4 / 9
ブラック・マジシャン
しおりを挟む
「自動車学校でのことを語る時が来た。
高校3年生の私」
親父に免許は早くから取れと言われ、高校3年生の夏休み、17歳の俺は自動車学校へと通い始めることになった。
まだ、この時期に自動車学校に通う生徒は少なく、周りは大学生や大人ばかりだった。
18歳には8月前半になるから、その時に仮免の試験を受けることができる。
そして今日は2度目の講義の日。
今日の先生は初めて見る人だ。
窓際の席に座り、ぼんやりと外を眺めていた。
外には大きな木が一本あり、そこにいる蝉が鳴いている。
夏だなぁ。
前の席の人から紙を渡された。
周りを見ると、どうやら先生が紙を配ったらしい。
なるほどね。
1枚だけ取り、残りの紙を後ろの席の人に渡した。
何が書いてあるのか、早速裏返して見る。
???
白紙。
表も裏も白紙。
話を聞いていなかった。
まぁ、これからもう一度くらい説明されるだろう。
慌てることもない。
そして再び外を眺めていると、声が聞こえてくる。
あ!先生喋っとるやん!
蝉の鳴き声より小さい声じゃん!
というかまた聞き逃すとこだったわ!
「木を描いて下さい」
は??
最後の一言だけ聞こえたけど、木を描くってどういうことやねん
意味が分からない
隣の人に聞こうにも、コミュ障だから無理!
木って、、、
そうか!!
この木のことじゃん!
窓の外にある木!!
確かに立派な木だし、樹齢何年とか聞いたような気もする!
窓際の席でよかった!
めちゃ有利やん!!
俺は木を描いた
蝉もついでに描いた
そして先生に提出して、授業が再開した
絵を見て、先生は「大体の人は分かってるね」とか言い出した。
「ちなみに正解は左が青で右が赤、真ん中が黄です」
ん???
なんの話??
青赤黄って、信号機か!!!
あ!!!
木を描いてくださいじゃなくて、信号機の赤青黄を描いてください的な感じだったのか!!
バカやん!!!
俺だけじゃん!
木描いたの!!
関係ないけど、最初の日にいくつかのアンケートとちょっとしたテストの結果では、要注意人物って評価されてるし、これはあかん!!!
こんなミスは本当に要注意人物認定やん!!!
まさにブラック・マジック!!
高校3年生の私」
親父に免許は早くから取れと言われ、高校3年生の夏休み、17歳の俺は自動車学校へと通い始めることになった。
まだ、この時期に自動車学校に通う生徒は少なく、周りは大学生や大人ばかりだった。
18歳には8月前半になるから、その時に仮免の試験を受けることができる。
そして今日は2度目の講義の日。
今日の先生は初めて見る人だ。
窓際の席に座り、ぼんやりと外を眺めていた。
外には大きな木が一本あり、そこにいる蝉が鳴いている。
夏だなぁ。
前の席の人から紙を渡された。
周りを見ると、どうやら先生が紙を配ったらしい。
なるほどね。
1枚だけ取り、残りの紙を後ろの席の人に渡した。
何が書いてあるのか、早速裏返して見る。
???
白紙。
表も裏も白紙。
話を聞いていなかった。
まぁ、これからもう一度くらい説明されるだろう。
慌てることもない。
そして再び外を眺めていると、声が聞こえてくる。
あ!先生喋っとるやん!
蝉の鳴き声より小さい声じゃん!
というかまた聞き逃すとこだったわ!
「木を描いて下さい」
は??
最後の一言だけ聞こえたけど、木を描くってどういうことやねん
意味が分からない
隣の人に聞こうにも、コミュ障だから無理!
木って、、、
そうか!!
この木のことじゃん!
窓の外にある木!!
確かに立派な木だし、樹齢何年とか聞いたような気もする!
窓際の席でよかった!
めちゃ有利やん!!
俺は木を描いた
蝉もついでに描いた
そして先生に提出して、授業が再開した
絵を見て、先生は「大体の人は分かってるね」とか言い出した。
「ちなみに正解は左が青で右が赤、真ん中が黄です」
ん???
なんの話??
青赤黄って、信号機か!!!
あ!!!
木を描いてくださいじゃなくて、信号機の赤青黄を描いてください的な感じだったのか!!
バカやん!!!
俺だけじゃん!
木描いたの!!
関係ないけど、最初の日にいくつかのアンケートとちょっとしたテストの結果では、要注意人物って評価されてるし、これはあかん!!!
こんなミスは本当に要注意人物認定やん!!!
まさにブラック・マジック!!
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ
零
BL
鍛えられた肉体、高潔な魂――
それは選ばれし“供物”の条件。
山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。
見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。
誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる