推しと俺はゲームの世界で幸せに暮らしたい!

花輝夜(はなかぐや)

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1章

⭐︎付きの番外編 精液採取の裏話

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ルイは検査室の机の上に倒れ込んでいた。
アスクが検査を終えた片喰をベッドルームへ連れて行ってすぐのことである。

「あぁ…何してるんだ僕は…」

分厚い資料が今にも崩れて脳天目掛けて降ってきそうになっているがルイは全く気にしていない。
自己嫌悪でそれどころではない。
検査中に片喰の辛そうな視線は何度も感じた。
あれほどの大手術の後、目覚めてすぐのことだ。起き上がるのすらしんどいに決まっている。
ろくな食事もとっておらず貧血で土気色の顔をした患者を自分の不安を解消するために検査のたらい回しにしてしまった。
片喰の血液や唾液の入った試験管を眺めながら大きくため息をつく。
全ての検査準備が終わり、毒耐性の結果が出るのを待つのみだ。あれこれ行動している間は良かった。
やることがなくなりただ待つという行為が発生すると途端に自己嫌悪からの反省会が開催された。

「大体僕はいつもいつも…」

夜特有の胸が詰まるような静けさに纏わりつかれて思考が闇に沈んでいく。
夜は考え事に向いていないといつか何かの患者にアドバイスしたことをぼんやりと思い出し自分自身にも深く刺さった。
嫌悪と闇に抱かれたルイを救うように検査が終了した音声が流れる。
ルイは検査室の奥へ飛んでいった。

「あーやっと出た。えっと…え?」

あらゆる毒への反応、なし。死滅。毒耐性なし。
検査結果から読み取れるのはたったそれだけだった。

「毒耐性が、ない…?じゃあ…え?じゃあ、なんなんだ…?まさか遅効性になってるとか…」

ルイは床にしゃがみ込んで過去の症例やレポートをまとめたファイルを開く。
資料を散らかしてアスクにまた叱られるかもしれないが没頭したルイにそこまで頭は回らない。

「普通に考えてこの花の毒に耐えられない人間が僕の毒に耐えるわけ…」

ふと、ムータチオン・トレラントの資料が目に入る。
最も見たくない、聞きたくない資料だ。
すぐに閉じようとして手が止まる。
片喰の困ったような微笑みが脳裏を這い回った。
片喰はルイを愛してくれている。初対面で、もし前に会っていたとしてもどこで会ったかもわからないような程度とは思えない愛をくれていた。
ただ、それは医者に対しての敬愛や家族愛のようなものだと思っていた。
先程の片喰の涙を見るまでは。

「ムータチオン…まさかね」

ルイは片喰の血液が入った試験管のひとつに自分の唾液を垂らし、軽く撹拌して注射器に入れると部屋の奥に持っていった。
奥にはアスクのおやつであるラインがたくさん飼育されている。
一匹を掴んで注射を打った。
前に実験したときは唾液を入れ切る前にラインは事切れた。
しかし、手の中のラインは元気いっぱいである。

「は…?」

ルイは冷や汗をかいて成分を分析にかける。毒は完全に消えていた。

「え?本当に…?いや、え…?」

特定の人物の属性を無効化するのはムータチオン・トレラントという突然変異種だ。
対象に特別な感情を抱く、対象と関係を持つ、その他様々な要因で苛烈な属性を持つ対象と番になる準備をしていると言われている特殊な進化である。
ルイはその結果を信じられなかった。信じたとして、受け入れることができなかった。

「いや、まだわからない…全部検査しないと」

身体中の毒を全て検査しなければムータチオン・トレラントの確証はない。
ルイは検査室の中を唐突に走り始めた。

「ふぁ~、ドクターまだ起きてるの?てか何してるの?」

「はぁ、はぁ、あ、汗をかいてる」

「はぁ?」

アスクがまだ電気がついてる検査室を覗くと深夜にも関わらずルイがドタバタと走り回って汗だくになっていた。
アスクは哀れむような視線を向けると寝るようにだけ告げて受付の方へと姿を消す。
ルイは気にもせず汗を採取し、そのついでに注射で血液と組織液も試験管や保管容器に入れた。
何度か欠伸をして涙を溜めつつトイレに向かう。

「あとは尿と…胃液いけるかな…」

ひとりであれこれ採取するのは大変極まりない。
紙コップに入れた尿と胃の内容物を検査室で試験管に移し替え、手袋を替えながらルイは他に検査するものがないか考えた。

「あぁ、精液…」

トイレで一緒に採取してしまえば良かったとちらと頭をよぎるが今度はもうトイレまで行くのが面倒くさい。
どうせ検査室に持ってくるのだからどこで採取しようと同じだろう。
ルイは検査室から顔を出してアスクや片喰がいないことを確認すると鍵を閉め、白衣を脱いではめたばかりの手袋を外してどかりと椅子に腰を下ろした。
しかし、採取しようと思って採取できるものではない。
ルイはズボンを少し下ろしてあまりの気分ではなさそうな様子にため息をついた。
患者の精子検査のための成人向け雑誌などを思い浮かべるが全く興味がない。
働く気のない自身に精液は諦めようとズボンを上げる。
採取して終わりではなく今まで採取したものを片喰の混ぜる必要があった。
片喰の血液とルイの血液。
片喰の涙とルイの汗。
片喰の唾液とルイの尿…

「………っ…」

混ぜているうちにやる気がなかったルイのものは起きてズボンをぎちぎちと押し上げていた。

「…何?僕どうしちゃったんだろ本当に…」

片喰が来てからおかしなことばかり起きている。
毎日患者を診るだけだった生活が一変した。
ルイは深く考えるのをやめて精液をサンプルとして採取することに集中する。
ズボンを下ろすと先程までぴくりともしなかったものがやる気に満ち満ちて下着にシミを作っていた。
布越しに指を這わせる。
くすぐったいような快感がゾワゾワと竿を走り抜けて心拍数を上げた。

「はぁ…」

何度か指で焦らしながらなぞる。
無意識に腰に力が入って浮かせようと床を蹴りキャスターのついた椅子がおされて机に当たった。
椅子に腰から背中を預けて体重を足で支える姿勢だ。
今人に見られようなら言い訳もできないような格好である。
カリカリと爪で敏感なところを引っ掻く。
自分で与えた刺激に自分で驚いて椅子が跳ねた。

「あっ…」

下着にシミが広がる。これ以上汚れるとアスクに見つかったときに言い逃れができない。
以前に脱ぐタイミングを失って中で吐精してしまった際はそれが見つかって毒消しや汚れを落とすのが大変だと怒られたものだ。
世話焼きの目をかいくぐるのも大変である。
ルイは腰を上げて下着を下ろす。
やる気がないから諦めようと思ったのが嘘のように反り返って熱を持っていた。
足元に溜まる下着とズボンが邪魔で退けるかを考えながら手はもう始めてしまっている。
左手が皮を引っ張って右手で溢れたぬめりを広げて亀頭を包み込んだ。

「んっ、あ…」

ルイは自分よりも遥かに大きな手で包まれたことを思い出していた。
ピンク色の看板の宿屋で片喰に触られて押し付けられた体温や息遣いを耳元に感じる。
背中で感じた温もりと当たっていた硬さを思い出すだけでルイの腰は射精をするために自分の手に強く押し付けて誘うように動いた。

「あ、はぁ…あ、あっ…」

声が出るタイプなんだなと余裕なく呟いた片喰の声が突然反響し、誰もいないとわかっていながら恥ずかしくなって上の服を咥えて噛む。
一人でするときに声など出なかった。
片喰の手や声を思い出すとどうしようもなく体の芯が疼いて知らぬ間に嬌声が溢れている。
片喰をおかずにすることに一抹の申し訳なさを覚えてルイは必死に別のことを考えようとしたが片喰の笑顔が離れなかった。

「うぅ~、う…」

好きだと困った顔で笑う片喰が浮かんでは消える。
気持ちに応えられないということは決まっているのはずなのに体は片喰を受け入れようと求めていた。
抑えたい気持ちと裏腹に右手はしっかりと握って気持ちいいところを執拗に触る。
片喰に仕込まれたものではない、自分の快楽を得るための慣れた動きだ。
ぐつぐつと精子がのぼってくる気持ちよさに目の前が歪む。
射精感が体を突き上げて足に爪先まで力が入る。
怒張したものが精液を吐くためにビクビクと震えて快感を欲するに呼応にして手の動きは激しさを増す。

「あ、う、う、あ、だめ、いっ…いく…あ、…あっ!?」

そして、快感が絶頂に達する、その寸前にルイは採取のことを思い出した。
このまま出せば精液は腹や服にかかって大変なことになる。
手を止めるがもう出すつもりをしていた体は止まることができない。
じわじわとした快感と射精感が管をのぼってくる。

「あ、あ、あ、やば、あ、漏れ…」

ルイは机の上に手を伸ばす。せめてビーカーかシャーレに入れようと咄嗟に掴んだのは片喰の唾液が入った細い試験管だった。
上手く入るか、入り切るか、倫理的に大丈夫か、様々なことが一瞬走馬灯のように脳裏を駆け巡ったがすぐに思考力は射精感に奪われた。
口の細い試験管を反り返って腹に当たるものに押し当てる。
その瞬間どぷりと勢いのない精液が溢れるように滴る。
抑えきれず漏れ出したものだ。

「うぅっ…」

中途半端に吐精したものは麻痺した中途半端な快楽だけを脳に伝える。
物足りなさにルイは右手で試験管を押し当てたまま左手で激しく扱いた。

「はぁ、は、ぁっ、はぁっ」

精液を吐いたばかりのものはさらに滑りが良くなり敏感に反応する。
試験管の中身が振動で混ざって押し当てている入り口の方に逆流してくる。
ルイの先に当たっているのは自分が漏らした精液と片喰の唾液が混じったものだ。
ルイの心臓が大きく跳ね、足に力が入って体が海老反りになる。
出せよ、ルイと囁いた片喰の声が耳の奥で燻って気持ちよさを煽った。

「あ、ぅあ…いっく、いく…や、出…っ」

快楽が体の奥にぎゅっと縮こまって一気に駆けのぼる。
ビクビクと震えた次の瞬間、今度こそルイは試験管に思い切り射精した。
白く濁った液体が勢いよく試験管に吐き出される。

「うーっ、あ、あー…、あ…」

浮遊感にも感じる快楽が手元を狂わせて照準がずれる。
試験管の半分ほど溜まったところでルイの精液は試験管を外して腹や服に飛び散った。

「あぁ…」

力を失ったものがビクビクと小刻みに震えて射精を終える。
ルイは手に持っていた試験管をかろうじて試験管立てに戻すと椅子から雪崩れ落ちた。
夜の静けさが待ち構えていたかのように舞い戻る。

「本当に…何してるんだ…僕は…本当に…」

ルイは床に大の字になって天井を空虚に見つめる。
汚れた服も着替える気にならない。
片喰に無茶をさせてそれを一体何に使っているというのか。そもそもなぜ片喰に欲情しているのか。
ルイは片喰が見たら千年の恋も醒めるのではないかと思えるほど輝きのない死んだ魚の目で床と恋人になった。
自己嫌悪と反省会が再開される。

「はぁ…もう忘れよう。気の迷いだ。知らない。検査の続きだ」

もう夜明けは近い。この検査は結果を出しておかなければならない。
ルイは試験管をまとめると検査室の奥へと運び込んだ。
結果は知る通りである。説明義務が生まれたルイは片喰に精液採取の詳細を聞かれて心の奥で冷や汗をかくこととなったのだった。
片喰の想像も当たらずとも遠からずで、ルイの誤魔化す力も大したものである。
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