感じで終わり、良かったかな…
フラグの全てを回収出来ていませんが、しばらく書くのは無理そうです。ありがとうございました。

解除
まりっか
2023.07.17 まりっか

カニよりエビ派
最近ボタンエビ食べてエビ好きになった
美優ちゃんカイ君も食べて欲しい

2023.07.17 あかる

エビも好きです。甘エビのお刺身、美味しいですよね。

解除

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