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第26話 赤髪の第二王女
レオニス殿下との婚約が内定した翌日。
私は、朝の勉強中だった。
「お嬢様」
珍しく、マルティナが慌てて部屋に入ってきた。
「マルティナ、そんなに慌ててどうしたの?」
「シュタインベルク王国から、王女様がお見えになったそうです」
「......シュタインベルク?」
「はい。アマーリエ・フォン・シュタインベルク様」
「......アマーリエ王女」
私は、その名前を頭の中で整理する。
シュタインベルク王国。軍事と交易に強い大国。
隣国の王女が、何の用で?
「何の目的で来国されたの?」
「それが......」
マルティナは、少し言いにくそうに続ける。
「殿下への、縁談だそうです」
「......縁談?」
「はい」
「......レオニス殿下、に?」
「はい」
私は、少し首を傾げる。
「......でも、私たちは婚約しているのに」
「まだ、ご存知ないのかもしれません」
マルティナは、複雑な表情を浮かべる。
「......昨日の今日ですものね。ありえるわ」
「はい......」
私はそれはそうか、と思った。
でも、ご婚約の申し入れで来国の先触れがあったとしたら、よほど前ではない限り、私と殿下が婚約する予定だということを伝えているのではないだろうか。
「それで、レオニス殿下がエレノア様をお呼びとのことです」
「わかったわ。王宮へ行きましょう」
「はい」
私は、状況をよく飲み込めないまま、急いで馬車に乗り込んだ。
王宮の迎接の間。
殿下も、すでに待っていた。
「エレノア」
殿下が、私に近づいて――。
また、さりげなく手の甲にキスをする。
「......っ」
私は、まだこれに慣れていない。
「......殿下」
「なんだ」
殿下は、悪戯っぽく笑う。
「何でもないです......」
私は、ひとつ咳払いをして心を落ち着けた。
「エレノア? もう『殿下』じゃなくて『レオニス』と呼んでくれ」
彼はそう言っていたが、私の口には「殿下」の方が自然だった。
「エレノア」
「......殿下」
「『レオニス』だよ」
「......レオ......にス......殿下」
「『殿下』を取り除いて」
私は、顔を赤くしながら苦戦していた。
「......レオニス」
「そうだ」
レオニスは、嬉しそうに笑う。
「やっと......」
「......やっと?」
私も、少し笑った。
ーーその時、扉が開いた。
「ご案内いたします」
王宮の侍女が、扉の向こうに声をかける。
そして――一人の女性が入ってきた。
燃えるような赤髪。
シュタインベルク王家に時折現れる、珍しく美しい髪の色だ。
「レオニス様!」
彼女は、レオニスの方を見て、明るい声で呼び出す。
「シュタインベルク王国第二王女、アマーリエ・フォン・シュタインベルクです!」
「......アマーリエ王女、お初にお目にかかります」
レオニスが、丁寧に礼をする。
だが――アマーリエ王女の顔が、突然変わった。
「......え?」
彼女の視線が、レオニスに寄り添うようにして立っている私に向かう。
「......あなたは?」
「エレノア・ヴァルディスです。レオニス殿下の婚約者です」
私は、丁寧に一礼する。
「アマーリエ王女殿下、お初にお目にかかります」
アマーリエ王女は――固まった。
「......婚約者?」
「はい」
「......婚約者!?」
声が上がる。
「なんですって!? 婚約者ですって!?」
アマーリエ王女は、ヒステリックに声を上げる。
「そんなの聞いてませんわ! 聞いてませんわよ!」
王宮内の侍女たちが、互いに視線を交わす。
レオニスは――穏やかに、しかし揺るぎなく答える。
「婚約は、先日正式に内定したばかりですので」
「で、でも......!」
アマーリエ王女は、信じられないように私を見つめる。
その視線は上から下へ。
私の髪色、瞳、体型、ドレス――すべて、見定めるように。
(......普通、じゃない。いえ、むしろ美人......!)
そして、すぐに怒りの表情に変わる。
「......ふん」
アマーリエ王女は、鼻を上げて言う。
「ヴァルディス家の娘ですの? 侯爵家ですのね」
「はい」
私は、冷静に答える。
「......まあ」
彼女は、肩をすくめる。
「でも、私はシュタインベルク王国の王女ですのよ。王女!」
「存じ上げております」
私は、穏やかに微笑む。
「アマーリエ王女殿下。お初にお目にかかります」
もう一度、丁寧に礼をする。
アマーリエ王女は――私の冷静さに、少しだけ勢いを失った。
だが、すぐに振り返り、レオニスに詰め寄る。
「レオニス殿下!」
「......はい」
「私、レオニス殿下と結婚するためにはるばる参りましたのよ! なぜ婚約者がいるのです!?」
「......アマーリエ王女」
レオニスが、静かに言う。
「婚約の件は、結ばれたばかりなのです。通達はまだ行っておりませんでした」
「そ、そんなの......!」
アマーリエ王女は、下唇を噛む。
レオニスは、そのまま私に少し寄る。
自然に。
さりげなく。
「貴国から、アマーリエ王女が御来国についての先触れがあれば、連絡は可能だったかと」
「なっ!」
「なんの連絡もなく、突然いらして突然婚約と言われても困ります。シュタインベルクの王はご存知のことで?」
「あっ、いえ、父は......王は、えっと」
私は、「なるほど」と思った。
レオニスはため息をつく。
なんとか弁明しようと口を開くアマーリエ王女だが、出てくるのは「あー」とか「うー」とかの言葉にならないものだった。
「と、とにかく、先触れがなかったことは、アレですけれど。私が自ら望んであなたを夫にと申しているのです!」
アマーリエ王女がレオニスに近づこうとすると。
レオニスは、私の肩を抱きそれを避けるように移動する。
「......っ」
アマーリエ王女は、キィッと歯を食いしばった。
「......わかりましたわ」
彼女は、強張った笑みを浮かべる。
「でも、そう簡単に諦めませんわよ!」
その宣言に、私は困惑した。
だが――レオニスの腕が、温かかった。
その温もりが、自信につながる。
「アマーリエ王女殿下。ご意向は、理解しました」
私は、穏やかに答える。
「まあっ、なんですの! もうっ」
アマーリエ王女は、ぷんぷんと音が聞こえるのではないかと思えるほどにぷんぷんして、宮殿の方へと歩き去っていった。
アマーリエ王女が去った後。
私は、レオニスと二人きりになった。
「......レオニス」
「ん?」
「......アマーリエ王女殿下、大丈夫かしら」
「大丈夫、か?」
レオニスは、少し驚いた顔をする。
「君自身が、大丈夫か聞かれてもいいのに」
「......でも、わざわざ遠くからいらっしゃったのに婚約者がいてーーだなんて、気の毒で……」
「エレノア」
レオニスは、少し笑った。
「君は、優しいな」
「......そう?」
「ああ」
レオニスは、私の手を取る。
「エレノアは、心配しなくていい」
「......はい」
「私は、エレノアだけを選んだ。それは、これからも変わらない」
その言葉に、胸が温かくなる。
「......ありがとう」
その夜。
私は自室で、マルティナと話していた。
「あの王女......キャンキャンしておいででしたね」
マルティナが、率直に言う。
「......マルティナ」
「何ですか」
「王女様に対して......」
「私はただ事実を申し上げただけです」
マルティナは、しれっと言う。
「レオニス殿下、きっちりお嬢様を守っていらっしゃいましたね」
「......ええ」
「あの王女が近づくたびに、体で遮るように......」
「......気づいていなかった」
私は、少し頬が熱くなる。
マルティナが、満足そうに微笑んだ。
私は――嬉しかった。
レオニスが、私を守ってくれていたのだと。
一方ーー王宮の廊下では。
「......殿下」
カイが、静かに声をかける。
「ああ」
レオニスが答える。
「アマーリエ王女、厄介そうですね」
「......ああ」
レオニスは、ため息をつく。
「このように無作法に来国してきたんだ、相手にする気はないが......迷惑、だな」
「はっきり言いますね。まあでも、エレノア様にはーー迷惑をかけたくないですよね」
「......そうだな」
レオニスは、廊下の窓から遠くを見つめる。
「私は、エレノアが笑顔でいられる限り、何でもいいんだけどな」
「それは難しそうですね」
カイは主の横顔を見つめて、呆れた顔をしてから......微笑んだ。
私は、朝の勉強中だった。
「お嬢様」
珍しく、マルティナが慌てて部屋に入ってきた。
「マルティナ、そんなに慌ててどうしたの?」
「シュタインベルク王国から、王女様がお見えになったそうです」
「......シュタインベルク?」
「はい。アマーリエ・フォン・シュタインベルク様」
「......アマーリエ王女」
私は、その名前を頭の中で整理する。
シュタインベルク王国。軍事と交易に強い大国。
隣国の王女が、何の用で?
「何の目的で来国されたの?」
「それが......」
マルティナは、少し言いにくそうに続ける。
「殿下への、縁談だそうです」
「......縁談?」
「はい」
「......レオニス殿下、に?」
「はい」
私は、少し首を傾げる。
「......でも、私たちは婚約しているのに」
「まだ、ご存知ないのかもしれません」
マルティナは、複雑な表情を浮かべる。
「......昨日の今日ですものね。ありえるわ」
「はい......」
私はそれはそうか、と思った。
でも、ご婚約の申し入れで来国の先触れがあったとしたら、よほど前ではない限り、私と殿下が婚約する予定だということを伝えているのではないだろうか。
「それで、レオニス殿下がエレノア様をお呼びとのことです」
「わかったわ。王宮へ行きましょう」
「はい」
私は、状況をよく飲み込めないまま、急いで馬車に乗り込んだ。
王宮の迎接の間。
殿下も、すでに待っていた。
「エレノア」
殿下が、私に近づいて――。
また、さりげなく手の甲にキスをする。
「......っ」
私は、まだこれに慣れていない。
「......殿下」
「なんだ」
殿下は、悪戯っぽく笑う。
「何でもないです......」
私は、ひとつ咳払いをして心を落ち着けた。
「エレノア? もう『殿下』じゃなくて『レオニス』と呼んでくれ」
彼はそう言っていたが、私の口には「殿下」の方が自然だった。
「エレノア」
「......殿下」
「『レオニス』だよ」
「......レオ......にス......殿下」
「『殿下』を取り除いて」
私は、顔を赤くしながら苦戦していた。
「......レオニス」
「そうだ」
レオニスは、嬉しそうに笑う。
「やっと......」
「......やっと?」
私も、少し笑った。
ーーその時、扉が開いた。
「ご案内いたします」
王宮の侍女が、扉の向こうに声をかける。
そして――一人の女性が入ってきた。
燃えるような赤髪。
シュタインベルク王家に時折現れる、珍しく美しい髪の色だ。
「レオニス様!」
彼女は、レオニスの方を見て、明るい声で呼び出す。
「シュタインベルク王国第二王女、アマーリエ・フォン・シュタインベルクです!」
「......アマーリエ王女、お初にお目にかかります」
レオニスが、丁寧に礼をする。
だが――アマーリエ王女の顔が、突然変わった。
「......え?」
彼女の視線が、レオニスに寄り添うようにして立っている私に向かう。
「......あなたは?」
「エレノア・ヴァルディスです。レオニス殿下の婚約者です」
私は、丁寧に一礼する。
「アマーリエ王女殿下、お初にお目にかかります」
アマーリエ王女は――固まった。
「......婚約者?」
「はい」
「......婚約者!?」
声が上がる。
「なんですって!? 婚約者ですって!?」
アマーリエ王女は、ヒステリックに声を上げる。
「そんなの聞いてませんわ! 聞いてませんわよ!」
王宮内の侍女たちが、互いに視線を交わす。
レオニスは――穏やかに、しかし揺るぎなく答える。
「婚約は、先日正式に内定したばかりですので」
「で、でも......!」
アマーリエ王女は、信じられないように私を見つめる。
その視線は上から下へ。
私の髪色、瞳、体型、ドレス――すべて、見定めるように。
(......普通、じゃない。いえ、むしろ美人......!)
そして、すぐに怒りの表情に変わる。
「......ふん」
アマーリエ王女は、鼻を上げて言う。
「ヴァルディス家の娘ですの? 侯爵家ですのね」
「はい」
私は、冷静に答える。
「......まあ」
彼女は、肩をすくめる。
「でも、私はシュタインベルク王国の王女ですのよ。王女!」
「存じ上げております」
私は、穏やかに微笑む。
「アマーリエ王女殿下。お初にお目にかかります」
もう一度、丁寧に礼をする。
アマーリエ王女は――私の冷静さに、少しだけ勢いを失った。
だが、すぐに振り返り、レオニスに詰め寄る。
「レオニス殿下!」
「......はい」
「私、レオニス殿下と結婚するためにはるばる参りましたのよ! なぜ婚約者がいるのです!?」
「......アマーリエ王女」
レオニスが、静かに言う。
「婚約の件は、結ばれたばかりなのです。通達はまだ行っておりませんでした」
「そ、そんなの......!」
アマーリエ王女は、下唇を噛む。
レオニスは、そのまま私に少し寄る。
自然に。
さりげなく。
「貴国から、アマーリエ王女が御来国についての先触れがあれば、連絡は可能だったかと」
「なっ!」
「なんの連絡もなく、突然いらして突然婚約と言われても困ります。シュタインベルクの王はご存知のことで?」
「あっ、いえ、父は......王は、えっと」
私は、「なるほど」と思った。
レオニスはため息をつく。
なんとか弁明しようと口を開くアマーリエ王女だが、出てくるのは「あー」とか「うー」とかの言葉にならないものだった。
「と、とにかく、先触れがなかったことは、アレですけれど。私が自ら望んであなたを夫にと申しているのです!」
アマーリエ王女がレオニスに近づこうとすると。
レオニスは、私の肩を抱きそれを避けるように移動する。
「......っ」
アマーリエ王女は、キィッと歯を食いしばった。
「......わかりましたわ」
彼女は、強張った笑みを浮かべる。
「でも、そう簡単に諦めませんわよ!」
その宣言に、私は困惑した。
だが――レオニスの腕が、温かかった。
その温もりが、自信につながる。
「アマーリエ王女殿下。ご意向は、理解しました」
私は、穏やかに答える。
「まあっ、なんですの! もうっ」
アマーリエ王女は、ぷんぷんと音が聞こえるのではないかと思えるほどにぷんぷんして、宮殿の方へと歩き去っていった。
アマーリエ王女が去った後。
私は、レオニスと二人きりになった。
「......レオニス」
「ん?」
「......アマーリエ王女殿下、大丈夫かしら」
「大丈夫、か?」
レオニスは、少し驚いた顔をする。
「君自身が、大丈夫か聞かれてもいいのに」
「......でも、わざわざ遠くからいらっしゃったのに婚約者がいてーーだなんて、気の毒で……」
「エレノア」
レオニスは、少し笑った。
「君は、優しいな」
「......そう?」
「ああ」
レオニスは、私の手を取る。
「エレノアは、心配しなくていい」
「......はい」
「私は、エレノアだけを選んだ。それは、これからも変わらない」
その言葉に、胸が温かくなる。
「......ありがとう」
その夜。
私は自室で、マルティナと話していた。
「あの王女......キャンキャンしておいででしたね」
マルティナが、率直に言う。
「......マルティナ」
「何ですか」
「王女様に対して......」
「私はただ事実を申し上げただけです」
マルティナは、しれっと言う。
「レオニス殿下、きっちりお嬢様を守っていらっしゃいましたね」
「......ええ」
「あの王女が近づくたびに、体で遮るように......」
「......気づいていなかった」
私は、少し頬が熱くなる。
マルティナが、満足そうに微笑んだ。
私は――嬉しかった。
レオニスが、私を守ってくれていたのだと。
一方ーー王宮の廊下では。
「......殿下」
カイが、静かに声をかける。
「ああ」
レオニスが答える。
「アマーリエ王女、厄介そうですね」
「......ああ」
レオニスは、ため息をつく。
「このように無作法に来国してきたんだ、相手にする気はないが......迷惑、だな」
「はっきり言いますね。まあでも、エレノア様にはーー迷惑をかけたくないですよね」
「......そうだな」
レオニスは、廊下の窓から遠くを見つめる。
「私は、エレノアが笑顔でいられる限り、何でもいいんだけどな」
「それは難しそうですね」
カイは主の横顔を見つめて、呆れた顔をしてから......微笑んだ。
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