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二章 街 にぃ 参上
18話 豊満参上
しおりを挟む<ノブタ>「身分証はこれで良いか
落ち着くまでしばらく我が家にいて良いからね
まぁ ほかにも話しはあるが
まずはお昼だね」
と言い立ち上がった
<レイ>「知らない俺が住んでていいの?」
<ノブタ>「あぁ いいさ
それに知らなくは無いよ
レイ君は転移者のレイ君だろ
さぁ レイ君はお昼まだ食べて無いだろ?」
<レイ>「あぁ まだ飯食って無かったよ」
<ノブタ>「そうか では一緒に食べよう」
<イジュウイン>「従者の方にも伝えておきます」
<レイ>「ありがとう」
俺を住まわせてくれるなんて・・
ノブタさんと俺の二人で食堂へ向かって行った
食堂へ着くと気品溢れる黒髪が艶やかな一人の女性がいた
<ノブタ>「こちらは私の妻のツネコだ
ツネコ
この子は一年位前に転移してきたレイ君だ
しばらく住まわせるよ」
<ツネコ>「はい
初めましてレイ君
ノブタの妻のツネコです よろしくね」
<レイ>「初めまして レイ=サンジョウだ
こちらこそよろしく」
<ツネコ>「大変だったわね
気を張らずにゆっくりとするといいわ
レイ君は若そうだけれど
お年はいくつなの?」
<レイ>「もう少しで13になるよ」
<ツネコ>「あらあら
まだ元服前だっていうのに・・
本当に大変だったわね
知らない所へ飛ばされて不安だったでしょ」
と言い俺を抱き寄せた
ちょうど良く豊満な胸へと抱き寄せられた
豊満な胸は心地良く俺を迎えれくれた
あぁ 久しぶりの人の優しい温もりだ泣きそうになる
<ノブタ>「そうだね 大変だったろうね」
<ツネコ>「そうよ
無理をしなくて良いのよレイ君」
と言い抱き締め直した
あぁ なんて優しい人達なんだろう
隠れていた感情が溢れ出し泣いていた
今まで仲間もできたし無理をしていたつもりも強がっていた訳でも無いと思っていたが無理をし強がっていたのか涙は止めどなく流れ言葉にできないモノが嗚咽と共に溢れ流れ出ていた
扉がノックされノブタさんが了承するとイジュウインさんが入ってきた
<イジュウイン>「旦那様
レイ様の従者の方々をお連れしました」
<ノブタ>「あぁ お待たせしたね
食事を用意したから一緒に食べよう」
<キュー>「一緒に食べていいの?」
<ロク>「ワシ達もいいのか?」
<ノブタ>「あぁいいさ
まぁ 食べやすいように床へ置くがね」
<キュー><ロク>「ありがとう」
抱き締められて泣いていた俺は急に気恥ずかしくなりツネコさんから何事も無かったかの様に
「ありがとう」と伝えて離れた
キューとロクと一緒に食べられるのは嬉しいな
<ツネコ>「いいのよ
レイ君の仲間なんだもの」
<ノブタ>「そうだとも さぁ食べよう」
と言いノブタさんが座るとツネコさんも座り
<ツネコ>「レイ君も隣に座って」
と促された
<レイ>「うん」
と言い喜んで座った
キューとロクは俺の近くへ来て食事を待った
そこへ食事が運ばれてきた
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