異っ地 にぃ 参上

雄MAN

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一章  異っ地 にぃ 参上

5話  草原に参上

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森から出てきて草原についた時まだカラスがいたので
ついてくるのかと思いカラスに「なあ、カラスついてくるのか」と聞いたら

「あぁ、お主らについてくと面白そうだからな」と返してきた

「そうか、じゃあ、よろしく
  ・・ところでお前名前あんのか、毎回カラスじゃな・・・」

というと「えっ、そうか・・・・」となんかモジモジして

「ナマエハナイカラ・・・ッツ・ッツケレ」
と返してきたので(なぜそこまでテンパる)と思いながらカラスを見つめた

(色は白くってってなんで白いのにカラスと思ったんだ
    まぁ今はおいといて、<キュー>がキューだから色も白いし)

これだな

「まず、俺の名前は
山上(サンジョウ)零(レイ)・・<レイ>とでもよんでくれ
 そして、連れの<キュー>だ
(と<キュー>を撫でながら)
 そしてお前の名前は・・<ロク>・・どうだ気にいったか?」

と聞くと<ロク>は嬉しそうに肩に乗り頬ずりをしてきて

「アリガト」

といってきた

「俺も気にいってくれて良かった・嬉しいよ」

と頭を撫でたら<キュー>もきたのでまとめてワサワサワサワサした


ちょいとして<ロク>のことをどうしてカラスと思ったのか聞いてみたら

「カラスだから」といわれ

その後自分とこのカラスとかのことをいっていったら鑑定でなんとなく分かるようになるらしいといわれ鑑定が使い込まれると強さとかも分かるようになるらしい事が分かった

「へーそういうもんなんだ
 自分の強さとかはどうやって分かるんだ」
と聞くと
「ステータスのことだね
 それはコチラの言葉でステータスと念じれば出るよ」

といわれたが、が、が・・・・


「ふぇっ・・・」

間の抜けた返答をしてしまい

「俺話せ無いけど、どうすりゃいいんだ」と聞くと

「鑑定できるのだからコチラの言葉を覚えられると思えば、覚えられると思うイメージが大事だよ」

といわれこれから大変だなぁ
やっていけんのかぁ

まぁなるよにしかならんかぁ


と思いチャリに乗り進もうとしたが


いつの間にか<キュー>と<ロク>の二人は俺のチャリ(マウンテンバイク)のイスを後方へ長く伸ばしソコをカゴのような巣のようなものにして寛いでいた

まぁ、やっぱり
なるようにしかならんなとチャリをコギダシタ
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