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第二章
第十二話 決着
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シェーレの危機は去った。
新旧聖女のメイナとセツコが、力を合わせ国内にあるすべての瘴気を浄化し終えたのだ。残りは瘴気を通って魔世界からやってきた魔物の駆除。これらは、国内に20ある各兵団が請け負い各地に散らばっていった。瘴気はまた現れるだろうが、とりあえず聖女の仕事はひと段落したのだ。
メイナも、浄化の旅をセツコと共にして、聖女の何たるかを知った。もう、メイナひとりでも聖女の地位を確立できたと言っていいだろう。
一行が王都へ戻ると、城内でも体制の変革が起こっていた。
問題を起こしたただひとりの王子であるヒュピテックは、廃嫡され王子の地位を失った。そして問題の一端を担ったカレンデュラの家、ドモロア伯爵家に婿として入ることになった。
「なんであんたなんかと結婚しなきゃいけないのよ」
「なっ! それはこちらのセリフだ!」
「平民よ? ただの平民。あなたは、へ い み ん !」
「元はと言えばお前が誘惑してきたんだろう!」
「王子のくせに簡単に誘惑されたのはどっちよ!!」
「そ、りゃ、あんな! 胸を押しつけてきたり茶をこぼしたといって股間を撫でたり……そもそも令嬢のすることではないだろう! このっ、アバズレがっ!!」
「はんっ! そのアバズレに乗って喜んでたのは誰よ!!」
「なにぃぃいいいぃぃぃぃ?!!!」
と、ギャーギャーと喧嘩ばかりの毎日。
そもそもドモロア家には男児がいるので後継者には困っていない。そのため、現ドロモア伯が嫡男に爵位を譲ったのち二人は平民として生きることになる。剣の腕も智もないヒュピテックでは碌な仕事に就けないだろう。カレンデュラは淑女教育を受けてはいるが、それで務まる仕事といえば貴族家の幼い子どもの家庭教師だが、平民という身分では召し抱えてもらえない。使用人の下働きがせいぜいである。プライドだけは高い二人は、これからいったいどうやって生活していくのだろうか。ドモロア家と王家の監視がついているので、悪いことはできない。ドモロア伯爵やポプティット王は、親として、二人には真っ当に生きてほしいと願うばかりだった。
「次の王は、パロッティエの子になる」
「公爵家に降嫁したご長女か」
「そうです。私は王位を退き、デメテュルが成人するまでは、現ダビュー公爵に王として立ってもらうことに」
「功績もあるし民からの信頼も厚いのに、王様がおやめになる必要はないのでは?」
「……ありがとうセツコ殿。しかし、子の責任を取らねばならん」
「そう、ですか」
セツコは、責任を取ってもっといい国造りを、と言いかけてやめた。そんなこと、王だってわかっているだろう、と。
事実この王は、表舞台を退いたとしても国の為に働き続けるつもりだ。ダビュー公爵とはまだ面識がないのでどんな人物かわからないセツコだったが、ポプティット王が王位を任せてもいいと思うくらいの人物であるのならこの国は大丈夫だろう、とそう思えた。
そして別れのとき。
セツコは、シェーレを救った大聖女として盛大に送り出される。
「いろいろありがとうセツコさん。いくらお礼を言っても足りないくらいだわ」
「いいえパロッティエさん、私は私のしたいことをしただけですから」
「さすがね聖女様っ!」
「ペネロッペさん……」
「ふふっ。美味しいお菓子とお茶、用意して待っているから……セツコちゃん、また来てね!」
「ええ、ぜひ」
ポプティット王の長女パロッティエと、辺境伯に嫁いだペネロッペは見送りに来ていた。隣国に嫁いだ次女プリッツァと会えなかったことを最後まで悔やんでいたセツコだったが、二人にはまた遊びに来ることを約束して、固く抱擁した。
「セツコさん、ありがとね! あとはあーしに任せて!」
「そうね、メイナちゃん。たくさんのひとを幸せにして、あなたも幸せになってね!」
「うん! ジスさんよりステキな旦那捕まえたら、見せびらかしに行くね」
「ははっ、楽しみにしてるわよ!」
メイナとは同郷ということもあり、滞在中はたくさんの話をし仲良くなった。国内が落ち着いているときには是非遊びに来てほしい、と言って別れた。
「ほんとうに、すごい活躍だったな」
「ズェラシエさん、これからもメイナちゃんのことよろしくね!」
「セツコもいつでも遊びに来てくれ。今度は子どもも連れてな」
「ジェス団長、ありがとうございます!」
「そんときは、そいつは置いてこい」
「俺か? 何故だ。妻と夫は常に行動を共にするものだろう」
「共にし過ぎだお前は! 周りの目も気にせず食事も寝るのも、なぜか風呂もトイレも一緒だし、戦闘中も離れやしない。戦いづらくないのか? あれは」
「んー、ジスに支えてもらっていると、いつもより力が出せる気がするけど」
「そうだろう。夫婦だからな。二人でいれば無敵だ」
「へーへーそうですか」
「はははっ、仲良いことはいいことだ」
「団長……」
シェーレにいる友人を守りたくて、派遣要請を受けて来たセツコ。その目的は見事に達成した。そしてさらにたくさんの人に出会い、大切な人が増えたこの国。ゾゼに帰ってからも、復興を見守って、ときには手助けをして関わっていくことになるだろう。セツコにとって、聖女としても人としても成長できた旅だった。
「じゃあみんな、またね!」
そしてセツコは、来たときと同じようにペガサスに跨り、ジスと共にシェーレをあとにした。
新旧聖女のメイナとセツコが、力を合わせ国内にあるすべての瘴気を浄化し終えたのだ。残りは瘴気を通って魔世界からやってきた魔物の駆除。これらは、国内に20ある各兵団が請け負い各地に散らばっていった。瘴気はまた現れるだろうが、とりあえず聖女の仕事はひと段落したのだ。
メイナも、浄化の旅をセツコと共にして、聖女の何たるかを知った。もう、メイナひとりでも聖女の地位を確立できたと言っていいだろう。
一行が王都へ戻ると、城内でも体制の変革が起こっていた。
問題を起こしたただひとりの王子であるヒュピテックは、廃嫡され王子の地位を失った。そして問題の一端を担ったカレンデュラの家、ドモロア伯爵家に婿として入ることになった。
「なんであんたなんかと結婚しなきゃいけないのよ」
「なっ! それはこちらのセリフだ!」
「平民よ? ただの平民。あなたは、へ い み ん !」
「元はと言えばお前が誘惑してきたんだろう!」
「王子のくせに簡単に誘惑されたのはどっちよ!!」
「そ、りゃ、あんな! 胸を押しつけてきたり茶をこぼしたといって股間を撫でたり……そもそも令嬢のすることではないだろう! このっ、アバズレがっ!!」
「はんっ! そのアバズレに乗って喜んでたのは誰よ!!」
「なにぃぃいいいぃぃぃぃ?!!!」
と、ギャーギャーと喧嘩ばかりの毎日。
そもそもドモロア家には男児がいるので後継者には困っていない。そのため、現ドロモア伯が嫡男に爵位を譲ったのち二人は平民として生きることになる。剣の腕も智もないヒュピテックでは碌な仕事に就けないだろう。カレンデュラは淑女教育を受けてはいるが、それで務まる仕事といえば貴族家の幼い子どもの家庭教師だが、平民という身分では召し抱えてもらえない。使用人の下働きがせいぜいである。プライドだけは高い二人は、これからいったいどうやって生活していくのだろうか。ドモロア家と王家の監視がついているので、悪いことはできない。ドモロア伯爵やポプティット王は、親として、二人には真っ当に生きてほしいと願うばかりだった。
「次の王は、パロッティエの子になる」
「公爵家に降嫁したご長女か」
「そうです。私は王位を退き、デメテュルが成人するまでは、現ダビュー公爵に王として立ってもらうことに」
「功績もあるし民からの信頼も厚いのに、王様がおやめになる必要はないのでは?」
「……ありがとうセツコ殿。しかし、子の責任を取らねばならん」
「そう、ですか」
セツコは、責任を取ってもっといい国造りを、と言いかけてやめた。そんなこと、王だってわかっているだろう、と。
事実この王は、表舞台を退いたとしても国の為に働き続けるつもりだ。ダビュー公爵とはまだ面識がないのでどんな人物かわからないセツコだったが、ポプティット王が王位を任せてもいいと思うくらいの人物であるのならこの国は大丈夫だろう、とそう思えた。
そして別れのとき。
セツコは、シェーレを救った大聖女として盛大に送り出される。
「いろいろありがとうセツコさん。いくらお礼を言っても足りないくらいだわ」
「いいえパロッティエさん、私は私のしたいことをしただけですから」
「さすがね聖女様っ!」
「ペネロッペさん……」
「ふふっ。美味しいお菓子とお茶、用意して待っているから……セツコちゃん、また来てね!」
「ええ、ぜひ」
ポプティット王の長女パロッティエと、辺境伯に嫁いだペネロッペは見送りに来ていた。隣国に嫁いだ次女プリッツァと会えなかったことを最後まで悔やんでいたセツコだったが、二人にはまた遊びに来ることを約束して、固く抱擁した。
「セツコさん、ありがとね! あとはあーしに任せて!」
「そうね、メイナちゃん。たくさんのひとを幸せにして、あなたも幸せになってね!」
「うん! ジスさんよりステキな旦那捕まえたら、見せびらかしに行くね」
「ははっ、楽しみにしてるわよ!」
メイナとは同郷ということもあり、滞在中はたくさんの話をし仲良くなった。国内が落ち着いているときには是非遊びに来てほしい、と言って別れた。
「ほんとうに、すごい活躍だったな」
「ズェラシエさん、これからもメイナちゃんのことよろしくね!」
「セツコもいつでも遊びに来てくれ。今度は子どもも連れてな」
「ジェス団長、ありがとうございます!」
「そんときは、そいつは置いてこい」
「俺か? 何故だ。妻と夫は常に行動を共にするものだろう」
「共にし過ぎだお前は! 周りの目も気にせず食事も寝るのも、なぜか風呂もトイレも一緒だし、戦闘中も離れやしない。戦いづらくないのか? あれは」
「んー、ジスに支えてもらっていると、いつもより力が出せる気がするけど」
「そうだろう。夫婦だからな。二人でいれば無敵だ」
「へーへーそうですか」
「はははっ、仲良いことはいいことだ」
「団長……」
シェーレにいる友人を守りたくて、派遣要請を受けて来たセツコ。その目的は見事に達成した。そしてさらにたくさんの人に出会い、大切な人が増えたこの国。ゾゼに帰ってからも、復興を見守って、ときには手助けをして関わっていくことになるだろう。セツコにとって、聖女としても人としても成長できた旅だった。
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