顔がイイだけのチャラ男なんて、大嫌いです! 〜カタブツ営業職女子が、美貌の新入社員に堕ちるまで〜

冬島六花

文字の大きさ
14 / 34
第2章 親友の言葉、ラブホの夜、そして二人の変化

2.5.嫉妬を向けられて★(3,604字)

しおりを挟む
 すでに沙月の体温は限界まで上がっていた。白い肌は汗に濡れ、ラブホテルならではの淫靡な照明を受けて艶めかしく光る。  
 絢斗の愛撫に胸が震え、敏感な頂が硬く尖って疼く。下腹部には熱がたまり、潤みきった蜜が太ももを伝った。

(もう駄目。早く……)

 乱れる呼吸。乾きかけた唇から漏れる甘い吐息。  全身が痺れたように熱く、疼きが止まらない。  
 鏡張りの壁に映る自分は、欲望と羞恥に彩られ、どこか他人のように見えた。  

 堪えきれず、沙月は声を震わせた。 

「……お願い、絢斗くん……挿れて……」  

 ささやきは空気よりも熱く、部屋の中を満たしていく。
 噛んだ唇に、ほんの少し滲む血の感覚が、痛いほど鮮やかだった。  

 絢斗の瞳が一瞬だけ鋭く光り、緩んだ唇が小さく開いた。
 彼は低く、ためらいがちな声で尋ねた。

「わかりました……沙月さん、初めて、ですか?」

 その一言に、沙月は顔を真っ赤に染め、反射的に強く否定した。

「ち、違うわよっ!」

 張りつめた声が室内に跳ね返り、彼女の喉を灼いた。 

(な、何を訊くのよ。私の、過去の恋なんか……)

 苦い記憶が胸を過ぎる。数年前、愛した人に裏切られた、あのほろ苦い過去――。

(だめだめっ、もう、昔のことなのだから……)

 動揺を隠すように、沙月は強がった。だが、彼女の叫びは絢斗に違う印象を与えたらしい。絢斗の顔に、ふっと陰りが差した。 
 強い目力に、嫉妬の色がちらつく。引きしまった唇が、感情を押し殺すように固く結ばれる。
 しばらく間を置いて、絢斗は低く、冷ややかに呟いた。

「……なんだ。じゃあ、遠慮はいらないっすね」

「えっ……?」

 沙月の喉が詰まり、目を見開いた。
 絢斗の瞳には、普段の軽さとは違う、熱く鋭い光が宿っている。  
 彼の奥底にひそむ、独占欲と、ほんの少しの苛烈な支配欲。

「沙月さん、俺のを――舐めてください。上手くできたら……ちゃんと、ご褒美、あげます」  

 耳を刺すようなその言葉に、沙月の全身が震えた。喉の奥から甘い熱が込み上げる。  
 白い肌が汗に濡れ、柔らかな胸が呼吸に合わせて上下する。  
 濡れそぼった下腹部からは、恥ずかしいほど蜜が溢れ、太ももを伝う。  

 絢斗のガウンは無造作にはだけ、逞しい体躯を照明に晒している。  
 その強さと、意志の強い視線に見つめられるたび、沙月の全身は火照りを増した。

 鏡には、熱に浮かされたような自分と、揺るがない絢斗の姿。
 甘ったるい香りが部屋を満たし、サテンのベッドが二人の熱を受け止める。

「絢斗くん……」

 小さな声で名を呼ぶ。 
 それだけで、唇が震え、全身に電流が走った。  

 絢斗はベッドの中央に身を移し、ふかふかの枕に背中を預けた。そして試すように、沙月を見つめる。
 ベッドは彼に合わせて柔らかく波打ち、鏡張りの壁がその姿を艶やかに映し出した。
 緩くはだけた白いガウンからのぞく胸筋と腹筋。温かな体温をまといながら、彼は無防備に脚を投げ出し、しなやかな筋肉がほのかに浮かび上がる。

(絢斗くん……すごく、色っぽい)

 沙月の視線は彼に――正確に言うと、彼の雄々しい分身に釘付けだ。黒々とした茂みと、大きく勃ち上がった肉茎。その先端からは透明な液体が滴っている。まるで、獲物を前に涎を垂らし、興奮を抑えきれない猛獣のようだった。
 体の奥で、淫らな期待が膨らみ、胸の奥がきゅうっと締め付けられる。
 
(もうこんなに、熱くて硬い)
 
 そう考えただけで、子宮の奥が甘くとろける。
 
「沙月さん、さぁ、どうぞ」
 
 静かな声に促され、沙月はゆっくりと身を屈めた。
 心臓の音がうるさいほどに高鳴り、膝頭が震える。
 息を呑み、震える指先で、絢斗の中心をそっと掴んだ。  
 熱く、硬く脈打つそれは、掌にずっしりと重みを伝えてくる。 

(これが、私の中に……)  

 想像するだけで下腹がきゅうっと締まり、さらに潤みが増す。  

 絢斗は沙月を見下ろし、唇の端をわずかに持ち上げた。  
 その瞳には、甘さと意地悪な色が溶け合っている。  

「沙月さん……元カレとは、こういうこともしてたんですよね?」  

 ささやくような挑発に、沙月の頬はさらに熱を帯び、羞恥と興奮がないまぜになる。  
 勇気を振り絞り、彼女はそっと先端にキスを落とした。

 すでに滲んだ透明な雫。熱と塩気の匂いが鼻腔をくすぐり、柔らかな唇が先端を包み込む。  
 舌を這わせ、そっと口内に含むと、熱く張りつめた硬さに胸が高鳴った。
 片手で幹を包み、ゆっくりと扱きながら、沙月は必死に奉仕を続けた。

 絢斗の息遣いが徐々に荒くなり、胸板が上下する。
 鏡に映る自分の姿――汗に濡れ、口元を濡らして彼に尽くす姿――に、背筋がぞくりと震えた。

 絢斗の目が細まり、意地悪な笑みを浮かべながら、さらに追い打ちをかける。

「もっと……下品に音を立てて。俺が満足するまで、入れてあげないから」

 からかうような、でもどこか本気の口調。  
 その一言で、沙月の胸がぎゅっと締めつけられ、息を詰まらせた。  

 彼女は素直に従い、唇をすぼめ、ゆっくりと深く咥え込んだ。  
 ジュポ、ジュポといやらしい音がベッドに満ち、舌を這わせるたび、絢斗の身体が震えた。

「はぁ……沙月さん、いい……そのまま……」

 甘やかな喘ぎ。  
 枕に沈む彼の背中がサテンを擦り、わずかに揺れる。  

 沙月の豊かな胸は呼吸に合わせて上下し、尖った乳首がサテンの布越しに敏感に疼く。
 秘めた花はますます熱く湿り、太ももに蜜が伝う感覚に身悶えた。

 絢斗の脈打つ熱を唇に感じるたび、沙月の心も、身体も、彼に絡め取られていく。
 甘い香りが鼻を満たし、扇情的な室内に二人の熱い音が溶け込んだ。

 絢斗は、満足そうに、それでいてどこか残酷に微笑んだ。  

「もっとだよ、沙月さん。俺が本気で乱れるまで、頑張って」  

 その言葉に、沙月の身体は素直に震え、奉仕に熱を込めた。
 恥ずかしさも、ためらいも、もう気にならない。
 求められることが、こんなにも嬉しい――そんな甘い絶望が、彼女を深く染め上げている。
 沙月の唇は、絢斗の中心を深く咥え込む。
 ジュポ、ジュポ、といやらしい音が、ド派手なラブホテルの室内に響き渡った。
 ベッドが二人の重みにふわりと波打ち、鏡張りの壁に映る二人の姿が、さらに淫靡な彩りを添える。
 白い肌には汗が浮かんで、呼吸に合わせて豊かな胸が小刻みに揺れた。

 絢斗の手が小さく動き、沙月の胸をくすぐる。

「んっ……!」
 
 指先が柔らかな乳房を軽く押し、尖った頂をかすめれば、沙月の身体はビクリと跳ねた。

(何よ、絢斗くん、いたずらして……)
   
 だが彼女は、奉仕の手を止めない。唇を震わせ、舌を絡ませ、彼の快感にひたすら応え続ける。
 口内を満たす熱さと、甘く滲む匂い。
 汗と蜜の香りが絡み合い、視界の端で、鏡に映る二人が歪んで揺れた。

「沙月さん……それ、駄目です」
 
 絢斗の息遣いが荒くなる。
 胸板が大きく動き、身体がベッドに沈む様子が、沙月にも伝わってくる。  

「ヤバいっ……沙月さん……イキそう……!」  

 掠れた声で叫んだ彼が、慌てて身体を引いた。――だが、一瞬だけ間に合わず、迸る熱が沙月の顔に降り注ぐ。

「あっ、沙月さん……すみません」
「……もう、謝られても許しません」
 
 戸惑う絢斗を、沙月は睨めつける。
 汗ばんだ肌、艶めく黒髪に絡み、白濁が淫らな装飾となって滴り落ちていく。

「そんな……」
「絢斗くん……信じられないっ!」
 
 首筋を滑る熱い感触に、沙月は目を閉じる。
 しかし、気持ちを落ち着けるために深呼吸すれば、胸の奥から甘い痺れが湧き上がった。

「俺、わざとじゃなくて……でも……今の沙月さん、めちゃくちゃエロいです」

 絢斗が低く呟く。
 普段のチャラさとは違う、情熱と独占欲を滲ませた声だった。

「はぁっ? 絢斗くん、何を言って……」 

 沙月は羞恥に震えながらも、否応なく身体が熱を帯びていく。
 頬が火照り、震える唇に、汗と白濁がじわりとまとわりついた。
 鏡に映る自分の姿――紅潮した肌、絡む黒髪、淫らに乱れた表情――が、心をさらに煽る。
 秘部の熱は強まり、太ももが無意識に擦れ合った。
 
 絢斗の肉棒はふたたび硬くなり、先端から滴る雫が沙月の手を濡らす。
 二人の荒い息が部屋に溶け合い、淫らな空気をより濃密にしていく。
 絢斗は、沙月を見下ろして静かに微笑んだ。

「沙月さん……そんな顔されたら、もう俺……我慢できないっす。沙月さんを、俺にください」

 ささやきかけるような声が、熱く耳にまとわりつく。  
 彼女の全身が、その言葉に応えるように震えた。  

 汗ばみ、濡れ、白濁に彩られた肌。鏡越しに映る、乱れた自分の姿。絢斗の欲望と、沙月の甘い絶望が、静かに夜を燃やしていく。  
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

契約妻のはずが豹変した夫の激愛に浸されています

結祈みのり
恋愛
両親の不仲の影響で、恋愛や結婚に夢のない春華は、約二年前、実家のしがらみから逃れるために大手企業の御曹司・聡と結婚した。親からの結婚の催促にうんざりしていた彼は、同じく自由を求める春華に契約夫婦になろうと提案してきたのだ。お互いを縛らず、周囲に結婚相手を明らかにしない単なる同居人。そんな関係が続いていたある日、ひょんなことから後輩に告白された春華。それを知っても夫の態度はいつも通り――と思っていたら、なんだか独占欲めいたものに変わっていって……!?

あなたがいなくなった後 〜シングルマザーになった途端、義弟から愛され始めました〜

瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの二十七歳の専業主婦。三歳歳上の大輝とは大学時代のサークルの先輩後輩で、卒業後に再会したのがキッカケで付き合い始めて結婚した。 まだ生後一か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。二歳年上で公認会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。 息子の為にと自立を考えた優香は、働きに出ることを考える。それを知った宏樹は自分の経営する会計事務所に勤めることを勧めてくれる。陽太が保育園に入れることができる月齢になって義弟のオフィスで働き始めてしばらく、宏樹の不在時に彼の元カノだと名乗る女性が訪れて来、宏樹へと復縁を迫ってくる。宏樹から断られて逆切れした元カノによって、彼が優香のことをずっと想い続けていたことを暴露されてしまう。 あっさりと認めた宏樹は、「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願った。 夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで…… 夫のことを想い続けるも、義弟のことも完全には拒絶することができない優香。

完結【強引な略奪婚】冷徹な次期帝は、婚姻間近の姫を夜ごと甘く溶かす

小木楓
恋愛
完結しました✨ タグ&あらすじ変更しました。 略奪された大納言家の香子を待っていたのは、冷徹な次期帝による「狂愛」という名の支配でした。 「泣け、香子。お前をこれほど乱せるのは、世界で私だけだ」 「お前はまだ誰のものでもないな? ならば、私のものだ」 大納言家の姫・香子には、心通わせる穏やかな婚約者がいた。 しかし、そのささやかな幸福は、冷徹と噂される次期帝・彰仁(あきひと)に見初められたことで一変する。 強引な勅命により略奪され、後宮という名の檻に閉じ込められた香子。 夜ごとの契りで身体を繋がれ、元婚約者への想いすら「不義」として塗り潰されていく。 恐怖に震える香子だったが、閉ざされた寝所で待っていたのは、想像を絶するほど重く、激しい寵愛で……? 「痛くはしない。……お前が私のことしか考えられなくなるまで、何度でも教え込もう」 逃げ場のない愛に心が絡め取られていく中、彰仁は香子を守るため、「ある残酷な嘘」を用いて彼女を試す。 それは、愛するがゆえに彼女を嫉妬と絶望で壊し、「帝なしでは息もできない」状態へ作り変えるための、狂気じみた遊戯だった。 「一生、私の腕の中で溺れていろ」 守るために壊し、愛するために縛る。 冷酷な仮面の下に隠された、 一途で異常な執着を知った時、香子の心もまた甘い猛毒に溶かされていく――。 ★最後は極上のハッピーエンドです。 ※AI画像を使用しています。

エリート御曹司は傷心の彼女に溢れる深愛を甘く刻み込む

松本ユミ
恋愛
旧題:君に捧げる一途な愛~御曹司は傷ついた彼女を守りたい~ 木下志乃は付き合っていた彼氏を妹に奪われた過去があり、恋愛に消極的になっていた。 ある日、志乃と同じ会社で働いている無口で堅物と言われている経理部課長の小笠原政宗と知り合う。 いろんな偶然が重なり、一緒に過ごす機会が増えた志乃と政宗。 次第に政宗のことが気になり始めるけど、元カレの裏切り行為に心に傷を負った志乃はどうしても一歩踏み出せずにいた。 そんな志乃を「誰よりも大切にする」と言って政宗は一途な愛で包み込み、二人の距離は縮まっていく。 だけど、ひょんなことから政宗がとある会社の御曹司だと知った志乃。 政宗本人からそのことを聞かされていない志乃はショックを受けてーーー。

大嫌い!って100回言ったら、死ぬほど好きに変わりそうな気持ちに気付いてよ…。

菊池まりな
恋愛
25歳の朱里は、同じ部署の先輩・嵩にずっと片想いをしていた。けれども不器用な朱里は、素直に「好き」と言えず、口から出るのはいつも「大嫌い」。彼女のツンデレな態度に最初は笑って受け流していた嵩も、次第に本気で嫌われていると思い込み、距離を置き始める。 そんな中、後輩の瑠奈が嵩に好意を寄せ、オープンに想いを伝えていく。朱里は心の奥で「私は本当は死ぬほど好きなのに」と叫びながらも、意地とプライドが邪魔をして一歩踏み出せない。 しかし、嵩の転勤が決まり、別れが迫ったとき、朱里はついに「大嫌い」と100回も繰り返した心の裏にある“本音”を告白する決意をする――。

【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜

来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、 疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。 無愛想で冷静な上司・東條崇雅。 その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、 仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。 けれど―― そこから、彼の態度は変わり始めた。 苦手な仕事から外され、 負担を減らされ、 静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。 「辞めるのは認めない」 そんな言葉すらないのに、 無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。 これは愛? それともただの執着? じれじれと、甘く、不器用に。 二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。 無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

不遇な令嬢は次期組長の秘めたる溺愛に絡め取られる。

翼 うみ
恋愛
父の会社を立て直す交換条件のため、ほぼ家族に身売りされた形で関東最大級の極道・桜花組の次期組長に嫁入りしたジェシカ。しかし母を亡くして以降、義母と義妹に虐げられていたジェシカは実家を出られるなら、と前向きだった。夫となる和仁には「君を愛することはない」と冷たく突き放される。それでもジェシカは傷つくことはなく、自分にできることを探して楽しんでいた。 和仁には辛い過去がありそれ故に誰のことも愛さないと決めていたが、純真で健気なジェシカに段々と惹かれてゆき――。 政略結婚から始まる溺愛シンデレラストーリー。

『冷徹社長の秘書をしていたら、いつの間にか専属の妻に選ばれました』

鍛高譚
恋愛
秘書課に異動してきた相沢結衣は、 仕事一筋で冷徹と噂される社長・西園寺蓮の専属秘書を務めることになる。 厳しい指示、膨大な業務、容赦のない会議―― 最初はただ必死に食らいつくだけの日々だった。 だが、誰よりも真剣に仕事と向き合う蓮の姿に触れるうち、 結衣は秘書としての誇りを胸に、確かな成長を遂げていく。 そして、蓮もまた陰で彼女を支える姿勢と誠実な仕事ぶりに心を動かされ、 次第に結衣は“ただの秘書”ではなく、唯一無二の存在になっていく。 同期の嫉妬による妨害、ライバル会社の不正、社内の疑惑。 数々の試練が二人を襲うが―― 蓮は揺るがない意志で結衣を守り抜き、 結衣もまた社長としてではなく、一人の男性として蓮を信じ続けた。 そしてある夜、蓮がようやく口にした言葉は、 秘書と社長の関係を静かに越えていく。 「これからの人生も、そばで支えてほしい。」 それは、彼が初めて見せた弱さであり、 結衣だけに向けた真剣な想いだった。 秘書として。 一人の女性として。 結衣は蓮の差し伸べた未来を、涙と共に受け取る――。 仕事も恋も全力で駆け抜ける、 “冷徹社長×秘書”のじれ甘オフィスラブストーリー、ここに完結。

処理中です...