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5話(姿が変わっての学校とまた戦闘です)

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「んぅーくぁぁ」
恒例行事

「さていまは6時30分か、そういえば」
しっぽを確認してみた

「やっぱりある」
うん、やっぱり無くならなかったよ
、とてもフワフワでした

「この耳動かせるのかな」
動物を見ているとぴょこぴょこと動かしているけど
てかそもそもどうやって動かすんだろ

ぴょこぴょこ

「動かせた」
なんか不思議な感覚
本来横にあるはずの耳が、頭の上に付いているのでなんかこう不思議な感覚がした


ちなみに昨日の練習のお陰でそんなに意識しなくても能力を発動できるようになった
なので常時身体強化をしている
さすがに疲れた時はしていないけど


「さて、そろそろ準備しようかな」
現在丁度7時、(30分ケモ耳で遊んでたのか)
なので30分までに出れば間に合う


「朝ごはん食べながらテレビでも見るか」
なにかいいニュースないかな


「今日のニュースです、最近〇〇市である誘拐事件ですが、未だ犯人は捕まっておらず、現在も逃走しているもようです、外出する際は人通りの少ないとこには行かず必ず2人以上で行動するようにしましょう」

「まだやってるんだ、今日は、、まぁ大丈夫やろ」

「そろそろ行くか」


「うんしってた」
予想通り、すんごい目立ってます
軽く自分の身長くらいのしっぽ、ちな自分の身長が100ちょいくらい
そしてケモ耳に白髪幼女目立たないはずがない

「あの人のしっぽ可愛いー」
「能力者かな?」

すいません能力者ですがこのしっぽ能力関係ないんです

「そういえばあの子昨日のニュースにのってた子じゃない?」
「確かにそうかも!」

わーい有名人ーじゃねぇよ、そうじゃん、僕ニュースに載ってたやん
しっぽ、耳があるとはいえ白髪幼女なんてわかりやすいやん

「次はあいつか、少し警戒しないとな」

さて着いてしまった
なぜ嫌そうに言ってるかって?
確定でモフられるからだよ
獲物を見つけた獅子みたいに来るって絶対

「腹を括るか」

ガラガラ

「あ、癒しがご到着ー」
「ふぇ?」
「え?何そのしっぽ」
「まぁどうだっていいだろ、撫でられるところが増えただけだし」
「それもそっか」
「えっ、ちょ、しっぽは、ひゃん/」

やっぱモフられた
2人が耳で3人が頭5人がしっぽをそれぞれモフってる

そこに偶然優太が来た

「ひゃ!ゆ、優太ー助けて」
「すまん暁可愛いものには逆らえないよ」
「へ?」
「ひゃうっ!」

しっぽに1名(優太)追加です

「あの暁」
「にゃに?」
撫でられすぎて声がふにゃふにゃだ
「しっぽで俺の事を包んでくれないか?」
「ふぇ?」
突然撫でていたクラスメイトから言われた

マフラーみたいにすればいいと
「くすぐったいけど、、まぁそれくらいなら」
「やった!」

「ほ、ほら」
自分はしっぽを突き出し近くに来たクラスメイトを包んだ
「すげー、暖かいそれとすげーいい香り」
「んっ///」

「、もう我慢出来ん」
すると包まっていたクラスメイトがしっぽに抱きついてきた
幼女のしっぽに抱きつく高校生って絵面がスゴイけど

「ん//!急に抱きつくな~//」
「はーずっとここに居れる、いい香りだしフワフワで気持ちいいし」

当然一人を許したら「俺も私も」てなる訳でクラスはお祭り状態

一人が包まり2人がしっぽ、一人がミミ一人が頭
タスケテ
くすぐったいわ気持ちいいわでなんとも言えん

ガラガラ

「みなさーんおはようござい、ま、す?」
「あ、、\(^o^)/」
またモフられるんですねわかります

まぁ予想通りモフられました
そのまま1時間ほどモフモフされました
授業?座学だったのでそのままモフる時間になりました

「ちゅかれた」
「お疲れ様」
「どうしてあの時助けてくれなかった」
「小動物や可愛いものはモフりたいだろ」
「畜生め」

「そういえばそうと暁お前能力者だったんだな」
「ふぇ?」
「あのニュース見たぞ、白髪幼女が戦う~てやつ、しかも複数能力者だったんだな」
「さすがにバレるか、あと能力はひとつしかねぇぞ?」
「え?でも複数使う子供って」
とうとうバレてしまいました、しかも恐らくクラスだけではなくこの学校全員知ってるも思います
幸いニュースでは能力名については言っていなかったのでどうってことは無いけど

「それは」
まぁこいつなら言ってもいいか
「自分の能力は」
4日前くらいに起こったことと能力について話した
それとこのしっぽは病院で起きたらあったということも

「そういえばそろそろあの時期だな」
「なんかあったっけ?」
「能力会があるじゃん」
「あ、忘れてた、今まで縁すらなかったし」
能力会というのはいわば体育祭や運動会などで
それの能力バージョン
各学年でリーグをして競う
そして最後に各学年の代表者、リーグで上位3位の人達が乱戦をする
これがとても盛り上がる競技でみんな楽しみにしている
ただし無能力者はそもそも縁がない
出来たとしても雑用くらい

「せっかくこの能力があるし出てみようかな」
「その能力なら先輩も倒せそうだな」
「ちがいねぇ」

キーンコーンカーンコン

「あ、、やっべ!」
「早く急ぐぞ」
「次なんだっけ」
「次は模擬戦闘だな」

何とか遅刻せず間に合った
そして先生にもこの前のことが知れ渡っており模擬戦に参加することが出来た

のだがつまらない、みんな幼女相手だから手加減をしている
身体強化で一気に近ずき武器で攻撃
この攻撃で終わってしまう

手加減しなくていいのに

さすがに面白くないので手加減しなくていい旨を伝えた

やったね
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